2023年12月29日に配信者の唯我こと原唯之さんが多摩川河川敷で遺体で発見された事件がありました。この事件は闇バイトのトラブルで起こったのでは？と言われていましたが、犯人は元交際相手とその家族でした。
唯我さんの元交際相手であり、唯我事件の犯人である西高舞の実家や家族（父親・母親・兄弟）、生い立ちや卒アルの顔写真、高校や経歴、結婚歴、唯我さんとの馴れ初めや動機、偽装工作をまとめました。
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西高舞は唯我こと原唯之（配信者）の元カノ＆殺害事件の犯人
西高舞は唯我さんの元カノであり、唯我事件（多摩川スーツケース遺体遺棄事件）の犯人です。
西高舞は逮捕当時32歳で、2023年3月ごろから唯我さんと交際していましたが、9月ごろに破局しました。そして、2024年5月26日に唯我さんの死体遺棄容疑で神奈川県警に逮捕されています。
西高舞らが起こした唯我事件（多摩川スーツケース遺体遺棄事件）とは
唯我はニコ生の配信者
出典：x.com
10代後半から30代半ばまでは少年院や刑務所に出たり入ったりする生活をしていましたが、2011年1月からニコニコ生放送で配信をするようになりました。
10年以上もニコ生でアウトロー系配信者として活動していましたので、ある意味「レジェンド配信者」ですが、フォロワー数は数千人程度で、生活していけるほどの収入はなかったようです。
それよりも、かなりの前科がある人物と言われています。
・17歳：占有離脱物横領→中等少年刑務所に収監
・19歳：窃盗罪（オートバイ窃盗）→不起訴
・20歳：傷害罪→懲役10ヶ月
・21歳：道路交通法違反・窃盗罪→懲役1年2ヶ月
・23歳：窃盗罪→起訴猶予
・23歳：窃盗罪（自動車など）→懲役2年
・24歳：窃盗罪（車上荒らし）→懲役2年
・26歳：道路交通法違反・詐欺未遂→懲役1年2ヶ月
・26歳：詐欺未遂で再逮捕
・29歳：強姦罪→懲役3年4ヶ月
・43歳：大麻所持
・44歳：大麻所持→懲役
これ以外にも30代で万引きで2回、詐欺で1回逮捕されていますし、恐喝で訴えられたこともありました。唯我さんの前科で特に有名なのが、29歳の時の強姦罪でしょう。12歳の少女を脅して13回強姦した（12-13事件）容疑で逮捕されています。
スーツケースの中から遺体で発見される
唯我さんは、ニコ生やYouTube、ツイキャスなどで活動していたアウトロー系配信者です。本名は原唯之です。
2023年12月29日、神奈川県川崎市川崎区の多摩川の河川敷で大型のスーツケースを釣り人が発見し、警察に通報がありました。警察がスーツケースの中を確認すると、手足を折り曲げた状態の男性の遺体が発見され、遺体は原唯之さん（46歳）と発表されました。
このニュースで遺体の男性が唯我さんの本名と年齢が一致することから、「あの唯我が殺された？」と大きな話題になりました。
唯我さんは首を絞められた痕があり、死因は窒息死。さらに手足は縛られた状態だったとのこと。発見時、死後数日が経過していました。
西高舞ら5人が逮捕
唯我さんは事件発覚数日前に「古参リスナーの裏切り」とか「ケジメをつける」などの不穏なポストをしていたので、闇バイトなどのトラブルに巻き込まれたと見られていました。
しかし、なかなか犯人が逮捕されませんでしたが、2024年5月28日に西高舞ら5人が唯我事件の死体遺棄容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは次の5人です。(年齢は逮捕時)
・西高舞（32）：唯我の元交際相手
・西高昌浩（53）：西高舞の父親
・西高美保（51）：西高舞の母親
・西高昌吾（34）：西高舞の兄
・岩城周平（39）：西高舞の交際相手
逮捕後、母親の西高美保以外は死体遺棄の容疑を認め、一部は殺害に関与したことを仄めかす供述をしていました。
西高舞の実家や家族（父親・母親・兄弟）
出典：fnn.jp
