交通事故で急逝したハリウッド俳優・ポール・ウォーカーの一人娘、メドウ・ウォーカーが話題です。
ここでは、メドウ・ウォーカーの身長などのプロフィール、父ポールから相続した2500万ドルもの遺産や後見人を巡っての母と祖母の争い、誕生日に日本を訪れ話題になった件、現在の様子などについてまとめました。
この記事の目次
メドウ・ウォーカーの身長などプロフィール
メドウ・ウォーカー(Meadow Walker)のプロフィール
生年月日:1998年11月4日
出身地 :アメリカ合衆国カリフォルニア州
身長 :160cm
血液型 :不明
メドウ・ウォーカー(Meadow Walker)はアメリカ合衆国のモデルで、2013年11月に交通事故で死亡したハリウッド俳優・ポール・ウォーカーの一人娘です。
メドウ・ウォーカーの身長は「160cm」と白人としては低めです。特にモデルとしてはかなり小さめの身長に入りますが、そのスタイルの良さと美しい顔立ちでモデルとしても成功を収めています。
メドウ・ウォーカーの父は俳優のポール・ウォーカー
メドウの父・ポール・ウォーカーのプロフィール
生年月日:1973年9月12日
没年月日:2013年11月30日(40歳没)
出身地 :アメリカ合衆国カリフォルニア州
身長 :188cm
メドウ・ウォーカーの父・ポール・ウォーカー(Paul Walker)は、映画「ワイルドスピード」シリーズの主人公の1人、ブライアン・オコナー役などで知られるハリウッドの有名俳優です。
元モデルの母親と、ゴールデングローブを2度獲得した強いアマチュアボクサーの父親を持ち、2歳の頃から赤ちゃんモデルとして芸能界で活躍。
その後は子役として俳優デビューを果たし、B級映画やテレビドラマを中心に活躍します。
1990年代の後半から映画俳優として次第に売れ始め、その端正なルックスを売りにティーン映画を中心に活躍。1999年公開の映画「バーシティ・ブルース」や「シーズ・オール・ザット」への出演をきっかけに若者層から人気を急上昇させています。
ポール・ウォーカーのブレイクのきっかけになったのは、2001年公開のアクション映画「ワイルドスピード」で、主人公・ブライアン・オコナー役を演じた事でした。「ワイルドスピード」の大ヒットと、シリーズ化によってポール・ウォーカーは、一躍世界的人気俳優の座へと上り詰めました。
しかし、人気絶頂だった2013年11月30日、ポール・ウォーカーはチャリティーイベントに出席した帰り道に交通事故に遭って亡くなります。享年は40歳でした。
運転していたのはポール・ウォーカーの友人でレーシングドライバーのロジャー・ロダスで、ポールは助手席に座っていました。ロジャー・ロダスの運転する車は事故時、時速160キロの猛スピードを出していた事がその後判明しています。
メドウ・ウォーカーの母はレベッカ・ソテラス
メドウ・ウォーカーの母親は、ポール・ウォーカーがかつて交際していたレベッカ・ソテラスという女性です。生年は1974年でポールとほぼ同い年で、2人は20代の前半に交際をスタートさせ、1998年にメドウ・ウォーカーさんが誕生しました。
しかし、2人は結婚はせず、メドウ・ウォーカーが生まれてくる前に破局しています。レベッカ・ソテラスはその後、メドウ・ウォーカーを出産して13歳まで育てています。
メドウ・ウォーカーの親権は父のポール・ウォーカーが持っていた
母親のレベッカ・ソテラスの元で育てられたメドウ・ウォーカーでしたが、母のレベッカはアルコール依存症の疑いがあり、飲酒運転で2度逮捕されています。
2011年、13歳になったメドウ・ウォーカーは、父親のポールウォーカーに「一緒に暮らしたい」と助けを求める電話をかけ、その後裁判所の判断でメドウの親権がポールに移されました。
その後は、メドウ・ウォーカーは父のポールウォーカーの元で養育されました。
メドウ・ウォーカーに兄弟はおらず父の遺産2500万ドルを相続
メドウ・ウォーカーが父・ポール・ウォーカーの元で暮らしはじめてからわずか2年半後の2013年11月、前述の通りポール・ウォーカーは不慮の交通事故で命を落とします。
ハリウッドスターだったポール・ウォーカーは2500万ドル(約25億円)の資産を持っていましたが、この遺産はポールの遺言により、全てメドウ・ウォーカーに相続されました。
