ビートたけしさんの娘で、過去には歌手や女優として活躍していた北野井子さんが最近父のビートたけしさんに親子絶縁状を突きつけた事が話題になっています。
今回は北野井子さんについて、経歴や過去にリリースした歌の紹介、瞬く間に消えた理由、離婚した元旦那や子供について、現在の様子についてなどをまとめました。
この記事の目次
北野井子のプロフィール
北野井子のプロフィール
生年月日:1982年10月2日
出身地 :東京都
北野井子(きたのしょうこ)さんは、大物お笑いタレント・ビートたけしさんの娘で、歌手や女優として2005年頃まで活動していましたが、現在は目立った芸能活動はしていないようです。
北野井子さんの生年月日は1982年10月2日で東京都の出身で、父親のビートたけしと、母親の元女性漫才師の「内海ミキ」こと北野幹子さん(2019年にビートたけしと協議離婚)の間に長女として生まれました。上に兄が1人ます。2020年時点での北野井子さんの年齢は37歳です。
北野井子は歌手や女優活動していた
ビートたけしさんの娘である北野井子さんは、10代の頃に芸能界デビューして大きな話題を呼びました。ここでは、北野井子さんの芸能界での活動についてまとめます。
北野井子の女優としての活動
北野井子さんは、1997年に父親のビートたけし(映画監督としては北野武)さんが監督した映画「HANA-BI」に女優として出演し芸能界デビューしています。北野井子さんが登場したのは映画のラストシーンで、凧を揚げようと海岸を走る無名の少女の役でした。
なお、北野井子さんは「HANA-BI」には松田井子の名義で出演していますが、これは当時、父親のビートたけしさんと、母親の北野幹子さんの夫婦仲が冷え切っていた事や、北野武さんが1986年12月に起こした「フライデー襲撃事件」で、前科者になっていた事などから、「北野」の名前を名乗らせる事はよろしく無いとの判断から母親の旧姓である「松田」の名前でデビューする事になったという事です。
出典:https://movie.walkerplus.com/
「HANA-BI」以降、女優出演のなかった北野井子さんでしたが、芸能活動休止を挟んだ2005年に、同年公開の映画「有限会社ひきもどし」にヒロイン役として出演し、8年ぶりとなる女優復帰を飾りました。
映画「有限会社ひきもどし」は、当時社会問題として注目されていた「引きこもり」をテーマとした作品で、北野しょうこさんが演じたのは、引きこもりの少女・紀美子役でした。
北野井子の歌手としての活動
北野井子さんは、1998年に歌手としてもデビューしています。「X JAPAN」のYOSHIKIさんの全面プロデュースなど、話題になりましたが、2枚のシングルをリリースしただけで歌手活動を停止してしまいました。
北野井子さんのリリースした歌については、次の見出しで動画つきで詳しく紹介します。
北野井子の歌はYOSHIKIのプロデュースで話題に
北野井子さんは、1998年にデビューシングル「Begin」をリリースして歌手デビューしています。北野井子さんのデビューの歌「Begin」は、伝説的ヴィジュアル系ロックバンド「X JAPAN」のリーダー・YOSHIKIさんがプロデュース(作詞・作曲・編曲)した事でも話題になり、13万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
北野井子の歌「Begin」のミュージックビデオ動画
こちらが、1998年6月3日にリリースされた北野井子さんのデビューシングル「Begin」のプロモーションビデオの動画です。プロモーションビデオの映像は、映画監督として世界的に評価されはじめていた父・北野武(ビートたけし)さんが監督した事も大きな話題を呼びました。
この歌「Begin」は、バラエティ番組「アイドルハイスクール 芸能女学館」のエンディングテーマ、ロッテの商品「シュガーレスガム」のテレビCMソングとしても起用されています。
こちらの動画の歌は、「Begin」のカップリング曲「I Believe」です。この2曲はロサンゼルスでレコーディングされ、「I Believe」は父親のビートたけしさんがロサンゼルス滞在中にレコーディングされたそうです。
北野井子の歌「薔薇と緑」のミュージックビデオ動画
こちらは、1998年10月28日にリリースされた北野井子さんの2曲めの歌「薔薇と緑」のミュージックビデオです。この「薔薇と緑」も作詞・作曲・編曲をYOSHIKIさんが担当されていますが、タイトルの「薔薇と緑」はビートたけしさんがつけています。
当時の人気深夜番組「ワンダフル」のエンディングテーマに起用されています。
北野井子出演のテレビCM動画
北野井子さんはテレビCMにも起用されています。上の動画は、ファーストシングル曲「Begin」とのタイアップCMで、ロッテの「シュガーレスガム」のCM動画です。
エスエス製薬「エスタックイブ」のCMキャラクター
北野井子さんはエスエス製薬の「エスタックイブ」のCMキャラクターにも起用されています。
北野井子が消えた理由① 性格が父譲りで関係者を振り回してしまった?
