AKB48グループのように、ファン投票によって選抜や順位が決まらない乃木坂46では、リリースされるシングルごとに、運営が選抜メンバーを選出し、センターを選定することになっています。
そこで今回、乃木坂46の歴代センターをつとめた全12名を、客観的指標であるセンター経験回数を元に人気ランキングを作成してみました。
この記事の目次
乃木坂46の歴代センター
乃木坂46とは
乃木坂46は、既に大変な人気を獲得していた“AKB48”の公式ライバルとして、秋元康さんプロデュースの下、2011年8月21日に結成されたアイドルグループです。
AKB48の48グループでは、ファン投票によって選抜や順位が決められるのですが、乃木坂46には、48グループのように選抜総選挙に該当するイベントはありません。
その代わりに、リリースされるシングルごとに、運営側が選抜メンバーを選出し、センターを選定していくシステムがとられています。
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乃木坂46の選抜やセンターの決め方
乃木坂46のセンターの決め方については、残念ながら運営側からの正式な発表はありません。
恐らく、握手会での売り上げランキングや写真集の売り上げ、バラエティ番組での活躍なども加味されていることでしょう。
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また、例えば与田祐希さんや大園桃子さんのように、今後の活躍に期待される次世代メンバーを育成するために選抜する場合もあるようですし、深川麻衣さんや橋本奈々未さんのように、卒業シングルで参加する場合、センターに抜擢される場合もあるんですよね。
乃木坂46のセンターになるには人気だけじゃない
つまり、乃木坂46のセンターになるためには、もちろん握手会での売り上げや、写真集の売り上げなど、人気は一つの大きな要素であることには間違いないでしょう。
しかし、それ以上に運営側の思惑が働いているようなのです。「卒業するからセンターね」ってのも、一つの運営側の思惑ですしね。
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歴代センターの人気ランキングを作成するに当たって
そして今回、乃木坂46の歴代センターをつとめたメンバーの人気ランキングを作成するに当たって、何をランキングの指標にすべきかについて考え込んでしまいました。
客観的な指標として「これまでにセンターをつとめた回数」というがものが考えられるのですが、前述した通り、その数字が人気を端的に表しているか?と言えば、必ずしもそうではないからです。
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ただ、人気がないとセンターには抜擢されないわけですし、運営がセンター指名の鍵を握っているとすれば・・・センターに選ばれるってことは、運営に人気があるとも考えることもできそうです。少々苦しいですが・・・^^;
そこで、今回はより客観的な指標として、これまでにセンターを務めた回数によってランキングを作成してみることにした。
と言うわけで、まずは、これまでにリリースされたシングル曲の歴代センターを確認しておきましょう。
乃木坂46全てのシングル曲の歴代センター一覧【1st~10th】
1stシングル「ぐるぐるカーテン」
2012年2月22日にリリースされた、記念すべき乃木坂46のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
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“いこたん”こと、生駒里奈さんです。
この「ぐるぐるカーテン」のCMのラストには、生駒里奈さんをピンショットで抜くなど、当時から生駒里奈さんは運営側イチオシのメンバーだったことがわかります。
その戦略が功を奏したせいか、この「ぐるぐるカーテン」は初週8.5万枚を売上、乃木坂46はデビュー早々に週間オリコンチャート2位を獲得!まさに乃木坂46はこの曲で、絶好のスタートダッシュを決めたことになりますね。
2ndシングル「おいでシャンプー」
2012年5月2日にリリースされた、乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」のセンターをつとめたのは・・・
やっぱり、この人!
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生駒里奈さんの2作連続で、2度目のセンターです。
ちなみに、この2012年5月2日というのは、指原莉乃さんのデビューシングル「それでも好きだよ」のリリース日にぶち当てられ、当時は“乃木坂46 vs. さっしー”の売上対決として大変な話題になりました。
そんな「おいでシャンプー」の初週売上は、なんと「ぐるぐるカーテン」のそれを凌ぐ 15.6万枚を売り上げて、週間オリコンチャートで第1位を獲得!ってことは・・・乃木坂46は、見事さっしーに勝利したわけです。はい。
3rdシングル「走れ!Bicycle」
2012年8月22日にリリースされた、乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」のセンターをつとめたのは・・・
またしてもこの人!
