アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーでリーダーを務めていた遠藤舞ですが、本当の脱退理由に世間が騒然としました。
今回は遠藤舞の芸能界引退の理由、結婚した旦那と子供、渡辺裕太との関係、離婚した現在をまとめました。
この記事の目次
元アイドリング!!!・遠藤舞のプロフィール
出典:https://bunshun.jp/
名前:遠藤 舞(えんどう まい)
生年月日:1988年7月31日
出身地:東京都
身長:162cm
血液型:AB型
アイドリング!!!時代の遠藤舞の軌跡
遠藤舞は「アイドリング!!!」の創設メンバーであり、リーダーを務めていたメンバーです。
2006年に芸能事務所「ボックスコーポレーション」にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りしました。
そして、番組「アイドリング!!!」のオーディションに合格したことで、アイドルグループ「アイドリング!!!」3号として活動を始めました。
遠藤舞は元々芸能界を目指していたわけではなく、高校3年生の秋まで普通の生活を送る高校生でした。美容系学校への進学も決まっていたそうです。
そんな中、事務所にスカウトされた際、父親に「相武紗季のサインを貰ってきて」と頼まれたこと、祖母から背中を押されたこともあって芸能界入りすることになりました。
出典:https://prtimes.jp/
そんな遠藤舞は、2009年3月に同じく創設メンバーで実質的リーダーだった加藤沙耶香が卒業した時、指名を受ける形で正式にリーダーに就任しています。
本人は自身の性格を「自分は一人っ子で、引っ張るような性格ではない」と分析しており、リーダーは自分には向いていないと言い続けてきました。
しかし、メンバーの横山ルリカは「リーダーに向いてないと言ってるけど、そんな事はない。そっと後輩をサポートして、いつの間にかみんなを包み込んでいる」と遠藤舞を評価しています。
また、菊地亜美も「まいぷるさんがリーダーでなければ、早々に卒業してたと思う」と大きな存在だったことを語り、メンバーそれぞれが遠藤舞を慕う様子が多々見受けられました。
遠藤舞は、「アイドリング!!!」メンバーの中でも涙を見せることがほとんど無いことで知られていました。
そのため、レギュラー番組では「泣かない女」とキャラ付けされて、「全米が泣いても泣かない」「鉄の女」などとMCのバカリズムやメンバー、ファンからいじられていました。
しかし、そんな鉄の女・遠藤舞も感情的に涙を流すことはあったようです。
「アイドリング!!!」の初ライブ終了後には舞台裏でメンバーの涙に影響されてもらい泣きする姿や、メンバーの小泉瑠美の卒業セレモニーで涙を流している姿が映像化されています。
また、2007年7月に開催されたCDデビュー記念ライブでは、オリコンデイリーチャート7位を記録したことが発表された際、歓喜して涙する姿を見せています。
その姿に「遠藤さんが興奮しているの初めて見た」とコメントされており、普段は感情を爆発させることはないものの、人間らしい一面もしっかり持ち合わせていることが遠藤舞の魅力です。
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遠藤舞は、「アイドリング!!!」としてのアイドル活動の他にも、ドラマや映画に出演して女優としても活躍しました。
2008年10月、ドラマ「鉄道むすめ〜Girls be ambitious〜」に出演し、12月には映画「口裂け女0ビギニング」で映画初主演を務めました。
アニメ映画「WALL・E/ウォーリー」で声優にも挑戦するなど、数々の作品で活躍しています。
また、2011年5月には初の単独主演映画「コネコノキモチ」が公開されました。主題歌「空の木」をソロで歌唱しており、歌手としての才能も示しています。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=JFLtyRpCtfQ]
歌唱力が高いことで知られる遠藤舞は、グループ活動のかたわらソロアーティストとしても活動を始めました。
メジャーデビューに先立って、2012年5月に初のソロ音楽ライブ「舞」が開催されています。
ソロライブには当時の「アイドリング!!!」プロデューサー・門澤清太の協力もあり、「遠藤の才能が何処までいけるかっていうのを自分の目で見たかった」と大きな期待が語られました。
2012年9月には、音楽イベント「コヤブソニック2012」「イナズマロックフェス2012」に立て続けにソロで出演し、その歌唱力の高さが音楽業界の著名人からも認められています。
ミスiD実行委員長の小林司は数々のアイドルの歌声を生で聞いてきましたが、その中でも「アイドル界でもっともハイクオリティな歌唱力を持つ」と絶賛しました。
また、前山田健一(ヒャダイン)もアイドルで歌が上手い人物にまず遠藤舞の名を挙げており、アイドルの中でトップクラスの歌唱力の高さが証明されています。
