同性婚の芸能人/有名人カップル19組!日本で認められない理由・メリットとデメリットも総まとめ【2024最新版】

近年LGBTへの理解が広がり同性婚を認める国も増えているため、同性婚した芸能人や有名人はたくさんいます。

 

今回は同性婚した芸能人・有名人カップル19組、日本で同性婚が認められない理由、メリットとデメリットをまとめます。

同性婚とは

 

 

同性婚とは男性同士、もしくは女性同士で結婚することです。

 

一般的には男性と女性が結婚しますが、好きな人と添い遂げるために結婚するというのであれば、同性愛の人たちは結婚相手に異性を選ぶことはありません。

 

同性愛の人たちは恋愛対象が同性ですから、必然的に同性婚になります。

 

21世紀になってから、2001年にオランダで世界初の同性婚が認められて以降、北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアを中心に、同性婚を認める国が増えてきています

 

 

同性婚した芸能人・有名人① 日本人カップル3組

同性婚をした日本の芸能人・有名人を見ていきましょう。

 

日本では法律上、まだ同性婚が認められていません。でも、パートナーシップ制度を使って、同性婚をした人はいるんです。

 

1.杉森茜さん&一ノ瀬文香さん

杉森茜

生年月日:1986年11月2日

活動:ダンサー


一ノ瀬文香

生年月日:1980年8月12日

活動:グラビアアイドル

 

杉森茜さんと一ノ瀬文香さんは、2014年12月に同性婚を発表し、2015年4月に結婚会見を開きました。

 

婚姻届けを役所に提出しましたが、法律上は認められていないため、不受理になっています。

 

その後は、事実上の結婚生活を送ってきましたが、2017年5月に破局していることが明らかになりました。

 

 

2.牧村朝子さん&フランス人女性

牧村朝子

生年月日:1987年6月24日

活動:タレント

 

タレントの牧村朝子さんは、フランス人のパートナー女性と2013年に同性婚が法律的に認められているフランスで同性婚をしています。

 

2017年には、パートナーとの連名で「脱婚」という形をとることを発表しました。

 

 

3.増原裕子さん&東小雪さん

増原裕子

生年月日:1977年12月27日

活動:LGBT活動家


東小雪

生年月日:1985年2月1日

活動:舞台女優、LGBT活動家

 

増原裕子さんと元タカラジェンヌの東小雪さんは、2015年に渋谷区のパートナーシップ制度を利用して同性婚をしたことを発表しました。

 

しかし、2017年にはパートナーシップを解消し、離婚したことを発表。

 

増原さんはその後、勝間和代さんとパートナー関係になりますが、それも増原さんから別れを切り出してパートナー関係は解消されています。

 

 

同性婚した芸能人・有名人② 海外の男性カップル9組

同性婚をした海外芸能人・有名人の男性カップルを紹介します。

 

 

1.ロバート・キャンベルさん

出典:blogos.com

ロバート・キャンベル

生年月日:1957年

活動:日本文学者

 

日本文学者であり、東京大学名誉教授でもあるロバート・キャンベルさん。

 

2017年、長年のパートナーである一般男性とアメリカ国内で同性婚したことを発表しました。

 

 

2.ベッテル首相&ゴティエ・デストネさん

出典:asahi.com

ベッテル首相

生年月日:1973年3月3日

活動:ルクセンブルグ首相

ゴティエ・デストネ

活動:ベルギーの建築家

 

ルクセンブルグの首相であるグザヴィエ・ベッテル氏。

 

2015年5月15日、ベルギー人建築家のゴティエ・デストネ氏と結婚することを発表しています。

 

 

3.トム・フォードさん&リチャード・バックリーさん

トム・フォード

生年月日:1961年8月27日

活動:デザイナー


リチャード・バックリー

活動:ファッション誌編集長

 

世界的なファッションブランド「トム・フォード」を立ち上げた、デザイナーのトム・フォード氏と「VOGUE HOMME International」の編集長を務めたリチャード・バックリー氏。

