桂銀淑のプロフィール～ヒット曲も紹介

1977年、高校生の時に韓国でモデルとしてデビューした桂銀淑さん。

そんな桂銀淑さんは、『ラッキーシャンプー』のCMキャラクターに抜擢されるなどし、2年間モデルとして活躍します。

韓国で歌手デビュー

こうしてモデルとして活躍していた桂銀淑さんですが、1979年に韓国の徐羅伐（ソラボル）レコードから『歌って踊って』で歌手デビューしたのです。

そしてアイドル歌手として人気を得た桂銀淑さんは、デビュー翌年にリリースした『待っている女心』で、MBC10大歌手歌謡祭新人賞を受賞するのです。

日本デビュー

こうして韓国で人気アイドル歌手として活躍していた桂銀淑さんは、作曲家の浜圭介さんに見出され1984年に来日し、レッスンに励みます。

そして1985年、『大阪暮色』で日本デビューを果たしたのです。

桂銀淑のヒット曲

『大阪暮色』で日本デビューした桂銀淑さんは、その後数々のヒット曲を飛ばします。

そんな桂銀淑さんのヒット曲と言えば、

『すずめの涙』

『夢おんな』

『酔いどれて』

『真夜中のシャワー』

『悲しみの訪問者』

『花のように鳥のように』

『ベサメムーチョ』

などがあります。

こうして、数々のヒット曲を飛ばしてきた桂銀淑さんは1988年、『夢おんな』で第21回日本有線大賞グランプリを獲得したのです。

そして同年には、『NHK紅白歌合戦』に初出場し、以降1994年まで7年連続出場を果たしています。

また桂銀淑さんは、日本レコード大賞の常連ともなり、1990年にはアルバム『真夜中のシャワー』で第32回日本レコード大賞アルバム大賞を受賞しています。

桂銀淑さんはデビュー前、当時の所属事務所の社長に「演歌でいくなら、シングルよりもアルバムが売れる、息の長いアーティストにして下さい」とお願いしたことを後に語っています。

そして1987年に発売された、浜圭介さんとのデュエット曲『北空港』は、数あるデュエット曲の中でも人気が高く、今でもカラオケランキングでは上位に入っています。

1993年には、3月27日から2日間、韓国ソウル市内のホテルで『桂銀淑慈善ディナーショー』を行い、日本デビュー9年目で初めて、母国での日本語歌唱での公演となったのです。

桂銀淑が独立後に一時期消えていた理由とは

1996年、桂銀淑さんは所属事務所だった第一プロダクションを退社し、独立しました。

これを機に、アーティスト名を『桂銀淑』から『ケイウンスク』 に改め、バラードシンガーとして再出発しています。

独立もして順風満帆に見えた桂銀淑さんでしたが、2001年から突如、テレビやラジオなどから姿を消したのです。

突如メディアから姿を消した理由として、独立後に移籍していた所属プロダクションであるタイガーエンタープライズとの借金トラブルにより、裁判を起こされていたことが挙げられます。

借金は2億5,500万円にもなっていたと言われており、調べてみたところ、コンサートの制作費がかさみ、赤字が続いたことで借金が膨らんでしまったようです。

当時は週刊誌に、「ギャンブル癖が原因」の借金と書かれていましたが、桂銀淑さんはそれを完全に否定しています。

しかし、裁判から5年後の2006年、ようやく和解が成立した桂銀淑さんは、メディアに積極的に出演し、再出発したのです。

桂銀淑は薬（覚醒剤）で逮捕されていた

2006年、5年にも及ぶ借金問題も解決し、芸能活動を再開させた桂銀淑さん。

メディアに復帰し、新曲やコンサートにと完全復活したと誰もが思っていましたが、桂銀淑さんはここからさらに転落人生を歩むのです。

覚醒剤取締法違反で逮捕された桂銀淑　

桂銀淑さんは2007年11月26日、覚せい剤取締法違反（所持）で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕されました。

　韓国出身の歌手桂銀淑（ケイ・ウンスク＝４５）が２６日午後、都内の自宅で、覚せい剤取締法違反（所持）の現行犯で関東信越厚生局麻薬取締部の捜査員に逮捕された。

 

