「Dr.コトー診療所」で知られる人気漫画家の山田貴敏さんの過去の入院や病気が話題です。
この記事では山田貴敏さんの交通事故での入院や休載理由の病気、結婚、現在騒動になっている女性との酒席トラブル、コトーの新作発表に向けて始動した事などについてまとめました。
この記事の目次
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)のプロフィール
山田貴敏のプロフィール
生年月日:1959年3月4日
出身地 :岐阜県岐阜市
山田貴敏さんはドラマ化もされた大ヒット漫画「Dr.コトー診療所」などで知られる人気漫画家です。
山田貴敏さんは岐阜県岐阜市の出身で、岐阜県立長良高等学校を経て中央大学商学部へと進学。大学では漫画研究会に入り、4年生の時に「二人ぼっち」という短編作品で「講談社新人漫画賞」の佳作、続く「マシューズ -心の叫び-」という短編にて同賞入選を果たし、プロの漫画家としてデビューしました。
その後は、「週刊少年マガジン」にて、「風のマリオ」、「エクシス」などの作品を連載後、「週刊少年サンデー」に移籍し、「マッシュ -時代より熱く-」、「アクシデンツ -事故調クジラの事件簿- 」などの連載を経て、2000年に「Dr.コトー診療所」の連載をスタートさせ、これが大ヒット作となります。
山田貴敏さんの代名詞的作品となったDr.コトー診療所は、単行本の累計発行部数が1200万部を超え、吉岡秀隆さん主演のテレビドラマも大ヒット。2004年の「第49回小学館漫画賞」の一般部門を受賞するなど、国民的人気漫画となりましたが、2010年を最後に休載となり、2023年2月の現在も連載は再開されていません。
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)は事故で入院も話題に
山田貴敏さんの代表作である「Dr.コトー診療所」は、2010年を最後に長期休載状態です。
10年以上にわたって大人気作である「Dr.コトー診療所」の連載が再開しない事から、ネットの噂では、山田貴敏さんの死亡説や病気説、入院説などが囁かれています。
山田貴敏さんの死亡はもちろん事実ではないのですが、病気や入院説についてはいくつかの事実が噂の発端になっているようです。
山田貴敏さんは、2018年3月にタクシーに乗車中に交通事故に遭い、前歯が6本(プラス差し歯1本)折れて脊椎も損傷する大怪我を負い3ヶ月半入院されています。山田貴敏さんはこの事故での怪我が原因で股関節などに後遺症が残り身体障害者手帳も所持されているという事です。
タクシーに乗っていたら事故に遭って、それで前歯が6本折れて脊椎も痛めて、3ヶ月半ぐらい入院しました。身体障害者手帳も持ってるんです。
山田貴敏さんは、この事故の後、入院中にCBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」に電話出演されていて、この時に事故の詳細や自身の怪我の状態について詳しく話されています。
この時の山田貴敏さんの話によると、乗車したタクシーが信号を見落として赤信号の交差点に進入してしまい、左から走行して来た別のタクシーに追突する事故だったという事です。
山田貴敏さんは、この事故で脳震盪を起こし一時は意識が飛ぶも、駆けつけた救急隊員の声で我に返った事や事故直後は左手が痺れて動かなかった事なども、このラジオ出演時や事故後に更新したインスタグラムで明かされています。
実際は歯医者さんに行って360度レントゲンを撮ると6本折れていることが分かり、さらに差し歯が1本取れたので7本被害を受けてしまい、今日も4時間歯医者に行って手術をするのだそうです。さらに脳震とうを起こした上に、救急車に乗せられた時は左手がしびれて動かず、病院で「指が見えますか?」という問いに対して、1本の指が2本見える状況だったそうです。
脳震盪を起こして記憶が一時飛びました。
*
救急車の隊員の声で我に返り、
左手が痺れて動かないことがわかりました。
すぐに首を固定されて、救急病院へ。
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)の病気も話題に
