林田尚親さんは有名バラエティ番組やCMでナレーターを務める声優ですが、女優・大原櫻子さんが娘だと話題です。
今回は林田尚親さんの経歴や大学などプロフィール、結婚した嫁や子供、大原櫻子さんとの親子共演やトラブルを紹介します。
この記事の目次
林田尚親は誰もが一度は聞いたことがある声を持つナレーター
林田尚親のプロフィール
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林田 直親(はやしだ なおちか)
生年月日: 1962年8月31日
出身地: 東京都
血液型: A型
身長: 168cm
これまでに「ぐるぐるナインティナイン」や「嵐にしやがれ」などの有名番組でナレーターとして活動する林田直親さん。
若い頃は舞台俳優として活動した経歴も持っています。
所属事務所はどこ?
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林田尚親さんが所属する大沢事務所は、東京俳優生活組合のマネージャーをしていた大沢和男さんが1984年に設立した声優専門の事務所です。
堅実な実績を持っている老舗の事務所で、業界からは「石橋を叩いて渡る事務所」と評されています。他の声優事務所や劇団からの移籍者も多いようです。
同じ事務所には、唯一無二の澄んだ声質が人気の花澤香菜さん、外見も癒し系と称される茅野愛衣さんなど、有名声優が多数所属しています。
林田尚親のこれまでの出演作品
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林田尚親さんはこれまで多数の有名番組に出演していますが、どんな声なのか想像できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ボイスサンプルやこれまでの出演作品について紹介します。
ボイスサンプル
林田直親さんの声は、所属事務所のオフィシャルサイトにボイスサンプルが3つアップされています。
また、YouTubeで動画検索をすると複数ヒットしますので、興味のある方は一度視聴してみてくださいね。
優しく落ち着いた声質とゆったりとした話し方は、ついつい引き込まれる魅力を備えています。
聞くと「ああ、この声聞いたことがある!」とピンとくることでしょう。
ちなみに、ナレーターの手法にはその時の状況を補足する部分的なものと、ストーリーテリングと言われる物語を読み上げるものに分かれます。
どちらにしろ、「物語の中におり、読者や作者の世界にはいてはならない」、「語り手と、読者や作者との間には、超えられない壁がある」という暗黙の了解がナレーターです。
主張しすぎても、しなさすぎても世界観を壊しかねないという点が難しいと言われ、ナレーターの腕の見せどころでもあります。
長年トップナレーターの座を維持する林田直親さんは、相当の実力者ということですね。
出演しているバラエティ番組が多い
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出演作品は、人気バラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」、「行列のできる法律相談所」、「人生が変わる1分間の深イイ話」、「ぐるぐるナインティナイン」、「嵐にしやがれ」。
林田直親さんは、コミカルなナレーションも得意なんです。
「ぐるナイ」の「ゴチになります!」では、予想額と実際の金額が大きく乖離した時に「だ~いごさ~ん」とのナレーターが入り、思わずクスリとしてしまう方も多いのではないでしょうか。
パフォーマーパーツとの舞台も
ナレーターと聞くと、テレビや映画では姿を見せず声だけの出演というイメージがありますよね。
しかし、林田直親さんは表舞台にも登場したことがあります。
芥川龍之介の作品「蜘蛛の糸」の舞台では、パフォーミングをパフォーマーアーツが担当し、ナレーションを舞台上で林田直親さんが担当しました。
この様子はYouTubeにもアップされており、舞台の真ん中に立ち、1人スポットライトを浴びて長い台詞と朗々と読み上げる林田直親さんの存在感が秀逸です。
林田直親の出身大学とは
桐朋学園芸術短期大学の演劇科出身
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残念ながら、林田直親さんは小学校から高校までの情報を公開していないようで見当たりませんでしたが、最終学歴は桐朋学園芸術短期大学の演劇科卒業です。
桐朋学園芸術短期大学は、東京都調布市に所在する私立の短期大学で、短期大学で演劇科が設けられている珍しい学校です。
高校生の頃に将来俳優になることを希望し、教師に進路を相談したところ、俳優座の養成機関としての機能も持つ桐朋学園芸術短期大学を勧められたのだとか。
ちなみに、後年その教師は玉川学園大学演劇科から誘われて教授に就任したそうです。
大学入学後、ちょうど新校舎ができていたり、2年生の時には中国への研修旅行があったりと環境的に恵まれていたとインタビューで明かしています。
同校の卒業生には、俳優の高畑淳子さん、南果歩さん、中村梅雀さん、高畑裕太さん、お笑い芸人ではハリセンボンの近藤春奈さんなどがおり、幅広いジャンルの有名人を輩出しています。
林田直親の若い頃の経歴
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桐朋学園芸術短期大学を卒業した林田直親さんは、すぐに声優になったのではなく、舞台俳優を目指して劇団に入団した経歴を持っています。
劇団に所属していた
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短大卒業後、演出家で知られる篠崎光正さんの劇団「劇団電劇」に入りました。
