元乃木坂46の中元日芽香はセンターに選ばれた経験を持つ人気メンバーでしたが、卒業理由や現在の活動が話題です。
今回は中元日芽香の乃木坂46での活躍、卒業理由、早稲田大学進学と心理カウンセラーなど現在をまとめてみました。
乃木坂46・中元日芽香のプロフィール
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名前:中元 日芽香(なかもと ひめか)
愛称:ひめたん
生年月日:1996年4月13日
出身地:広島県広島市
血液型:O型
身長:161cm
中元日芽香は女性アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで、ぶりっ子キャラを武器に「ひめたんビーム」という必殺技を得意とする、ツインテールが特徴的です。
小学1年生の時にダンスを習い始め、小学4年生の秋から「アクターズスクール広島」に16期生として加入しました。
アクターズスクール広島と言えば、世界的人気を誇るアイドル×メタルの融合グループ「BABYMETAL」のボーカル・中元すず香が在籍しており、中元日芽香と中元すず香は実姉妹です。
中元日芽香は当時、ボイスレッスン90分、ダンスレッスン90分、個人ボイスレッスン30分というトレーニングの日々を送っていました。
この時の経験が糧となり、乃木坂46の中でもダンス・歌唱力ともに実力の高さが認められていました。
中学1年生の時、受験勉強のためアクターズスクール広島を辞めようとした中元日芽香。
しかし講師に引き止められて、アクターズスクール広島から誕生したローカルアイドルグループ「SPL∞ASH」のメンバーとなりました。
「SPL∞ASH」は、頑張る人にエールを送るというコンセプトの応援団ユニットで、ユニット名の〝ASH〟はアクターズスクール広島を、中央の〝∞〟は無限大を意味しています。
中元日芽香は2010年9月、「SPL∞ASH」初期メンバーとしてデビューしました。
その後、中学3年生で乃木坂46のオーディションを受けて見事1期生として合格しため、2011年8月25日をもって「SPL∞ASH」を卒業し、乃木坂46の活動を開始しました。
2012年2月22日、乃木坂46のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録されたカップリング曲「左胸の勇気」「失いたくないから」に参加し、CDデビューを果たした中元日芽香。
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デビューに合わせて母と妹と共に東京へ上京し、春からは東京都の高校に進学しています。
長らくアンダーを務めていた中元日芽香ですが、2013年11月27日に乃木坂46の7thシングル「バレッタ」で初めて選抜メンバーに選ばれました。
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デビューから2年、学業とアイドル活動を両立させてきた中元日芽香は、この時初めて選抜メンバーに選ばれたことで芸能活動に専念する決意をし、大学進学をしない道を選びました。
2015年3月18日、乃木坂46の11thシングル「命は美しい」に収録されたカップリング曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」で、自身初となるセンターを務めた中元日芽香。
選抜メンバーに選ばれ、カップリングのセンターも務めるなど、順調に活動して着実に人気を掴んでいましたが、2017年8月6日に体調不良を理由に乃木坂46を卒業することを発表。
同年11月7日・8日に開催された「真夏の全国ツアー2017 Final!」の東京ドーム公演が最後のライブ出演となり、5年半のアイドル活動に終止符を打ち、乃木坂46を卒業しました。
中元日芽香の乃木坂46の卒業理由とは?
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2017年8月6日、隔週レギュラーでアシスタントMCを務めていたNHKのラジオ「らじらー!サンデー」に生出演した際、乃木坂46を卒業することを発表した中元日芽香。
同時に全国ツアーへの全欠席も発表し、10月から始まる「アンダーライブ全国ツアー2017〜九州シリーズ〜」に専念し、乃木坂46の19枚目シングルには参加しないことも報告しました。
卒業発表時、卒業理由については体調不良と発表しています。
卒業発表の翌日には公式ブログを更新し、グループからの卒業だけでなく芸能界引退の意向を綴りました。
理由は体調不良と発表していますが、体調不良についてこれ以上の情報は公表されていません。
本人は卒業理由を、
「大きな理由は体調面での不安です。なので卒業して、芸能界も引退して、暫くはゆっくり静養するつもりでいます」
とし、卒業後は芸能界を離れることを発表しました。さらに、
「私は本当に仕事が好きでした。青春を全て投じるだけの価値がこのグループにはありました。乃木坂46に出会えたことは私にとって大きな財産です」
と、ブログでファン・メンバー・関係者への感謝の言葉も綴っています。
2017年11月7日・8日に開催された「真夏の全国ツアー2017 Final!」の東京ドーム公演がファンの前に立つ最後の日となりました。
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そして翌週の11月19日、「らじらー!サンデー」に生出演し、両親が見守る中でレギュラーのオリエンタルラジオから花束が贈られ、最後の出演を終わらせました。
番組のエンディングではオリエンタルラジオやスタッフが中元日芽香のイメージカラーであるピンクのサイリウムを振りました。
「最後までアイドルでいられるってすごく幸せだと思っています」「この6年間たくさん夢を見させていただいて、すごく幸せな時間でした」と、中元日芽香は涙ながらに締めくくりました。
共演者やスタッフに愛されながら、そして惜しまれつつ卒業していった中元日芽香。
2018年1月31日には、乃木坂46公式サイト内の公式ブログも閉鎖され、完全に乃木坂46を卒業しました。
中元日芽香が乃木坂46卒業後に早稲田大学に入学し話題に
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乃木坂46時代から中元日芽香は頭が良く、検定八福神にも選ばれたメンバーです。
