人気の韓国映画の中には、韓国で実際に起きた有名な事件を映画化した作品も少なくありません。
実際に起きた事件を映画化したものだからこそ感じられる臨場感と、ゾクゾクするような恐怖を体験したい方におすすめの人気映画15本を、ランキング形式であらすじや題材となった実際の事件がわかるようにまとめました。
この記事の目次
韓国の有名な事件を映画化した人気作品ランキング 第15位~11位
第15位: 「アウトロー -哀しき復讐-」
プロフィール
・出演: カム・ウソン, チャン・シニョン, イ・スンミン
・監督: キム・チョルハン, シン・ジェヒョク
・公開日: 2013年1月12日 (日本)
・音楽: YOO YOUNG SUK
・映画脚本: Kim Cheol-Han
・プロデューサー: Yun Kyeong-hwan、 リー・サングミン
■「アウトロー -哀しき復讐-」のあらすじ
無差別殺人集団に捕まり、果てしない暴行を受けていたジヒョンは、隙を見て逃げ出し、刑事オ・ジュンスに助けられます。
その出会いをきっかけに、互いに惹かれ合った2人は結婚し、やがて娘も誕生して幸せな家庭を築いていました。
ところがある日、妻ジヒョンが強盗事件に巻き込まれ、愛娘とともに殺されてしまうことに…。犯人は逮捕されるものの証拠不十分で釈放され、そのことを知ったオ・ジュンスは、妻と娘の復讐を誓うのでした…。
■実際の事件名: 「至尊派事件」
至尊派事件(しそんぱじけん)は、韓国の犯罪組織「至尊派」が1993年7月から1994年9月までの約1年間に5人を次々と殺害した事件である。
引用:至尊派事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第14位: 「あいつの声」
プロフィール
・出演: ソル・ギョング, キム・ナムジュ, キム・ヨンチョル, ソン・ヨンチャン, カン・ドンウォン
・監督: パク・ジンピョ
・初公開: 2007年2月1日 (韓国)
・音楽: イ・ビョンウ
■「あいつの声」のあらすじ
人気キャスターの一人息子が誘拐され、犯人から身代金1億ウォンを要求されます。警察の捜査網を巧みにかいくぐり、決して正体をつかませない犯人の唯一の手がかりは、電話から聴こえてくる声だけだった…。
そんな誘拐犯とのやりとりが長期化するにつれて、次第に追い詰められていく両親。やがて夫婦の間には亀裂が…。
■実際の事件名: 「イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件」
ソウル・狎鴎亭洞の公園で遊んでいたイ・ヒョンホくん(9歳)が30代と思われる男に誘拐されたこの事件は、ヒョウンホくんの両親と誘拐犯が60回にわたって電話やメモのやりとりをしたにもかかわらず、最後の連絡から1カ月後にヒョウンホくんは遺体で発見された。しかも検視の結果、実は誘拐初日に殺害されていたことが判明。人々を激怒させた。
引用:<韓国3大未解決事件>1991年に、いったい何があったのか? https://www.excite.co.jp/
第13位: 「イテウォン殺人事件」
プロフィール
・出演: チョン・ジニョン, チャン・グンソク, シン・スンファン, コ・チャンソク, オ・グァンロク
・監督: ホン・ギソン
・初公開: 2009年9月9日 (韓国)
・興行収入: 330万アメリカ合衆国ドル
・音楽: シン・ドングイル
■「イテウォン殺人事件」のあらすじ
1997年4月3日、さまざまな人種が入り混じる街・梨泰院(イテウォン)の、あるハンバーガーショップのトイレで、韓国人大学生が胸や首など9カ所を刺されて死亡するという残忍な殺人事件が発生します。
現場にいて事件を目撃したという混血のピアソンと、在米韓国人アレックスが有力な容疑者と疑われるのですが、当時の2人は酒と薬に溺れた状態で…。
■実際の事件名: 「梨泰院ハンバーガー店殺人事件」
1997年4月3日、梨泰院(イテウォン)のハンバーガーショップで実際に起った殺人事件を、事件に関係した人物たちの証言と資料調査、検証を行って映画化した。人物、構成、描写は架空。
