2019年に起きた「新宿ホスト殺人未遂事件」は、美人すぎる犯人・高岡由佳や血まみれ現場写真が話題です。
今回は事件詳細、被害者“るな”さんと血まみれ現場写真、犯人の生い立ちと中国との関係、判決など現在を紹介します。
この記事の目次
「新宿ホスト殺人未遂事件」とは
2019年5月23日午後3時50分頃、「男を刺した」との110番通報がありました。
捜査員が駆けつけるとマンション1階のエントランスで、腹部を刃物で刺され血まみれの状態の男性が裸で倒れていました。
しかも、ぐったりと横たわる被害者のそのすぐ側で、両手両足を血で染めた女性が座り込んでおり、平然と煙草をくゆらせながらスマホを操作していた…という異様な光景だったそうです。
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まもなく警視庁新宿署は、この女性・高岡由佳を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しましたが、事件の唯一の目撃者が、この現実離れした犯行現場の写真をSNSにアップしてしまったんですよね。
さらに、高岡由佳が警察に連行される際笑みを浮かべていたり、彼女が美しかったこともあり、美人すぎるサイコパスによる猟奇的殺人未遂事件としてネットを中心に話題になりました。
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移送中に笑顔を見せる高岡由佳
「新宿ホスト殺人未遂事件」の被害者“るな“とは
高岡由佳が店長をしていたガールズバーの客として知り合う
高岡由佳と被害者が出会ったのは、2018年10月頃のことでした。
高岡由佳が“楓ゆの”という源氏名で店長を務めていた、歌舞伎町のガールズバー「ときめきBinBim」に、被害者男性が客として来店したことが全ての始まりだったと言います。
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被害者男性もまた、“るな”という源氏名でホストをしており、しかも、高岡由佳の店「ときめきBinBim」から徒歩数分の距離にあるホストクラブ「Fusion-byyouth-」に務めていました。
「新宿ホスト殺人未遂事件」の経緯
高岡由佳は“るな”にハマり、ホストクラブに通い詰めるために転職する
気安さから、自然にお互いの店に通い合うようになった高岡由佳と“るな”さんですが、いつしか高岡由佳さんの方が熱を上げ、“るな”さんにどっぷりとハマってしまうことに…。
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ガールズバーの給料ではホストクラブ通いに限界を感じた高岡由佳は、2019年4月に仕事を辞め、より給料の高いデリヘルや、パパ活でお金を稼ぎ、ホストクラブに通っていたと言います。
男女の関係となったのは今年4月。関係は週2、3回のペースで続いたという。ホストクラブで彼にお金をつかうため、高岡被告はガールズバーの仕事を辞め、渋谷のデリヘルやパパ活で資金を稼いだ。デリヘルは琉月さんに「汚いと思われて、嫌われたくない」という理由で話せなかったが、ゴールデンウイークにはパパ活で知り合った男性と海外旅行に行き、200万円を稼いだ。パパ活については、琉月さんにも打ち明けていた。
引用：「パパ活や風俗で稼いだ金も彼をナンバー1にするために」新宿ホスト血まみれ刺殺未遂 21歳被告が初公判で述べた“ホストの魔力” | 文春オンライン https://bunshun.jp/
そんな高岡由佳の涙ぐましい努力の甲斐あって、3月にはランキングにすら入っていなかった“るな”さんが、4月には初の売上ナンバー3に、そして翌5月にはナンバー1に輝くことに…。
つまり、高岡由佳は相当、“るな”さんにお金をつぎ込んでいたことになりますね。
が、しかし！5月頃になると高岡由佳と“るな”さんの関係は、女性問題を巡って微妙な雰囲気になっていくことになるのです…。
“るな“と少しでも長くいるために職場近くのマンションに引っ越した高岡由佳
“るな”さんを自分の元につなぎ止めたかった高岡由佳さんは、“るな”さんから「少しでも長く一緒にいられる」と甘い言葉をかけられ、5月20日には犯行現場となるマンションを借りました。
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現場となった高岡由佳の自宅マンション
