佐村河内守さんのゴーストライターであることを暴露して有名になった作曲家の新垣隆さんですが、その実力や目の違和感も話題です。
今回は新垣隆さんのゴーストライター騒動、実力、目や結婚の噂と真相、現在の活動をまとめました。
新垣隆のプロフィール
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生年月日：1970年9月1日
出身地：東京都清瀬市
学歴：桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業
ジャンル：クラシック、現代音楽
職業：作曲家、ピアニスト
作曲家、ピアニストとして活動する新垣隆。
桐朋学園大学音楽学部作曲専攻非常勤講師を務めるかたわら、2018年よりバンド「ジェニーハイ」のメンバーとしても活動しています。
4歳でピアノを始め、ショパンの「幻想即興曲」に憧れる幼少期を過ごし、小学4年生にしてドビュッシーやストラヴィンスキーに触れ、「春の祭典」などの曲に影響を受けて育ちました。
本格的に音楽を専攻するため、1989年に桐朋学園大学音楽学部作曲科に入学し、卒業後は作曲家・ピアニストとして活動します。
作曲家としては、現代音楽を中心に、映画やCMなどの音楽も作曲しています。
音楽家仲間からの評判も良く、現代音楽家の渋谷慶一郎からは「曲に運動神経があって面白い」と評され、非常に優秀な作曲家・ピアニストであると語られています。
また、作曲家の伊東乾からは「芸術音楽の作曲に関わる者で知らない人はいない」と言われるほどの実力者です。
また、クラシックのみならず、民族音楽や世界中の音楽のCDや楽譜が自室に山積みになり、80年代のアイドル歌謡曲や演歌など幅広いジャンルの音楽にも精通していた新垣隆。
いわゆる、音楽オタクと呼ばれる音楽好きで、その知識量と実力は業界関係者から高く評価されています。
世代トップランナーの1人として知られ、20代前半から注目されてきた芸術家であると評される新垣隆ですが、音楽性の高さだけでなく、性格の良さも評判です。
新垣隆を知る人からは、「誠実、控えめ、優しい」という人間性の高さが語られます。
しかし、音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピアニストと評されます。
優れた人間性に、秀でた音楽性、そんな素晴らしい才能を持ちながら人間としても皆に好かれているのが、新垣隆はそんな人物です。
新垣隆が暴露したゴーストライター騒動と実力とは
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新垣隆が世間的に有名になったのは、作曲家・佐村河内守のゴーストライターを務めていたことを暴露した件です。
佐村河内守は聴覚障害がありながら「鬼武者」のゲーム音楽や「交響曲第1番 HIROSHIMA」などを作曲したとされる音楽家ですが、この曲を作曲したのは実は新垣隆でした。
新垣隆は、18年間に渡って佐村河内守のゴーストライターを務めていたのです。
ここでは、新垣隆がゴーストライターであることを暴露した記者会見、ゴーストライターとしての実力など、彼の名を世間に広めた「ゴーストライター問題」について紹介します。
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2014年2月、週刊誌「週刊文春」で佐村河内守の楽曲は新垣隆が作曲したというスクープ記事が掲載されました。
これを受け、同日に新垣隆が記者会見を行い、佐村河内守からの依頼で18年間に渡り、20曲以上を提供していたこと、報酬として約700万円を受け取っていたことを明らかにしました。
佐村河内守のゴーストライターを務めていたことを公表した新垣隆は、さらに佐村河内守が聴覚障害者ではないことも暴露しました。
事実、全ろうと言っていた佐村河内守ですが、再検査の結果「中度の感音性難聴」と診断され、障害者手帳の交付の対象となるレベルではなかったことが明らかになっています。
新垣隆が佐村河内守と出会ったのは25歳の時で、当時〝早熟の天才〟と呼ばれるほどのピアニストだったにも関わらず、大学講師として得られる収入は月に数万円程度という状況でした。
普段、ピアノ教室やヴァイオリン教室の発表会での伴奏やレッスンの伴奏などで、どうにか生計を立てて暮らしていたそうです。
そんな折、佐村河内守から作曲の依頼を受け、映画「秋桜」の音楽を制作しました。これがゴーストライターの始まりとなりました。
