サラオレインさんは3オクターブ以上の音域と絶対音感を持つ美貌の歌手で、生い立ちや結婚も話題です。
今回はサラオレインさんの生い立ち、父親とハーフの母親との関係、仕分け∞への出演、結婚式の定番ソング、現在をまとめました。
この記事の目次
サラオレインのプロフィール 【母親がハーフ】
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Sarah Àlainn(サラオレイン)
生年月日: 1986年10月8日
出身地: シドニー
血液型: 非公開
オーストラリアのシドニーに生まれたサラオレインさん。父親はマレーシア出身、母親は日本とオーストラリアのハーフです。
サラオレインの生い立ち① 日本語が流暢な理由は母親ではない？
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サラオレインさんは、日本のバラエティ番組やコンサートで美しい歌声を披露しています。外国人とは思えぬ流暢な日本語は、どこで身に付けたのか気になりますね。
家族から日本語を教わったのではないかと言われることが多いようなのですが、実家で習得したものではないようです。
実家では日本語での会話をしていない
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サラオレインさんは語学が得意で、日本語とイタリア語を話すことができ、フランス語とラテン語も理解しているそう。
サラオレインさんの日本語の流暢さは、幼少期から母親に教わったと見られがちですが、実はそうではありません。
家族が使う言語は英語のみだそうで、日本語に触れる機会は、母親が日本に電話をかけている時に会話を耳に挟む程度でした。
サラオレインの生い立ち② 5歳で音楽の道へ
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サラオレインさんの母親は音楽家です。5歳で母親からヴァイオリンを習い始めていたのですが、中々のスパルタ英才教育だったのだとか。
子供らしい遊びはできなかった
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5歳でヴァイオリンを習い始めると、手に怪我をしてはならないと母親から言われてきました。
怪我防止のため、運動をはじめとした子供がするような遊びを禁止されていたそう。
また、子供であれば、母親が料理を作る傍らに立ち、簡単な作業を手伝うのが一般的ですが、サラオレインさんの場合、危ないからと包丁も握らせてもらえませんでした。
オーストラリア育ちならば、大自然に囲まれて家族と休日を楽しんだ思い出がありそうですが、そういった思い出もなく音楽漬けの日々。
そのため、成人後も自転車に乗れず、料理も作れないという状態。
そんなサラオレインさんは、2017年に初めて手料理に挑んでいます。その時に作ったのはチーズケーキだったのだとか。
これまで一切自炊をしてないのであれば、最初の一歩としては妥当かもしれません。
音に色が付いていると感じていた
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ヴァイオリンのレッスン中、母親から音階を聞かれて答えることができなかったサラオレインさん。悔しくて、音を体で覚えさせようとピアノに向かって「ド」の音を連打していたそう。
すると不思議なことに、「ド」の音がオレンジに見えてきたそう。その時の体験を振り返って以下のように語っています。
「あっ、これって分かりやすい！！」と気づいたんです。「見えてくる色で区別すれば音階も分かる」って。
でも、その時は自分の中では特に不思議には感じてなくて。みんな誰もが、そうなんだろうと（笑）。
引用：サラ・オレイン インタビュー – Quetic https://qetic.jp/
サラオレインの生い立ち③ パズル遊びが言語能力を鍛えた
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サラオレインさんが語学が得意な理由については、他人と違った形で言語を覚えてきた可能性がある、と自身を分析しています。
パズルから言語のルールを体得
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サラオレインさんは、ヴァイオリンなどの音楽に関する習い事に没頭していた日々だったので、近所に友人がいませんでした。
自宅でも両親は多忙な上、サラオレインさんに兄弟がおらずペットも飼っていなかったことから、1人で遊んでいることが多かったのです。
孤独にパズルをひたすら解き続けるという遊びが主でした。その中でパターンを見つけるという独特の遊び方をするようになったサラオレインさん。
ラテン語を学んだ時も、法則を見つけてパズルのように意味を繋いでいくという習慣が、無意識の内に付いていったそうです。
サラオレインの生い立ち④ 独学でシドニー大学へ
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成長してヴァイオリンの才能を開花させたサラオレインさんですが、周囲から浮いた存在として見られるようになり、中学から高校卒業までを引き籠って過ごした辛い過去を持っています。
登校拒否を乗り越えた
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同じ学校に通う学生から妬まれたサラオレインさん。中学生の時にいじめにあい、学校に通うことができなくなってしまいました。
引き籠りながらも、独学で勉強を続けてシドニー大学へ入学し、言語学と音楽学を専攻。音楽学において、成績優秀者に贈られる「セーラテレッサ・マッキンソン作曲賞」を受賞しました。
さらに2008年には、世界で25名の学生が選ばれて東京大学への留学が決まり来日しています。
これが、日本での成功のきっかけになりました。
サラオレインは日本でのデビューは父親からの贈り物だと感じている
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東京大学へ留学し、初めて家を離れたサラオレインさんは、日本に来てから困ったことは無いかとよく聞かれるそうなのですが、一切なく、むしろ「自由が最高」と語っています。
東京でどんな学生時代を送ったのでしょうか。
友人と遊びアルバイトも楽しんでいた
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インタビューにおいて、日本に来てからはファッションも含めて全ての表現が自由だと語ったサラオレインさん。
友人が沢山できて旅行に出かけたり、夜通しカラオケに行くなど、オーストラリアで家族と生活していた時には感じることができなかった幸福感を感じたそう。