そんな遠藤舞は、「アイドリング!!!」の後輩メンバーに対して歌唱指導を行っていたこともあるようです。
ボイストレーナーの先生には遠慮して聞けないことも、同じメンバーでリーダーである遠藤舞に頼って音程の確認などをしていました。
2013年7月には、ソロアーティストとして1stシングル「Today is The Day」をリリースしてソロデビューを飾りました。
また、アイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2013」でソロとして初めてライブでデビュー曲を披露しました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=AkKaz8OskR0]
「アイドリング!!!」からのソロデビューは横山ルリカに続き2人目であり、遠藤舞の音楽はピアノとロックを融合させた「ピアノポップロック」のスタイルが音楽性に掲げられています。
個人でも女優やソロアーティストとして活動するようになった遠藤舞。
2014年2月に卒業公演「3号遠藤舞卒業ライブ〜さよならは別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束ング!!!〜」を開催し、「アイドリング!!!」から卒業していきました。
「アイドリング!!!」での活動は約7年半を過ごし、シングル19枚・アルバム5枚に参加、レギュラー番組「アイドリング!!!」には1000回以上出演するなど、グループに大きく貢献しました。
元アイドリング!!!・遠藤舞の引退理由とは
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2014年に「アイドリング!!!」を卒業した遠藤舞。
グループには約7年半在籍し、その内5年間をリーダーとして過ごしました。
卒業公演は、2014年2月にZepp DiverCity Tokyoで「3号遠藤舞卒業ライブ〜さよならは別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束ング!!!〜」が行われました。
卒業後はソロ活動に専念することが発表され、クラウドファンディング企画「遠藤舞ソロプロジェクト」が実施されました。
スタジオ・ライブ&レコーディングのためのクラウドファンディングで、目標金額は200万円でしたが、1日で目標達成金額が集まり、人気の高さを示しました。
卒業後初のソロリリースとなる2ndシングル「MUJINA」や、3rdシングル「Baby Love」など音楽活動を続け、自身の誕生日にはソロデビュー1周年を記念したライブ「一歳楽祭」を開催。
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順調かに見えたソロ活動ですが、2017年8月に突然、年内をもって芸能界を引退することが発表されました。
引退前には、自身初であるアルバム「最終回」をリリースし、初でありながらラストアルバムとなったこの作品をもって芸能人生の集大成とし、11年間の芸能活動にピリオドを打ちました。
当初は「やりたいことがある」といった前向きな引退と発表されていました。
しかし引退後、自身のSNSで本当の引退理由や自身の本音を包み隠さず発信しています。
引退理由について遠藤舞は「私は所謂アイドルと言われることに昔から物凄く抵抗があった」と、アイドルとして活動してきた人としては衝撃の告白をしました。
その理由は、「私の中でアイドルとは芸能人という職種の人間がやるべき“芸”が、プロの域に達せず未熟で、その成長過程を楽しんでもらうものと考えているからだ」としています。
その考えを持った上で、
「10代や20代前半でそれはアリだとしても、20も半ばを過ぎてそれは恥ずかしい事だとこの職についた時から思っていた」
「時は流れてその結果、私は未だに元アイドルの肩書きなしにはメディアに出られず、アイドル的な売り方をしなければCDも売れない。アイドル卒業してからも何年も経った今も、最近知り合った人にはアイドルという目で見られてしまう」
と、アイドルとして見られること・扱われることに抵抗があることを明かしました。そして、
「その原因は、私の“芸”の才能が、アイドルの域を所詮超えられなかったからなんだと思う。結局私はそれほどの者だと思い、自分の才能の無さに嫌気がさして、他の適する職業を目指す事となりました」
と語り、本当の引退理由を明かしています。
これには、遠藤舞をアイドルとして応援してきたファンからも賛否両論が噴き出しました。
昨今、25歳を過ぎてもプロのアイドルとして活動している方は沢山います。その方々へも失礼と取れる発言に、「本当の引退理由は胸にしまったままでよかった」といった意見も出ました。
最後は「未熟だった私を見捨てずに応援してくださりありがとうございました。自分自身が見切りをつけてしまったものすら諦めずに応援して下さり、感謝しています」と締めくくりました。
ですが、ファンの心にモヤモヤを残す結果となっています。
元アイドリング!!!・遠藤舞が結婚した旦那や子供とは
