白眞勲とは何者？立憲民主党に所属する参議院議員

白眞勲さんは立憲民主党に所属する参議院議員です。名前は「はくしんくん」と読みます。

名前から分かるとおり、純日本人ではありません。

韓国人と日本人のハーフとして生まれ、両親や祖父母も含めてこれまで非常に苦労して生きてきた苦労人だと話題です。

野党の議員なのでそこまで知名度も高くなく、ご存知ない方も多いと思いますので、まずは白眞勲さんのプロフィールを見ていきましょう。

白眞勲のプロフィール

白眞勲さんは2003年に日本国籍を取得し、2004年の参議院議員選挙において民主党から出馬して初当選しています。

初当選した際には名前が珍しかったからか、Yahoo!知恵袋で「民主党の比例で通った白という人は何者ですか？」というスレッドも立ちました。

日本国籍に変えた後もずっと白眞勲を名乗り続けていますが、よく名前に「君」を付けていると誤解されることもしばしばあるそうです。

例えば、国会では議長から呼ばれる際は名前に君を付けて呼ばれるのが慣例ですよね。そのため、白眞勲さんが呼ばれるとすれば「白眞勲君」です。

ところが、たまに「白眞勲！」と、敬称を抜いて呼ばれることもあります。

その時は遠慮なく、「呼び捨てですよ」と指摘しているとYouTubeのインタビューで語っていました。

白眞勲の経歴①　日本人と韓国人のハーフとして誕生

東京で生まれ育った白眞勲さんは、父親が韓国人で母親が日本人だったことで、日本国籍を取るまで、何かと苦労してきました。

ここからは白眞勲さんの両親や、子供の頃のエピソードを紹介します。

在日の生きにくさを感じて育った

父親は立命館大の留学生として日本にやってきました。

その後帰国しようとしたところ、朝鮮戦争が始まってしまったので、日本で生活することになったそうです。

両親は駆け落ち同然に結婚し、白眞勲さんは幼少期から外国人差別を感じながら成長しました。

今でこそ韓流と呼ばれて歓迎ムードがありますが、父親の世代では就職にも苦労して、あらゆる職業を転々としてきたことを明かしています。

また、子供時代の白眞勲さんは韓国国籍だったことから、役所から小学校入学の通知は来ず、父親と一緒に近所の学校に赴き、通わせてもらいたいと頭を下げた記憶があるのだとか。

成人式も通知は来ず、在日外国人が普通に生きることがいかに難しいのかを肌で感じて育ったそうです。

祖父母は両親の結婚に反対

母方の祖父母は、白眞勲さんの母親が韓国人の男性と結婚することを長年反対していました。両親が駆け落ちさながらに一緒になったというのは、周囲の反対のせいかもしれません。

このため、白眞勲さんが初めて母方の祖父母と会うことができたのは、祖父が息を引き取る3時間前だったと明かしています。

今でこそ国際結婚は珍しくはありませんが、まだ両親が結婚した1950年代はハードルの高いものだったことがうかがえますね。

白眞勲の経歴②　建築学科を卒業

現在、立憲民進党に所属し参議院議員を務めている白眞勲さんですが、大学では建築学を専攻していました。

なぜ建築分野の企業へ進まなかったのでしょうか。

ここからは、学生時代や就職エピソードを紹介します。

当時の建築家は絵心が必要だった

白眞勲さんは東京都新宿区に生まれ、豊島区の小学校と中学校を卒業します。

その後、東京都立北園高等学校を卒業し、日本大学生産工学部建築工学科に入学しました。

大学に在学中は、2回成績優秀生徒として特待生となり、授業料が免除されていたそうです。そして、博士前期課程建築工学専攻修了しています。

本当は建築家を志していたのですが、絵心がなさ過ぎて無理だと悟り、構造系を専攻したそうです。

当時の建築家は絵心が必要で、例えば、マンションのチラシに載っている完成図などの絵を描くのも建築家の仕事でした。

白眞勲さんは、ベビーカーを押す母親など人物、さらに木や公園などの絵が破滅的だったそう。

構造系を専攻すると、風による建物の振動などが計算できるようになるそうですが、政治家には建築学科出身が少なく、かなり変わり種の経歴と言えそうですね。

ただ、この経歴はオリンピック2020の開催時に役立ちます。実は、国立競技場の建築に政治家として関わったのです。

自身で構造計算書を読めるのが白眞勲さんしかいなかったので、なにかと頼られたそうです。

ゼネコン系企業に就職できず

成績は全て優で、素行も良好だったこともあり、大手ゼネコン企業から優秀な学生がいたら紹介して欲しいと学部に依頼が来た際には、白眞勲さんは真っ先に紹介されたそうです。