そして、それからたった3日後の5月23日、“るな”さんは仕事帰りに高岡由佳のマンションを訪れるのですが、“るな”さんにとっては単なる得意客に対する“アフターの一環”だったようです。
そんな風にお金を使ってくれる彼女の要望にできる限り答えたい、と思っていたところ、“部屋に大きい荷物が届くからお昼頃から片付けを手伝ってほしい”と言われていたんです。それが5月23日でした
引用：「好きで好きで」と女に刺されたホストが告白 あの日何が？ https://www.news-postseven.com/
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そして、事件は起こったのです。
高岡由佳の自宅マンションで就寝中の“るな“に包丁を突き立てた
最近、彼が冷たい…。
“るな”さんに見え隠れする他の女性の影に、ここのところずっと思い悩んでいた高岡由佳でしたが、この日も“るな”さんの帰りを、マンションの一室で1人待っていたと言います。
やがて、悩み抜いた高岡由佳さんの脳裏に浮かんできたのが…
彼を殺して、自分も死のう…。
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という考えでした。
そして、高岡由佳は就寝中の“るな”さんを狙うことに…。
事件当時の生々しい状況について、後に“るな”さんは次のように語っています。
「お腹に違和感があり起きると、包丁が刺さっていて血だらけになっていました。不思議なことに痛みはなかったのですが、驚いたのと恐怖を感じたのとで、ベッドにいた彼女を突き飛ばして逃げ出しました。部屋の中を彼女が追いかけてくるんです。“殺される”と思って無我夢中で逃げました。玄関まで逃げて、ひきとめられたんですが、そこも振り切って、エレベーターに乗って……エントランスについたところで意識を失いました。あとのことは覚えていません」
引用：「好きで好きで」と女に刺されたホストが告白 あの日何が？｜NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/
その後の取り調べの中で、高岡由佳は次のように供述しています。
「刺したあと彼に“好きだ”と言われ、うれしかった」
この点について、“るな”さんは次のように説明しています。
「確かに逃げている時に“私のこと好き？”と聞かれて、咄嗟に“好きだ”と言いました。でもそれには理由があります。これ以上刺されたら死んでしまうと思ったし、救急車を呼んでほしい一心で、そう言ったんです。彼女が僕に好意を持っているというのは分かっていました。そう言ったらやめてくれると思ったんです」
引用：「好きで好きで」と女に刺されたホストが告白 あの日何が？｜NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/
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そして、マンション1階のエントランス付近で力尽きた“るな”さん。
追いかけてきた高岡由佳は、大量に出血し息も絶え絶えな“るな”さんの姿を見て、トドメを刺すでもなく、かと言って救急車を呼ぶでもありませんでした。
高岡由佳さんはただ、“るな”さんの死を見届けるために、彼に寄り添うようにすぐ横に座り込み、スマホをいじったりタバコを吸ったりしていたと言います。
「新宿ホスト殺人未遂事件」の目撃者が“血まみれ現場写真”をSNSに投稿し話題に
事件当日、偶然に同マンションの友達の家に遊びに来ていた女性が、マンションのエントランスで、そんな衝撃的な場面に出くわしてしまったんですよね。
その後、この女性は第一発見者として警察で事情聴取を受けていたところ、ネット上で犯人扱いをされてしまうことに…。
うみ犯人じゃねえよっ！
— うみうみだよ🐳💕❣️ (@AyuRan20) May 23, 2019
刺してねえようっ！
ふざけんなよう！
通報したの
あ、た、し、だ、よ。
友達んちついたら
お前ら人がメッタ刺しにされて血まみれの人間2人目のあたりにしてあたしの服にまで血ついてどれだけ怖くって精神おかしくなるかもわからねえくせに騒いでんなよな🍌
命の恩人なんやけど
憤慨したこの女性は、自分の無実を証明するために、反射的にスマホで撮影していた“血まみれ現場写真”をTwitterにアップしてしまうんですよね。
その画像がこちら。
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あまりに衝撃的なグロ画像なので、この記事ではボカシを入れさせていただきました。
