戸田真琴さんは元AV女優で現在は映画監督として活動中ですが、両親が信仰する新興宗教が創価学会だと話題です。
今回は戸田真琴さんのプロフィールや学歴・経歴、実家の家族、松本潤さんとの関係や結婚の有無、現在を紹介します。
この記事の目次
- 戸田真琴のプロフィール:元AV女優で引退後は映画監督として活動
- 戸田真琴の学歴① 中学・高校時代は成績優秀
- 戸田真琴の学歴② 美大の映像学科卒・奨学金はAV女優業で完済
- 戸田真琴の家族① 実家の親との関係は?”機能不全家族”だった?
- 戸田真琴の家族② 家族が入信していた新興宗教は創価学会の可能性大
- 戸田真琴の経歴① 19歳でAV女優デビュー
- 戸田真琴の経歴② AV女優と並行してアイドル活動も
- 戸田真琴の経歴③ 2019年にクラファンによって映像監督デビュー
- 戸田真琴の経歴④ 人気AV女優として活躍しながらマルチに活動
- 戸田真琴の経歴⑤ 2023年にAV女優を引退した理由は?
- 戸田真琴はAV女優になったことを後悔はしていない
- 戸田真琴と松本潤の関係
- 戸田真琴は結婚している?
- 戸田真琴の現在:小説を出版し、映画監督として新作を企画中
- まとめ
戸田真琴のプロフィール:元AV女優で引退後は映画監督として活動
生年月日:1996年10月9日
出身地:静岡県
所属事務所:makolin house
戸田真琴さんは元AV女優で、文筆家・映画監督としても活動。
身長152cmと小柄なため、AV女優時代のキャッチコピーは「どスケベ小動物」でした。
また、ブログに掲載されていた映画評をきっかけに、お悩み相談コラムの連載をスタート。「ミスiD2018」受賞者でもあります。
戸田真琴の学歴① 中学・高校時代は成績優秀
戸田真琴さんは中学時代、美術部に所属。部長を務め、生徒会副会長もしていました。
友人は中学・高校とそれなりにいたものの、卒業式の帰りに全員の連絡先を削除したのだとか。
私は中学も高校も、なんだかんだで好きだなと思える友達は何人もいたし、卒業の季節が近づくと少しは寂しくなったものだけれど、そういう寂しささえ、愛着による一過性のものだとわかっていた。前にも書いた気がするけれど、卒業式の帰り道に全員の連絡先を削除しても何とも思わなかった
また、学生時代から成績優秀で、文章を書くのが得意だったといいます。
戸田 あと、私は学校の成績がよくて、文章を書くのが得意で、小論文とかもすごく評価されていた。自分が愛読していた「ロッキンオンジャパン」にも投稿していて、何回か掲載されていました。今思うと大したことないけれど、当時の友達からしたら、「才能あっていいよね~」と嫉妬もされました。それも、自分のせいで彼女を傷つけた……って思ってしまった。
戸田真琴の学歴② 美大の映像学科卒・奨学金はAV女優業で完済
出典:https://pixabay.com/
そんな戸田真琴さんは高校卒業後、一人暮らしをしたいと実家から遠い大学へと進学することを決意。
東京の美術大学(夜間)へと進学しますが、金銭面の問題から美大予備校には通っていなかったそうです。
また、生活費は夜勤のバイトで稼ぎ、学費は奨学金で賄ったのだとか。奨学金についてはその後、AV女優として稼いだギャラで全額を返済しました。
大学では映像学科に在籍し、劇映画のゼミに所属。しかし、人付き合いが苦手であまり馴染めなかったと語っています。
美大に入ったものの、人付き合いが苦手な戸田は劇映画のゼミにも馴染めず、一人でずっと8mmフィルムを撮影していました。その時制作していた、映像詩的作品群が現在も表現のベースになっています。内にこもったまま大学を卒業し、多額の奨学金返済を抱えた戸田は、創作を巡る一切合財を一度諦め、AV女優として働き始めます。
引用:この世界が終わるとしても、映画を作りたい。戸田真琴の半生とそこに差す光。新作映画「さじを投げる/Eat The Sun」クラウドファンディングに至るまで
大学名については明かされていませんが、東京の美術大学で映像を学べるところ…となると、東京藝術大学や多摩美術大学などが可能性として高いのではないでしょうか。
戸田真琴の家族① 実家の親との関係は?”機能不全家族”だった?
