当時25歳の女性に32杯のテキーラを飲ませて死亡させた「名古屋テキーラ事件」の犯人・板谷博希被告が注目されています。
この記事では板谷博希被告の生い立ちや親や兄弟など家族、暴走族「徳命会」や半グレとして犯罪を繰り返す経歴と職業、懲役14年の判決の現在などについてまとめました。
この記事の目次
板谷博希は「名古屋テキーラ事件」で若い女性を死亡させた犯人

板谷博希被告(2026年現在44歳)は2023年5月に、当時25歳の女性がテキーラを合計32杯飲まされ、急性アルコール中毒による低酸素脳症で死亡した事件で、わいせつ略取と準強制性交致死の罪に問われている男です。
板谷博希被告は、名古屋市中区のバーで店員を通じて被害者の女性を呼び出し、泥酔させて性的行為をする事を目的に女性にアルコール度数40度のテキーラを大量に飲ませて、急性アルコール中毒による低酸素脳症で死亡させたとされています。
板谷博希被告については、元暴走族総長、半グレのリーダー格などの情報が出ており、過去の数々の犯罪歴が明らかになるなど、闇社会とのつながりが浮上し、インターネット上でも注目されています。
ここでは、板谷博希という人物の生い立ち、家族、経歴、事件の詳細、そして現在の状況などを現在までに明らかになっている情報をまとめていきます。
板谷博希の生い立ち…暴走族「徳命会」の総長だったとされる

板谷博希被告の幼少期やどのような両親の家族で育ったのかなど、生い立ちに関する具体的な情報は、公にはほとんど報じられていません。
しかし、NEWSポストセブンや文春オンラインによれば、板谷博希被告は名古屋市の暴走族「徳命会」の総長だったという事で、10代の頃から不良グループの一員であったと思われます。
板谷被告は名古屋を拠点にする暴走族『徳命会』の元総長だったようです。かなり狂暴な男で、犯罪を繰り返す半グレたちのリーダー格でした。
引用:《テキーラ32杯で女性死亡》「フルボッコ オスオース!」逮捕の41歳“酒ヤクザ”やりたい放題ワルの犯行記録「懲りずにコカタワー 皆んな大騒ぎパリピ化! 記憶飛ぶ者続出!」
板谷博希被告が総長だったという暴走族「徳命会」は、名古屋市中村区を拠点とし、名古屋の暴走族の中でも特に名を知られた存在だったとされています。その総長を務めていたというのが事実だとすれば、板谷博希被告が若い頃からある種のリーダーシップと、法を顧みない凶暴性を持ち合わせていたことを示唆しているとも言えます。
この暴走族時代に培われた人脈や経験が、のちに板谷博希被告を半グレ集団のリーダー格へと押し上げ、数々の犯罪行為に手を染める下地となったとも考えられます。板谷博希被告は20代から40代に至るまで、断続的に犯罪に関与していたと報じられており、その原点は10代で暴走族総長だったという生い立ちにあると考えられそうです。
板谷博希被告の経歴(犯罪歴)については後述します。
板谷博希の家族…「板谷三兄弟」とは

