2018年のバレツタ久美さん殺人事件の犯人とされる高橋伸明容疑者がついに逮捕されました。
この記事ではバレツタ久美さんの出身や国籍、親などの家族、年齢、ミスユニバース出場の経歴や仕事、彼氏と報じられた高橋伸明容疑者との関係や結婚、事件の概要と殺人の動機と死因についてまとめました。
この記事の目次
バレツタ久美さんは2018年の六本木の高級マンション殺人事件の被害者

バレツタ久美さんは、2018年10月(11日〜12日の間とされる)に東京都港区六本木の高級マンションの一室で、鉄アレイで頭部を殴打され破壊されるという凄惨な形で命を奪われた当時29歳だった女性です。
犯人とされたのは、彼氏だったとも報じられている高橋伸明容疑者(逮捕当時47歳)で、犯行の直後にマレーシアへと逃亡し国際指名手配されていました。そして高橋伸明容疑者は2025年に現地警察に拘束され、事件から約7年半が経過した2026年4月25日、日本へと移送され逮捕されるに至りました。
この記事では、このあまりに凄惨な殺人事件の被害者であるバレツタ久美さんの年齢や出身、国籍、親などん家族から、ミスユニバース出場歴という輝かしい経歴。そして、彼氏と報じられている高橋伸明容疑者との実際の関係や結婚、高橋伸明容疑者がバレツタ久美さんを殺害した動機と悲惨な死因に至るまでを、現在までに報じられている内容をもとに詳しくまとめていきます。
バレツタ久美さんの年齢や出身と国籍について【ハーフ】

事件の被害者となったバレツタ久美(ばれつた・くみ)さんは、事件が発覚した2018年10月の時点で年齢は「29歳」でした。
20代最後の年という、一般的に女性としてキャリアやプライベートにおいて最も充実し、また様々な人生の選択を考える時期に、その尊い命は突然奪われてしまいました。
バレツタ久美さんの出身地は公開されていませんが、報道によれば事件当時の住所は神奈川県横浜市青葉区梅が丘となっており、閑静で落ち着いた住宅街に母親ら家族と居住していたと見られており、神奈川県横浜市が実家であり出身地である可能性が高いと見られています。
特に、青葉区周辺は都心へのアクセスが良く、洗練された街並みが広がるエリアとして知られており、バレツタ久美さんは一定の良好な生活水準の環境で育ったとみられています。
そしてバレツタ久美さんのアイデンティティを語る上で欠かせないのが国籍です。バレツタ久美さんは、日本とアメリカの二重国籍を保有していた事がわかっています。
発表によると、高橋容疑者は2018年10月11~12日頃、港区六本木のマンション自室で、日本と米国の二重国籍を持つ、横浜市青葉区のバレツタ久美さん(当時29歳)の頭部を鈍器で殴り殺害した疑い。
日米両国のルーツを持ついわゆるハーフとして生まれ育ち、幼少期から多様な文化や価値観に触れる国際的な生い立ちを持っていたと推測されています。
SNSなどでも英語を用いた発信が行われており、外見的にもハーフらしいエキゾチックな顔立ちをしていました。日本と海外の両方の視点を持ったグローバルな感覚の持ち主であったバレツタ久美さんは、周囲からも「ハーフの美人」として注目される存在だったとされています。
バレツタ久美さんの親など家族について

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バレツタ久美さんの家族構成については、日米のルーツを持つ両親のもとに生まれたことが分かっていますが、兄弟姉妹などの詳細な情報はプライバシーの観点から明確には報道されていません。
しかし、この事件において最も深く傷つき、無念の思いを抱き続けてきたのが彼女の母親であり、これまでに弁護士を通じて複数回コメントを発表しています。
まず、2018年10月、事件発覚の端緒となったのは、母親からの「娘と連絡が取れない」という警察への相談でした。母親の通報を受けた警察がマンションの室内に入ったとき、すでに彼女は凄惨な遺体となって横たわっていました。
2026年4月に容疑者がついに逮捕された際、母親は、弁護士を通じて、「娘に毎日会いたくてたまらない気持ちと同時に、容疑者に対して怒りと憎しみを抱えて過ごした7年半でした。極刑を強く望みます」とコメントを発表。
また、「娘が戻ってくるわけではない現実に、改めて深い悲しみを感じている」とも語っており、家族にとっては事件の日から時計の針が止まったままであることが伝わります。
バレツタ久美の経歴や仕事…「ミスユニバース」への出場経験

