矢沢洋子は永ちゃんの娘

矢沢洋子さんは、日本を代表するロック歌手である矢沢永吉さんの娘です。

大物歌手である父親の名前を背負い、2008年から音楽活動を開始しています。

親子で対談したり、CMで共演するなど仲の良い親子として知られていますが、一体どのような女性なのでしょうか。

まずは矢沢洋子さんのプロフィールを見ていきましょう。

矢沢洋子のプロフィール

親子デュエットが注目

2016年6月に公開されたサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のCMでは、矢沢洋子さんと父親の矢沢永吉さんは共演を果たしました。

父の日を見据えたCMで、キャッチフレーズは「父の日を最高にしよう」。親子でビールを飲みながら、2人はデュエットをしています。

CMのメイキングビデオがYouTubeで公開されています。

メイキングを見る限り、ビールのCMに慣れていない矢沢洋子さんは、緊張している模様。そんな娘を励ますように、優しく演技指導をする矢沢永吉さんの姿が微笑ましいですね。

撮影が終わり、記者から取材を受けると「難しいです。普通にこなしている父はすごいと思います」と、改めて父親の演技に感心したことを明かしています。

矢沢洋子の家族①　父親は矢沢永吉

ここからは、矢沢洋子さんの家族について紹介していきます。

まずは、ロックスターとして知られる父親の矢沢永吉さん。

ワイルドな雰囲気を放っていますが、昔は意外な一面もあったようです。

矢沢永吉のプロフィール

矢沢永吉さんがデビューしたのは1972年、今から約50年前です。バンドメンバーをチラシで募集し、「キャロル」を結成。

バンド活動期間は短かったものの、後のロックシーンに絶大な影響を与えたと言われています。

1975年からはソロ活動を開始。1977年には、ロック歌手として初の日本武道館単独公演を成し遂げました。

1978年にリリースしたCMソング「時間よ止まれ」でミリオンヒットを飛ばし、黄金期へと突入します。

1990年代はアメリカやイギリスなど世界を舞台に活躍し、「世界の矢沢」という言葉も誕生するなど、押しも押されぬ日本を代表するロックスターとして音楽界を牽引しています。

昔はテレビに出演しない主義だった

矢沢永吉さんといえば、サントリー社の「モルツ」、日産の「キャラバン」、サントリーの「BOSS」など多数のCMに出演していますし、俳優として活動した経歴もあります。

しかし、昔はテレビや雑誌などメディアにはほとんど出演しませんでした。せいぜいラジオに出演するくらいだったようです。

そのため、矢沢洋子さんも幼少期は父親が有名人だと知らなかったそうです。

小学生の頃、「BOSS」に矢沢永吉さんが初登場したことで、クラスメイトから「洋子ちゃんのお父さんはスゴイ」と言われるようになり、やっと父親の知名度を実感したと語っています。