西高舞の実家は東京都大田区の都営住宅です。小学生のころまでは大田区内の違う場所に住んでいたようですが、西高舞が小学校卒業間近のタイミングで、東京都大田区東六郷1丁目にある都営住宅に住むことになりました。
西高舞は4人家族です。
・父親：西高昌浩
・母親：西高美保
・兄：西高昌吾
・西高舞
父親と母親は西高舞が小学校を卒業する前にはすでに離婚していたので、西高舞は母子家庭で育ったことになります。
父親は離婚後に千葉県船橋市に引越して、年上の女性と再婚して、派遣社員として働いていました。
母親の西高美保は再婚はしていないようです。事件当時は無職でした。兄の西高昌吾は事件当時アルバイトをしていました。
父親と母親は離婚をしてもう20年が経っています。ということは、西高舞と父親は20年別居していました。
それでも、娘の西高舞の元交際相手である唯我さん殺害に協力し合ったということは、唯我さんに対してよほど大きな恨み、家族全員が協力せざるを得ないほどの恨みを持っていた可能性があります。
西高舞の生い立ち
出典：bunshun.jp
西高舞は逮捕当時32歳でしたので、1991年～1992年生まれと思われます。
生い立ちは「幸せ」というものではありませんでした。
西高舞は父親から虐待を受けていたようです。父親は家にはあまり帰ってこないし、帰ってきたとしてもDVがあったとのこと。
あの家は複雑な家庭環境だったと思います。父親はほとんど家におらず、たまに帰ってきても家庭内暴力。
引用：〈多摩川スーツケース遺体〉父母・兄・新彼氏が逮捕 父のDV、運動会でヤンキー座り、「ベランダからレンガを…」西髙舞容疑者（32）のすさまじい家庭環境 | 文春オンライン
だからと言って、母親も育児に積極的なタイプではなかったのかもしれません。運動会の時、西高舞は校庭にヤンキー座りをしてお弁当を食べていたとのことですし、母親は授業参観にも来なかったとのこと。両親から「わかりやすい愛情」を注いでもらえなかったのかもしれません。
そして、小学校卒業間近に両親は離婚し、西高舞は母親と兄と共に都営住宅に引っ越して3人で生活することになりました。
西高舞の顔・卒アル写真
出典：bunshun.jp
西高舞は、卒アルの顔写真が流出しています。
中学の卒業アルバムですが、逮捕当時よりもややぽっちゃりしていて、素朴でかわいらしいタイプの女性です。
まさか、この卒アルから約15年後に元交際相手を殺すことになるなんて、思いもしなかったはずです・・・。
西高舞の高校や経歴
高校は不明
出典：youtube.com
西高舞は中学の卒アルの写真は流出していますが、高校の卒アルは流出していません。また、どの高校に行っていたのか、そもそも高校に行っていたのかどうかもわかっていません。
高校に行っていたら、おそらく自宅のある大田区周辺の都立高校に通っていたと思いますが、SNSには「西高舞と同級生」などのポストもありませんので詳細は不明です。
職業は無職
出典：mainichi.jp
西高舞は中学卒業後にどのように過ごしていたのかはわかっていません。逮捕当時は無職と報じられていました。
ただ、西高舞のクレジットカードで唯我さんとの交際費や唯我さんの生活費まで支払っていたとの証言が出ているので、西高舞はかつては何らかの仕事をしていたものと思われます。
舞容疑者のキャッシュカード等を使い、クレジットカードを使い借金をしていた。クレジットカードを2人の交際費や自分の生活費に充てるためで、僕の知っている限りで80万円。
引用：https://www.fnn.jp/articles/-/704911
近所ではトラブルを起こしていた
出典：x.com
西高舞は母親と兄と3人で、大田区の都営住宅に住んでいましたが、そこでトラブルを起こしています。子供の頃から癇癪もちで喧嘩っ早いタイプだったそうですが、ゴミのことで近所の人に注意されると、怒って絡んできたとのこと。
ある日、西高舞が資源ごみではない日に大きな段ボールをゴミに出したことがあり、近所の人が「あなた、今日は違う日だよ」と注意しました。すると、西高舞は「アンタって言った！許せない！」とすごい剣幕で怒ってきたそうです。