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生駒里奈さんの3作連続にして、3度目のセンターです。
この「走れ!Bicycle」も、初週18.6万枚とさらに売り上げを伸ばし、もちろん週間オリコンチャートで2作連続の第1位を獲得しています。
もはやこの頃になると、生駒里奈さんが乃木坂46の顔として定着してきた感じですね。
4thシングル「制服のマネキン」
2012年12月19日にリリースされた、乃木坂46の4thシングル「制服のマネキン」のセンターをつとめたのも・・・
当然この人!
出典:https://ameblo.jp/
生駒里奈さんの4作連続にして、4度目のセンターです。
この4thシングル「制服のマネキン」は、それまでの乃木坂46のイメージとはうって変わって、クールでメッセージ性の強い名曲でした。
まるで生駒里奈さんのために作られたかのように、曲が生駒里奈さんのクールな魅力を引き立て、生駒里奈さんのキレッキレのパフォーマンスが曲に奥行きをもたせているように感じました。
そんな「制服のマネキン」は、初週23万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで3作連続の第1位を獲得!これは女性アーティスト史上初の快挙だったそうです。
5thシングル「君の名は希望」
2013年3月13日にリリースされた、乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」のセンターをつとめたのは・・・
もちろん、この人!
出典:http://nogizaka-46bunno1.blog.jp/
生駒里奈さんの5作連続にして、5度目のセンターです。
この曲は、まさに乃木坂46を象徴するような楽曲で、後に乃木坂46が紅白歌合戦に初出場した時には、この曲が披露されました。
曲名の「君の名は希望」は、とっても意味深なタイトルですが、プロデューサーの秋元康さんは、生駒里奈さんを“乃木坂の希望”とイメージして作ったと語られています。
この「君の名は希望」は、初週24.2万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで4作連続の第1位を獲得しました。
6thシングル「ガールズルール」
2013年7月3日にリリースされた、乃木坂46の6thシングル「ガールズルール」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
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今や乃木坂46の絶対的エースである、白石麻衣さんです。
これまで生駒里奈さんが5作連続でセンターをつとめてきたのえすが、この曲で初めて乃木坂46のセンターの入れ替えが行われました。
また、この曲にはもう一つの“初”があります。それは、初めての乃木坂46の夏曲なんですよね。この曲以降、毎年夏になると“夏曲”がリリースされるのが恒例となりました。
この「ガールズルール」は、初週33.7万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで5作連続の第1位を獲得しています。
7thシングル「バレッタ」
2013年11月27日にリリースされた、乃木坂46の7thシングル「バレッタ」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://nogikeyaki.net/
2期生メンバーの堀未央奈さんなんですよね!
乃木坂46に加入したばかりで、まだあまり知名度のなかったメンバーが、いきなりの乃木坂センターへの大抜擢ということで、当時は大変な話題になりました。
この「バレッタ」は、初週39.5万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで6作連続の第1位を獲得しています。
8thシングル「気づいたら片想い」
2014年4月2日にリリースされた、乃木坂46の8thシングル「気づいたら片想い」のセンターをつとめたのは・・・
そう、この人!
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“なぁちゃん”こと西野七瀬さんです。
この「気づいたら片想い」は、西野七瀬さんがもつ独特の雰囲気に見事にマッチした楽曲で、そのMVは涙なしでは見られないと大変な話題になりました。
そんなこともあり初週売り上げは劇的にアップ!なんと45.8万枚を売り上げて、週間オリコンチャートでは安定の7作連続第1位を獲得しています。
9thシングル「夏のFree&Easy」
2014年7月9日にリリースされた、乃木坂46の9thシングル「夏のFree&Easy」のセンターをつとめたのも・・・
やっぱりこの人!
出典:https://nogizaka46cheer.sakamichi46.com/
前作に引き続き、“なぁちゃん”こと西野七瀬さんです。
が、しかし!
この「夏のFree&Easy」はタイトルからもわかるように、前作とはコロっと趣が異なる爽やかな夏曲なんですよね!