検定八福神とは、「乃木坂と、まなぶ」で語彙・読解力検定3級試験を受け、成績上位8名になったメンバーのことです。
乃木坂46の「頭脳王決定戦」ではメンバー31人中4位になる頭脳派で、特に国語、社会が得意な文系です。
そんな中元日芽香は、2018年4月に早稲田大学に入学し、現在は早稲田大学の人間科学部eスクール健康福祉科学科で、臨床心理学をはじめ、様々な人間に関する勉強をしています。
元乃木坂46として注目度の高い中元日芽香は、早稲田大学の公式サイト内のニュースページ「早稲田ウィークリー」で、なぜ早稲田に入ろうと思ったのかをインタビューで答えています。
それによると、中元日芽香は元々大学に行きたい思いはあったものの、器用じゃないことからアイドル活動と大学の両立は難しいと思い、諦めていたようです。
しかし、「乃木坂46卒業を機に臨床心理学の勉強がしたいと考えるようになった」と、大学に進む決断をしました。
最初は心理学部がある大学を探していたようですが、大学探しの中で見つけたのが〝早稲田大学人間科学部の健康福祉科学科〟だったようです。
中元日芽香は「ここなら臨床心理学の勉強もできるし、包括的に人間に関する学びができると思い、受験しました」と語っています。
入試の時はちょうど1次選考と2次選考の間に東京ドーム公演があったようで、アイドル活動もしながらの受験というハードな期間だったようです。
早稲田大学に入学後、2018年11月20日に公式サイトをオープンし、心理カウンセラーとして活動を開始することを発表しました。
乃木坂46卒業後に認知行動療法やカウンセリング学などを学び、早稲田大学でも臨床心理学などの勉強をしていることから、心理カウンセラーを志したそうです。
中元日芽香は、早稲田大学について「福祉制度の現状を知ることができたり、幼少時代の過ごし方と性格の関係を学ぶなど、カウンセリングの仕事をする上でとても役立つ」と語っています。
特に人間科学部教授・原太一氏の「フードアンドライフサイエンス」という授業が気に入っているんだとか。
「細胞生物学や分子生物学の観点から健康を考えたり、栄養とメンタルの関係を解説いただくなど、とても勉強になりました」と語っています。
医師免許を持つ教授も多い早稲田で、医療の現場で実際にあったエピソードも聞くことができる授業は、心理カウンセラーとして活動する中元日芽香にはとても勉強になる授業でしょう。
中元日芽香の現在~心理カウンセラーとして活動中
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中元日芽香は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
乃木坂46卒業後の2018年11月20日に公式サイトをオープンし、心理カウンセラーとして活動を開始することを発表しました。
この時、公式サイトで早稲田大学在学中であることと、グループ卒業後に認知行動療法やカウンセリング学などを学んだことを公表しました。
2018年12月にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し、心理カウンセラーとしての活動を開始します。
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中元日芽香のカウンセリングは、テレビ電話をメインとしたカウンセリングを行っています。
身体的・精神的理由で家から出られない人も、このシステムであればリラックスできる環境でカウンセリングができると考え、テレビ電話という方法を選んだのだそうです。
カウンセリングに行くのを躊躇う人や、カウンセリングに通っていることを知られたくない人も、テレビ電話であれば外出することなく受けることができます。
中元日芽香は自身のカウンセリングについて、次のように語っています。
「一度お話しして、すっきりしていただけたら一番うれしいと思っていますが、人と話すことで自分を見つめ直す時間を設けたい方には、定期的にお話をうかがうこともあります」
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2019年8月24日には、高校生を対象とした講演イベントを開催しました。
甲子園大学オープンキャンパスにて、来場した約100名の高校生に対し、自身の経歴や心理カウンセラーを志した経緯を語りました。
その講演で中元日芽香は、乃木坂46時代のことにも触れています。
乃木坂46は選抜メンバーとアンダーメンバーに分かれていることを説明し、自身が長らく選抜メンバーに入れなくて悔しい思いをしたことを語りました。
さらに、自身のコンプレックスにも触れ、勉強や習い事で「どれも70点は取れるけど100点は取れない。秀でたものが見つからず、自分の強みをずっと探していました」と明かしています。
乃木坂46の主要メンバーになれずコンプレックスを抱えながらアンダー活動していたため、選抜メンバーになって頑張りすぎ、心身のバランスを崩してしまったことを明かしました。
その時、カウンセリングを受けたことがきっかけで心理カウンセラーの仕事に出会い、心理カウンセラーを志すようになったと語っています。
自身が心身ともに体調を崩した時に救ってくれた心理カウンセラーになるため、乃木坂46卒業を選んだという中元日芽香。
「乃木坂46からの卒業は、私にとって前向きな選択でした」と語りました。
心理カウンセラーになってから大学との両立は大変なようで、カウンセリングの合間や移動中の電車の中でもオンデマンドの授業を受けるほどハードなスケジュールをこなしているようです。
しかし、クライアントから「カウンセラーになってくださってありがとうございます」とお礼を言われ、「自分が選んだ道は間違ってないと感じ、すごくうれしかったです」と語っています。
中元日芽香が取得した心理カウンセラー資格は、民間資格のため、勉強すれば誰でもなることができる仕事です。
その誰でもできる仕事の中で、自分と話をすることで安心してくれたり、必要としてくれる人がいると感じることが、やりがいになっているのだと語っています。
現在は心理カウンセラーとして経験を積んでいる最中ですが、今後はカウンセラーの存在を広く伝えていく活動をして、啓発活動も行っていきたいと、これからの展望を明らかにしました。
まとめ
乃木坂46のメンバーとしてのアイドル活動を経て、現在は心理カウンセラーとなった中元日芽香。
自身の経験を生かしたカウンセリングで、多くの人が救われているようです。
今後も心理カウンセラーとなった中元日芽香の活躍に期待です。