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バレツタ久美さんの経歴については詳しい事は明かされていませんが、2011年のミスユニバース・ジャパンへの出場歴がある事がわかっています。
ウェブ上には、2011年のミスユニバース・ジャパンのファイナリスト選考会の記録が確認できます。その後、バレツタ久美さんがファイナリストに選ばれたという情報は確認できませんが、当時の写真はそのまま掲載されていました。(上の画像)
ミスユニバースといえば、単なる外見の美しさだけでなく、知性、感性、人間性、そして国際的なコミュニケーション能力が厳しく問われる世界的な美の祭典です。日本代表の候補となるレベルまで進出したということは、バレツタ久美さんが外見のみならず内面的にも自立し、強い意志を持った洗練された女性であった事がわかります。
当時のバレツタ久美さんが、その美貌と国際的な感覚を活かして活動していた経歴を持つ事が窺えます。
なお、一部のウェブサイトでは、バレツタ久美さんの経歴について、職業はWebデザイナーであり、クリエイティブな分野で才能を発揮しつつ、モデルとしても活動していたなどと書かれていますが、大手メディアでそのように報じているものはなく真偽不明の情報だと言えます。少なくとも事件当時の報道では、バレツタ久美さんは「職業不詳」と報じられていました。
バレツタ久美さん殺人事件の犯人とされる高橋伸明について

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ミスユニバース出場歴という華やかな経歴を持つバレツタ久美さんの運命を大きく狂わせたのが、この事件で殺人の容疑で逮捕された高橋伸明(たかはし・のぶあき)容疑者でした。
2026年4月の逮捕時点での年齢は47歳、事件当時は39歳〜40歳の男でした。
高橋伸明容疑者は、一般的なサラリーマンなどではなく、六本木の裏社会に深く根を下ろした危険人物でした。
表向きは六本木界隈で複数の飲食店を経営し、顔の広い実業家として活動していましたが、その実態は準暴力団(半グレ集団)である「チャイニーズドラゴン(怒羅権)」と深い関わりを持つ中心的なメンバーだったと報じられています。
背中には組織への忠誠や武闘派であることを誇示するかのような龍の入れ墨が彫られており、怒ると手がつけられない凶暴な性格として周囲から恐れられていたとされています。
高橋伸明容疑者の凶悪な経歴は今回の事件にとどまりません。2014年には、自身の経営する店を訪れた外国籍の男性客とトラブルになり、刃物で刺すという殺人未遂(傷害)事件を起こして逮捕されています。
その際も彼は事件直後に海外へと逃亡しており、「キレたら何をするか分からない」、「平気で海外に逃げる」という悪質な前科と習性を持っていた事が明らかにされています。
バレツタ久美さんと高橋伸明の関係…「彼氏」報道や結婚について