まるでこれまでの穴埋めをするかのように、東京での学生生活を満喫する傍らで、翻訳とコピーライターの仕事をして稼いでいました。
アマチュア歌手としての活動が目を引いた
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サラオレインさんは日本に来てからもヴァイオリンを継続していたのですが、歌手になった経緯について振り返ってみましょう。
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2009年、東京大学三鷹国際学生宿舎生徒と三鷹市民の集いにおいて、ヴァイオリンを弾きながら歌を披露。この様子がテレビ放送されました。
さらに、作曲家の光田康典さんがゲーム音楽を制作するにあたり、ネイティブな英語の歌い手を探しているという情報を聞いて、自ら立候補しました。
こうして、任天堂Wiiのゲームソフト「ゼノブレイド」のエンディングテーマソングのヴォーカルを担当することに。
この楽曲は若年層からの支持を得て、駒場祭などのイベントで歌が披露されています。
その後、1度はオーストラリアに帰国したものの、日本で歌手になる夢を叶えるために再来日したのです。
ただし期限は1年間。この期間に売れなかったらオーストラリアに戻る約束だったようです。
あっという間に1年が過ぎ、日本での歌手活動を諦める覚悟をしたサラオレインさんでしたが、突如奇跡が起こりました。
あと少しで1年という時に、ユニーバーサルミュージックの目に留まり事務所への所属が決定。
実はこの少し前、サラオレインさんは父親を亡くしていました。きっと父親が天国からプレゼントを送ってくれたのだ、と今でも感謝していると語っています。
サラオレインは「関ジャニの仕分け∞」で話題沸騰
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このようにして日本の芸能事務所との契約を結び、2012年からはテレビ出演や単独コンサートなど本格的に歌手活動を開始したサラオレインさん。
日本全国レベルで名前を知られるようになったきっかけは、2014年5月3日に出演した「関ジャニの仕分け∞」の出演がきっかけでした。
May J.との対決で勝利
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番組企画内のカラオケコンテストは、トーナメント型式で勝者が挑戦者とバトルする型式。
当時の女王はMay J.さんで、26連勝という負けなしの状態でしたが、サラオレインさんは「Let It Go」を熱唱して撃破。
不動の女王の連勝を止めたこと、サラオレインさんの類まれなる美しさと伸びやかな歌声は話題を呼び、全国的に知名度がアップしたのです。
その3週間後の防衛戦では、対戦相手のキャリーアンダーソンさん、シェネルさんに2番勝負の末に勝利を収めました。
サラオレインの楽曲「涙のアリア」は結婚式の定番に
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サラオレインさんの楽曲の中でも、おすすめの筆頭は「涙のアリア」でしょう。何と言っても結婚式の定番ソングとして定着しています。
美しい音色が大人気
タイトルに「涙」と入っているため、悲しい気持ちになり縁起が良くないのでは？と考える方もいるかもしれませんが、歌詞を読むと希望に向かって進む前向きな歌であることが分かります。
動画も公開されているので、美しい透明感のある歌声を視聴してみても良いかもしれませんね。
サラオレインの現在① 結婚しているの？
現在は独身
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美しさと透明感のある癒しヴォイスで、性別問わず魅了してきたサラオレインさん。2020年現在、33歳になりました。
結婚していてもおかしくありませんが、結婚したという噂は入ってきておらず、独身です。
理想とする男性の条件は、「専門的な分野で頑張る人、パッションが強い人」と語っています。
交際している男性についても、これと言った確証のある情報が入ってきていませんので、ピンとくる男性との出会いがまだないのかもしれませんね。
今後、幸せな報告がもたらされる日が来るのでしょうか。
サラオレインの現在② 無観客ライブを開始
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サラオレインさんは、日本のみならず世界中を飛び回り、ヴァイオリンを弾きながら楽曲を披露するコンサートを開いてきました。こうして、ファンのとの触れ合いを楽しんできたのです。
しかし2020年3月以降、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、軒並みイベントやコンサートが中止になりました。現在は、新しい生活様式に沿ったライブを開始しています。
オンラインでも全力で交流を楽しんでいる
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2020年8月、人生初の無観客ライブをビルボードライブ横浜にて配信したサラオレインさん。歌声を披露した後は、オンライン上でファンとの交流を楽しむ企画が行われました。
サラオレインさんは、会場に集まる「生」には勝てないと実感しているそう。
それでも、オンラインだからこそできる演出もあるはずなのでこだわりたい、と前向きに観客を楽しませる方法を試行錯誤中のようです。
まとめ
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サラオレインさんは、オーストラリア出身で、母親が日本とオーストラリアのハーフ、父親はマレーシア出身です。
5歳でヴァイオリンを本格的に習い始め、音楽家の母親からは怪我をしてはいけないと、運動や料理など禁止された幼少期を過ごし、かなり音楽にストイックに育ちました。
思春期になると、周囲の学生から疎まれて学校に行けなくなり、家に引きこもった時期もありました。
独学で勉強してシドニー大学に入学後は、さらに才能を開花させ、校内で優秀な生徒に贈られる賞を取り、オーストラリア代表として東京大学への留学。
これがきっかけで日本での活動が始まりました。
人気が沸騰したのは、「関ジャニの仕分け∞」への出演でした。当時、カラオケトーナメントで26連勝していたMay J.さんを撃破したことで注目を浴び、歌手として人気を博したのです。
そんなサラオレインさんの楽曲「涙のアリア」は、結婚式での定番ソングになっています。その美しい音色を一度聴いてみてはいかがでしょうか。
今後のサラオレインさんの活躍が一層楽しみですね。
