ももいろクローバーZの緑担当メンバーだった有安杏果ですが、ももクロ引退理由や医師との結婚が話題です。
今回は有安杏果について、子役時代~ももクロでの活躍、引退理由、結婚した医師の旦那、現在をまとめてみました。
この記事の目次
元ももクロ・有安杏果のプロフィール
出典:https://thetv.jp/
名前:有安杏果(ありやす ももか)
生年月日:1995年3月15日
出身地:京都府生まれ、埼玉県富士見市育ち
学歴:日本大学藝術学部写真学科卒業
有安杏果は、女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーとして、2009年から2018年1月まで活動していました。
ももクロ在籍中のメンバーカラーは緑で、148cmという小柄な体から繰り出される迫力のある歌声とダイナミックなダンスが持ち味。
「小さな巨人」のキャッチフレーズで知られていたメンバーです。
ももクロ在籍中からソロ活動も行なっており、ドラム・ギター・キーボードといった楽器を演奏し、自ら作詞作曲にも挑戦するなど音楽センスの高さが魅力の1つです。
2016年に横浜アリーナで開催した単独ライブでは1万人を動員し、2017年にはももクロメンバー初となるソロアルバム「ココロノオト」をリリース。
東名阪ツアー、日本武道館ライブなど、ソロでも大きな会場を埋める人気を誇っています。
NTTレゾナンが調査したアンケートで、「歌の上手いアイドル」ランキング2位になったことがあるほど歌唱力が高く、曲に深く感情移入する表現力の高さはアイドルの域を超えています。
その歌唱力は、才能はもちろんですが、何より有安杏果の努力によって作り上げられたものだったことも知られています。
ももクロの活動で忙しい日々の中でさまざまなアーティストの音楽を聴き、ライブ映像を鑑賞。
また、プライベートでもMr.ChildrenやSuperflyなどのライブを観に行くなど、音楽の研究を欠かしませんでした。
努力家として知られる有安杏果ですが、それは音楽の研究のみならず、アイドルとして生きる自分自身の研究まで徹底して行われました。
アイドルとして人前に立つ以上、良い意見だけでなく悪い意見が出ることは避けられません。
有安杏果は、インターネット上に投稿された自身への感想や批評を調べるエゴサーチによって、自らの改善点を見つけるというスタイルを取ってきました。
厳しい意見にも、「自分が納得して改善に至れたらそれでいい」と話しており、見てくれている人が求めていることに出来る限り応えたいという理由でエゴサーチを行なっていたようです。
傷付きたくないからと厳しい意見から逃げることは簡単ですが、有安杏果は自身の成長のために敢えて厳しい意見にも向き合い、糧としてきました。
そんな有安杏果の性格について、ももクロのマネージメントを担当する川上アキラ氏は「直情的で、なによりも人間臭いところが面白い」と評しています。
些細なことで悩んでしまう人間らしさも含め、自身のコンプレックスを個性に昇華してグループの強みとして活かす姿は、メンバーやファンからも愛され、多くの人に応援されました。
ももクロに欠かせないメンバーとなった有安杏果ですが、2018年1月21日に開催されたライブを最後にももクロを卒業しました。
ここでは、そんな有安杏果の子役時代から、ももクロ加入後の活躍、そしてももクロ引退理由、さらに結婚した旦那の情報、気になる現在の活動までをまとめました。
輝き続ける有安杏果に注目です!