出典:https://cdn.job-medley.com/
山田貴敏さんのタクシー事故での入院は、2018年の事なので「Dr.コトー診療所」の休載とは直接関係はありません。(Dr.コトー診療所の休載は2010年から)
山田貴敏さんがDr.コトー診療所を長期休載している理由は長らく治療を続けている別の病気のようです。
山田貴敏さんは2011年12月に公式ブログで初めて、実は病気を患っていてこの時点で1年以上治療を続けている事を明かされています。
ただ、どのような病気を患っていたのかは明かされておらず、この時にまでは編集者や家族にしか病気の事実を知らなかったという事でした。
私山田貴敏は、ある病気を患っており、その治療を一年以上にわたって行ってまいりました。
このことは、編集者、家族しか知らないことで、
無論同業者にも伝えておりません。
その後、2022年にウェブメディアのインタビュー記事の中で、病気の具体的な内容を少しだけ明かされています。
それによれば、山田貴敏さんは最初は、眼瞼(がんけん、まぶたの事)の健が切れて目が開けられなくなる病気を患い7度も手術を受けていたようです。かなりの激痛で目から血の涙が流れるような事もあったそうです。
さらに、指の第一関節が変形し曲がってしまう原因不明の病気「へバーデン結節」も患っている事も明かされました。こちらも何度も手術を受けており、現在も痛み止めの注射を定期的に打ってもらっているという事でした。
まず眼瞼の腱が切れて目が開けられなくなってしまって、7回くらい手術をしました。もう激痛で、マンガで描かれるような血の涙が流れて、痛みに耐えることで疲労してしまって。それと、ヘバーデン結節っていう症状が今もあります。手の関節が曲がって激痛が走って、ペンどころか箸も握れないんです。何回も手術を受けていて、今は2ヶ月に1回痛み止めの注射を打っています。
山田貴敏さんが自身の病気について明かされたのは上の内容ですが、どうやら別の病気でも入院や手術を受けられた事があるようで、何人かの仲間の漫画家の方がそれについてのツイートをされています。
山田貴敏先生が病気入院中、集中治療室まで原稿催促に潜入してきた編集者が病院から出入り禁止になったって話も聞きましたw
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) July 1, 2016
そういや山田貴敏師匠が昔入院した時、担当が小さいテーブルを持ってきてベッドの上に置き、
— 武村勇治 (@takemurayuuji) August 27, 2018
「これで原稿描けますよね?」
と言って帰っていったらしい。
編集酷い!って気持ちにはならず、
あーすごいプロフェッショナルな話だなーと、まだアシスタントだった自分には羨ましい話だった。
漫画家というのは身体を酷使する職業である事に加えて、「Dr.コトー診療所」は医療ものという事もあって、山田貴敏さんは専門的な資料の読み込みにかなりの労力を費やされていたようです。そうした苦労が積み重なって疲労が蓄積し、いくつかの病気や身体的なトラブルが頻発するような状態になってしまったようです。
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)の結婚
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「Dr.コトー診療所」の映画版では主人公のコトー先生(五島健助)とヒロインで看護師の星野彩佳さんが結婚する展開となり話題です。
一方、漫画の原作者である山田貴敏さんは、現在までに自身の結婚について明かされた事はありません。
山田貴敏さんが結婚されているのか独身なのかは不明ですが、よく出演されているラジオ番組「つボイノリオの聞けば聞くほど」で、「僕の周りにいるのは猫だけですから。」と発言されていた事があるため、結婚はされておらず猫達と暮らしている可能性が高いようです。
ちなみに、山田貴敏さんは大の動物好きで知られていて、猫を8匹と亀を4匹飼われているそうです。