前作もなぁちゃんの雰囲気にピッタリでしたが、これはこれでなぁちゃんの愛くるしさが炸裂する作品に仕上がっています。
この曲も、初週42.2万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで8作連続の第1位を獲得しています。
10thシングル「何度目の青空か?」
2014年10月8日にリリースされた、乃木坂46の10thシングル「何度目の青空か?」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://twitter.com/
歌唱力や音楽的才能では乃木坂46でも一、二を争う才女、“いくちゃん”こと生田絵梨花さんです。
大学受験のために、9thシングル「夏のFree&Easy」には参加せず、一時芸能活動を休止していた生田絵梨花さんが、この10thシングル「何度目の青空か?」で活動を再開し、即初センターに抜擢されました。
また、この「何度目の青空か?」が初披露されたのは、乃木坂46の真夏の全国ツアー2014のステージだったのですが、それまで休業していた生田絵梨花さんがサプライズで登場した時のファン達の驚きと興奮と感動と言ったら・・・
出典:http://nogizaka46tte.net/
この「何度目の青空か?」も、初週47.9万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで9作連続の第1位を獲得しています。
乃木坂46全てのシングル曲の歴代センター一覧【11th~現在まで】
11thシングル「命は美しい」
2015年3月18日にリリースされた、乃木坂46の11thシングル「命は美しい」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://twitter.com/
そう、ふたたびのななせまる。西野七瀬さんにとって3作目のセンターです。
ダンススキルには定評のある西野七瀬さんが、本領を発揮した一曲ですね!可愛いだけじゃないなぁちゃんを披露し話題になりました。
この「命は美しい」では、初週50万枚を売り上げ、週間オリコンチャートでは10作連続の第1位を獲得しています。この記録は女性グループでは3組目なのですが、乃木坂46が史上最短での達成でした。
12thシングル「太陽ノック」
2015年7月22日にリリースされた、乃木坂46の12thシングル「太陽ノック」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
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久々の“いこたん”復活です!
5thシングル「君の名は希望」以来、実に7作ぶりのセンター復帰で、元気いっぱいに明るい夏曲を披露しました。
また、この曲は乃木坂46のメンバーが出演しているドラマ「初森ベマーズ」の主題歌にも起用され、話題になりました。
「太陽ノック」は、いこたんの7作ぶりのセンター復帰ということもあり、初週60.9万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで11週連続の第1位を獲得しています。
13thシングル「今、話したい誰かがいる」
2015年10月28日にリリースされた、乃木坂46の13thシングル「今、話したい誰かがいる」のセンターをつとめたのは・・・
この二人!
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/
“まいやん”こと白石麻衣さんと、なぁちゃんこと西野七瀬さんの、乃木坂46初のダブルセンターだったんですよね。
この曲は、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」の主題歌にも起用され話題になりました。
初週の売り上げは62.7万枚を記録し、もちろん週間オリコンチャートで12作連続の第1位を獲得しています。
14thシングル「ハルジオンが咲く頃」
2016年3月23日にリリースされた、乃木坂46の14thシングル「ハルジオンが咲く頃」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
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“まいまい”こと深川麻衣さんです。
この14thシングルを最後に乃木坂46を卒業する深川麻衣さんの、最初で最後のセンター曲であると同時に、長きに渡ってメンバーに聖母と慕われてきた、深川麻衣さんをイメージして作られた楽曲なんですよねぇ・・・
この「ハルジオンが咲く頃」は、初週75万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで13作連続の第1位を獲得しています。
15thシングル「裸足でSummer」
2016年7月27日にリリースされた、乃木坂46の15thシングル「裸足でSummer」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://twitter.com/
遂に、満を持して乃木坂46の最終兵器現る!って感じの、“あしゅ”こと齋藤飛鳥さんです。
今や乃木坂46のライブの定番曲となっているこの曲によって、齋藤飛鳥さんの知名度は一気に上がり、「小顔すぎるアイドル」として広く注目される存在になりました。
この「裸足でSummer」は、初週72.8万枚を売り上げ、もちろん週間オリコンチャートで14作連続の第1位を獲得しています。
16thシングル「サヨナラの意味」
2016年11月9日にリリースされた、乃木坂46の16thシングル「サヨナラの意味」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://nogizaka46-m.net/
“ななみん”こと橋本奈々未さんです。
この曲を最後に乃木坂46を卒業する、橋本奈々未さんの最初で最後のセンター曲となりました。
この「サヨナラの意味」は、初週82.8万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで15作連続の第1位を獲得しています。
17thシングル「インフルエンサー」
2017年3月22日にリリースされた、乃木坂46の17thシングル「インフルエンサー」のセンターをつとめたのは・・・
再びのこの二人!