その後は「俳優座」の舞台俳優として、蜷川幸雄さんが演出した「女王メディア」、「春」、「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」などの作品に出演しています。
映画への出演も
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1980年代以降は、映画にも出演しています。
1988年には「親鸞白い道」、1988年には「会社物語 MEMORIES OF YOU」に出演。
「会社物語 MEMORIES OF YOU」は、文化庁優秀映画作品賞、第3回高崎映画祭特別賞を受賞し、注目を集めたことでも知られています。
林田直親が結婚した嫁と子供2人
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ここからは、林田直親さんのプライベートを紹介します。
林田直親さんは既婚者で嫁と子供がいます。
嫁はどのような人物なのか気になりますよね。嫁の人物像について調査しました。
嫁は一般人
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林田直親さんが結婚した時期は判明していませんが、嫁は一般人のようで、名前や生年月日などは非公開です。
とても優しい心根の女性で、歌が上手なのだとか。カラオケに行くとサラリと100点を取ってしまうそうで、かなりの腕前ですよね。
林田直親さんと嫁の間には、2人の子供が誕生しています。2人とも娘で、次女は歌手や女優として活動する大原櫻子さんです。
子供についてはこの後の章で詳しく紹介します。
林田直親の娘(次女)は歌手&女優の大原櫻子
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娘の大原櫻子
透明感のある美しい歌声で知られる大原櫻子さんは、女優デビューもしています。
まずは、林田直親さんの次女・大原櫻子さんのプロフィールを見ていきましょう。
大原櫻子のプロフィール
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大原 櫻子(おおはら さくらこ)
本名: 林田さくらこ
生年月日: 1996年1月10日
出身地: 東京都
血液型: A型
身長: 158cm
美しい歌声を武器に歌手として活動する大原櫻子さんは、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で鮮烈な女優デビューを飾りました。
特技はダンスとピアノ、バレエ、水泳というように、体を動かすことが得意でのようです。
近年はYouTuberとしても活動中で、2021年12月現在のチャンネル登録者数は22.9万人。動画は大きく分けてMVとやってみた系に分かれています。
やってみた系は「チーズケーキのレシピ」、「足つぼマッサージを初体験」、「Wikipediaを見て嘘かホントかチェックしました」などの動画がアップされています。
音楽との出会い
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大原櫻子さんが音楽に興味を持つきっかけは、アメリカ発のミュージカルとして知られる「Annie」です。
小学校2年生の頃に映画版「Annie」を見た大原櫻子さんは、ヒロインを演じたクヮヴェンジャネ・ウォレスさんの演技力の凄まじさに感動。
「歌っていいな」と思い、すぐにテーマソングのCDを買ったそうです。
子供の頃は周囲がJ-POP好きが多かったものの、大原櫻子さんはミュージカル音楽ばかりを聴いて育ったといいます。
歌える女優、さらにブロードウェイミュージカル女優になりたいと、小学生ながら決意を固めたそうです。
デビューしたきっかけは?
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芸能界デビューは、中学校2年生の時に通っていたダンス教室の発表会に参加したのがきっかけでした。
リハーサル現場に偶然居合わせたテレビ局の関係者から、「藤賀事務所」という芸能事務所を紹介されてデビュー。
高校2年生の頃には、学校の友人から映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のヒロインオーディションが開かれると聞き、応募しました。
5000人の応募者の中から見事ヒロインに選ばれた大原櫻子さんは、2013年に本格的に女優デビューを果たしたのです。
同名の漫画が原作の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」では、ヒロインの小枝理子がかなり華奢な体形で、イメージを壊さないために大原櫻子さんは5キロのダイエットを成功させています。
この映画に出演したことで、第23回日本映画批評家大賞で新人女優賞を受賞する快挙を成し遂げました。
歌手としての活動
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2013年公開の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で演じた小枝理子は、ロックバンドのボーカルという設定でした。
そのため、劇中のバンド「MUSH&Co.(マッシュ・アンド・コー)」の楽曲「明日へ」が実際にリリースされました。
映画の楽曲プロデュースを担当した亀田誠治さんは、「この歌を歌いこなす、大原櫻子の才能に無限大の可能性を感じます」と歌唱力を絶賛。
翌年である2014年には、「第93回全国高等学校サッカー選手権大会」の応援歌である「瞳」をリリース。
オリコントップ10に入るヒットを飛ばし、紅白歌合戦に初出場しました。
林田直親は娘・大原櫻子との共演が話題に
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2016年11月、大原櫻子さんが出演したバラエティ番組で父親が林田直親さんであることを公開すると、ネットでは大きな反響が起こっています。