有安杏果の経歴① 子役時代
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有安杏果は子供の頃、子役として活動していた時代があります。
ここでは、キッズタレントやキッズダンサーとしても活動していた有安杏果の子役時代を紹介します。
有安杏果の子役時代は、1995年から2008年で、0歳の時に芸能活動を始めました。
1995年、0歳で雑誌の赤ちゃんモデルとして芸能活動を始め、芸能事務所キャロットに所属します。
小学生の時には、2004年4月から2005年3月の1年間に渡ってフジテレビの人気子供番組「ポンキッキーズ21」に出演し、「シスターラビッツ」としてレギュラーで活躍していました。
同じ頃、習い事としてやっていたバレエやジャズダンスを本格的に学ぶため、EXILEなどが所属するLDHが発足させたダンススクール「EXPG」に特待生として入学。
そして、EXILEのMATSUから指導を受けるなどダンスの技術を磨きます。
これまでバレエ、ジャズといったしなやかさを重視するダンスを習っていた有安杏果は、未経験だったヒップホップに苦戦します。
しかし、努力を重ねて技術を向上させ、キッズダンサーとしてEXILEのライブツアーに帯同するまでになりました。
また、EXILEの「Choo Choo TRAIN」のミュージックビデオにも出演しています。
EXILEとナインティナインの岡村隆史がコラボしたユニット「オカザイル」のキッズメンバーにも選ばれ、フジテレビ「めちゃイケ」に出演も果たしています。
さらに、子役としては「火曜サスペンス劇場」「はぐれ刑事純情派」など、ドラマやCMへ出演しており、子役時代は芝居・ダンス・タレントと幅広く活躍していました。
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中学生になるとキッズダンサーの扱いから外れるため、プロのダンサーになるか別の道へ歩むか選択を迫られました。
ここで有安杏果はクールなパフォーマンスを求められるプロのダンサーよりも、「笑顔で踊りながら歌いたい」と別の道を目指します。
2008年、スターダストプロモーションにスカウトされたことがきっかけで、のちに一世を風靡するアイドルグループとの出会いを果たしました。
有安杏果の経歴② ももクロ加入
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2009年7月26日、「スタ☆フェス Vol.006」のアンコールでサプライズ登場した有安杏果。そこで、ももいろクローバーへの加入が発表されました。
ももいろクローバーは2008年5月17日に結成され、メンバー全員が学生であったことから土日を中心に活動する「週末ヒロイン」としてデビューしました。
路上ライブアイドルとして数人相手にパフォーマンスするなど地道に活動を続け、ワゴン車1台で車中泊しながら全国を回りCDを手売りするなど、汗と涙の下積みを経験したグループです。
ももクロ結成からメジャーデビューまでは約2年を要し、そのメジャーデビューを迎える一歩手前という時に加入したのが有安杏果です。
すでに固い絆で結ばれていたももクロへ最後に加入したこと、子役時代から仕事と楽屋のオンオフを意識してきたプロであることが影響し、当初はメンバーと打ち解けられなかったようです。
しかし、2012年に鳥取県米子市で行われたライブの終了後、有安杏果にもっと輪に入ってきてほしいと感じていた他のメンバーが有安杏果との話し合いの場を設けたそう。
そこで2時間ほど話し合って、互いの気持ちを伝え合いました。
この話し合いがきっかけでお互いのことを理解し合い、加入から3年目にしてやっとももクロに溶け込んでいくことができたのです。
ファンの中でもこの逸話は有名で、ファンの間では「米子の夜」と呼ばれています。
路上ライブからスタートしたももクロは、日本トップクラスの人気を誇るアイドルグループの道を邁進していきました。
生歌でパフォーマンスを行う全力ライブが評判を呼び、ひたむきで笑顔を絶やさない姿勢や夢と情熱など前向きなコンセプトが人々の心を掴み、とうとう日本にももクロブームが到来します。
2012年の年末、結成以来の悲願であった「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たします。
この時披露された「行くぜっ!怪盗少女」は2年前に発売された楽曲で、この日初めてゴールデンタイムで歌われることとなりました。
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2014年には、女性グループとしては初めて国立競技場でのライブを開催し、2日間で11万人を動員。
ワゴン車1台で全国を回り、電機屋の店頭でライブを行い、CDを手売りしていたグループは、こうして名実ともにトップアイドルグループとなったのです。