 

2人は1986年に初めて出会い、その後はずっと連れ添っています。

 

2014年に2人は結婚したことを発表しました。

 

 

4.マーク・ジェイコブスさん&ロレンツォ・マルトーネさん

出典:ameblo.jp

マーク・ジェイコブス

生年月日:1963年4月9日

活動:デザイナー


ロレンツォ・マルトーネ

活動:広告代理店経営

 

ファッションブランド「マーク・ジェイコブス」の創設者であり、ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスさん。

 

2009年、ブラジル人の広告代理店経営者ロレンツォ・マルトーネ氏とアメリカのマサチューセッツ州で結婚式を挙げたと発表しました。

 

この結婚式は法的なものではなく、友人宅での人前結婚式でした。その後も、別れたり、復縁したりを繰り返していましたが、結局は破局しています。

 

マーク・ジェイコブス氏はその後、フランス人のポルノ俳優と交際を始めました。

 

 

5.ジョニー・ウィアーさん&ヴィクター・ボロノフさん

出典:crank-in.net

ジョニー・ウィアー

生年月日:1984年7月2日

活動:元フィギュアスケート選手


ヴィクター・ボロノフ
生年月日:1984年7月4日

活動:弁護士

 

フィギュアスケート選手であるジョニー・ウィアー氏は、トリノオリンピック5位、バンクーバーオリンピック6位の成績を収めた世界的なスケーターです。

 

そんなジョニー・ウィアー氏は2012年、ユダヤ系弁護士のヴィクター・ボロノフ氏と同性婚をしています。

 

2012年にはカトリックから相手の宗教であるユダヤ教に改宗までしていますが、2014年には離婚を申請し、2015年には離婚が成立しています。

 

弁護士のヴィクター・ボロノフ氏は、ジョニー・ウィアー氏との離婚後、同じくフィギュアスケート選手のパナギオティス・ポリゾアキス氏と婚約しますが、こちらも破局しています。

 

 

6.エルトン・ジョンさん&デヴィッド・ファーニッシュさん

出典:afpbb.com

エルトン・ジョン

生年月日:1947年3月5日

活動:ミュージシャン


デヴィッド・ファーニッシュ

生年月日:1962年10月25日

活動:映画製作者

 

世界的なミュージシャンであるエルトン・ジョン氏。

 

2005年に、イギリスで準婚関係を認める契約を15年来のパートナーであるデヴィッド・ファーニッシュ氏とかわし、結婚しています。

 

 

7.ニール・パトリック・ハリスさん&デヴィッド・ブーティカさん

ニール・パトリック

生年月日:1973年6月15日

活動:俳優


デヴィッド・ブーティカ

生年月日:1975年5月29日

活動:俳優、シェフ

 

ニール・パトリック・ハリスさんとデヴィッド・ブーティカさんは、「ママと恋に落ちるまで」で共演し、その後恋愛関係となりました。

 

2人の恋愛関係が報道された時は双方とも否定していましたが、2010年には代理母出産によって、双子の子供を授かっています。

 

その後、2011年に2人は婚約を発表し、2014年には同性婚をしたことを公表しました。

 

 

8.ブラッド・アルトマンさん&ジョージ・タケイさん

出典:twitter.com

ブラッド・アルトマン

活動:ジョージ・タケイのマネージャー

ジョージ・タケイ

生年月日:1937年4月20日

活動:俳優

 

日系のアメリカ俳優で「スタートレック」にも出演していたジョージ・タケイ氏は、20年来のパートナーであるブラッド・アルトマン氏と2008年5月に婚約したことを発表しました。

 

同年9月には、全米日系人博物館で結婚式を挙げています。

 

 

9.クリス・ヒューズさん&ショーン・エルドリッジさん

出典:25ans.jp

クリス・ヒューズ

生年月日:1983年

活動:Facebookの創設者


ショーン・エルドリッジ

活動:LGBT活動家

 