部屋までついてきて、玄関のドアを掴んで押し問答になり、その人は向かいの部屋の人に助けを求めたとのこと。
それからいくら走っても逃げても逃げてもついてくるし。それでものすごいけんまくだから向かいのうちに行って「ちょっと西高さんがあれだから入れて」って言ったら、入り込んできて。すごい子でしたよ。
引用：【独自】「借金80万円」西高舞容疑者と被害者・原唯之さんの間に“金銭トラブル”動画配信仲間が語った2人の関係 多摩川スーツケース遺体事件｜FNNプライムオンライン
ゴミのことで注意を受けて、そこまで激怒するというのは、やはり普通ではありませんよね。小学校の頃はイタズラでレンガの破片を上から落としていて、注意されても笑っていたとのことですから、サイコパス的な側面を持っていたのかもしれません。
「普通の家族じゃない。アッチ系の人。母親はすれ違うと顔をそむけるし、息子も娘も挨拶をしない。娘はいつもダブダブのスウェット上下にサンダルを突っかけ、ヤンキーみたいだった。息子は少年時代から素行が悪く、3人ともそんな感じ。騒音は特にひどかったが、ヘタに文句を言うと逆ギレしかねないのでみんな我慢していた」
引用：https://www.jprime.jp/articles/-/32238
大阪の彼氏の近くに引っ越す
西高舞は、2023年9月以降、大阪府高槻市に住む岩城周平の自宅近くのマンションに引っ越しました。西高舞の逮捕時の住所は「大阪府高槻市岡本町」になっています。
家賃は4万円だったとのことですが、岩城周平と共に赤いスポーツカーで出かけていく姿が近所の人によく目撃されていました。
西高舞は結婚歴あり
西高舞には実は結婚歴がありました。
事件の4～5年前に結婚したけれど、離婚して実家に出戻りしていたようなんです。
4～5年前、舞ちゃんから突然『私、結婚しました！』って言われたんです。ところが、その後しばらくして舞ちゃんは嫁ぎ先からこのアパートに戻ってきた。
事件の4～5年前に結婚したということは20代後半での結婚だったんですね。ただ、幸せは長く続きませんでした。どうやら、西高舞は旦那からDVを受けて離婚したようなんです。
どうも元旦那さんからのDVがあったみたいで、それからしばらくその元旦那さんがアパートの周りをウロウロしていたから、私も舞ちゃんにお願いされてベランダから下を見て、安全確認してあげたこともあります
父親からもDVを受けていて、結婚したと思ったら旦那からもDVを受けた。そして、その後に交際することになった唯我さんとは金銭面で利用されたり、言葉のDVを受けたりしたようです。
西高舞はとことん男運がなかったのか、男を見る目がなかったのか・・・。
ただ、最後に交際していた岩城周平は、西高舞のために犯罪に加担しています。まぁ、自分のために犯罪に手を染める男性を「いい彼氏」と評価して良いのかどうかはわかりません。本当にいい彼氏なら、その犯罪を止めるべきですが、でも西高舞のために自分の将来を犠牲にしたと考えると、一緒に逮捕された岩城周平は西高舞にとってはいい彼氏だったのかもしれません。
西高舞と唯我（配信者）は西高舞からのアプローチで交際
出典：x.com
西高舞は唯我さんの元交際相手だったことが分かっています。2人の馴れ初めは、西高舞がSNSでアプローチしたことでした。この時、「Miku（ミク）」という名前を使っていました。
唯我さんは2023年2月にXで交際相手を募集しましたが、そこに応募したのが西高舞でした。そして、唯我さんと西高舞は交際することになります。
交際することになったのは、2023年3月から。当時の西高舞のXのアカウントを見ると、2023年3月10日から、正式に唯我さんと交際することになったようです。唯我さんもMikuこと西高舞のアカウントを宣伝していました。
「唯カノ」というハッシュタグ（※唯我の彼女と言う意味）まで作ってラブラブをアピールしていたようですが、2023年9月に破局しています。
破局した理由は9月上旬の唯我さんと配信仲間のみやびさんとの旅行でした。