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事件に関する報道では、バレツタ久美さんの彼氏が高橋伸明容疑者であったとされています。
バレツタ久美さんと高橋伸明容疑者は、事件の約4ヶ月前である2018年6月頃から交際を始めたとされており、高橋容疑者は周囲の友人に「ハーフのかわいい彼女ができた。相性がいい」と自慢げに語っており、端から見れば年の離れた彼氏と彼女の関係に見えていたようです。
当時のバレツタ久美さんは29歳。世間一般的には結婚を意識し始める年齢でもあります。ネット上の一部では、婚約指輪をめぐる話題などが関連ワードとして囁かれることもありましたが、実態としての2人の関係は、愛に溢れた結婚を前提とするような甘いものではなかったようです。
バレツタ久美さんの母親は、高橋伸明容疑者の逮捕後に弁護士を通じて声明を出し、警察の「交際相手」という表現に強く反論し、「交際関係ではなく、支配されていました」と語っています。
さらに、「女性自身」も、バレツタ久美さんの友人による、高橋伸明容疑者がバレツタ久美さんの彼氏だとする発表を強く否定する証言を掲載しています。
一部では「交際トラブル」と報じられたが、バレツタさんの友人はこれを真っ向から否定する。
「そもそも交際関係などありません。クラブで店の関係者に紹介されただけの相手で、その日のうちに無理やり性的関係を強いられたと聞いています。彼女は、薬物を使用されたとも言っていました。ずっと高橋容疑者を恐れていたんです」
高橋容疑者は一方的に「恋人関係」と思い込み、執拗に連絡を取り続けたという。
少なくとも、バレツタ久美さんに対して高橋伸明容疑者が強い凶暴性を発揮した事は犯行の様態から見ても明らかです。
高橋伸明容疑者の強い独占欲や執着心、そして些細なことで激高する暴力的な性質により、バレツタ久美さんは日常的に脅かされ、心身ともに追い詰められていたと考えられます。
事件直前の10月3日には、バレツタ久美さんは友人に対して「彼氏から逃げないといけない」という切迫したSOSのメッセージを送っていました。
親しい友人によりますと、バレツタさんは今年6月ごろから現場の部屋に住む40代の男性と交際を始めたということですが、その後、今月3日に「彼氏から逃げないといけない」とメッセージを送っていたことが分かりました。
「彼女、殴られたことあります。(Q.どういう状況だった?)(顔が)めちゃくちゃだった、歯をなくすほど(殴られた)。(バレツタさんが)『彼を怖がっている』と言っていた、『別れたい』と」(バレツタさんの友人)
さらにバレツタ久美さん自身のSNSにも、精神的な苦悩や人間関係の破綻を強く暗示する意味深な投稿が残されていた事がわかっており、彼女自身がこの異常な支配関係から決別し、逃げ出そうと必死にもがいていたことが窺えます。
〈Fake people don’t surprise me anymore, loyal people do. Where is loyal people?〉(編集部訳:裏表のある人間には、もう驚かなくなった。でも、誠実でいてくれる人に出会うと、心底驚いてしまう。そんな人は、一体どこにいるのだろう?)
この投稿から数日後、バレツタさんは亡くなった。「Fake people」という言葉は暗に、高橋容疑者のことを指していたのかもしれない。
バレツタ久美さんが殺害された殺人事件と死因
バレツタ久美さんが殺害された殺人事件は、2018年10月11日から12日頃にかけて発生しました。
現場となったのは、東京都港区六本木駅から徒歩5分の好立地にある高級賃貸マンション「六本木DUPLEX M’s(デュープレックスエムズ)」の4階、メゾネットタイプの部屋です。
この部屋の家賃は約20万円〜40万円とも報じられており、高橋伸明容疑者が生活の拠点としていた場所でした。
同年10月18日、連絡が取れないことを心配した母親からの相談を受けた麻布署の警察官がマンションの室内へ踏み込みました。そこで発見されたのは、シーツにくるまれた状態のバレツタ久美さんの変わり果てた遺体でした。
室内のベッド脇の床には、凶器として使われたとみられる血の付いた鉄アレイが転がっており、現場の凄惨さを物語っていました。
バレツタ久美さんの死因は「重度の頭蓋骨骨折に伴う脳の損傷」
バレツタ久美さんの死因は、重度の頭蓋骨骨折に伴う脳の損傷と発表されています。
司法解剖の結果、死因は頭蓋骨(ずがいこつ)骨折に伴う脳の損傷と判明。頭や顔には物で殴られたような複数の傷があり、死後数日から10日ほど経過していた。
部屋に置かれていた重い鉄アレイ(ダンベル)を凶器として用い、頭部や顔面を容赦なく複数回にわたって殴打するという、極めて残忍で冷酷な手口でした。
その遺体の損壊状況は目を覆うような凄惨なものだったとも言われています(公式な発表は脳の損傷です)。
バレツタ久美さんを殺害した高橋伸明の動機
高橋伸明容疑者は逮捕後、「今は何も話すことはありません」と否認・黙秘を貫いていると報じられており、バレツタ久美さんを惨殺した動機は現在も明らかにされていません。
動機は不明ながら、頭部を徹底的に破壊するという行為には、単なる衝動を超えた、強烈な執着や歪んだ愛憎、そして「自分の思い通りにならないなら破壊してやる」という異常な独占欲が見て取れます。
そして、「女性自身」に掲載されたバレツタ久美さんの友人の証言では、高橋伸明容疑者はバレツタ久美さんのSNSへの投稿を自分への侮辱と曲解した事が動機となり、激昂し、拉致、監禁と膀胱の末に殺害した事が示唆されています。
「そして、たまたま目にしたバレツタさんのSNS投稿を『自分への侮辱』と曲解しました。これに腹を立て自宅に連れ込み、監禁・暴行の末、殺害に及んだといいます」
バレツタ久美さんを殺害した高橋伸明が逮捕されるまでの経緯