Facebookの創始者であるクリス・ヒューズさんと、投資家でLGBT活動家であるショーン・エルドリッジ氏は、2012年6月に同性婚したことを明らかにしています。

 

 

同性婚した芸能人・有名人③ 海外の女性カップル7組

同性婚の海外芸能人・有名人、次は女性カップルを見ていきましょう。

 

 

1.ジョディ・フォスターさん&アレクサンドラ・ヘディソンさん

出典:ellegirl.jp

ジョディ・フォスター

生年月日:1962年11月19日

活動:女優


アレクサンドラ・ヘディソン

生年月日:1969年7月10日

活動:写真家

 

ハリウッド女優のジョディ・フォスターさんは、未婚のまま1998年と2001年に子供を出産しています。

 

その後、たびたびレズビアンではないかと報じられてきました。

 

そして2014年、写真家のアレクサンドラ・ヘディソンさんと同性婚したことを発表しました。交際約1年での結婚だそうです。

 

 

2.エレン・ペイジさん&エマ・ポートナーさん

エレン・ペイジ

生年月日:1987年2月21日

活動:女優


エマ・ポートナー

活動:ダンサー

 

 

「JUNO」で鮮烈な印象を与えた女優のエレン・ペイジさんは、2014年にレズビアンであることを公表しています。

 

2018年には、ダンサーであるエマ・ポートナーさんとの同性婚を発表しました。

 

 

3.ヨハンナ・シグルザルドッティルさん&ヨニナ・レオスドッティルさん

ヨハンナ・シグルザルドッティル

生年月日:1942年10月4日

活動:アイスランド元首相


ヨニナ・レオスドッティル

活動:脚本家

 

2009年から2013年まで、アイスランドの首相を務めたヨハンナ・シグルザルドッティルさん。

 

2002年、長年のパートナーだったヨニナ・レオスドッティルさんとパートナーとしての届け出を出し、2010年に正式に同性婚をしました。

 

世界で初めて、同性婚をした首相になります。

 

 

4.エレン・デジェネレスさん&ポーシャ・デ・ロッシさん

出典:elle.com

エレン・デジェネレス

生年月日:1958年1月26日

活動:コメディアン、女優


ポーシャ・デ・ロッシ

生年月日:1973年1月31日

活動:女優

 

「Ellen」で主役を演じ、「エレンの部屋」というトーク番組で司会を務めたエレン・デジェネレスさん。

 

2008年、オーストラリア出身のポーシャ・デ・ロッシさんとの結婚を認める判決を受けて、同性婚をしたことを公表しました。

 

 

5.シンシア・ニクソンさん&クリスティーヌ・マリノニさん

シンシア・ニクソン

生年月日:1966年4月9日

活動:女優、政治家


クリスティーヌ・マリノニ

活動:教育活動家

 

「セックスアンドザシティ」のミランダ役で有名なシンシア・ニクソンさんは、2004年から交際を始め、2012年にニューヨーク州で同性婚をしたことを告白しています。

 

2011年には、2人の子として、クリスティーヌ・マリノニさんが男の子を出産しました。

 

 

6.ロージー・オドネルさん&ミシェル・ラウンズさん

出典:glam.jp

ロージー・オドネル

生年月日:1962年3月21日

活動:コメディアン、女優


ミシェル・ラウンズ

活動:IT会社勤務

 

コメディアンや女優として活動しているロージー・オドネルさんは、以前から同性愛を告白していました。

 

2011年にスターバックスでミシェル・ラウンズさんと偶然に出会い、2012年に同性婚に至っています。結婚中には養子を迎えましたが、2014年に破局し、2015年に離婚が成立しました。

 

養子の親権はロージー・オドネルさんが持つことになりましたが、2017年にはミシェル・ラウンズさんが自宅で自殺しました。

 

 

7.ジェーン・リンチさん&ララ・エンブリーさん

ジェーン・リンチ

生年月日:1960年7月14日

活動:女優、コメディアン

ララ・エンブリー
活動:犯罪心理学者

 