引用:イテウォン殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第12位: 「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」
プロフィール
・出演: チョン・ウヒ, チョン・インソン, キム・ソヨン
・監督: イ・スジン
・初公開: 2013年10月4日
・撮影: ジェイ・シク・ホング
・音楽: Kim Tae-sung
■「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」のあらすじ
ごく普通の女子高生ハン・ゴンジュは、ある事件に巻き込まれたことをきっかけに転校を余儀なくされました。
転校先で新しい友だちとのふれ合いや、大好きな歌を通して少しずつ笑顔を取り戻していくゴンジュでしたが、前の学校の親たちが彼女の前に現われたことで状況が一変することに…。
■実際の事件名: 「密陽女子中学生集団性暴行事件」
密陽女子中学生集団性暴行事件とは大韓民国慶尚南道密陽市で起きた女子中学生に対する集団強姦事件。被害者らは4人から10人に輪姦され続けるだけでなく、金品をも巻き上げられ続け、個人情報をネットに流された。加害者は一人も刑事罰を受けることがなく、韓国社会における女性の人権意識の程度を象徴するとされる事件。
引用:密陽女子中学生集団性暴行事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第11位: 「バービー」
プロフィール
・出演: キム・セロン, キム・アロン, イ・チョニ
・監督: イ・サンウ
・初公開: 2012年10月25日 (韓国)
・音楽: カン・ミングク
・映画脚本: リー・サングウー
■「バービー」のあらすじ
まだあどけなさの残る少女スンヨンは、知的障害を抱える父マンウと、バービー人形になるのが夢の幼い妹スンジャの世話をしながら、港町の小さな民宿を切り盛りしていました。
そんな一家の前に、叔父のマンテクが連れてきたのは、スニョンを養女にしたいというアメリカ人男性スティーブとその娘バービーでした。
以前からアメリカに憧れていたスンジャは、姉ではなく自分を養女にするよう訴えるのですが、体が弱いからと断られてしまいました。やがてスニョンとバービーは次第に心を通わせていくのですが…。
■実際の事件名: 韓国で実際に行われていた児童売買
『バービー』は韓国で実際に起こっていた児童売買の闇をテーマに扱った映画です。
1970〜1990年前半の韓国では、貧しい子供や孤児たちが欧米へと児童売買されていました。養子縁組だけではなく、臓器売買としても売られていったようです。多いときには年1万人もの子供が犠牲となり海を渡っていきました。
引用:韓国で実際にあった話を映画化『バービー』あらすじ感想まとめ | pool https://pool.ist/
韓国の有名な事件を映画化した人気作品ランキング 第10位~4位
第10位: 「光州5・18」
プロフィール
・出演: イ・ジュンギ, キム・サンギョン, イ・ヨウォン, アン・ソンギ, パク・チョルミン
・監督: キム・ジフン
・初公開: 2007年7月6日 (韓国)
・興行収入: 4930万ドル
・音楽: キム・セオンヒョンウ
■「光州5・18」のあらすじ
1980年、光州市でタクシー運転手をしている青年・ミヌは、両親を早くに亡くして以来、高校生の弟ジヌの親代わりとなって面倒を見てきました。
そんなある日、彼は、想いを寄せる看護師の女性シネ、そして彼女の友人ジヌを交えたの3人で映画を観に行くことに。
ところが、ちょうどその時、映画館の外で民主化を求める学生たちと、これを鎮圧しようとする軍との間に衝突が起こり、ミヌたち3人もこの悲劇に巻き込まれることに…。
■実際の事件名: 「光州事件」
光州事件は、1980年5月18日から27日にかけて大韓民国の全羅南道の道庁所在地であった光州市を中心として起きた民衆の蜂起。5月17日の全斗煥らのクーデターと金大中らの逮捕を契機に、5月18日にクーデターに抗議する学生デモが起きたが、戒厳軍の暴行が激しかったことに怒った市民も参加した。デモ参加者は約20万人にまで増え、木浦をはじめ全羅南道一帯に拡がり、市民軍は武器庫を襲うと銃撃戦の末に全羅南道道庁を占領したが、5月27日に大韓民国政府によって鎮圧された。