出典:https://instagram.fngo7-1.fna.fbcdn.net/
板谷博希被告の家族については、親については生い立ち同様に一才情報が出ていませんが、兄弟についてはインターネット上に弟が2人いる三兄弟の長男だとする情報が見られます。
板谷博希被告の弟2人も犯罪歴があり、地元では「板谷三兄弟」などと呼ばれ、インターネット上の匿名掲示板などでは「板谷あほ三兄弟」、「犯罪者兄弟」などと揶揄する書き込みも確認できます。
板谷三兄弟に関するネット上の書き込みによると、板谷博希被告は長男で、半グレ集団のリーダー格として紹介されています。板谷博希被告の犯罪歴はインターネット上では2004年頃から確認でき、その後の人生でも繰り返し逮捕されています。(詳細は経歴のところで記載)
板谷博希被告の2歳下の弟で、板谷三兄弟の次男が「板谷光秀」という男です。2004年に兄・板谷博希が主犯格として逮捕された窃盗グループのメンバーとして、当時22歳で共に逮捕されています。
このグループは元暴走族仲間ら約50人で構成され、被害総額は5000万円前後に上るとされる大規模なものだった事が当時の報道からわかっています。近年は建設会社の代表を務めているとの報道もあります。事実として愛知県名古屋市中川区に板谷光秀という人物が代表を務める建設会社が確認できますが、この人物が板谷三兄弟の次男・板谷光秀と同一人物かまでは不明です。
板谷博希被告の4歳下の弟、板谷三兄弟の三男が「板谷恭兵」という男です。板谷恭平もまた、兄たちと同様に犯罪歴があります。2013年、当時33歳だった兄・板谷博希が傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕された際、板谷恭兵も共犯として逮捕されています。
このように、板谷三兄弟は長男を筆頭に、兄弟揃って組織的な犯罪に関与してきた事は明らかです。長男である板谷博希被告が、弟たちを自らの犯罪に引き込んだのか、あるいは兄弟それぞれが自然と闇社会に足を踏み入れていったのか、その詳細は明らかではありません。
しかし、兄弟が揃って逮捕歴を持つという事実は、彼らが育った生い立ちや家庭環境や地域社会との関わりに、何らかの特異性があった可能性をうかがわせます。
板谷三兄弟の犯罪の連鎖は、一個人の資質の問題だけでなく、彼らを取り巻く環境が大きく影響した結果であるとも考えられます。
板谷博希は「経済マフィア」などと名乗ってインスタグラムを利用していました。(IDは「ifj_king」)そのインスタアカウントの投稿の多くに「#板谷三兄弟」というハッシュタグが付けられていますが、これらの投稿の中に3人兄弟で撮影された画像もありました。(見出し冒頭の画像)
板谷三兄弟!どんな艱難辛苦でも跳ね除け共に力を合わせて乗り越えて来た真の絆!!
なお、同インスタグラムアカウントに投稿された画像の中には、ここ数年で何度も逮捕されている名古屋の有名な半グレ・小田切大作と一緒に写った画像も確認できます。(下の画像左が小田切大作で真ん中が板谷博希)

出典:https://instagram.fngo7-1.fna.fbcdn.net/
板谷博希の経歴…半グレグループのリーダー格として犯罪歴多数

板谷博希被告の経歴としてわかっている事はほとんどが過去の犯罪歴です。板谷博希被告は若い頃から罪を犯して逮捕される事を繰り返しています。
板谷博希の経歴(犯罪歴)① 2004年に窃盗グループの主犯格として逮捕
板谷博希被告は2004年(当時24歳)、名古屋市内を中心にひったくりや自動車盗、店舗への侵入窃盗などを繰り返していたグループの主犯格として逮捕されています。メンバーは元暴走族仲間ら約50人で、被害総額は5000万円前後に上るとみられています。
板谷博希らの犯罪グループは、盗んで得た金でマンション2部屋を借りて共同生活をし「仕事に行くか」を合言葉に夜毎に犯行に及んでいたと報じられています。
板谷博希の経歴(犯罪歴)② 2013年に傷害と恐喝未遂で逮捕
2013年(当時33歳)、板谷博希被告は自身が経営する飲食店の従業員に暴行を加え、金銭を脅し取ろうとしたとして、傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕されています。この事件では、板谷三兄弟の三男の板谷恭兵も共犯として逮捕されています。
板谷博希の経歴(犯罪歴)③ 2019年に建造物侵入で逮捕
2019年(当時37歳)、板谷博希被告は現金などを盗む目的でマンションに侵入したとして、建造物侵入の疑いで逮捕されています。警察は、板谷博希らが富裕層を狙った窃盗グループの可能性があるとみて捜査を進めていました。
板谷博希の経歴(犯罪歴)④ 2019年には偽造商品券行使の疑いでも逮捕
2019年には、板谷博希被告は偽造された三越の商品券を使用したとする偽造商品券行使の疑いでも名前が挙がっている。
板谷博希の経歴(犯罪歴)⑤ 2023年に高級時計窃盗などで逮捕
2023年(当時42歳)、板谷博希は富山県滑川市の時計店に侵入し、高級腕時計など105点(時価総額1633万円相当)を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されています。
さらに、この時に使用された車両を窃盗した容疑でも再逮捕されています。
1600万円相当の高級腕時計などを盗んだ疑いで、ほかの男ら3人とともに逮捕されており、クルマはこの犯行に使われたとみられています。
これらの逮捕歴は、板谷博希被告が単なる不良ではなく、組織的な犯罪に深く関与する「半グレ」グループのリーダー格として、名古屋の裏社会で活動する存在であったことを示唆しています。SNS上では、自らを「経済マフィア」などと恥ずかしげもなく称し、札束や高級腕時計、そして女性たちとの派手な交友関係を誇示するような投稿を繰り返していた事もわかっており、犯罪行為での逮捕を恥じるどころか誇っていた事が窺えます。
板谷博希の逮捕時の職業は「会社役員」だが具体的な会社名は不明