歌手や女優としてデビューし、ビートたけしの娘として注目を集め、テレビCMにも起用されるなど、大々的なプロモーションを受けていた北野井子さんでしたが、わずかに芸能活動を行っただけで、すぐに芸能界から姿を消してしまいました。
ここからは、北野井子が消えた理由について見ていきましょう。
ネット上で言われているのは、北野井子さんは、父のビートたけしさん譲りの奔放な性格を持っていたため、周囲のスタッフを振り回してしまい、次第に仕事のオファーがなくなってしまったのではないか?という説です。
ただ、当時飛ぶ鳥を落とす勢いで、芸能界で絶大な力を持っていたビートたけしさんの娘として華々しくデビューした以上、業界の関係者に敬遠されて仕事が減るという事は考えづらいでしょう。おそらくこれは事実ではなく別の理由があると考えます。
北野井子が消えた理由② 宇多田ヒカルの登場で霞んでしまった
北野井子さんがあっという間に芸能界から消えてしまったのは、北野井子さんのデビューからわずか半年後に、歌手の宇多田ヒカルさんがデビューして圧倒的な存在感を示し、同じ二世タレントとして北野井子さんの話題を全てかっさらってしまったからだという見方も存在します。
当時をよく知る芸能関係者は、以下のコメントを残しています。
「北野井子のデビューから半年後、藤圭子の娘である宇多田ヒカルが彗星の如く現れ、一気に話題をさらわれてしまったんです。宇多田は16歳で作詞作曲の実力に加え、桁違いの歌唱力を兼ね揃えていたため、北野は勝ち目ナシと判断し、芸能界を引退したのかもしれません」
北野井子さんも同じように大物の二世で、歌手、当時10代中頃で宇多田ヒカルさんと同世代と、宇多田ヒカルさんとかなりの部分でポジションが重なっていました。
しかし、宇多田ヒカルさんは、他に類がないと言われる魅力的な声質を持ち、作詞作曲を自ら手がけ、その10代とは思えない歌唱力でも話題を呼びました。
一方の北野井子さんは、父のビートたけしさん譲りの魅力的なハスキーボイスは持っていたものの、歌唱力の点では宇多田ヒカルさんにかなり劣った印象を受けてしまい、その実力差は歴然としていました。
こうして見てみると、宇多田ヒカルさんの登場が北野井子さんの芸能界から消えた事につながったというのは、かなり的を得ているのではないでしょうか。
北野井子が消えた理由③ 芸能活動より結婚をとった
北野井子さんは、2004年に都内のレストランで調理師として勤務しているという一般男性との結婚を発表し、同時に妊娠6ヶ月である事も公表しています。この時、北野井子さんはまだ23歳の若さでしたが、いわゆるデキ婚という事で、あまり芸能人としてのイメージを重要視していなったのではないかとも感じられます。
また、北野井子さんは1999年1月に一度、芸能活動の休止を発表し、アメリカへと留学していて、これ以降は芸能活動はほとんど行なっていませんでした。
この事から考えても、元々北野井子さんは芸能活動にあまり興味を持っておらず、芸能活動よりも恋愛や結婚をとったのではないかと推測できます。
消えたというよりは、北野井子さんには、最初から芸能人として精力的に活動していく意思がなかったのかも知れません。
北野井子の元旦那や子供とは
2004年に23歳の若さで、都内のレストランで勤務する調理師の一般男性と結婚した北野井子さんは、2005年3月9日にこの男性との間の子供(長女)を出産しています。この時、ビートたけしさんの初孫として大いに話題になりましたが、その後ほどなくして、北野井子さんは、この調理師の旦那さんと、何らかの理由で離婚しています。
そしてその翌2006年、北野井子さんの子供、つまりビートたけしさんにとっての孫は、ビートたけしさんと養子縁組を結んでいます。
この北野井子さんの子供と、ビートたけしさんの養子縁組の理由については、北野井子さんやビートたけしさんから公式なコメントは出されていませんが、当時まだ若かった北野井子さんの負担を軽減しようとした親心だったという説と、子供を増やす事での節税効果を狙った節税対策の一環だったのでは?という説の二つが理由として上がっています。
なお、この北野井子さんの元旦那さんの名前や顔画像についてや、現在何をされているのかなどについては一切が不明です。
北野井子の現在① 父親のビートたけしに絶縁状を叩きつける
そんな北野井子さんは現在どうされているのでしょうか?