その後、カプコンの人気ゲーム「バイオハザード ディレクターズカット デュアルショックver.」や、代表作とも言われている「鬼武者」の作曲をゴーストライターとして担当しました。
特に「交響曲第1番 HIROSHIMA」は高く評価され、CDの売上記録が佐村河内守が発表した曲の中でもトップクラスで、この曲を提げての全国ツアーは30ヵ所で開催されるほどの大規模な企画となりました。
佐村河内守のゴーストライターを務めた事実について、新垣隆は「お金や名声が欲しかったのではありません」と語っています。
佐村河内守からの依頼で作った曲は一種の息抜きであり、あの程度の楽曲なら現代音楽を勉強している者なら誰でもできる、という思いでゴーストライターを務めていたそうです。
しかし、「どうせ売れるわけない」という思いで作った楽曲が、映画音楽やゲーム音楽として多くの人に聴かれるものとなりました。
そのことが純粋に嬉しいと感じ、18年もの間ゴーストライターとして曲を作っていたのだと語っています。
ゴーストライター発覚後、新垣隆の申し出により講師を務めていた大学からの退職が決定しました。
しかし、作曲家としての評価も人間性の高さも評判だった新垣隆は、師事を受けていた学生からの人望を集めていました。
学生やその保護者からTwitterなどで新垣隆に関するツイートが投稿され、〝物腰が柔らかくて優しいまっすぐな方〟〝現代音楽の面白さを教えてくれた〟という人物評が拡散されました。
ネット上では新垣隆の教え子である学生を中心に慰留を求める署名活動が行なわれ、多数の署名が集まったことにより、退職の決定は白紙に戻ったのです。
しかし、新垣隆本人はけじめをつけるために、大学に辞表を提出して改めて退職を希望し、非常勤講師から辞退することとなりました。
2016年6月4日には、ドキュメンタリーディレクターでノンフィクション作家の森達也により、このゴーストライター騒動が描かれたドキュメンタリー映画「FAKE」が全国公開されました。
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DVD化もされているので、気になった方はぜひ視聴してみてください。
新垣隆の目は斜視？
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ゴーストライター騒動により、テレビに出演する機会が増えた新垣隆。
そんな新垣隆を見て、「目が気になる」「視線がずれている」という声が挙がり、新垣隆の目が話題になりました。
一般的に、左右の目の視線が合わない、これは「斜視」というものです。
斜視とは目の筋肉の異常によるもので、片方の目が物を直視する時、もう片方の目が違う方向に向いてしまう状態のことを言います。
斜視になると左右の目の視線が一致せず、片目は中心にあっても、もう片方の目が内外どちらかにずれてしまいます。
新垣隆の視線のずれはこの斜視によるものですが、ゴーストライター騒動後にバラエティ番組にも出演するようになった新垣隆が、最近は斜視が治ったのではないかと言われています。
以前より目の違和感が軽減されたという声もあり、手術をしたのではないかとの噂も浮上しました。
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新垣隆の目の違和感が減った理由について調査したところ、スマホアプリ「755」でその理由を語っていたことが分かりました。
新垣隆はアプリ「755」で、視聴者から「斜視が治ったようですが、治されましたか？」という質問を受けました。
これに対し新垣隆は、自分が斜視であることを認めた上で「意識して戻すことができる」と答えました。
斜視が治って目が正常に見えるようになったのは、手術で治療したわけではなく、意識して目の筋肉を動かしたことで正面を見るようにしていたということなのです。
しかし、「でも、すぐ忘れて戻ってしまう」とも語っており、意識するのを忘れると元の斜視に戻ってしまうことも伝えていました。
斜視が治っているように見えるのは新垣隆の意識によるもので、実際は治療や手術などはしておらず、気を抜くと斜視に戻ってしまうようです。
ちなみに、斜視の芸能人は多く、広く知られているのはテリー伊藤ではないでしょうか。
他にもジャニーズ事務所の山下智久、堂本光一や、乃木坂46の白石麻衣、俳優の藤原竜也など、その世界の第一線で活躍している美男美女が多くいます。