板谷博希被告の職業は、報道によると「会社役員」とされています。
名古屋市中区のバーで女性に多量のテキーラを飲ませて性交しようとし、死亡させたとして、準強制性交致死とわいせつ目的略取の罪に問われた同市港区の会社役員板谷博希被告(44)
しかし、具体的な会社名については明らかになっていません。
過去の逮捕時には板谷博希被告の職業は「配送業」や「飲食店経営」などと報じられています。
また、板谷博希被告ら「板谷三兄弟」は、「ifjグループ」などとSNSで名乗っていたため、会社名にIFJが含まれるのではとの推測もされていますが、IFJが含まれる名前の会社は確認できません。
板谷博希が起こした名古屋テキーラ事件の概要

犯罪者で名古屋の小規模半グレグループのリーダー・板谷博希被告の名を全国に知らしめたのが、2023年5月に発生した「名古屋テキーラ事件」でした。
名古屋テキーラー事件の概要は以下の通りです。
板谷博希被告は、名古屋市中区の飲食店で、当時25歳の女性に対し、アルコール度数40度のテキーラをショットグラスで32杯飲ませ、泥酔状態にさせました。
その後、わいせつな行為をする目的でホテルに連れ込んだものの、女性が意識を失い重篤な状態に陥ったため、性交を断念。女性は急性アルコール中毒による低酸素脳症に陥り、約1ヶ月半後に死亡しました。
この事件の悪質性は、その計画性と執拗さにあります。約90分という短時間で、致死量に達しかねない量のアルコールを意図的に飲ませた行為は、単なる飲酒の強要とは一線を画してます。
裁判では、検察側が「性欲のはけ口として扱おうとした身勝手な動機」と厳しく非難したのに対し、板谷博希被告側は「介抱目的でホテルに向かった」などと述べ、わいせつ目的を否認し無罪を主張しました。
板谷博希の現在…名古屋テキーラ事件での裁判と判決

2026年3月13日、名古屋地方裁判所は、板谷博希被告に対し、準強制性交致死とわいせつ目的略取の罪で、懲役14年(求刑懲役16年)の判決を言い渡しました。
判決では、検察側の主張がほぼ全面的に認められ、蛯原意裁判長は「自己の性的欲求を優先させ、被害者を性欲のはけ口としてのみ扱っており、人格を無視して甚だ悪質」と断罪しています。
名古屋市中区の飲食店で女性にテキーラを飲ませて泥酔させ、性交しようとしたなどとして準強制性交等致死とわいせつ略取の罪に問われた会社役員板谷博希被告(44)=同市港区=の裁判員裁判の判決が13日、名古屋地裁であった。蛯原意裁判長は「自己の性的欲求を優先させ、被害者を性欲のはけ口としてのみ扱っており、人格を無視して甚だ悪質だ」などと述べ、懲役14年(求刑懲役16年)を言い渡した。
板谷博希被告がこの判決に対して控訴したとする報道は現在の時点では出ていませんが、弁護側はわいせつの意図を否定し無罪を主張しており、判決を不服として控訴する可能性も十分に考えられます。
まとめ
今回は、2023年に起きた「名古屋テキーラ事件」の犯人として有罪判決を受けた板谷博希被告についてまとめてみました。
板谷博希被告の生い立ちや親などの家族についてはほとんど情報がありませんが、若い頃は暴走族「徳命会」の総長だったとの情報も出ています。また、弟が2人おり「板谷三兄弟」などと名乗って兄弟で窃盗などの犯罪行為を繰り返していた事もわかっています。
板谷博希の詳しい経歴も不明ながら、小規模な半グレグループのリーダー格だったとみられており、逮捕時の職業は「会社役員」と報じられているものの、実際には会社経営の実態はなく犯罪行為で金銭を得ていた可能性が高いとみられています。
板谷博希被告に対しては懲役14年の判決が言い渡されていますが、2026年3月21日現在の時点で板谷博希被告が控訴したとの情報は出ていません。

