現物を見てみたい方は、次の「文春オンライン」内の掲載ページを参照してみてください。くれぐれも閲覧注意でお願いします。
・[写真](7ページ目)【懲役5年求刑】ホスト血まみれ“新宿心中”「両手で包丁を握り、垂直に刺しました」被告はタバコを吸い、横たわる男にキスをした | 文春オンライン
「新宿ホスト殺人未遂事件」の犯人・高岡由佳の生い立ちと中国との関係
高岡由佳は、中国人の母親と日本人の父との間に中国で生まれた、日中のハーフです。
母親とともに2歳の時に来日し、その後は帰化して日本人となっており、東京の下町育ちで、都内の小中学校へ進学したそうです。
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高岡由佳の両親についての情報はほとんど出ていないのですが、公判中の情報から、母親は現在、介護福祉士として働かれているようです。
高岡由佳の学生時代について
そんな高岡由佳の幼少期を知る近隣住民たちは、みな口を揃えるように「大人しく可愛い子だった」と証言しています。
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小学生時代には、標語や絵画作品が表彰されるなど、まじめな優等生という感じだったそうです。
中学生になると、持ち前のルックスの良さから彼氏も出来ていたようですが、次のような同級生の証言もあるようです。
「教室で女の子同士で喋っていたとき、ひとりが高岡さんの元カレをからかうようなことを言ったら、いきなりキレてその子に向かって椅子を放り投げたんです。教室が凍りつきました」
引用：「好きで好きで…」ホスト刺した歌舞伎町の女、昔から激情型 https://news.livedoor.com/
高校時代には、当時交際していた彼氏の影響で夜遊びがひどくなり、娘の素行を心配した両親が警察に相談したこともあったそうです。
高校卒業後は帝京大学現代コミュニケーション部保育学科に入学するのですが、勉強が自分に合わないと感じたのと、早く仕事がしたかった…との理由で中退。
その後は、学習塾の受付の仕事をした後、その塾の経営者が経営していたガールズバー「ときめきBinBim」の店長に抜擢され、2019年4月まで働いていました。
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「新宿ホスト殺人未遂事件」の犯人・高岡由佳の現在① インスタが特定され美人すぎると話題に
「新宿ホスト傷害事件」の後、高岡由佳のインスタグラムのアカウントが特定されており、その中で公開されていたコスプレ画像などが「美人すぎる！」とネット上で話題になりました。
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高岡由佳のコスプレ画像
店長として働いていたガールズバーでは、高岡由佳さんはよくコスプレを披露していたそうです。
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出典：https://encrypted-tbn0.gstatic.com/
出典：https://www.instagram.com/
出典：https://www.instagram.com/
あまりの可愛さから、有志によるファンクラブなども誕生しているようです。
ただ、ファンクラブの人数は数人程度で、そのほとんどがガールズバー勤務時代の太客たちとの話も…。
「新宿ホスト殺人未遂事件」の犯人・高岡由佳の現在② 懲役3年6カ月の実刑判決が下る
その後、高岡由佳と被害者“るな”さんとの間で示談が成立しており、高岡由佳さんは“るな”さんに示談金500万円を支払っています。
また、“るな”さんも裁判に先立って高岡由佳の減刑を求める嘆願書を提出しましたが、東京地検は執行猶予を付けず、懲役5年の求刑に対して、懲役3年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
出典：https://blogos.com/
判決理由は次の通り。
「高岡被告は被害者に好意を募らせてホストクラブに通いつめたが、他の女性との関係で口論になるなどして疎遠となり、ストレスを抱えるようになった」
「愛する被害者を自分のものにしたいという感情が高じて犯行に及んだが、あまりに短絡的で、ひとりよがりの発想というほかなく、動機などにくむべき点があるとは言えない」