戸田真琴さんは自営業で夜勤の多い父親と、新興宗教を妄信し家事が苦手な専業主婦の母親、姉の4人家族。また、祖父母も同じ新興宗教を信仰していたため、”新興宗教3世“にあたります。
父親は母親と結婚するために入信した程度でしたが、母親は熱心な信者だったのだとか。
また、母親は気分のアップダウンが激しく、メンタル面が不安定だったといいます。
私、姉が1人いるんですが、母親はいつも「あなたたちは私の味方だよね。父親の味方なんかじゃないよね」というのを前提としたうえで、私たちに「本当はこんな暮らししたくない、ここから出たい、私は本当はこんな人生を歩むはずじゃなかった」といった話をずっとするんですね。「あんたたちがいるからここから抜け出せないんだ」と言われたこともありますし、「私はあの人と血が繋がっていないけど、あなたたちは血が繋がっているからかわいそうだね」と言われることもありました。
戸田真琴さんはそんな家族を「機能不全家族」だったと語っており、中学生になると宗教の矛盾に対する疑問などから両親にも反発するようになったそうです。
「機能不全家族」とは、家族がそれぞれの役割を果たさず、ストレスが日常的に存在している家族状態のことを言います。
このような家族状態では、さまざまな問題が生じる場合があります。例えば、虐待や育児放棄(ネグレクト)。そのほかにも家庭内での共依存や家族間の不和など様々な問題が起こりうる可能性があります。
本人は熱心な信者…というわけではありませんが、親との関係から脱会には至っていないそう。
戸田 形式上、まだ信者ということになっているかもしれません。通常、信者の家に子どもが生まれたら、その子も名簿に入れられてしまうらしいので。脱退の仕方を調べたこともありますが、熱心な信者である親に脱退を切り出すのは、今よりさらに関係が悪化するおそれがあり、なかなか踏み出せずにいます。
引用:「他宗教の子と遊ぶのはダメ」「選挙前には必ず母親から連絡が…」宗教3世の元AV女優が明かす、信者家庭の“生きづらさ”
また、母親はミサンドリー寄りの考えも持ち合わせており、ずっと婚前交渉を禁止されていました。
ミサンドリー(Misandry)とは、男性への嫌悪感から男性を差別すること。例えば、「男性は粗野で暴力的だ」「男性は女性を性的な目で見ている」といった発言がそれにあたる。また、これに対して、女性への嫌悪感から女性を差別することを「ミソジニー(Misogyny)」と呼ぶ。
引用:ミサンドリーとは・意味
また、幼い頃から「ダメな子」と言われていたようで、自己肯定感が著しく低く、母親の顔色をうかがってばかりで意見を言えない子だったと振り返っています。
戸田真琴の家族② 家族が入信していた新興宗教は創価学会の可能性大
戸田真琴さんは家族が入信している新興宗教名を明かしていませんが、これまでのインタビューの内容から創価学会ではないかと推測されています。
とても大きな仏壇が家にあって、お祈りは毎日必ず行わなければいけないものでした。小さい頃は土日に宗教の集会に連れて行かれたり。結構当たり前のルールとされていたのは、「同じ宗教の子としか遊んじゃダメ」ということでした。
引用:「他宗教の子と遊ぶのはダメ」「選挙前には必ず母親から連絡が…」宗教3世の元AV女優が明かす、信者家庭の“生きづらさ”
戸田 でも子どもはピュアなので、宗教2世であれ3世であれ、友達として仲良くなっていくんですね。そうすると中学生くらいになれば、近所でその宗教の名前が付いた中学校を受験して入学していく子もいて。私は経済的な理由でその中学に進学しなかったのですが、母親から「お金さえあったらそこに入れるのに」と言われていたので、そう思うとちょっと恐ろしいです。
引用:「他宗教の子と遊ぶのはダメ」「選挙前には必ず母親から連絡が…」宗教3世の元AV女優が明かす、信者家庭の“生きづらさ”
戸田真琴の経歴① 19歳でAV女優デビュー
戸田真琴さんは2016年、19歳の時にアダルトビデオメーカー「SOD(ソフトオンデマンド)」より専属AV女優としてデビュー。
16年に「“私、Hがしてみたいんです”戸田真琴19歳処女SOD専属AVデビュー」(SOD)で、なんと処女のままAVの世界に飛び込んだという変わり種。