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2019年8月、一般男性との結婚を報告した遠藤舞。
ツイッターを更新して、「実は結構前に入籍してました」とすでに結婚していることを明かしました。
旦那の名前や顔写真は公表されていませんでしたが、結婚発表以前からツイッターには度々「同居人」というワードが呟かれており、この同居人が結婚相手ではないかと言われています。
また、その後も妊娠や出産の報告はなく、子供は授からなかったようです。
元アイドリング!!!・遠藤舞と渡辺裕太との関係とは
ちなみに、渡辺裕太という俳優と遠藤舞の関係が話題になっています。
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名前:渡辺 裕太(わたなべ ゆうた)
生年月日:1989年3月28日
出身地:東京都
血液型:AB型
渡辺裕太は渡辺徹と榊原郁恵を両親に持つ2世俳優で、大のアイドル好きとして知られている人物です。
遠藤舞の大ファンだったようで、テレビ番組で共演した際に「恋人になってほしい」と愛の告白をしました。
まずは、友達からスタートということで渡辺裕太と遠藤舞はアドレスの交換に至りましたが、その後、2人の関係はどうなったのでしょうか。
遠藤舞の結婚相手は一般男性のため、渡辺裕太は別人です。
2016年、LINE LIVEオリジナルのトーク番組「さしめし」で再び共演した際、渡辺裕太は改めて遠藤舞に「付き合ってください!」と告白しました。
遠藤舞はキッパリと「ごめんなさい」と断り、「友達なんだよね」と恋愛対象ではないことを告げています。
現在も友達としては交流があるかもしれませんが、2人の関係は結婚相手でも元彼氏でもなく、ただの友人ということになります。
元アイドリング!!!・遠藤舞の現在①ボイストレーナーに転身
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芸能界引退後、2018年8月にSNSを再開した遠藤舞は、現在はボイストレーナーや仮歌レコーディングなどの裏方として音楽関係の仕事に就いていることを明かしています。
2019年12月には、「アイドリング!!!」の元メンバー・伊藤祐奈が企画したアイドル養成スクール「SCHOOL & IDOL」のボーカル講師を務めています。
また、現役アイドルグループへの歌唱指導や、「こぶしファクトリー」「アンジュルム」などのハロプロ所属グループのシングルに、コーラスとして参加する仕事もしています。
「アイドリング!!!」時代から、後輩の歌唱指導をしていた経験と自身の高い歌唱力を活かし、現在は現役アイドルや卵たちにプロ意識や業界のルールなどもアドバイスしているようです。
さらに、ボイストレーニングを通して“現役アイドルのリアル”を熟知していることを活かし、2021年には「インディーズアイドル研究所」を設立。
遠藤舞は「インディーズアイドル研究所」の所長として、インディーズアイドル業界の現状やヲタクの活動・心理についてなど、アイドルとヲタクをはじめとしたアイドルの現場に携わる人々がよりよい活動を行なうための情報を発信しています。
元アイドリング!!!・遠藤舞の現在②エッセイ本を出版
出典:https://hagemarugt.com/
遠藤舞は2021年2月に初エッセイ『若いカワイイからの卒業』を出版。アイドル時代のエピソード、セカンドキャリアの選び方などが綴られており、遠藤舞の文才が光る一冊となっています。
また、2020年に整形手術を受けたことを公表していた遠藤舞ですが、エッセイ本にも整形について赤裸々に書き記しています。整形箇所は鼻で、以前からコンプレックスのあった「鷲鼻」を削り、鼻筋や鼻先を細くする手術を受けたとのことです。
アイドル時代は美容整形をしようとは思わなかったそうですが、フリーランスの一般人となり顔に責任を感じずによくなったことで整形をしようという思いに至ったと明かしていました。
元アイドリング!!!・遠藤舞の現在③離婚を発表
出典:http://mybouzu.info/
2022年1月、遠藤舞がツイッターに「離婚しても特に生活は何も変わらないんだけど」と投稿し、旦那と離婚していたことが明らかになりました。
結婚発表の時のように唐突であっさりとした報告となりファンを騒然とさせましたが、多くの応援の声も寄せられました。
離婚しても特に生活は何にも変わらないんだけど、保険使わないクリニック予約したときに「遠藤で予約したっけ??それとも〇〇で予約したっけ?」て迷わなくなって一個煩雑な処理が減った
— 遠藤 舞 ボイストレーナー (@endo_mai2) January 12, 2022
芸能界引退後も幅広く精力的に活動を続けている遠藤舞。今後の活躍にも注目していきましょう。
まとめ
ボイストレーナーとして第2の人生を歩み始めた遠藤舞。
アイドルとして培った経験を活かして後進を育てる活動は、リーダーだった彼女にぴったりではないでしょうか。
裏方に回っても存在感のある遠藤舞のこれからにも注目です!