引用：桂銀淑が覚せい剤所持で逮捕 https://www.nikkansports.com/

桂銀淑さんの自宅からは、寝室の枕元から2つのポリ袋に小分けされた覚醒剤約0.2グラム（末端価格約1万5000円）、ガラス製吸引パイプ2本が見つかったそうです。

そして覚せい剤取締法違反（所持）で逮捕された桂銀淑さんは、覚醒剤の使用を認めたのです。

調べには素直に応じ、「私が買って、使った。すみません」と使用を認めているという。パイプの使用状況から常習性があったとみて同部で入手ルートを追及している。

 

引用：桂銀淑容疑者を逮捕　自宅で覚醒剤所持の容疑 http://www.sankei.co.jp/

そんな桂銀淑さんは、覚醒剤を使用したきっかけは、「元気が出るよ」と知人にすすめられたことがきっかけだったと、後のインタビューで話しています。

　「事務所トラブルでうつ病になってしまったあの時期に、芸能界に出入りする知人に“元気が出るよ”と言って渡されたことがきっかけでした…」

 

引用：覚醒剤逮捕から6年ぶり日本芸能界復帰の桂銀淑が現状を語る (2/3ページ) https://www.zakzak.co.jp/

こうして薬に手を出した桂銀淑さんは、逮捕された年の2007年12月に有罪判決となり、懲役1年6月、執行猶予3年が言い渡されたのです。

そして、2008年8月には、国外退去処分により帰国させられました。

歌手活動を再開するも、再び覚醒剤で逮捕された桂銀淑　

その後、2010年3月26日には、韓国ソウル市キャピタルホテルでディナーコンサートを開催した桂銀淑さん。

2011年5月に出演したフジテレビ系『芸能界の告白』では、“日本に帰ってファンや関係者に謝罪したい”などと発言していました。

そんな桂銀淑さんでしたが、2015年6月25日に覚せい剤使用で再び逮捕されたのです。

尿検査で陽性反応が出た桂銀淑さんは、自宅とホテルで覚醒剤を使用していたと容疑を認めました。

27日午後に韓国で放送されたKBS 2TVの芸能情報番組「芸能街中継」で、検察側は「自宅やホテルで3回、覚せい剤を使用した」と話した。
この日「芸能街中継」のスタッフは、水原(スウォン)地方検察庁の広報官との通話で「情報提供があり、内密調査を行った。現在、桂銀淑は逮捕された。ホテルでも自宅でも投薬した。逮捕したのはホテルだった」と話した。

 

引用：桂銀淑、自宅とホテルで覚せい剤を3回使用して逮捕 http://news.kstyle.com/

そんな桂銀淑さんは、2014年にASKAさんが覚せい剤で逮捕された際、ASKAさんの胸中を代弁する言葉を述べていました。

桂はASKA容疑者の逮捕について、「なんてバカなことを…。歌い手がドラッグに負けてしまうのは、彼らがいつも不安を抱えているから。時代性が求められる一方で、息が短い」と売れっ子だった時代もあるだけに、ASKA容疑者の胸中を代弁。

 

引用：紅白歌手・桂銀淑が覚せい剤に手を出した理由 https://www.excite.co.jp/

このように、「なんてバカなこと」をと言っていた桂銀淑さんでしたが、ご自身もまた薬に手を出していたのです。

桂銀淑は詐欺罪でも逮捕されていた　

2007年と2015年、薬に手を出し逮捕された桂銀淑さんでしたが、実は2014年8月に詐欺罪で在宅起訴されていたのです。

聯合ニュースによると、ソウル中央地検は4日までに、高級外車のリース料を支払わなかったとして、韓国出身の歌手、桂銀淑さんと知人の計2人を詐欺罪で在宅起訴したと明らかにした。

 