引用:光州事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第9位: 「カエル少年失踪殺人事件」
プロフィール
・出演: パク・ヨンウ, リュ・スンリョン, ソン・ドンイル, キム・ヨジン, ソン・ジル
・監督: イ・ギュマン
・公開日: 2012年3月24日 (日本)
・音楽: チェ・スンヒョン
・原作者: Kim Ga-Won
■「カエル少年失踪殺人事件」のあらすじ
1991年3月26日、韓国・大邱に暮らす5人の小学生男児が「カエルをとりにいく」と言い残して出かけたまま、行方不明になってしまいます。
警察は延べ30万人を動員する大捜索を重ね、家族はテレビ番組で情報提供を呼びかけるも、手がかり一つ見つからないまま、やがて事件は風化していくことに…。
事件から4年後、スクープを狙うTV局のプロデューサー・カン・ジスンは、ふとしたきっかけで被害者少年の父親に疑惑の目を向けるのですが…。
■実際の事件名: 「城西小学生失踪事件」
カエル少年事件は、大韓民国大邱広域市達西区に住んでいた5人の小学生が1991年3月26日に失踪した事件である。華城連続殺人事件、イ・ヒョンホ誘拐殺人事件と合わせて、韓国三大未解決事件と称される。
事件直後から警察や軍を動員して捜索活動が行われたが、2002年に白骨死体として発見されるまで、全く捜査の糸口が掴めなかった事件であった。
引用:カエル少年事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第8位: 「シルミド」
プロフィール
・出演: ソル・ギョング, アン・ソンギ, チョン・ジェヨン
・監督: カン・ウソク
・公開日: 2004年6月5日 (日本)
・監督: 康祐碩
・音楽: チョ・ヨンウク、 ハン・ジェイクォン、 リー・ジウスー
■「シルミド」のあらすじ
南北朝鮮の緊張が高まっていた1968年、北朝鮮による韓国大統領府襲撃未遂事件が発生しました。
韓国政府はその報復として金日成暗殺計画を立案し、シルミド島に死刑囚らを集めて過激な訓練を受けさせ、特殊工作員として育成するのです。
が、しかし、彼らがいよいよ暗殺計画を実行しようとしたちょうど時、政府の対北政策は大きく変化することに…。
■実際の事件名: 「実尾島(シルミド)事件」
実尾島(シルミド)事件は、1971年8月23日に韓国において発生した反乱事件である。北朝鮮への派遣のために編成された特殊部隊の兵士らが処遇への不満から反乱を起こし、最終的には韓国軍及び警察によって鎮圧された。
引用:実尾島事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第7位: 「殺人の告白」
プロフィール
・出演: パク・シフ, チョン・ジェヨン, キム・ヨンエ, チョ・ウンジ
・監督: チョン・ビョンギル
・公開日: 2013年6月1日 (日本)
・音楽: キム・ウーグン
・映画脚本: チョン・ビョンギル、 ホン・ウォンチャン他
■「殺人の告白」のあらすじ
15年前に起こった連続殺人事件は犯人が見つからないまま時効を迎えてしまうのですが、それを待っていたかのように、犯人を名乗る男・イ・ドゥソクが現れ、あろうことか自分が犯した殺人について詳細に記した本を出版しました。
しかし、その衝撃的な内容と、イ・ドゥソクの美しいルックスにより、彼は一躍時の人となり、ファンクラブまで出来上がることに…。
しかし、この事件を15年間追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、本の中にまだ書かれていない真相があることに気付くのですが、そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が登場し…。
■実際の事件名: 「華城連続殺人事件」
華城連続殺人事件は、1986年から1991年にかけて大韓民国の京畿道華城郡(現在の華城市)周辺という農村地帯で10代から70代までの10名の女性が強姦殺害された未解決事件で、連続強姦殺人事件。
2006年4月2日に、最後の事件の公訴時効が成立。