男性経験がない中でAV女優デビューしたきっかけは、金銭的な理由だけでなく、前述にもある家族関係・家庭環境の問題から、性的コンプレックスを抱えていたことが大きかったそう。
育った環境の影響なのか、性的なコンプレックスがあったり、過剰に男性を恐れてしまっているせいで、男性から好かれても思いに応えることができないということがずっと続いたんですね。その度に「自分は人を傷付けてしまったんじゃないか」とか「自分が性的に踏み出せないことによって、他者を深く傷付けてしまうんじゃないか」という思いが脳裏をよぎってしまうんです。
引用:「育った環境の影響で、性的なコンプレックスがあった」宗教3世の元AV女優が語る、機能不全家庭で感じていた“教育格差”
そこで、コンプレックスに向き合うべく、AVデビューを決意。「自分の人生は一度行き詰まったので捨てよう」と考えたといいます。
また、当初は男性経験がないことを隠そうとしていた戸田真琴さん。
しかし、あえて公表したことで「性経験・交際経験のない男性からも怖がらずに話しかけてもらえる」といったメリットもあったと語っています。
戸田 最初は隠そうとしていました。とにかくマイナスなことだと思っていたので。バレずにいけないかなぁ……、ダメだ、質問される単語が全部わからない、バレた!って(笑)。最初に「経験人数は何人?」みたいに聞かれて、「えっ、分かんないです」って答えたら、「すごいね、覚えてないくらいなんだ」みたいに言われて(笑)。
戸田真琴の経歴② AV女優と並行してアイドル活動も
戸田真琴さんはその後、アイドルグループ「原宿バンビーナ」へと加入。AV女優と並行してアイドルとしても活動していました。
また、「SOD Star」へと移籍し、東京スポーツが主催した「あの娘で抜きたい裏通りWebグランプリ2016」で新人賞・作品賞を受賞。
さらに2017年には「ミスiD2018」「第1回大森靖子賞」を受賞しています。
第1回大森靖子賞をいただきました。私のことを認めるためにつくられたこの世のどんな賞よりも価値のあるトロフィーです。
— 戸田真琴 makoto toda (@toda_makoto) June 27, 2017
このお星さまがずっとずっと光っているように私がずっと光ろうと誓うね。
本当にありがとうございました!🌟 https://t.co/dSUXtabMCl
その後も、「DMM R-18 アダルトアワード2018」の話題賞、「第30回ピンク映画大賞」の新人女優賞、「スカパー!アダルト放送大賞2019」の女優賞を受賞。
AV女優として華々しく活躍しました。
戸田真琴の経歴③ 2019年にクラファンによって映像監督デビュー
戸田真琴さんは2019年、映像監督デビューを目標としたクラウドファンディング「監督処女 戸田真琴実験映画集プロジェクト」で、目標額200万円に対して600万円の支援を得て話題に。
そして同年、監督を務めた3本のショートシネマを「永遠が通り過ぎていく」として劇場で公開しています。
戸田真琴の経歴④ 人気AV女優として活躍しながらマルチに活動
戸田真琴さんは映像監督として活動しつつも、引き続きAV女優として第一線で活躍。
写真週刊誌『FLASH』『アサヒ芸能』で発表されたAV女優ランキングでは14位~24位にランクイン、2021年にFLASHが発表した「セクシー女優ランキング」では10位を獲得しています。
また、同年より、写真家・飯田エリカさんとのプロジェクト「I‘m a Lover, not a Fighter.」をスタート。
ディレクション業務のみならず、スタイリングやコピーライティングなども担当し、マルチな才能を発揮しています。
さらに、同年公開された歌手・大森靖子さんの「M」のミュージックビデオを監督したことでも話題となりました。
「『M』という曲についてずっと考えていて。この詩の主人公の人はどういう景色を見て生きていたのだろう。映像的な視点を付け足したくて、自分の視覚で改めてパッケージングしたいなと思いました」と経緯を明かした。
戸田真琴の経歴⑤ 2023年にAV女優を引退した理由は?