実は著作権ビジネスの先駆者

現在であれば、音楽や絵に著作権があることや、これを保護するビジネスがあることは常識ですよね。

矢沢永吉さんは、著作権の概念が日本にまだ浸透してない1970年代に、自らの音楽出版社を設立しています。

出版権だけではなく、肖像権もビジネスとして成立すると考え、グッズ販売も自身でコントロールしているのです。

YAZAWAブランドを確立したことは、後にビジネス界や音楽界の著名人から「目の付け所がすごい。不況の今こそ学ぶべきだ」と絶賛されています。

35億円の詐欺に遭ったことも

矢沢永吉さんは、実は詐欺被害にも遭っています。

1987年にオーストラリアでビルを購入し、スタジオや音楽学校を手掛ける計画を立てていました。

不動産取引を行うにあたり、事務所の側近に取引を担当させ、土地代金20億円、ビル取得に11億円、プロジェクトの資金で4億円を支払います。

しかしこの取引は事務所の側近が企んだ詐欺で、法的な手続きをきちんと踏んでいたため、矢沢永吉さんは35億円の借金を背負うことになったのです。

後に当時を振り返った矢沢永吉さんは、莫大な借金を抱えるだけではなく、信頼していたスタッフに裏切られたことで、相当心が荒んでいたと明かしています。

その後、周囲に支えられて立ち直り、6年で借金を返済したと報道されました。ただ、実際には15、6年かかっていたそうです。

いくらスターでも、これだけの金額を返済するのは心身ともにかなり苦しかったことでしょう。

矢沢洋子の家族②　母親の名前はマリア

矢沢洋子さんの母親は、マリアさんです。

海外の方であるという噂もありますが、どのような女性なのでしょうか。ここからは、母親のマリアさんについて見ていきましょう。

母親はクォーター

母親のマリアさんは一般人なので、あまり細かい情報は明かされていませんが、アメリカ人とのクォーターで、若い頃はモデルとして活動していたことが分かっています。

矢沢洋子さんによると、以前から「シャネル」の香水を付けていて、ブランドの服や鞄を身につけるなどとてもオシャレな女性なのだとか。

それだけではなく、芯があって自身の主張をしっかり伝える気の強さと、慈悲深く優しい性格で、母親のことを尊敬しているとインタビューの席で語っています。

両親の馴れ初めは？

実は、矢沢永吉さんは離婚歴があります。

元嫁との間には子供も誕生したものの、矢沢永吉さんは借金35億円を抱えていた時期であり、元嫁は仕事を家庭に持ち込むことを嫌がったそうで、いつしか心が離れてしまったのです。

そんな時に出会ったのが母親のマリアさんでした。

バーで働いていた友人が急遽行けなくなってしまっため、マリアさんがピンチヒッターとして急遽入ったところ、友人と店で飲んでいたのが矢沢永吉さんだったのです。

矢沢永吉さんは、すでに売れっ子スターだったこともあり、昔から女性に困ったことがありませんし、女性からの熱い眼差しにも慣れていました。

しかし、母親のマリアさんは決して矢沢永吉さんに媚びなかったそうです。

そんなマリアさんを矢沢永吉さんは気に入り、さらに借金返済のために励まし続けてくれたことで、いつしかお互いが大事な人に変わっていったといいます。

その後、長い離婚裁判を経て、矢沢洋子さんの両親は晴れて夫婦になっています。

矢沢洋子の家族③　兄弟は何人いるの？

矢沢洋子さんの兄弟について紹介します。

矢沢永吉さんと母親のマリアさんとの間には、3人の子供が誕生しました。兄弟構成や何をしているの人なのかも気になりますね。

実の兄弟は兄と弟

矢沢洋子さんは、3人兄弟の第2子として誕生しました。兄と弟がいるのですが、2人とも一般人であるため、名前や画像は公開されていないようです。

ネットの情報では、兄が早稲田大学を卒業したとか、弟はアメリカ留学をしたと言われていますが、真実の程は定かではありません。

矢沢洋子さんのツイッターを見ると、2010年のツイートで「弟の部屋に勝手に入ったら怒られたなう。弟は18歳。彼女いるのか探ってみよう」と呟いています。

あれから11年が経過しているので、2021年現在の弟の年齢は、29歳か30歳ということになります。

ツイッターを見る限り、弟との仲が良さそうなのがうかがえて微笑ましいですね。

妹の噂は？

矢沢洋子さんに妹がいるらしいと噂がありましたが、調査してみたところ見当たりませんでした。

矢沢永吉さんは元嫁との間に2男1女に恵まれまれていて、長女が綾子さんという名前で一般人です。

綾子さんの生年月日や写真の画像などは公開されておらず、年齢も不明ですが、矢沢永吉さんの離婚成立後に矢沢洋子さんが生まれています。

そのため、綾子さんは妹ではなく、腹違いの姉ということになります。

矢沢洋子の経歴①　学生時代のエピソード

ここからは、矢沢洋子さんの経歴を見ていきましょう。

実は帰国子女

矢沢永吉さんの仕事の兼ね合いで、12歳の時にアメリカに引っ越しました。

海外生活に慣れない矢沢洋子さんを心配して、父親である矢沢永吉さんが学校まで車で送迎してくれたそうです。

高校を卒業後に日本に帰国し、上智大学へ進学しました。

周囲から音楽をやるのだろうと見られていたようで、矢沢洋子さん自身も漠然とそう思っていたのだとか。

依布サラサが繋いだ音楽への道

大学時代に仲良くなったのは、井上陽水さんの娘として知られる、依布サラサさんでした。

依布サラサさんは音楽関係の友人が多く、矢沢洋子さんも影響を受けてライブハウスに足を運ぶようになったのだとか。

気が付いた時には、矢沢洋子さんも音楽関係の友人が増えて、「自分でも音楽を本格的にやりたい」と考えるようになりました。

矢沢洋子の経歴②　バンド活動を継続中

the generousを結成

2008年10月、本格的にミュージシャンとして活動を始めた矢沢洋子さん。

ギター担当の大西克己さんとのJ-POPユニット「the generous（ジェネラス）」を結成し、「yoko」名義でヴォーカルを担当しました。

大西克己さんは、かつて布袋寅泰さんに見出されて一時期「JET SETS」として活動していたこともある人物。

2009年5月にサウンドプロデューサーへと転身し、表舞台から退くことを発表。「the generous（ジェネラス）」は2人のバンドなので、事実上解散になりました。