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)の現在① 週刊誌で酒席トラブル報道
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2023年1月17日、写真週刊誌「FLASH」(2023年1月30日号)が、山田貴敏さんがある芸能関係の女性とトラブルになっている事を報じました。
記事によると、山田貴敏さんは東京三鷹で開かれた漫画家の原画展とトークイベントに参加。山田貴敏さんは、このイベントのアシスタントをしていたA子さん(元レースクイーンでYouTuberの「いただき不二子」と判明)の事を気に入り、イベント終了後に、A子さんとイベントMCを担当した別の女性(アイドルで漫画家の小野さゆりさんと判明)と3人で居酒屋へと繰り出したのだそうです。
そして、(あくまでもA子さんの主張によれば)山田貴敏さんは泥酔状態になり、A子さんに執拗にキスやハグを迫り、「俺と付き合おう」などと連呼し始めたのだとか。
さらに、山田貴敏さんはA子さんのパンストを破り、その穴から指を入れる行為にも及んだそうです。
山田貴敏さんはその後、もう1人の女性とタクシーに乗って帰宅。パンストが破れた状態で取り残されたA子さんは、この事を不満に思って破れたパンストの写真を知人に送り、弁護士(ネットの有名人である唐澤貴洋弁護士)にも相談し、大きな騒動に発展したのでした。
「A子さんによると、山田先生はかなり泥酔した状態で、A子さんに対して執拗にキスやハグをせがんだうえ『俺とつき合おう』と連呼したそうです。そしてA子さんのパンストをビリビリに破き、破れた穴に指を入れてきたそうです。二次会が終わると、山田先生はMCの女性とタクシーに乗り込み、A子さんはパンストがビリビリに破れた状態で一人取り残された。傷つき、怒りを感じたA子さんは、パンストの写真を知人に送り、相談をしました」(イベント関係者)
しかしその後、「週刊女性PRIME」が山田貴敏さんを擁護する内容の記事を発表しています。
こちらの記事では、このトークイベントの仕切りを担当したマジシャン兼イベンターのアレスさんの証言が紹介されています。
アレスさんは山田貴敏さんはイベント中には酒ではなくお茶を飲んでおり、イベント中から酔っていたという「FLASH」の記事内容は誤りであると説明。
また、アレスさんは、山田貴敏さんは2018年の交通事故の影響で杖をつかなくてはならないなど、体調が思わしくないと説明され、居酒屋でも泥酔して記事にあるようなトラブルを起こすとは考えづらい事を示唆するような証言をされています。
「報道では山田さんはトークイベント中からひどくお酒に酔っていたと書かれていますが、イベント中はお茶しか飲んでいません。それに彼はかつての交通事故の後遺症で杖をついて移動するほど体調も優れない状態。いろいろ誤った情報が報道され山田先生は精神的に参ってしまっています」(アレス氏)
引用:『Dr.コトー診療所』原作者・山田貴敏氏の酒席トラブル「タクシー代がもらえなくて腹が立ち…」同席者が語った“被害女性の本音”
さらにこのアレスさんは、Aさん(被害にあったと主張する女性、FLASHの記事ではA子さん)とも確認のために連絡を取って直接事情を聞き、証人として、当日一緒にいたBさん(イベントMCを務めた女性)からも話を聞かれています。
そして、アレスさんは、Aさんから、この騒動を起こした理由は「(山田貴敏さんから)タクシー代1万円もらえずに腹が立った」ために、破れたパンストの写真を周囲に送りつける事で、山田貴敏さんから何らかの利益を得ようと考えた事だったと聞いたと明かしています。
「Aさんは私に“タクシー代の1万円をもらえなかったのが腹がたった”と打ち明け、破れたパンストの写真をイベントに参加した人や、彼女の知人に見せて山田さんを非難することで、なにかしらの利益を得ようと考えていたようです」(アレス氏)
引用:『Dr.コトー診療所』原作者・山田貴敏氏の酒席トラブル「タクシー代がもらえなくて腹が立ち…」同席者が語った“被害女性の本音”
さらに、アレスさんはBさんからは、居酒屋では山田貴敏さんの方からではなく、むしろAさんの方から山田貴敏さんに対してボディタッチをするなど積極的に絡んでいた事を聞いたそうです。