北野井子さんの父・ビートたけしさんは、2014年頃から18歳年下の女性との不倫疑惑が報じられており、2018年3月にはこの不倫相手とされる女性と共同で、新事務所「T.Nゴン」を立ち上げ、これまで所属していた「オフィス北野」から移籍しています。
そして、ついに2019年、ビートたけしさんは妻の幹子さんと離婚し、2020年2月にはこの女性との再婚を発表しています。
一部メディアの報道によれば、北野井子さんは、この・父ビートたけしの一連の不倫に強い嫌悪感を抱き、「気持ち悪い」「顔も見たくない」などと拒絶しているのだそうです。
そして、北野井子さんはついに、父・ビートたけしさんに対して親子の縁を切る「絶縁状」を叩きつけたとも報じられています。
北野井子の現在② 無職のニートという噂も
北野井子さんは、2004年に結婚したもののすぐに離婚しており、その後再婚したという情報も出ていません。また、2005年に映画「有限会社ひきもどし」に出演して以降は、芸能活動もされていませんが、現在どのようなお仕事をされているのかについても明らかにされていません。
そのため、ネット上では、現在北野井子さんは無職で、母親の北野幹子さんに生活費を出してもらってのニート生活を送っているとの噂が流れているようです。
ただ、ニートと言えば聞こえは悪いですが、北野井子さんの母の北野幹子さんはビートたけしさんとの離婚時に、100億円とも言われる莫大な財産分与を受けたとの報道もあり、それが事実であれば、北野井子さんが無理に働く必要などどこにもなく、親の金を使って優雅な生活を送っていたとしても何ら不思議な事ではありません。
まとめ
今回は、ビートたけしさんの娘で、過去には女優や歌手として活動していた北野井子さんについてまとめてみました。
北野井子さんは、1997年に父・ビートたけし(北野武)さんの監督した映画「HANA-BI」で女優デビューし、1998年からは「X JAPAN」のリーダーYOSHIKIさんのプロデュースによる歌手デビューも飾っていますが、すぐに芸能界から姿を消してしまいました。
その後は、2004年に一般男性とできちゃった結婚をし、2005年にはビートたけしさんの初孫となる子供を出産し話題になります。
2005年に映画「有限会社ひきもどし」で女優復帰を果たしたものの、これ以降は芸能活動は行なっていません。
北野井子さんの現在の動向については、父のビートたけしさんの不倫騒動や離婚や不倫相手との再婚に対して嫌悪感を示しているそうで、一部メディアからは、北野井子さんからビートたけしさへの親子絶縁状が突きつけられたとの報道も出ています。
今後の北野井子さんの芸能界復帰はまず考えにくく、このまま一般女性として生活されていくと思われますが、ビートたけしさんから譲られた莫大な財産で悠々自適な生活を送られるのではないかと思います。北野井子さんのこれまでの自由奔放な生き様を見ても、偉大な父を持つと生まれた瞬間から人生勝ち組という事なのでしょう。非常に羨ましい限りです。