しかし、受けた会社は全て白眞勲さんを不合格としたようです。理由を問うと、「血圧が高いから」などの曖昧な返事が返ってきたのだとか。

白眞勲さんが就職活動をしていた当時、すでに外国人であることを理由に落とすことは違法でした。

そのため、企業側としても何らかの欠点を見つけるために苦し紛れに、重箱の隅をつつくような理由付けをしたのでしょう。

外国人だったことが問題だったという企業側の本音が透けて見えて、とても悔しい思いをしたと語っています。

結局、大学卒業後は建築とは無縁な、株式会社朝鮮日報日本支社に入社しました。

白眞勲の経歴③　朝鮮日報の日本支社長

朝鮮日報日本支社に入社後、1994年に支社長に抜擢された白眞勲さんは、参議院の比例区出馬までの約10年に渡り支社長を務めました。

この時代の取り組みが斬新であったことで、テレビのコメンテーターとして人気を博しています。

白眞勲さんの支社長時代の取り組みについて振り返ってみましょう。

朝鮮日報のウェブ版が人気に

1994年に朝鮮日報の日本支社長に就任した白眞勲さんは、1999年頃に朝鮮日報のウェブ版をリリースします。

当時インターネット黎明期だったという背景もあり、サービスは人気を博し、テレビ局から取材を受ける機会が増えていったそうです。

この頃からフジテレビ「情報プレゼンテーターとくダネ!」などの番組でコメンテーターを務めるようにもなりました。

白眞勲の経歴④　参議院議員

2003年1月に40歳になった白眞勲さんは、日本に帰化して日本国籍を取得しています。

翌年の2004年には、参議院議員選挙において民主党公認候補として出馬し、現在に至るまで3回当選してきました。

これまでの議員としての活動を紹介します。

2004年に民主党議員として出馬

立候補したきっかけは、当時民主党に所属していた菅直人さんから声を掛けられたことでした。

民主党公認候補として立候補し、20万票を集めて初当選したのです。

2010年7月の参議院議員通常選挙では比例区で再選し、2012年の野田内閣では内閣府副大臣を務めました。

2016年の第24回参議院議員通常選挙の比例区で3回目の当選。

過去に出馬した選挙は全て当選しており、選挙の強さがうかがえます。

離党して立憲民進党へ

2018年に、小池百合子さんが希望の党を立ち上げ、民進党と希望の党の合流が協議されました。

しかし、小池百合子さんの意向により、党人事は希望の党で固める方針となるなど、旧民進党側の排除が明確になります。

これに危機感を抱いた枝野幸男さんが立憲民進党を結党し、これに同意する形で白眞勲さんも立憲民進党へと移り、現在に至っています。

2022年は参議院議員の選挙が予定されていますので、この先の白眞勲さんの動向も注目を集めているようです。

白眞勲の結婚歴と離婚歴・元嫁と子供(息子/娘)

ここからは、白眞勲さんのプライベートについて見ていきましょう。

白眞勲さんは実はバツイチです。元嫁はどのような人物だったのでしょうか。

元嫁との間に2人の子供が誕生

白眞勲さんには離婚歴があります。

元嫁は長野県出身の日本人であることは分かっていますが、一般人女性のためか名前や画像、年齢などの情報は公開されていません。

子供は、娘が1人と息子が1人誕生しています。息子は一般人のようで、やはり名前や年齢は非公開です。

娘は宮崎麗果さんといいます。このことから、元嫁の苗字は「宮崎」である可能性が高いでしょう。

離婚理由は明確にはされておらず、その後も再婚したという情報はないようなので、白眞勲さんは現在は独身だと思われます。

白眞勲の子供（娘）は元モデル・宮崎麗果

白眞勲さんと元嫁の娘・宮崎麗果さんは、元モデルで、現在は会社を経営しています。

また、3人の子供を育てる母親としての顔も持っているようです。

一体どのような女性なのか気になりますね。ここでは、宮崎麗果さんのプロフィールや経歴を紹介します。

宮崎麗果のプロフィール

宮崎麗果さんは、母親が長野県の実家で出産したので生まれは長野県ですが、育ったのは東京都世田谷区です。

保育園から小学校卒業まではインターナショナルスクールに通い、中学校からはアメリカに留学しています。

高校に通っている途中で帰国し、それ以降は日本に住んでいるようです。英語が得意で、大学は上智大学を卒業しました。

芸能活動を始めたきっかけは、15歳の頃にモデル事務所からスカウトされたことでした。

そして、大学在学中に大手のタレント事務所に所属し、本格的に芸能活動を開始。

現在は、実業家として化粧品やコンサルティングなど複数の会社を経営中です。

宮崎麗果は超絶セレブ

宮崎麗果さんは、超絶セレブと形容されることが多いようです。実業家として成功を収め、インスタを見るとかなり裕福な生活を送っていることが分かります。

セレブさは昨日今日始まったことではなく、過去の経歴を見ると10代でフランスの社交界にデビューしたのだとか。

白眞勲さんはかつて朝鮮日報日本支社の社長を10年に渡り務め、その後政治家に転身していますので、娘にそういった生活をさせられるだけの経済力があるということになりますね。