本当は1カ月の行程だったんですが、それが2日目でもう嫌になって。名古屋のこの家にいる時に「俺もう旅やめるから、だからもうお前も東京一緒に帰るぞ」って言った際に「きちんと最後まで旅やり遂げなよ」って唯之に舞容疑者が言ったんですが、そしたら「俺にいちいち指図すんな」ということですとか、罵倒してすごく怖くなって。
引用：【独自】「借金80万円」西高舞容疑者と被害者・原唯之さんの間に“金銭トラブル”動画配信仲間が語った2人の関係 多摩川スーツケース遺体事件｜FNNプライムオンライン
1ヶ月の予定だったのに2日目でもう唯我さんが「もうやめる」と言い出し、それを「きちんと最後までやりなよ」と西高舞が言ったら、唯我さんが怒り出す。これは、西高舞の意見はもっともだと思うのですが・・・。
とにかく、このトラブルが原因で西高舞と唯我さんは破局することになりました。
西高舞は唯我の間にトラブル
西高舞は配信者の唯我さんと交際していましたが、2人の間にはトラブルが起こっていました。このトラブルが唯我事件（多摩川スーツケース遺棄事件）の動機につながったものと見られています。
金銭トラブルあり
西高舞と唯我さんの間には金銭トラブルがありました。
西高舞は2人の交際費や唯我さんの生活費、約80万円を支払っていたとのこと。
別れたからこれを唯我さんに払ってもらおうとしたら、唯我さんは「もう別れたから払う必要はない。西高舞が自分で払うと言って払ったもの」という主張をしてきたようです。
これだけだと、「う～ん・・・」という感じですが、唯我さんの配信仲間のみやびさんの証言によると、西高舞は約300万円を唯我さんに請求していたとのこと。
唯我さんはラブホ代や交際費など約80万円をミクちゃんに支払わせていました。彼女らはそれにリボ払いの利息分を上乗せして約300万円を唯我さんに要求していた。
引用：(3ページ目)〈多摩川スーツケース遺体〉父母・兄・新彼氏が逮捕 父のDV、運動会でヤンキー座り、「ベランダからレンガを…」西髙舞容疑者（32）のすさまじい家庭環境 | 文春オンライン
いくらリボ払いでも300万円は・・・。正直、どっちもどっちという感じですが、2人の間に金銭トラブルがあったことは間違いありません。
西高舞への脅迫で唯我が逮捕
唯我さんは西高舞から訴えられて、逮捕されたこともありました。
2023年9月に旅行が原因で西高舞と唯我さんは口論になって破局することになりましたが、その時に唯我さんは西高舞に電話で罵詈雑言を浴びせました。そして、西高舞は警察にこのことを相談し、脅迫の被害届を提出しました。
これによって、唯我さんは愛知県警西警察署に逮捕され、罰金20万円の刑が下されました。
電話で罵詈雑言を浴びせた時、西高舞はそれを録音していたのでしょうか。それでも、脅迫罪が適用されるほどの罵詈雑言となると、よほどひどいことを西高舞は言われたのでしょう。
その他にも唯我から被害を受けていた？
出典：asahi.com
西高舞は唯我さんと金銭トラブルを抱え、さらに脅迫罪が適用されるほど罵詈雑言を浴びせられましたが、それ以外にも唯我さんから被害を受けていた可能性があります。
鍵アカウントのようなので、詳細は不明ですが、父親である西高昌浩はXで娘の西高舞が唯我さんから受けていたことに対する恨みをポストしていたようです。
それによると、唯我さんは西高舞に対して、かなりひどいことをしていました。
https://x.com/vevevevenjo420/status/1795815740618272870
・クレジットカードを限度額まで使う
・消費者金融から借金させる
・養子縁組を狙う
・大麻や覚醒剤を使わせる
・言葉のDVで精神的に追いこむ
もし自分の娘がお金目当てで利用されて借金を背負わされ、さらに養子縁組を狙っていた。しかも精神的なDVを受け、違法薬物を無理やり使ったとなれば、父親としたら唯我さんを殺したくなるのは理解できます。（実際に実行に移すかは別問題）
唯我さんはなぜ養子縁組を狙ったのか？と疑問に思う人もいるかもしれません。本当に唯我さんが養子縁組を目論んでいたと仮定した場合、唯我さんはお金目的で養子縁組を狙っていたのでしょう。