そして、当時未成年だったメドウ・ウォーカーの後見人として、メドウの母・レベッカ・ソテラスではなく、ポールの母で、メドウにとっては祖母にあたるシェリル・ウォーカーに任せたいという内容もポールの遺言書に記されていたようです。
この遺言の内容をもとに、メドウの祖母シェリルはメドウの法的後見人になるための手続きを申請します。
メドウの母・レベッカ・ソテラスはこれに激怒して訴訟を起こし、母と祖母による泥沼の裁判へと発展してしまいます。
この話し合いの中でメドウの祖母・シェリルはアルコール依存を治療するのであれば、法的後見人申請を取り下げても良いと持ちかけ、レベッカがこれに応じる形で話がまとまりかけます。
しかし、これに裁判所が異議を唱え、「家庭環境を調査した上で裁判所が決定する」との判断を下したのです。
そして2014年5月、裁判所も「レベッカがメドウを養育する事に問題はない」との判断を下し、ようやくこの件は一件落着となりました。
また、メドウ・ウォーカーは父・ポール・ウォーカーの残した2500万ドルの遺産のほかに、事故の時に車を運転していたロジャー・ロダスの遺族からも1010万ドル(10億9千万ほど)を受け取っています。
これは、ポールの死にはロジャーにも責任があるとの見解からの決定だったようです。
米TMZによれば、ポールの娘メドウは、ロダスの遺族より、1010万ドル(約10億9千万円)を受け取る取り決めを交わしたという。メドウの代理人によれば、故ロジャーには「衝突事故の責任の一端がある」とのこと。この支払いは、ロジャーがかけていた保険によるものなのか、もしくは彼自身の遺産からなのかは、定かではないという。
メドウ・ウォーカーが誕生日を日本で過ごし話題に
母と祖母が泥沼の親権争いをした事で日本でも話題になったメドウ・ウォーカーでしたが、2019年11月4日の自身の21歳の誕生日にInstagramに「21 in Tokyo」と投稿し話題になりました。
どうやら、メドウ・ウォーカーは21歳の誕生日を日本で迎えたようなのです。21歳といえばアメリカでは成人にあたる大切な誕生日ですが、メドウはその大切な日に友人とともに日本を訪れ、ラーメンと食べたり神社や寺などを巡り、鎌倉の海沿いや立ち寄ったコンビニの写真も投稿するなど日本観光を満喫していたようです。
なぜ、メドウ・ウォーカーがそのように大切な日に日本を訪れたのかの理由は明かされていないのですが、父・ポール・ウォーカーの代表作「ワイルドスピード」のもう1人の主人公を演じたハリウッド俳優のヴィン・ディーゼルがこの投稿に反応「君が大人になったら日本に行きたいのは知っていた」とのコメントを投稿されているので、どうやらメドウ・ウォーカーは何らかの理由で日本を気に入り、成人したら日本に行こうと考えていたようです。
メドウ・ウォーカーの現在
現在、メドウ・ウォーカーはその美貌とスタイルの良さを活かして、アメリカでモデルとして活躍しており、まだキャリアをスタートさせたばかりでありながら高い人気を獲得しています。
また、メドウ・ウォーカーは現在、慈善事業に力を入れていた父・ポール・ウォーカーの遺志を継ぎ、2015年に海洋生物保護のための団体「ポール・ウォーカー財団」を設立をはじめ、人道支援団体にも積極的に参加、慈善活動家としても活動を続けています。
2020年の新型コロナウイルス騒動では、学校に行けないため給食を食べられず、日々の食事にも困っている貧困層の子供たちのための寄付活動を呼びかける活動を行い注目を集めました。
まとめ
今回は、2013年に交通事故で急逝したハリウッド俳優・ポール・ウォーカーの一人娘のメドウ・ウォーカーについてまとめてみました。
メドウ・ウォーカーは、父のポール・ウォーカーから2500万ドルもの遺産を相続されますが、その後見人を巡って母のレベッカ・ソテラスと、祖母のシェリル・ウォーカーの間で争いが起こり、裁判に発展していましました。
その裁判もすでに終結し、現在のメドウ・ウォーカーはモデルとしてのキャリアをスタートさせ話題を集めています。また、慈善活動にも力を入れており、2020年の新型コロナ騒動でも寄付金を呼びかける活動を行い注目を集めました。
父親を突然亡くすという悲劇に見舞われたメドウ・ウォーカーですが、現在は美しい大人の女性へと成長され、自分の人生を歩まれているようです。これからの活躍も応援していきましょう。