引用：自宅でホスト刺す、21歳女に懲役3年6か月の判決 TBS NEWS http://news.tbs.co.jp/
閉廷後、高岡由佳は法廷から退出する直前、床にしゃがみ込んで周囲の人に支えられてようやく立ち上がることができた状態で、その後、廊下には彼女の泣き声が響いていたと言います。
「新宿ホスト殺人未遂事件」の犯人・高岡由佳の現在③ 擁護の声も挙がっている
事件発覚当初は、高岡由佳の自己中心的な独占欲による身勝手極まりない猟奇的な犯行として捉えられていました。
しかし、裁判の中で高岡由佳や被害者・“るな”さんの証言などが公になるや、一気に旗色が変わった印象もあるんですよね。
主なネットの声を拾ってみると…
高岡由佳の判決が出た。
— プロの話聞き屋🇧🇴 桜井🌺 (@sakurai7715) December 5, 2019
懲役3年6ヶ月。
裁判長が判決を読み上げてる時に泣き出し、出て行く時も泣き崩れてた。
由佳、この3日間の公判中ずっと下を向き、時折泣いてた。
ホストに殴られ、暴言を言われ、結婚詐欺みたいな手を使われ、1ヶ月半で250万使い、さらに示談金として500万円払ったのに…。 pic.twitter.com/0dE4QYkY74
新宿ホストが自分のお客様に刺された事件に対して減刑を望んでる事について”寛大”とか“器が大きい”とか言われてるけど、どうして？
— ゴミ人間 (@y02ij) December 3, 2019
自分の知名度を上げる為に自分のお客様との関わりをベラベラ喋る様なプロ意識が無いゴミとしか思えないんだけど。#ホスト #高岡由佳
高岡由佳の判決が出た。私も担当に死んでほしいと思った時期がある。でも刺せば刑務所に入ってホストに騙されたバカ女として実名と顔が公表され2度と普通の生活に戻れない。けどホストは被害者面してNo.入り続けて500万の示談金もらって一生「普通の生活」を送り続ける。結局バカを見るのはホス狂か。
— おろち (@orochikabuki) December 5, 2019
高岡由佳事件のクソホスト最悪だな〜風俗やパパ活で稼いだお金散々使わせ結婚詐欺してDVして、刺された直後は痛みに負けルナとか言って取材受けて示談金500万なんて寛大〜！！とちやほやされ「刺された写真を僕と再現したい人ー？」ハァ！？写真からして魅力もなにも感じなかったけどゴミだな。散れ。
— はまち (@tpk357) December 5, 2019
高岡由佳さん、そら大金使って殴られてたら頭おかしくなるわな。。
— で＊/り＊/姫👑 #誤字魔 #即ブロ犯 (@ichinisan_123) December 4, 2019
アイツさもいい人風にあの子を許します的な感じでテレビ出てたけどただ自分にも非があっただけやんけ（）
しかもネタにしまくって名前まで変えたりしてバカにしてるし
アレがDVしてたのとネタしてる件もちゃんと報道しろよ🙄
高岡由佳さん、お金もあんだけ使ってたのに暴力振るわれてってそりゃ好きな男にそんなことされ続けとったら頭おかしなって、殺したくもなるわな。
— りかちゃん。 (@Rikachan77_) December 3, 2019
痛みに負けルナとか不死鳥とか訳わからんネタにして、示談金500万円で寛大ですねって言われとるホストの男気持ち悪すぎる。一生苦しんでほしい。
こんな感じで、高岡由佳を擁護する…と言うか、被害者の“るな”さんをこき下ろす声が多かったように感じました。
ちなみに、多くの人の反感を買った“るな”さんのツイートや画像がこちら。
出典：https://pbs.twimg.com/
出典：https://twitter.com/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高岡由佳が2019年5月に起こした「新宿ホスト殺人未遂事件」。
事件詳細と、話題になった被害者“るな”さんの血まみれ現場写真、高岡由佳の生い立ちや中国との関係、そして判決やネットの声を中心に現在の様子をまとめてみました。
この事件については今なお賛否両論あるようですが、自分的に最も腑に落ちたのは次のツイートでした。
自称高岡由佳に刺されたホスト、真実は全く違うとか言ってるけどホストの言葉なんて一ミリも信用できないし、かといってメンヘラの言うことも同じぐらい信用できないから、この件に関しては誰の話もあてにならないってことで終了👼 pic.twitter.com/rU7qKzZHh2
— のᐯᗩㄘ兯 (@Na_gare_Voshi) July 3, 2019
ってことで、終了とします。