ソロを経てPIGGY BANKSを結成

2009年から、ソロアーティストとして再出発した矢沢洋子さん。2010年には、活動名を本名にして、矢沢永吉さんとのステージ公演も果たしました。

2014年には、バンド「PIGGY BANKS」を結成。メンバーは、ボーカルの矢沢洋子さんとギタリストのkemeさんの2人です。

2020年はオンラインライブが中心となりましたが、2021年11月から会場でのライブも開始しています。

矢沢洋子が結婚した旦那はUG

矢沢洋子さんが結婚を発表したのは2017年6月です。

結婚相手は元「ギターウルフ」のUGさん。一体どのような男性なのでしょうか。

現在はバンド活動をしていない？

UGさんは、1987年に結成されたロックバンド「ギターウルフ」の元メンバーです。本名を調査したのですが、どうやら非公開のようです。

生年月日は1985年7月14日で、島根県出身。2005年に「ギターウルフ」に加入し、2017年6月9日に脱退しました。

脱退翌日に、矢沢洋子との結婚を発表しています。

UGさんが脱退した理由は明かされていませんが、ネットでは「結婚が理由では？」とも囁かれました。

現在、何の仕事をしているのかは不明です。もしかしたら矢沢洋子さんの音楽活動をサポートしているのかもしれませんね。

矢沢洋子の結婚披露宴が話題に

矢沢洋子さんの結婚について調べていると、「結婚披露宴」という言葉が多数ヒットします。

一体どのような結婚披露宴だったのか、気になりますね。

矢沢永吉の熱唱で大盛り上がり！

2017年6月に、矢沢洋子さんとUGさんの挙式と結婚披露宴が開催されました。

式の場所については分かりませんでしたが、参列者のリストを見ると後藤利次さん、糸井重里さん、大野真澄さんなど大物の名前がズラリ。

矢沢永吉さんは「時間よ止まれ」や「恋の列車はリヴァプール発」、「A DAY」など5曲を披露。バラード曲「yoko」は、矢沢永吉さんが矢沢洋子さんのために作った楽曲です。

参列者は、矢沢永吉さんの父親としての思いが伝わってきて、感動のあまり涙を流す人が次々に出てきたのだとか。

単に、豪華な式というものではなく、心のこもった温かい式だったようですね。

矢沢洋子の子供は娘が1人

2021年に長女を出産

矢沢洋子さんは2021年1月22日、第1子となる女児を出産したことを自身のインスタで公表しました。

ハッシュタグには「#逆子」、「#帝王切開」が設定されており、決して楽な出産ではなかったことがうかがえます。

コロナ禍での妊娠が不安だったそうですが、友人や家族が励ましてくれたことや、医療スタッフの手厚いサポートにより、乗り越えられたと感謝の意を述べています。

この嬉しい報告に、ファンは「永ちゃんもメロメロじぃーじになるんだろうね」、「グランパどんな顔するんやろ？」と、矢沢永吉さんの気持ちを慮るコメントが多数寄せられました。

まとめ

矢沢洋子さんは、ロックスターとして知られる矢沢永吉さんの娘です。これまで親子でCM共演をして話題を呼んだことも。

高校を卒業するまでアメリカで育ち、大学生になると同時に日本へ戻っているので、帰国子女ということになりますね。

2008年に「the generous」を結成してロッカーとしてデビュー。その後のソロ活動を経て、現在は「PIGGY BANKS」でボーカルを担当しています。

父親との仲は良好で、Twitterやインスタで矢沢永吉さんとのほっこりエピソードも紹介しています。

プライベートでは、「ギターウルフ」のUGさんが旦那です。2人の結婚披露宴では、矢沢永吉さんが自ら娘のために作った楽曲を披露し、感動を呼びました。

2021年1月に第1子となる子供を出産し、母親となった矢沢洋子さん。

一段落したら再びロッカーとして復帰するのでしょうか。活動再開が待ち遠しいですね。

これからも、矢沢永吉さんのスピリットを引き継ぐ矢沢洋子さんを応援していきましょう。