実はバツ2

2021年現在、33歳の宮崎麗果さんですが、これまでに離婚歴が2回あります。

29歳で最初の結婚をして以降、その後2回離婚をしており、その期間に3人の子供を出産しました。

つまり、白眞勲さんは3人の孫がいるおじいちゃんになりますね。

宮崎麗果さんの子供は現在5歳の長男と、3歳の次男、そして1歳の長女。宮崎麗果さんによると、長男はクールでとても観察力が高い子だそうです。

ディズニーランドに親子で出かけた時にIt’s small worldに入ったら、長男から「この歌はどこから流れてくるの?」と質問をされました。

「お人形達が歌ってるんだよ」と答えると、長男は「この人数じゃそんな大きな音は出ないよ」と」冷静に返されてしまったのだとか。

次男は「太陽のようなザ・子どもらしい子供」で、長女は目力がとても強く頼もしいと感じているのだとか。

そんな宮崎麗果さんは、子供達にこうあって欲しいという期待は特に持っていないそうです。

ただ自分らしく、失敗してもギリギリの所で私が守るから安心して何でもやってもらいたいと考えているといいます。

白眞勲の娘・宮崎麗果はEXILE黒木啓司との結婚を発表

2021年12月14日、EXILEの黒木啓司さんと宮崎麗果さんが結婚を発表し、注目を集めました。

黒木啓司のプロフィール

黒木啓司さんは、2007年から「J Soul Brothers」として活動を開始し、2009年にEXILEに加入しました。

2021年11月には、週刊誌「NEWSポストセブン」が宮崎麗果さんとの交際と同棲を報じています。

これを受けたのか、12月14日にお互いのインスタを更新して、結婚を報告。

黒木啓司さんのインスタでは、結婚を決めたポイントを以下のように語っています。

彼女とは友人として時間を共に過ごす中で、母親として、また会社経営者として仕事に打ち込む姿、忙しい中でも僕の体調面にまで気を遣ってくれる思いやりのあるところに惹かれていきました。

 

引用：EXILE黒木啓司の結婚相手は超セレブ! – まいじつ https://myjitsu.jp/

また、宮崎麗果さんのインスタの結婚報告を見ると、友人期間を経て大事な存在になっていったという経緯が書かれていますが、詳細な馴れ初めは今のところ明かされていないようです。

白眞勲の資産はどのくらい？

EXILEの黒木啓司さんとの結婚を発表した際に、各種メディアでは宮崎麗果さんのことを「超セレブな女性」と表現し、改めて白眞勲さんの経済力に注目が集まっています。

白眞勲さんの資産や年収はどのくらいあるのでしょうか。資産総額と年収について調査しました。

年収は平均より低い？

白眞勲さんの総資産額を調査しましたが、非公開でした。

年収は2012年のデータによれば1748万円。国会議員の平均年収は1997万円ですので、平均よりは少し低いということになりそうです。

ちなみに、この年の国会議員高額年収は3億3263万円、最低は708万円とかなりの差が大きいことが分かります。

このため、高い年収の人が平均を釣り上げている可能性もありそうです。

それでも1700万円を超える年収があれば、家族に裕福な生活を与えることも十分可能でしょう。

まとめ

白眞勲さんは、立憲民主党に所属する現役の参議院議員です。

父親は韓国人で母親が日本人のハーフです。2003年に日本国籍を取得しました。

大学では建築工学を専攻し、将来はその道に進むことを希望していたものの、当時の国籍から就職が不利になり、朝鮮日報の日本支社に就職しています。

2004年、民主党から参議院議員選挙に出馬して見事当選。現在3期目を務めています。

プライベートでは、日本人女性と結婚していましたが離婚。元嫁は一般人女性のようで、名前などの情報は公開されていません。

元嫁との間には2人の子供が誕生しており、娘は元モデルの宮崎麗果さんです。現在は実業家として会社を複数経営しています。

2022年は参議院議員の総選挙が行われます。白眞勲さんも再度出馬することが予想されていますので、今後の動向にも注目ですね。