スターに多い斜視。視線が合わないことで気になる方もいるかもしれませんが、新垣隆の目は特徴的で、今では個性の1つとして捉えられています。
新垣隆は結婚している？
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現在アラフィフの新垣隆。彼女や結婚の有無が気になる方も多いのではないでしょうか。
新垣隆の結婚について調査したところ、現在は独身で彼女募集中のようです。
過去には美女バイオリニストと交際していたことが明らかになっている新垣隆ですが、破局後の2015年前後は婚活をしていたこともあったそうです。
しかし、ゴーストライター騒動後に仕事が殺到して多忙になったこともあり、恋愛に割く時間が激減したため、現在は婚活を行なっていないという情報も。
現在彼女がいるかどうかは不明ですが、50歳を超えても結婚する人が多い現代。
今後新垣隆の結婚発表のニュースが入ってくることもあるかもしれません。
新垣隆の現在
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新垣隆は、ゴーストライター騒動後に桐朋学園大学音楽学部の作曲専攻非常勤講師を退職しましたが、2018年4月より同校の非常勤講師に復帰し、現在も学生に音楽を教えています。
また、2018年にBSスカパー!で放送されたバラエティ番組「BAZOOKA!!!」の企画で結成されたバンド「ジェニーハイ」のメンバーとして音楽活動を行っています。
メンバーは、ボーカル・中嶋イッキュウ（tricot）、ドラム・小藪千豊、ベース・くっきー（野性爆弾）、キーボード・新垣隆、プロデューサー・川谷絵音（ゲスの極み乙女）の5人です。
お笑い芸人からミュージシャンまで、幅広いジャンルの錚々たるメンバーが集まっています。
お笑い芸人のイメージが強い小籔千豊や野性爆弾・くっきーですが、実は音楽センスが高く、お笑い芸人の中でも屈指の音楽好きとして知られています。
そこに、tricotの中嶋イッキュウ、ゲスの極み乙女の川谷絵音が加わり、キーボードに天才ピアニストの新垣隆を加えたことで、本格派バンドが完成しました。
2018年に配信シングル「片目で異常に恋してる」でデビューし、同年にミニアルバム「ジェニーハイ」をリリースしています。
2019年11月にリリースされるファーストフルアルバムには、「BiSH」のアイナ・ジ・エンドとのコラボ楽曲も収録されました。
ジェニーハイの楽曲は音楽関係者からも注目を集めるほど音楽性が高く、個性的な歌詞とメロディで音楽ファンを続々と虜にしている今大注目のバンドです。
さらに、2019年末に行われる「COUNTDOWN JAPAN 19/20」への出演も決定。
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人気バンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」「ORANGE RANGE」「flumpool」「マキシマム ザ ホルモン」「HYDE」などと肩を並べ、幕張メッセ国際展示場ステージに登場します。
新垣隆個人としては、2018年10月に日本・ロシアの友好記念イベントのコンサートに出演。
クラシック劇場の世界最高峰と言われる、ロシア・サンクトペテルスブルク「マリインスキー劇場」にてピアノ協奏曲を演奏し、世界にその実力を示しました。
さらに、2020年度より大阪音楽大学の作曲・デザインコースに特任教授として就任することも決定しています。
作曲デザインコースには「DAW」「ライティング」「電子オルガン」のクラスがあります。
打ち込み・録音・編集・ミックスといったDAWでの音楽制作から、クラシック、ジャズ、ポピュラーの作曲技術の基礎、電子オルガンでの作曲編曲技法と理論まで、専門的に音楽を学ぶことができます。
卒業後は作曲家、編曲家、サウンドクリエーター、プレイヤー（電子オルガン、ピアノ、キーボード）などの進路が待っており、大学出身者には歌手のaikoや指揮者の西本智実がいます。
新垣隆は、日本でも有数の音大である大阪音楽大学で、未来の音楽家を育てる活動を手掛けることになります。
まとめ
ゴーストライター・新垣隆の実力、現在の活動、目の違和感や結婚について紹介しました。
ゴーストライター騒動で株を落とすどころか、実力が評価されて現在も活躍を続けている新垣隆。
今後も、音楽家として素晴らしい楽曲を生み出す新垣隆に期待です！