出典:http://48ers.info/
13thシングル「今、話したい誰かがいる」以来、4作ぶりとなる“まいやん”と“なぁちゃん”のダブルセンターです。
乃木坂46史上最も高速なダンスとして話題になったこの楽曲で、乃木坂46は第59回日本レコード大賞を受賞しています。
この「インフルエンサー」は、初週87.5万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで16作連続の第1位を獲得した他、累計売り上げ枚数も、遂に100万枚を突破し、2012年2月のデビュー以来、6年目にして初のミリオンセールスを記録しました。
18thシングル「逃げ水」
2017年8月9日にリリースされた、乃木坂46の18thシングル「逃げ水」のセンターをつとめたのは・・・
みんなが驚いた、3期生メンバーのこの二人!
出典:https://mdpr.jp/
ももちゃんこと大園桃子さんと、与田ちゃんこと与田祐希さんのダブルセンターです。
まだ乃木坂46に加入したばかりの3期生メンバーが、いきなりダブルセンターに大抜擢されたことで、当時大変な話題になりました。
2017年の夏曲「逃げ水」は、初週88万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで17作連続の第1位を獲得した他、2作連続のミリオンセールスも記録しています。
19thシングル「いつかできるから今日できる」
2017年10月11日にリリースされた、乃木坂46の19thシングル「いつかできるから今日できる」のセンターをつとめたのは・・・
この二人!
出典:https://www.amazon.co.jp/
“なぁちゃん”こと西野七瀬さんと、“あしゅ”こと齋藤飛鳥さんのダブルセンターです。
この楽曲は、「映画「あさひなぐ」の主題歌にも起用されたナンバーで、西野七瀬さんはこの映画でヒロインの“堂島旭”役を好演し、舞台版では、その役を齋藤飛鳥さんが演じるという、映画と舞台でもダブルキャストを演じ話題になりました。
この「いつかできるから今日できる」は、初週85.1万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで、18作連続で第1位を獲得しています。また、この曲で、シングル連続1位獲得作品数で、乃木坂46がSKE48を上回り歴代2位に浮上しました。
20thシングル「シンクロニシティ」
2018年4月25日にリリースされた、乃木坂46の20thシングル「シンクロニシティ」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://www.youtube.com/
6thシングル「ガールズルール」以来、実に14作ぶりとなる、“まいやん”こと白石麻衣さんの単独センターとなりました。
実はこの楽曲は、乃木坂46の結成当初から“乃木坂46の顔”として大活躍してきた生駒里奈さんが参加した最後のシングルだったんですよね。
当然、運営は生駒里奈さんにセンターを依頼したのですが、いこたんは「この楽曲は自分の卒業シングルではなく、あくまで乃木坂46の作品にしたい」と、センターを辞退したそうです。
この「シンクロニシティ」は、初週で111.7万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで19作連続の第1位を獲得しています。
21thシングル「ジコチューで行こう!」
2018年8月8日にリリースされた、乃木坂46の21thシングル「ジコチューで行こう!」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/
15thシングル「裸足でSummer」以来、6作ぶりとなる単独センターの、“あしゅ”こと齋藤飛鳥さんです。もうすっかり夏曲のセンターに定着した感じですね。今年の夏も楽しみです!
この「ジコチューで行こう!」は、初週98.9万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで20作連続の第1位を獲得しています。
22thシングル「帰り道は遠回りしたくなる」
2018年11月14日にリリースされた、乃木坂46の22thシングル「帰り道は遠回りしたくなる」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
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11thシングル「命は美しい」以来、11作ぶりの、久々単独センターの“なぁちゃん”こと西野七瀬さんです。
というのも、2018年いっぱいで乃木坂46を卒業する西野七瀬さんにとって、この楽曲が最後に参加するシングル曲だからなんですよねぇ・・・
2018年12月31日のNHK紅白歌合戦をもって、西野七瀬さんの乃木坂46でのテレビ出演は完全に終了しました。
出典:https://www.tumblr.com/
なんかグッとくる瞬間で、今となっては喪失感半端ありません。
そんな「帰り道は遠回りしたくなる」は、初週106.3万枚を売り上げ、週間オリコンチャートで21作連続の第1位を獲得しています。
23thシングル「Sing Out!」
2019年5月29日にリリースされた、乃木坂46の23thシングル「Sing Out!」のセンターをつとめたのは・・・
この人!