唯我さんは前科もあります。そして、それまでの経歴を見る限り、いろいろと借金をしたり、踏み倒したりしてきたのだと思います。
そんな唯我さんが西高舞と養子縁組をしたら、苗字を変えることができます。苗字が変われば、また消費者金融からお金を借りれるし、いろいろ人生をやり直すことができると思ったのでしょう。つまり、唯我さんは西高舞さんと結婚したいから養子縁組をしたいわけではなく、自分のため・お金のために養子縁組を狙っていた可能性があるんです。
上記ポストは真実の可能性が高い？
養子縁組を狙ったり、大麻や覚醒剤などの情報はあくまでもXのポストの情報です。ただ、この情報は真実、もしくは似たような状況だった可能性が高いです。
借金だけでは、家族＋彼氏5人総出で唯我さんを殺害・死体遺棄をしないのではないでしょうか。西高舞に対する唯我さんの仕打ちがあまりにもひどいから、家族＋彼氏で復讐をしたと考えた方が自然です。
父親は20年も離れて暮らしていたのに、それでも別れた妻と共に娘の元カレの殺害に手を貸すのはよほどの怒りがあったからですよね。
彼氏の岩城周平も同様です。西高舞は唯我さんと2023年9月までは付き合っていたはずです。それからすぐに新しい彼氏の岩城周平と付き合ったとしても、事件まで交際歴はわずか3ヶ月。それまでに家族ぐるみの付き合いをしていても、交際3ヶ月の彼女のために殺人・死体遺棄をするのは、よほどひどいことを唯我からされていたからだと思います。
https://x.com/vevevevenjo420/status/1795719590129070532
このポストが本当なら岩城周平は唯我さんを殺す気満々だったということですから、唯我さんはよほどひどいことをしたのではないでしょうか。
西高舞の犯行動機：唯我の動画配信で犯行を決意
西高舞のいちばんの犯行動機は、唯我さんの配信でした。
西高舞容疑者 「原さんの動画配信がきっかけで私や家族が暴言を受けるなど誹謗（ひぼう）中傷され、トラブルになった」
西高舞が唯我さんと別れた後、唯我さんは配信の中で西高舞や家族の悪口を言っていたようなんです。金銭トラブルの言い訳をしていたようですので、それまでの唯我さんへの不満・恨みが溜まっていて、動画配信が引き金になって、犯行に及んだと考えることができます。
西高舞は偽装工作をしていた
出典：x.com
西高舞とその家族は2023年12月中旬に唯我さんを都営住宅の自宅内で殺害し、スーツケースに詰めて、多摩川河川敷に遺棄したと見られています。西高舞の父親・兄・彼氏の3人がスーツケースを運んでいるところを防犯カメラが捉えていました。
ということは12月中旬の時点で、唯我さんは死亡していることになります。でも、唯我さんはXで12月26日に投稿していました。
また、12月30日や1月1日に唯我さんのLINEに既読がついていたようです。
既に死んでいるのに、SNSで投稿したり、LINEでメッセージを送ったり。一体どういうことなのでしょうか。
これらは西高舞による偽装工作ではないかと言われています。
捜査関係者によると、遺体が遺棄された12月中旬以降にも、原さんのSNSで複数回メッセージが投稿されていたことがわかった。
警察は、原さんが生きているように装った偽装工作とみて、捜査を進めている。
引用：原唯之さん遺体遺棄事件で偽装工作か？生存装いSNSで複数投稿も…元交際相手の西高舞容疑者の家族ら5人逮捕 川崎市｜FNNプライムオンライン
また、唯我さんの死は闇バイトやヤクザが関わっているという情報がネットを中心に出回りましたが、これは、西高舞本人が流した可能性があるという情報もあります。
https://x.com/vevevevenjo420/status/1796168260133773779
さらに、唯我さんの中学の後輩である瓜田純士さんのYouTube動画にも声のみ出演していましたし、瓜田純士さんを騙して、瓜田さんにYouTubeで「間違いなくミク（西高舞）とミクパパは関係していないです。断言できる」と言わせることにも成功しています。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=78YXrldAFHo?si=162xn8HlVO91VIsD&start=484]