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2016年からは、ソロ活動が盛んになり、有安杏果は自身初となるソロライブ「ココロノセンリツ 〜Feel a heartbeat〜 Vol.0」を横浜アリーナで開催しました。
自身が楽曲制作に携わったミニアルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」をひっさげたライブで、ソロでも横浜アリーナを埋める人気があることを示しました。
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また、高校卒業後に大学に進学したことを当初は明らかにしていませんでしたが、2017年3月に日本大学藝術学部写真学科を卒業したことを発表しました。
この大学は写真家の篠山紀信らを輩出したことで知られ、有安杏果が写真を趣味として一眼レフカメラを持ち歩くことは有名だったため、ファンの間でも合点が行く進学先だったようです。
学生時代はももクロの活動が多忙を極めていましたが、芸能活動と学業を両立して片道2時間通学で1度も単位を落とさず4年で修了した功績が認められ、藝術学部長特別表彰を受賞。
この賞は同大学の100年近い歴史で史上初の受賞となり、有安杏果の努力が報われた結果となりました。
卒業作品も、卒業生96人中4人しか選ばれなかった写真学科奨励賞を受賞するなど高く評価されています。
ももクロ唯一の大卒メンバーとなった有安杏果は、大学卒業後も精力的に活動を開始します。
2017年夏、ソロで東名阪ツアー「ココロノセンリツ 〜Feel a heartbeat〜 Vol.1」を開催。
さらに日本武道館でも「ココロノセンリツ 〜feel a heartbeat〜 Vol.1.5」を開催。
力強い歌声はもちろん、エレキギターやアコースティックギター、キーボード、ドラムなど楽器演奏を披露して観客を沸かせました。
また、持ち曲ほぼ全てを収録した1stアルバム「ココロノオト」をリリースし、オリコン週間ランキングで3位を獲得。
このアルバムはミュージックマガジン「2017年間ベストアルバム Jポップ/歌謡曲」で6位に入選するなど、ソロでの活動も高く評価されています。
順風満帆にアイドルとしての活動を続けていた有安杏果ですが、2018年1月に突如、ももクロからの卒業を発表しました。
有安杏果のももクロ引退理由
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有安杏果のももクロ卒業時のコメント
2018年1月15日、同月21日のライブを最後に、ももいろクローバーZから卒業することを発表した有安杏果。
なぜももクロを卒業することになったのか、その理由に迫ります。
卒業発表時、自身のブログで「突然のお知らせになっちゃってごめんなさい」と卒業について綴りました。
子役時代から22年。生まれてからずっと芸能界に生きてきた有安杏果は、この世界から一度距離を置いて「普通の生活を送りたい」という気持ちが大きくなり、卒業を選んだといいます。
「わがままを受け入れてもらった」と事務所への想いも綴っていますが、卒業後に何をするかは発表段階ではまだ何も具体的なことは決まっていなかったそうです。
逆に、具体的なことを決めないままの卒業も良いかもしれない、と思っていたようです。
生まれて22年間、常にレッスンや仕事のスケジュールに追われてきた有安杏果が、「何も予定のない日々を、人生で一度くらい過ごしてみたい」と思うのは、自然なことかもしれません。
これまで芸能界に身を置いていた22年間では出来なかった普通のことを少しずつやるために、ゆっくりした日々を過ごしたいと語る有安杏果。
芸能界から引退し、普通の日常生活を知り、そして22歳の女性として教養や知識を身につける、そのための卒業であることをブログに綴っています。
また、ももクロの活動についても触れ、8年間を過ごしてきたグループに想いを馳せました。
ももいろクローバーZとしての8年間を振り返った有安杏果は、
「走馬灯のようにいろんなことが溢れてきます。すごく長かったような、あっという間だったような気もするけど、幸せなアイドル生活を送らせていただきました」
「れに、夏菜子、詩織、あーりんというかけがえのない素晴らしいメンバーに恵まれた」
と、メジャーデビューから共に切磋琢磨し、国立競技場を埋めるまで一連托生で闘ってきたももクロのメンバーにも触れ、綴っています。
また、
「スターダストやキングレコードはじめ、とても熱意ある優秀なスタッフに恵まれたこと。たくさんの素晴らしい楽曲に恵まれたこと。そして何より、いつでもどんな時でも一生懸命に応援をしてくれたファンの皆さんがいてくれたこと。本当に本当に誰よりも幸せな8年間でした」
「何度ありがとうと言っても伝えきれない」
と、事務所やスタッフ、何よりファンへの想いを綴り、感謝の言葉を述べました。