高橋伸明容疑者は、バレツタ久美さんを惨殺した直後、自首することなく即座に逃走を図りました。
事件直後の10月13日、この男は関係者に電話で「俺、やっちゃいました。六本木の事件で。すみません、自首の決断はできないです」と言い残し、およそ1000万円もの逃走資金を持って成田空港からマレーシアへと国外逃亡した事がわかっています。
2014年の殺人未遂事件と同様に、都合が悪くなれば海外へ逃げるという身勝手な手口を繰り返したのです。
警視庁は2019年6月に殺人容疑で逮捕状を取得し、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際指名手配を行いました。しかし、海外に逃亡した殺人犯が検挙される確率は統計的に非常に低く(現状として約90%以上が逮捕されていない)、事件は長期化の様相を呈しました。
高橋伸明容疑者はマレーシアを拠点に、タイの警察関係者との親密な写真をSNSにアップするなどしており、東南アジアの裏社会ネットワークを駆使して潜伏生活を続けていたとみられます。
しかし、逃亡生活にもついに終止符が打たれます。2025年6月、マレーシアの現地当局から「高橋容疑者の身柄を拘束した」との連絡が警視庁に入りました。薬物所持や不法滞在などの疑いで現地の捜査対象となったことがきっかけとみられます。
日本とマレーシアの間には犯罪人引渡し条約は結ばれていませんが、現地当局の自発的な強制退去協力により、2026年4月25日、高橋容疑者は日本へ強制送還されることになりました。
移送中の航空機内で警視庁捜査1課により正式に逮捕状が執行され、成田空港に到着した高橋伸明容疑者は、報道陣のフラッシュとカメラに囲まれました。
しかし、反省の色を示すどころか、厳しい表情で報道陣を睨みつけ、「帰れ!帰れお前ら!もういいだろそろそろよ!」と怒鳴り散らす場面が全国に放送され、その凶暴で反省のない本性が世間の目に晒されることとなりました。
まとめ
今回は、2018年に六本木のマンションで惨殺されたバレツタ久美さんについてまとめてみました。
バレツタ久美さんが殺害された殺人事件は、過去にミスユニバース出場歴もある華やかな経歴を持つ若い女性が、裏社会に通じる男の凶悪な暴力性によって命を奪われるという凄惨な事件でした。
バレツタ久美さんが事件直前に発していた「SOSサイン」を、もし警察や周囲がより深刻な形で受け止め、保護する介入ができていれば、あるいは防げた事件だったのかもしれません。
この事件は、結婚や交際関係下でのDV事案における被害者保護のあり方や、半グレ集団による交際相手への異常な支配の危険性を強く示しています。
8年という時間を経て、ついに犯人とされる高橋伸明容疑者が逮捕されました。しかし、バレツタ久美さんがこの世に戻ってくることはなく、母親ら家族の「時間が止まったまま」の苦しみは癒えることはありません。
今後は法廷の場において、沈黙を続ける高橋伸明容疑者の口から動機などの真実が語られるのか、そしてこの非道極まりない犯行に対してどのような裁き(遺族が望む極刑など)が下されるのかに注目が集まっています。

