犯人は1994年に起こした妻の妹への強姦殺人・屍体遺棄で無期懲役を受けている男性だと判明した。
引用:華城連続殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第6位: 「共謀者」
プロフィール
・出演: イム・チャンジョン, チェ・ダニエル, オ・ダルス, チョ・ユニ, チョン・ジユン
・監督: キム・ホンソン
・公開日: 2013年6月1日 (日本)
・音楽: ジュンソン・キム
■「共謀者」のあらすじ
新婚旅行で中国への船旅を満喫していたサンホとチェヒ夫妻。ところが、夫サンホがちょっと目を離した隙に、足が不自由で車椅子に乗る妻・チェヒの姿が見えなくなってしまいました。
サンホは愛する妻を必死で探しますが、何故か乗船名簿にはチェヒの名前がなく、彼女の荷物までもが消えていたのです…_。
他方、一度は闇社会から足を洗うも、かつての仲間の甘い言葉に乗り、ある計画に携わるためにこの客船に乗り込んでいたヨンギュは、計画のターゲットだという拉致された女性に対面するのですが…その女性は、彼にとっては恩人の妹であり、サンホの妻であるチェヒ、その人だったのです…。
■実際の事件名: 「韓国人夫婦の臓器売買事件」
韓国映画「共謀者 traffickers」は、2009年に韓国人夫婦が中国を旅行中にタクシー内で妻が拉致。数日後に臓器の無い遺体が発見されるという韓国民を震撼させた戦慄の事件をヒントに臓器売買の裏側をリアルに描写したリアリティ溢れるストーリー。
引用:In 197666、「砂時計」が韓国映画EDテーマに抜擢! – 記事詳細|Infoseekニュース https://news.infoseek.co.jp/
第5位: 「殺人の追憶」
プロフィール
・出演: ソン・ガンホ, キム・サンギョン, パク・ヘイル
・監督: ポン・ジュノ
・公開日: 2004年3月27日 (東京都)
・原作者: 金光林
・音楽: 岩代太郎
■「殺人の追憶」のあらすじ
1986年にソウル近郊の農村で、女性の猟奇的殺人事件が連続して発生しました。
地元の刑事パク・トゥマンは、ソウル市警から派遣されたソ・テユン刑事と組んで事件の解決に挑むのですが、捜査手法が異なる2人はことごとく対立。何度も失敗を重ねるも、ある出来事がきっかけとなって有力な容疑者が浮上するのですが…。
出典:https://www.youtube.com/
■実際の事件名: 「華城連続殺人事件」
華城連続殺人事件は、1986年から1991年にかけて大韓民国の京畿道華城郡(現在の華城市)周辺という農村地帯で10代から70代までの10名の女性が強姦殺害された未解決事件で、連続強姦殺人事件。
引用:華城連続殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第4位: 「トガニ 幼き瞳の告発」
プロフィール
・出演: コン・ユ, チョン・ユミ, キム・ヒョンス, チョン・インソ, ペク・スンファン
・監督: ファン・ドンヒョク
・初公開: 2011年9月22日
・原作: トガニ 幼き瞳の告発
・原作者: 孔枝泳
・音楽: モグ
■「トガニ 幼き瞳の告発」のあらすじ
ソウル郊外のムジンという町の聴覚障害者学校に赴任した美術教師のカン・イノは、着任早々、この学校の寮で暮らす女子生徒たちが校長を含む複数の教員から性的虐待を受けているという、驚愕の事実を知ってしまいます。
カン・イノは女子生徒たちを救うべく、その事実を告発し、彼女たちとともに法廷に立つ決意を固めるのですが…。
■実際の事件名: インファ学校事件
光州のろうあ者福祉施設・光州インファ学校で2000年から2005年にかけて行われた入所児童に対する性的虐待と、それを施設や地域ぐるみで隠蔽していた…
引用:トガニ 幼き瞳の告発 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
韓国の有名な事件を映画化した人気作品ランキング TOP3
第3位: 「チェイサー」
プロフィール
・出演: キム・ユンソク, ハ・ジョンウ, ソ・ヨンヒ
・監督: ナ・ホンジン
・公開日: 2009年5月1日 (日本)