「打ち上げでは、山田さんからAさんに対してセクハラと言える行為はなく、むしろAさんは自分から山田先生の隣に座ってボディタッチを行うなど積極的に絡んでいたと聞いています」(アレス氏)
引用:『Dr.コトー診療所』原作者・山田貴敏氏の酒席トラブル「タクシー代がもらえなくて腹が立ち…」同席者が語った“被害女性の本音”
さらには、タクシー代の件についても、山田貴敏さんは現金を持ち合わせていなかったために、Aさんに「一緒にタクシーで送る」と提案したそうなのですが、Aさんは「家が逆方向だから」とその提案を断って、その場では手を振って別れていた事などもBさんから聞いたと話されています。
「帰りがけ山田さんが“普段現金を持ち歩かない主義で持ち合わせがないから一緒のタクシーで送る”と言ったところAさんは“方向が違うから”と断り、山田さんとBさんが乗るタクシーに手を振りながら見送っていたそうです」(アレス氏)
引用:『Dr.コトー診療所』原作者・山田貴敏氏の酒席トラブル「タクシー代がもらえなくて腹が立ち…」同席者が語った“被害女性の本音”
こうした第三者の証言が出た事から、ネット上では、山田貴敏さんは金銭目的の美人局被害に遭い、その収拾に失敗した結果大きな騒動へと発展したのではないかと推測する声が広がっています。
また、これは山田貴敏さん本人の証言ですが、ストッキングの件については、Aさんがふざけて海苔巻きを自分の口の中にどんどん突っ込んでくるのを制止しようとして、「やめなさい」と言って元から電線していたストッキングを軽く引っ張った結果破れてしまったのが真相だと説明されています。
彼女はふざけて、海苔巻きを私の口にどんどん突っ込んできたんです。だから私も『やめなさい』と言って、元から伝線していたパンストを指でピッと引っ張った。でも、それもけっして強い口調ではありませんし、彼女が周囲に送っている写真ほど破いていません
山田貴敏さん側とA子さん側の主張は互いに食い違っており、どちらかが何らかの嘘をついている可能性が高いです。
ただ、山田貴敏さんは事を小さく収めようと和解金をAさん側に支払われ、既に当事者の間では和解が成立しているとの事で、この騒動の真相が明らかになる事はなさそうです。
山田貴敏(Dr.コトーの漫画家)の現在② 復活へ動き出しているとの報道
出典:https://m.media-amazon.com/
山田貴敏さんの大ヒット作である「Dr.コトー診療所」は、2010年から2023年2月の現在まで休載が続いています。
休載の理由は山田貴敏さんの病気や事故による入院、身体的な後遺症があったようですが、徐々に体調は改善へと向かいつつあるとの事で、現在は新作の発表に向けて動き出しているとの報道が出ました。
ただ、新作は連載が止まっているDr.コトー診療所の続きの話ではなく、主人公のコトー先生が古志木島に来る前の空白の3年間を描いたものになるとの事です。
目や手の指の病気などで10年以上もの間、漫画の休載を余儀なくされてきた山田さんですが、実はいま復活に向けて動き出しています。
私たちが見ている目の前で、描き始めたのは、やはりDr.コトーの姿でした。
新作は、実はこれまでの作品では描かれていない、島に来る直前の「空白の3年間」を描いたストーリーになるといいます。
まとめ
今回は「Dr.コトー診療所」で知られる人気漫画家の山田貴敏さんについてまとめてみました。
山田貴敏さんは、Dr.コトー診療所の大ヒットで売れっ子漫画家となりましたが、2010年からDr.コトー診療所の連載は休載しており、2023年2月の現在も連載は再開していません。
山田貴敏さんが連載を休止している理由は、長らく患っている手や目の病気のようです。また、2018年には乗車中のタクシーが事故を起こし、3ヶ月半も入院する大怪我を負われています。
山田貴敏さんは結婚について言及された事はありませんが、おそらく結婚はされておらず独身の可能性が高いようです。
現在の山田貴敏さんについては、2023年1月にある芸能関係の女性とのトラブルが起きている事が週刊誌で報道された他、漫画家としての復活に向けて動き出している事も報道されています。