「闇金ウシジマくん」の獅子谷兄弟のモデルにもなり、「立川の狂犬」とも呼ばれていたスカウト会社「ナチュラル」の双子の代表・木山兄弟。
ネットで話題になった木山兄弟の顔画像と動画、この2人を確保するため、2020年6月初旬に新宿歌舞伎町界隈で頻発したヤクザや関東連合による「新宿スワン」を彷彿とさせる“スカウト狩り”の発端と顛末、現在の様子についてまとめました。
この記事の目次
木山兄弟はスカウト会社「ナチュラル」の双子の代表
「闇金ウシジマくん」の獅子谷兄弟のモデルになった“木山兄弟”という双子は、新宿歌舞伎町を拠点として暗躍したスカウト会社「ナチュラル」の代表です。
元消防士だったという木山兄弟は、身長190cm前後、体重は100kgを超える運動神経抜群な筋肉マッチョで、喧嘩は無敵を誇っていたそうです。
木山兄弟は地元立川では「立川の狂犬」と呼ばれていた
特に、木山兄弟は弟の方が有名な不良としてその名を轟かせており、地元立川では「立川の狂犬」と呼ばれていたほどで、消防士を辞めた後は新宿歌舞伎町の半グレを束ねる存在となりました。
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そんな木山兄弟は、もともとは地元立川や町田、多摩地区や相模地区、横浜、新宿、六本木、さらには宮城県の仙台にも進出した住吉会系傘下のスカウト会社「ランコム」の幹部だったようです。
木山兄弟は、その「ランコム」から独立して、新宿歌舞伎町を拠点とするスカウト会社「ナチュラル」を設立したようです。
木山兄弟が代表をつとめていたスカウト会社「ナチュラル」の実態
木山兄弟が設立し、代表をつとめていた「ナチュラル」は、表向きはあくまでスカウト会社でした。
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しかし、その裏ではスカウトした未成年の少女をソープランドに斡旋したり、脅してAV出演を強要、さらには違法薬物の売買や偽ブランド品の販売、オレオレ詐欺などの特殊詐欺などにも手を出していたとも言われています。
こうした裏稼業で荒稼ぎしていた木山兄弟は、西麻布や六本木にも進出しており、その界隈を仕切っていたヤクザや半グレ集団・関東連合とのいさかいも増えていたようです。
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もっとも腕に覚えのある木山兄弟は、そんな対抗勢力など恐れておらず…
「住吉会も極東会も関東連合も怒羅権も雑魚で弱すぎ」
が口癖だったと言われています。
木山兄弟をヤクザや関東連合が血眼になって探す“スカウト狩り”が新宿で頻発
そんな木山兄弟を、2020年6月初旬、住吉会や極東会などのやくざや関東連合の半グレたちが血眼になって探し回る“スカウト狩り”と呼ばれる現象が、新宿歌舞伎町界隈で繰り広げられていたことをご存知ですか?
この頃の新宿と言えば、小池百合子東京都知事に、いわゆる「夜の街」と名指しされ、ホストクラブ等で発生していたコロナのクラスターが問題視されていました。
マスコミはこの“スカウト狩り”については一切報じていませんが、実は6月の新宿はそれどころの騒ぎではなかったようです。
ホストクラスターどころじゃないじゃん新宿😎リアル龍が如くだよ。スカウトがヤクザの頭やった?今探してるの?そいつを。これ間違えて連れてかれないようにしないと。 pic.twitter.com/F5RvGDULUO
— Dateman➽Deep/Core/Mind (@datemankun) June 6, 2020
木山兄弟(ナチュラル代表)の顔画像や動画
そんなヤクザや関東連合が血眼になって木山兄弟の行方を追っていた最中、ネット上では木山兄弟の顔が話題になっていたようです。
Twitter(現X)にアップされた木山兄弟の顔画像がこちら。