・映画脚本: ナ・ホンジン、 ホン・ウォンチャン、 イ・シンホ
・音楽: キム・ジュンソク、 チョイ・ヨンロック
■「チェイサー」のあらすじ
元刑事のオム・ジュンホが経営するデリヘルから、女たちが相次いで失踪する中、街では連続猟奇殺人事件が勃発していました。
失踪した女たちに渡した高額な手付金を取り戻すため、捜索を開始したジュンホは、女たちが残した携帯電話の番号から、客の一人だったヨンミンに辿り着きました。
ジュンホが電話すると「女たちは俺が殺した。そして、最後の女はまだ生きている。」と、あっさり自供するのですが、証拠不十分で再び街に放たれることに…
警察すらも翻弄される中、ジュンホは囚われた女性を救うため、一人懸命の捜査を続けるのですが…。
■実際の事件名: 「ソウル20人連続殺人事件」
ソウル20人連続殺人事件は、2003年9月から2004年7月にかけて大韓民国ソウル特別市で発生した連続殺人事件。
2003年9月24日、ソウル特別市江南区新沙洞で大学名誉教授夫妻が殺害された。その後、2004年7月に犯人が逮捕されるまで、主に富裕層の高齢者や風俗嬢の合計20人が殺害された。
引用:ソウル20人連続殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
第2位 「折れた矢」
プロフィール
・出演: アン・ソンギ, パク・ウォンサン
・監督: チョン・ジヨン
・公開日: 1951年9月21日 (日本)
・監督: デルマー・デイヴィス
・音楽: ヒューゴー・フリードホーファー
■「折れた矢」のあらすじ
大学入試問題の間違いを指摘したことで、大学をクビになってしまったキム・ギョンホ教授。当然、不当解雇を主張して大学を訴えるも敗訴し、控訴審も棄却されてしまいます。
そんな中、キムは敗訴に腹を立てて裁判長をクロスボウで脅したという理由で逮捕されるのですが、キム自身はクロスボウを撃っていないと主張。
検察側が提出する証拠の矛盾を次々と指摘していくのですが、司法省は何がなんでもキムに有罪判決を下そうとする…。
■実際の事件名: 「クロスボウ・テロ事件」
2007年に韓国で実際に起きた事件、かつての裁判で自分に対して有罪判決を言い渡した判事に矢を撃ったとして元大学教授が拘束された「クロスボウ・テロ事件」をもとにした作品。相手が判事であったために被告が正当な裁判を受けることができず、重い量刑に処せられてしまったことを司法の問題として描いている。
引用:シネマコリア|韓国映画情報 >>Review 『折れた矢』 http://cinemakorea.blog.fc2.com/
第1位: 「ソウォン / 願い」
プロフィール
・出演: ソル・ギョング, オム・ジウォン, イ・レ, キム・ヘスク, キム・サンホ
・監督: イ・ジュンイク
・公開日: 2014年8月9日 (日本)
・興行収入: 1710万ドル
・音楽: カン・ジュンソク
■「ソウォン / 願い」のあらすじ
両親と幸せな日々を過ごしていた、ごく普通の8歳の少女ソウォンは、ある雨の朝、酒に酔った男に呼び止められ、学校の近くで半死半生の暴行を受けてしまいます。
ソウォンは緊急手術を受け、一命はとりとめるものの、身体と心に一生消えないほどの深い傷を負ってしまいます。
しかし、追い打ちをかけるように病院にはマスコミが殺到し、その執拗な取材攻勢により、たちまち社会の耳目に晒されることになり、両親は愛する娘を守るべく奔走するのですが…。
絶望の淵に立たされた家族が、再び立ち上がる希望の物語です。
■実際の事件名: 「チョ・ドゥスン児童強姦事件(ナヨン事件)」
2008年12月に韓国京畿道安山市檀園区で8才の女子児童が男に性暴行された事件。
引用:ナヨン事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
韓国で実際に起きた有名な事件を映画化した作品のうち、人気の高い15本をランキング形式でまとめてみました。
韓国が抱える政治問題や社会問題を、うまくエンターテインメントに昇華させることが韓国映画の最大の特徴とも言われています。
今回ピックアップした映画の中で、もしも気になる作品があれば、是非一度視聴してみてください。