戸田真琴さんは2021年12月、2023年1月をもってAV女優引退すると発表。
引退理由については「仕事に対して誠実でいたいから」「『自分が自分として生きていいんだ』と思ったから」と語っています。
仕事に対して誠実でいたいから辞めるんです。自分の人生において“セクシー女優”は必要ではなくなったのかなと思います。女優をすることによってぎりぎり自分を認めてあげられていたという感覚から、そうでなくても自分は生きてきていいんだと思えたから辞めます
「自分はもう人と触れ合ってはいけない『臭くて不潔な人間』ではないし、自分が特別いびつな体をしているわけではない」とわかるようになって、「自分は人から笑われる存在でもない」「自分が自分として生きていいんだ」という感覚に結びつきました。そうしたらもう「AVに出る必要がない」となって「あ、やめていいんだな」と思えて。
引用:「育った環境の影響で、性的なコンプレックスがあった」宗教3世の元AV女優が語る、機能不全家庭で感じていた“教育格差”
2022年からはさらに活動の幅を広げ、スタイリスト・歌手などとしても活動。
AV女優引退作「戸田真琴、引退。私が最後にやりたかったこと」は、DVD版がアダルト通販・配信会社「FANZA」の「FANZA通販フロアランキング」で初登場2位と人気作となりました。
また、AV女優としての活動は同年に開催されたライブ「戸田真琴Last Show『Sweet Sweet Beginning』」が最後となっています。
戸田真琴はAV女優になったことを後悔はしていない
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
そんな戸田真琴さんは、取材でAV女優になったことに後悔はないかと質問された際に、以下のように回答していました。
戸田 ないです。性産業に従事した人間は“汚れている”っていう偏見もあるけど、あーあ、汚れなかったなって感じ。もちろん、大変だったこと、嫌だったこと、傷ついたこと、今思い出しても憤慨するようなことはいくらでもあります。でも、仕事をする中で傷ついたことと、私が「汚れる」みたいな感覚はまったく別だし、周りの女優さんを見渡しても本当にみんな身も心もきれいだった。
しかしその一方で、「私が頑丈だったからこそなのでマネをしないでほしい」という旨も語っています。
信じられないような過酷なこともあるし、人生全体への影響があまりに大きい。今幸せなのも、「セクシー女優になったから」ではなく、そこから始まった縁や経験をきっかけに、自分で手繰り寄せたもの。セクシー女優になれば道が拓ける、というわけではない。でも、今私は人生で一番ハッピーだよってことは、ちゃんとみんなに知って欲しいです。
戸田真琴と松本潤の関係
アイドルグループ「嵐」のファンの間では、松本潤さんと戸田真琴さんが恋人だったのでは?という噂が一時浮上したようですが、調査したところ熱愛報道や目撃情報はありませんでした。
これはおそらく、過去に熱愛を報じられたAV女優・葵つかささんと間違えられているものと推測されています。
一方の葵つかささんは、2017年に週刊誌『週刊文春』が松本潤さんの二股疑惑の取材に訪れた際に、「今は破局している」とコメントし、交際が事実であったことを暗に認めていました。
二股スキャンダルは昨年12月28日に発売された「週刊文春」2017年1月5日・12日号で明るみになったわけだが、その記事が出た後、葵のもとに松本からメールで連絡が来ていたらしい。しかし、葵はこの関係について心のなかできっぱりと精算しているようで「もう連絡しないようにしてるんで」とシャットアウト。そして、「(松本とは)別れたということですか?」という記者の質問に「まあ、そうですね」と返していた。
戸田真琴は結婚している?
出典:https://pixabay.com/
戸田真琴さんは結婚に関して明言しておらず、独身の可能性が高いと思われます。
結婚願望についても公言したことはありませんが、喧嘩の多い両親を見て育ったことで、結婚に対して良い感情を抱くことができなかった時期があると語っています。
ただ、現在は結婚に対して強い願望を抱く様子も、嫌悪を抱く様子もないので、結婚そのものに対してはフラットな考えとなっているのかもしれませんね。
戸田真琴の現在:小説を出版し、映画監督として新作を企画中
戸田真琴さんは、AV女優引退後も、それまでの「戸田真琴」名義で活動を続けています。
AV女優として活動を終えた2023年には、初の小説となる『そっちにいかないで』を出版。
また、映画監督として2023年の新作「さじを投げる/Eat the Sun」のプロジェクトをスタート。クラウドファンディングにより資金を募りました。
また、ファンクラブ向けの配信や、書籍関連のオンラインイベントなどに出演。また、映画監督・コラムニストとして、多数の映画作品にコメントを寄せています。
まとめ
戸田真琴さんは元AV女優で、現在は映画監督などとして活動中です。
学生時代から成績優秀で最終学歴は美術大学卒。また、男性経験がないままAV女優としてデビューしたという異色の経歴の持ち主です。
親のみならず祖父母も新興宗教に入信している、宗教3世であることも公表しており、その宗教が創価学会なのではないかとも話題に。
そんな波乱万丈な人生を送ってきた戸田真琴さんだからこそ、描けるものがあるのかもしれませんね。これからどのような作品を生み出してくれるのかが楽しみです。