出典:https://x.com/

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木山兄弟が目的?新宿歌舞伎町の“スカウト狩り”のきっかけ
新宿歌舞伎町のスカウト狩りはなぜ起こったのか?
2020年6月初旬、新宿歌舞伎町のあちこちで目撃されていた“スカウト狩り”のもともとのきっかけは、「ナチュラル」が業界では掟破りとされている“他社の優秀なスカウトの引き抜き”を行ったことだったようです。
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そのことを発端に、「ナチュラル」はヤクザや関東連合から目を付けられていたのですが、そんな最中、「ナチュラル」の社員8人組が住吉会系の組員2人に暴行を加えるという事態に発展したのだとか。
その際、ナチュラルのスカウトが、住吉会組員の頭を金属バットでかち割った…なんて噂もあるようです。
これをきっかけに、コロナ禍で閑散としていた新宿歌舞伎町に、住吉会や極東会などのヤクザや、関東連合のメンバーが大挙して押し寄せ、いわゆる“スカウト狩り”と呼ばれる“新宿スワン”さながらの現象があちこちで目撃されることになりました。
もちろん、この“スカウト狩り”に参加したヤクザの中にも、コロナウイルスに感染した者が少なからず出たようですが…小池都知事はそのことには一切触れることはありませんでした。
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歌舞伎町のスカウト狩りで暴動起きた時に、一切動かなかった小池百合子っていうおばさん無能じゃね?
— LONELY (@butako_savage) July 23, 2020
木山兄弟の現在~兄の小畑寛昭が逮捕される
その後、木山兄弟の一人が多摩地区のマンションの一室で武闘派のヤクザによって確保された…とか、木山兄弟は2人とも地元立川で捕まり、数時間に渡ってリンチされた…とか、様々な情報が錯綜するのですが、そのどれもが信憑性に欠けるものでした。
ただ、“スカウト狩り”騒動では、稲川会が仲裁に入ったことで、ようやく手打ちになったとも言われており、実際、その後は“スカウト狩り”も収束したようです。
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これまで圧倒的なカリスマ性や恐怖的な支配によって、“ケツもち”と言われるヤクザ組織を持つことなく、危険な橋を渡り続けてきた木山兄弟でしたが、ことここに至っては、組織の力に頼らざるを得なかったようですね。
しかし、木山兄弟はこの“スカウト狩り”騒動により、2020年10月に傷害罪などで逮捕されています。この時、木山兄弟の兄の名前が西田寛昭であることが判明しました。

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現在、ナチュラルのメンバーは2000人ともいわれ、年間50億円に上る収入があるとみられています。
女性を違法に風俗店に斡旋したり、得た収益の一部を反社会的勢力に渡したりしているなどとして、警視庁はナチュラルを「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」と見なし、組織壊滅のために動くようになりました。
実際に2025年に入ってからは、多くのナチュラルのメンバーが逮捕されています。

出典:https://article.auone.jp/
警視庁は2026年1月には木山兄弟の兄・小畑寛昭を公開手配しました。兄は2020年当時は“西田”姓でしたが、その後、養子縁組などで、西方→西田と戸籍名を変更したということです。
小畑寛昭は、2023年に東京・渋谷区の繁華街でスカウト行為を行う見返りとして、暴力団組員の男性にみかじめ料60万円を支払った容疑で2025年1月に逮捕状を請求されたものの、直前に逃亡。2026年1月の公開手配により情報提供があり、同月に潜伏先の鹿児島県・奄美大島で身柄を確保され逮捕されました。
小畑寛昭はその後、同年2月に職業安定法違反容疑で、さらに、3月には職業安定法違反(有害業務紹介)容疑で再逮捕されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「闇金ウシジマくん」の獅子谷兄弟のモデルにもなり、「立川の狂犬」とも呼ばれていたスカウト会社「ナチュラル」の双子の代表・木山兄弟。
2020年6月初旬、そんな木山兄弟をヤクザや関東連合が血眼になって捜索し、新宿歌舞伎町のスカウトが片っ端からボコられたという、「新宿スワン」を彷彿とさせる“スカウト狩り”の発端と顛末についてまとめてみました。
出典:https://lanikainahele.com/
一連の騒動はマスコミも一切触れることなく情報が錯綜しましたが、すでに事態は収束しています。
現在、警視庁は「ナチュラル」をトクリュウとみなし本格的に摘発に乗り出しており、2026年1月には木山兄弟の兄・小畑寛昭を逮捕しました。今後のナチュラル、そして木山兄弟の動向にも注目が集まります。

