「帰り道は遠回りしたくなる」から6ヶ月ぶりのシングルとなった「Sing Out!」。2019年4月15日に放送された「乃木坂工事中」にて、齋藤飛鳥さんがセンターに抜擢されました。
本曲のコンセプトは、「みんなで歌う喜び」「クラップをして曲を楽しむ」。明るいミディアムテンポの楽曲となっており、コンセプト通りクラップやストンプ風の要素を取り入れた楽しい一曲です。
2019年6月10日付のオリコン週間シングルランキングでは、推定売上約100万4000枚を記録。22作連続初登場1位となりました。
24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」
2019年9月4日にリリースされた、乃木坂46の24作目のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のセンターを務めたのは・・・
この人!
4期生初のセンターポジションを務めたのは遠藤さくらさんです。初選抜にしてセンター抜擢ということで、大きな注目を集めました。
同じく4期生として加入した賀喜遥香と筒井あやめもフロントメンバー入りを果たし、本曲は4期生が目立つ配置となっています。
また2019年に卒業した桜井玲香さんが最後に参加したシングルでもあり、ファンとしても思い入れの深い一曲になったのではないでしょうか。
25thシングル「しあわせの保護色」
2020年3月25日に乃木坂リリースされた、乃木坂46の25作目のシングル「しあわせの保護色」のセンターを務めたのは・・・
この人!
本曲の活動をもって乃木坂46を卒業した、白石麻衣さんがセンターです。
白石麻衣さんにとっては、20thシングル「シンクロニシティ」から5回目となるセンターポジションで、1期生11人全員が福神になるという貴重な配置となりました。
「卒業するメンバーを乃木坂46として”プロム”で見送るとしたらこうなるのでは?」というコンセプトのもと、温かみのあるMVが完成。グループを引っ張ってきた白石麻衣さんの卒業にふさわしい一曲となりました。
26thシングル「僕は僕を好きになる」
2021年1月27日にリリースされた、乃木坂46の26作目のシングル「僕は僕を好きになる」のセンターを務めたのは・・・
この人!
乃木坂46の3期生・山下美月さんが初のセンターポジションに抜擢されました。
はるやま商事「どんなシーンでも篇 レディス」のCMソングにも抜擢されは本曲は、前作「しあわせの保護色」から10カ月ぶりのシングル曲となりました。
MVは、女優やモデルなど等身大の女性として輝くメンバーの姿を描いたストーリーで、実際のリハーサル風景も取り入れたリアルな映像に仕上がっています。
乃木坂46の歴代センター人気ランキング結果発表
以上の結果を、歴代センターを経験した回数でランキングを作成してみたいと思います。
但し、同じセンターでも単独でセンターに選ばれることもあれば、ダブルセンターで選ばれることもあります。また、明らかに卒業を理由にセンターに選ばれている場合には、“人気”という観点から考えれば、普通に選ばれたメンバーよりも下位にした方が良いかも知れません。
そこで、単独センターの場合は1回とカウントし、ダブルセンターの場合は0.5回とカウントすることにしました。さらに、卒業が理由でセンターに抜擢された場合は、普通にセンターに選ばれたメンバーよりも下位にランキングしたいので、便宜上0.7回とカウントすることにします。
同率5位:遠藤さくら
センター経験回数: 1回
同率5位:山下美月
センター経験回数: 1回
以上、今回とりまとめた乃木坂46の歴代センターの人気ランキングで、堂々の第1位に輝いたのは、“乃木坂の顔”として乃木坂46の黎明期を支えた最大の功労者でもある、生駒里奈さんに決定しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は乃木坂46の歴代シングルのセンターをつとめたメンバーを再確認するとともに、歴代センターの人気ランキングを作成してみました。
ただ、冒頭でもご説明した通り、歴代センターをつとめた回数が人気を表しているか?と言えば、必ずしもそうは言えないんですよね。
とは言え、よくある人気ランキングのように、ネットのクチコミなどで相対的に順位を決めた場合、単に歴代センター経験者に限定した、小規模なランキングになってしまうため、それじゃつまらない!ってことで、客観的な指標としてセンター経験回数を採用してみました。