人気テレビドラマ「glee」で有名になったジェーン・リンチさんは、2010年に犯罪心理学者のララ・エンブリーさんと同性婚をしています。

 

しかし、2013年には離婚しています。

 

 

日本で同性婚が認められない理由

日本では現在、同性婚が認められていません。法律上、日本での結婚は男性と女性がするものであり、同性では結婚できないことになっています。

 

なぜ、日本で同性婚が認められないのか?それは2つの理由があると言われています。

 

 

憲法上認められない

 

日本では法律上、同性婚が認められていません。「同性婚を認める法律を作ればいいのに」と思うかもしれません。

 

でも、そう簡単な話ではないのです。

 

法律の方向性を決める日本国憲法では異性婚を前提としています。日本国憲法第24条には、次のように書かれています。

 

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

 

引用:日本国憲法第24条 – Wikipedia

 

「両性の合意」という言葉がポイントです。両性とは男性と女性のこと。つまり、憲法上は異性婚のみが前提とされていて、同性婚は想定されていないのです。

 

同性婚について、2015年に安倍総理大臣は、次のように述べました。

 

「現行憲法の下では同性カップルに婚姻の成立を認めることは想定されていない」

 

引用:同性婚認める憲法改正「極めて慎重な検討要する」 安倍首相 – 産経ニュース

 

つまり、同性婚を法律上認めるためには、まずは憲法を改正しなければいけないということになります。

 

憲法を改正するのは今日明日でできることではなく、議論も手続きも膨大な作業が必要です。

 

このため、日本では同性婚が認められないのです。

 

 

固定概念が強い

 

日本で同性婚が認められない理由の2つ目は、「結婚は男女ですべきである」という固定概念が強いこともあると思います。

 

日本は欧米諸国に比べて、LGBTへの理解が遅れています

 

・結婚は男女ですべき
・結婚後は子供を作るべき
・一家の大黒柱になって男性はようやく一人前になる

 

このような考えが良い・悪いは別にして、欧米に比べてこのような考えを持つ人が多いため、日本では同性婚がなかなか認められないのです。

 

同性婚を認めるべきという世論が盛り上がれば、憲法改正の話になりますが、日本ではその動きはほとんどありませんから。

 

 

同性婚のメリット

 

同性婚を認めるメリットには、次のようなものがあると言われています。

 

・パートナーに相続させることができる
・病院で家族として認められるので、治療方針などを決定できる
・配偶者控除を受けられる
・養子を貰うことができる
・国際結婚の場合、配偶者ビザが出る

 

同性婚を認めることで、パートナー同士がきちんと家族として法的に認められることになります。法的に家族と認められることで、いろいろな面でメリットがあるのです。

 

また、法律上結婚したと認められれば、精神的な安定につながるというメリットもありますね。

 

 

同性婚のデメリット

 

同性婚のデメリットは特にありません

 

強いて挙げるとすれば、この3つでしょうか。

 

・出生率が減る
・偽装結婚が増える

・税収が減る可能性
 
同性婚が認められれば、偽装結婚しやすくなります。また、配偶者控除などを受けることで、日本全体の税収が減る可能性はありますね。
 
ただ、デメリットとしてはそれほど大きなものではないと思います。

 

 

また、同性同士だと当然子供の出産の可能性はゼロになります。そのため、出生率低下を懸念する声もあります。

 

しかし、同性婚でも養子縁組制度などで子供を持つことは可能です。

 

それに加え、同性愛の人たちは異性との結婚は考えていないのですから、法律で同性婚が認められていない現在でも結婚はせず、もちろん出産もしないのです。

 

つまり、現状と何ら変わらないと言えるのではないでしょうか。

 

まとめ

同性婚をした芸能人・有名人カップル、さらに同性婚が日本では認められない理由やメリット・デメリットをまとめましたが、いかがでしたか?

 

日本では法律上認められていませんが、パートナーシップ制度を設けている自治体はあります。

 

世界的な流れとして、今後は日本でも同性婚が認められるようになる可能性は十分にあると思います。

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