引用：桂銀淑さんを詐欺で在宅起訴　韓国、リース料不払い https://www.nikkei.com/

出演料2億ウォンと明記された公演契約書を提示して、高級外車のポルシェ・パナメーラを月数百万ウォン（約数十万円）でリース契約していた桂銀淑さん

しかし、直後に車を担保に借金し、リース料は一切支払わなかったようで、告訴されたのです。

しかしこれに対し桂銀淑さんは、”幼馴染が車を購入する際の保証人としてサインしたが、裏切られる結果になってしまった。本件に関して事件の真実を知っている証人もおり、これから誤解を解いていくと”と話していました。

こうして容疑を全面否定していた桂銀淑さんでしたが、有罪判決が確定しています。

桂銀淑の旦那や子供とは？離婚理由も紹介

覚せい剤と詐欺容疑で有罪判決を受けている桂銀淑さんですが、結婚はしているのでしょうか？

1992年結婚、1998年離婚

桂銀淑さんは、1992年に実業家の金榮秀（キム・ヨンス）さんと結婚しています。

そして、当時は玉の輿だと話題になった桂銀淑さんは、1億円もするマンションで暮らしていたそうです。

しかし、幸せは長く続かず、わずか6年で結婚生活にピリオドを打っています。

6年で離婚に至った桂銀淑さんですが、理由は元旦那の会社が倒産し、借金が膨らんだことだと言われています。

夫の会社が2億円を超える借金を抱えて倒産。桂自身も、新しい事務所からの借入金があり、夫婦合わせて約4億5，000万円の借金を抱えることになってしまったのだ。

 

引用：桂銀淑、詐欺罪で在宅起訴！　借金、離婚、薬物、国外退去――転落人生は終わってなかった https://www.cyzowoman.com/

しかし一方では、ホストに入れあげ同棲していたという噂もあったのです。

トラブルに巻き込まれることはなかったが、桂がこのホストと同棲していることが確認できた。しかも、桂にもドラッグ使用疑惑が浮上。そこで、所属の第一プロに取材をかけた。
事務所はホストとの関係とドラッグ疑惑のウワサは認めたが、紅白出場直前ということもあって、「なんとか記事にしないでほしい」と懇願してきた。

 

引用：覚せい剤で逮捕“演歌の女王”桂銀淑の転落人生「ホストに入れ上げ、200万円を燃やした」過去 https://news.merumo.ne.jp/

桂銀淑さんに子供はなし

6年間という短い結婚生活だった桂銀淑さん。

そんな桂銀淑さんには、調べてみたところ子供はいないようです。

桂銀淑の現在 

覚せい剤取締法違反で国外退去により韓国へ帰国した桂銀淑さん。

そんな桂銀淑さんは現在、どうしているのでしょうか？

韓国で事務所に所属し頑張っている桂銀淑 

2016年から再始動した桂銀淑さんは2019年5月、韓国の芸能プロダクション「プロミス・エンタープライズ」と専属契約を結びました。

韓国でファンの集いを行うなど韓国のファンとの交流の他、37年振りにアルバム『Re:Birth』をリリースするなど活動しています。

こうして韓国で活動している桂銀淑さんですが、2019年4月5日放送のTBS系『爆報! THE フライデー』にも出演しています。

そんな桂銀淑さんを見た視聴者から、東京都知事の小池百合子さんに似ているという声も多数挙がっていたようです。

#小池百合子 と、韓国の歌手「桂銀淑（ケイウンスク）」がそっくりです。https://t.co/ROnsfLZVgW
小池百合子は朝堂院大覚（#在日 ヤクザ）と繋がっていました。https://t.co/bL7bBtStOG
となると、彼女も朝鮮系の血筋なので似ていると考えられますね。https://t.co/ao0ixVGiNS pic.twitter.com/nXOWxXOeXW

— にしだ (@way_to_dawns) 2019年4月5日

まとめ

いかがでしたでしょうか。

紅白7年連続出場を果たすなどし、大人気演歌歌手だった桂銀淑さんについてまとめました。

桂銀淑さんが突然メディアから姿を消したのは、離婚や借金、そして薬による逮捕などがあったようですが、現在は韓国で活動しているようです。

そんな桂銀淑さんには、また逮捕！？というニュースが流れないよう、誘惑にはくれぐれも気を付けて欲しいものです。