ここからは、カミングアウトをした際の事務所関係者やファン反応、夢の共演作品について見ていきましょう。
実は隠していなかった
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2016年11月27日に放送された「おしゃれイズム」のゲストとして登場した大原櫻子さん。
MCを務める上田晋也さんが「お父様もテレビ業界の人なんだよね?」と質問すると「はい。ナレーターですね。ゴチになりますで『だ~いごさ~ん』って言ってるのが父です」と回答。
ネットでは「全然知らなかった」、「すごい情報がサラッときたぞ」、「あれ櫻子ちゃんのパパなの」と大きな話題に。
2世タレントであることを隠す芸能人は少なくありませんが、大原櫻子さんは意図して隠していたわけではなかったそうです。
その証拠に、2013年に公開された映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でデビューした際に「親はナレーターをしています」とすでにカミングアウトしていました。
関係者によると「どういう訳なのか、ファンの間でも知れ渡ることがなかったんですよね」と不思議がっていたのだとか。
音声共演が話題に
「おしゃれイズム」に出演した際、改めて父親が林田直親さんだと明かすと、その後は親子での共演機会が増えていきました。
ただ、共演と言っても林田直親さんはナレーターですのでスタジオに生登場したわけではありません。VTRのナレーションで娘を紹介するという音声共演です。
「ぐるぐるナインティーンナイン」では、大原櫻子さんがゲスト出演した際、大原櫻子さんを紹介するVTRで「実は、ナレーター林田の娘であります!」とナレーターが入りました。
また、「行列のできる法律相談所」で大原櫻子さんを紹介するナレーションでは、「約5000人の応募者の中から選ばれたシンデレラガール!アーティストとしても活躍」と流れました。
ツイッターでは「林田さんのナレーションは熱が入ってますね」、「可愛い娘の紹介VTRは力が入っちゃうね」と林田さんの父親としての愛が微笑ましいとコメントが多数寄せられました。
林田直親は娘・大原櫻子に介入しすぎ?噂と真相
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2018年9月30日、大原櫻子さんはそれまで所属していた事務所「CHERRY.co」との契約を解除を発表しています。
芸能関係者によると、使いにくい芸能人になってしまったというマイナスなイメージのせいだとも言われています。
実は、事務所との契約解除には、父親である林田直親さんが大きく関わっているとも報道されているんです。
デビュー後、順調な活動をしていたはずの大原櫻子さんですが、何が起きているのでしょうか。
芸能界の渡り鳥は父親のせい?
2018年9月末日で事務所との契約を解除した大原櫻子さん。
実は5年間で3社目の契約解除ということで、週刊誌などの各メディアが「22歳なのに、すっかり芸能界の渡り鳥」と報じました。
その理由について、父親である林田直親さんが、あれこれと口を挟みすぎてやりにくいのだとか。
例えば、ギャラの取り分や条件面で事務所と林田直親さんが何度も衝突しているそうです。
また、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の続編のオファーがあった際には、他のキャストが出演にOKを出していたにもかかわらず、林田直親さんの一存で蹴ってしまったそう。
1つの作品を作り上げるには、他の共演者との円滑な人間関係も大事な要素です。良かれと思ってアドバイスをしたつもりでも、娘のためになるとは限りません。
このまま林田直親さんが過度に介入する事態が続くと、大原櫻子さんの人気にも影を落とすことになりかねないと関係者は心配しているようです。
林田直親の娘(長女)は林田こずえ
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林田直親さんの次女は大原櫻子さんですが、ここからは長女についても紹介します。
長女は林田こずえさんというお名前です。何をしている方なのでしょうか。
現在は出版社勤務
長女の林田こずえさんは、大原櫻子さんより3歳年上です。明治大学に在学していた時は演劇部に所属し、演出を担当していたそうです。
また、大原櫻子さんが2016年6月にリリースしたアルバムの初回限定盤に付いていたショートムービーの脚本を担当しました。
現在は出版社に就職しているのですが、将来は作家を目指して勉強中だそうです。
もしかしたら今後、林田こずえさんの脚本で、主演女優は大原櫻子さん、ナレーターは林田直親さんという作品が生まれる日がやって来るかもしれませんね。
まとめ
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林田直親さんは、誰もが一度は耳にしたことがあるベテランナレーターで、「ぐるぐるナインティナイン」、「嵐にしやがれ」など有名番組を担当しています。
若い頃は桐朋学園芸術短期大学で演技を学び、卒業後は劇団俳優として活躍していました。現在はナレーター業をメインとしているようです。
プライベートでは一般人の女性と結婚。名前や画像などの個人が特定できる情報は、残念ながら公開されていません。
嫁との間に誕生した子供は娘が2人。長女の林田こずえさんは一般人で、出版社で勤務しながら作家を目指しています。
次女は歌手の大原櫻子さんです。女優デビューが2013年、2016年には父親が林田直親さんであることをカミングアウトし、音声共演が話題を呼びました。
近年は、大原櫻子さんが事務所との折り合いが悪いことが問題視されており、原因は林田直親さんの過干渉とも言われています。
これからの林田直親さんと大原櫻子さんの動向に注目です。