自分達から捜査の目を逸らそうと、西高舞は必死だったんですね。そして、それに見事に騙された人たちも多く、警察も慎重に捜査を進めたから、逮捕までに約5ヶ月もかかったのでしょう。
西高舞の裁判での判決は？
出典：https://news.nifty.com/
2024年5月に5人の犯人が逮捕された唯我事件（多摩川スーツケース遺体遺棄事件）ですが、2025年6月に5人のうち、西高麻衣の父親の西高昌浩と事件当時西高舞と交際していた岩城周平の裁判が始まりました。
裁判では犯人5人や唯我さんが事件前に交わしていたLINEの内容が証拠として読み上げられました。
西高舞は、唯我さんが西高舞への脅迫容疑で逮捕勾留されていた頃、母親の西高美保に唯我さんへの強い殺意を感じるメッセージを送っていたようです。
〈あいつの動画見てるけど、ほんとふざけてる、うそばっかり 何なのこいつ〉
〈出てきたら殺しちゃうかも グサグサに刺し殺してやりたい アイスピックで目ぐりぐりやったあと 顎をトンカチで砕いてやりたい〉
引用：https://www.news-postseven.com/archives/20250705_2050741.html/3
裁判の中で、犯行時の詳しい様子も明らかになっていきました。
「美保被告や舞被告は怒りを募らせ、殺人を考えるようになり、岩城被告にも伝え、昌浩被告へも協力を求め、了承を得た。首を絞めて寝袋に入れてスーツケースに遺体を入れたのちに多摩川に遺棄するという殺人計画を話し合うなかで兄の昌吾被告（34）もそれを認識した」
引用：https://www.news-postseven.com/archives/20250705_2050741.html/2
西高舞と母親・西高美保が自宅に唯我さんを呼び出し睡眠薬入りのコーヒー飲料を飲ませて眠らせ、父親の西高昌浩が結束バンドで首を絞めて殺害。ダンベルをつけたスーツケースに唯我さんの遺体を入れ、西高昌浩の車で運び多摩川に遺棄したということです。
舞、岩城両容疑者が事前に区内の量販店でスーツケースを購入し、殺害後は、昌浩容疑者の車で遺体を運んだとされる。スーツケースの内側と外側には、重りのダンベルが複数つけられ、浮輪１個がしばりつけられていたという。浮輪はスーツケースを川の流れにのせるためだったとみられ、舞容疑者がダンベルと浮輪をネットで購入していた。
引用：https://www.yomiuri.co.jp/national/20240615-OYT1T50050/
裁判では、西高昌浩の弁護側は、西高舞らから殺害を持ちかけられ、やめるように説得したと主張。岩城周平の弁護側も主導的な立場ではないと訴えました。
2025年7月、西高昌浩に懲役13年（求刑懲役16年）、岩城周平には懲役15年（求刑懲役18年）の実刑判決が言い渡されました。
佐藤裁判長は「知恵を出し合って殺害や遺棄方法などを話し合い、準備した悪質性が高い事案だ」と指摘。一方で、男性と娘の舞被告（３４）の間で起きたトラブルが事件の背景にあるとした上で、両被告については「主導的に行動したとまでは言えない」などと述べた。
引用：https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071100129&g=soc
今後行われる、西高舞と母親・西高美保、兄・西高昌吾の裁判での発言や判決にも注目が集まっています。
西高舞のまとめ
唯我事件で逮捕された元カノの西高舞の実家の家族（父親・母親・兄弟）や生い立ち、卒アルの顔、高校や経歴、結婚歴、配信者・唯我との馴れ初めやトラブル、事件の動機などをまとめました。
唯我さんとの間にトラブルがあり、家族や交際相手と共謀して犯行に及んだ西高舞。誰か一人でも全力で止めてくれる人がいれば…と思わずにいられませんが、それだけ、それぞれに唯我さんに対する強い恨みや西高舞を守りたいという思いがあったのかもしれません。犯人たちが厳罰に処されることを望みます。