「今回の私のわがままに対してはいろんな意見があると思います」と賛否両論あることを認識した上で、「8年間一緒に歩いてきたみなさんの中に、お疲れ様と言ってくれる人が一人でもいたら嬉しく思います」
とも語っています。
長らく応援してきたファン、最近好きになったファン、応援してきた時間の長さに関係なく、メンバーの卒業には思い思いの感情が沸き、ショックを受ける人も少なくありません。
それでも自分が選んだ道を受け入れてほしい、できれば応援してほしいというのがタレントの本音ではないでしょうか。
有安杏果は「8年間、本当にありがとうございました」と締めくくり、新たな道への一歩を踏み出しました。
有安杏果のももクロ卒業はメンバーとの不仲説
有安杏果が卒業を発表すると、一部のネットニュースでは他のメンバーとの不仲説も報じられました。
しかし、ももクロをずっと側で見てきたライターや、しっかりとももクロに密着する取材に携わった者は、そのような事実はないと語ります。
前述した通り加入当初からしばらくは他のメンバーと距離があったものの、「米子の夜」をきっかけに距離が縮まり、メンバー間の関係は良好になりました。
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また、卒業後に発売された雑誌「BUBKA」の2018年3月号には、有安杏果が各メンバーと1対1で語り合う本音対談が35ページに渡って掲載されています。
その雑誌で、有安杏果は改めて卒業理由について語りました。
記事によると、具体的に卒業を考え始めたのは卒業発表の1年程前で、ちょうど大学卒業のタイミングだったそうです。
大学の同級生が卒業のタイミングで就職など新しいスタートを切り、新しい道に向かう姿を見て「私ももっと成長したい。自立したい」と感じ、卒業を考えるきっかけだったと言います。
芸能界は厳しい世界のため、今日は人気でも明日はどうなるか分からない、予定通りにいかない世界です。
有安杏果は元々、何をするにも事前にしっかり準備をするタイプでした。
明日どんな仕事が入ってくるか分からない多忙な芸能界において、「こういう生活を22年間も続けてきて、これをずっと続けていくのはもう限界かな」と感じていたようです。
一度落ち着くために、一旦芸能界と距離を置いてゆっくり過ごしたい。有安杏果にとっての新しいスタートは、ももクロから卒業することでした。
有安杏果のももクロ卒業は芸能界引退ではない
「芸能界と距離を置く」という言葉から芸能界引退と報じるメディアもありましたが、本人は「引退っていうよりは、あくまで卒業」と述べており、引退を否定しました。
何をするかは決めていないけど、何もしない日々を過ごしてやりたいことをやる、そんな普通の生活を求めた有安杏果。
2018年1月21日、幕張メッセで開催されたライブ「ももいろクローバーZ 2018 OPENING 〜新しい青空へ〜」を最後に、ももいろクローバーZを卒業しました。
卒業公演の模様は、インターネットテレビ「AbemaTV」で全編生中継され、同局の音楽部門で史上最多視聴数を記録しています。
多くの人を熱狂の渦に巻き込み、多くの背中を押してきたアイドル・有安杏果。全力疾走で駆け抜けてきた8年間のももクロ人生に、終止符を打ちました。
有安杏果が結婚した旦那は医師で事務所代表も務めている
出典:https://twitter.com/
ももクロを卒業して1年後の2019年2月6日、有安杏果の熱愛発覚のニュースが飛び込んできました。
有安杏果は自身のツイッターで、医師である一般人男性(2019年2月時点で48歳)と結婚を前提に交際していることを報告しました。
さらにその医師の男性は、有安杏果の個人事務所「アプリコット」の代表も務めていることが分かりました。
医師との出会いは、喉の治療のために以前から通っていた病院の先生から紹介されたことがきっかけだったそうで、2016年7月のソロライブにスタッフとして参加していたようです。
そこでは、体調管理やボイスケアなどの体調面のサポートをはじめ、思い詰めないように空気を和ませたり、セットリストやMCの相談に乗るなど精神面でのケアも行なっていたようです。
ももクロを卒業後、2人とも趣味がカメラだったことから行動を共にすることが多くなり、2018年3月に交際に発展しました。
相手が医師ということもあり、患者が精神分析を行う医師に対して恋愛感情を抱いてしまう「転移性恋愛」ではないかと心配の声も挙がりました。
しかし、相手の医師には花粉症や風邪、喉のケアをしてもらっているだけで、精神科・心療内科の診察は全く受けていないと否定しました。
そして2019年11月23日、この医師の男性(2019年11月時点で49歳)と結婚したことをホームページで報告しました。
「一人の女性として幸せになりたいと強く思い、結婚に至った次第です」と報告しています。
有安杏果と医師の結婚ですが、年齢が20歳以上も離れているので、ネットでは批判の声もありました。
元ももクロの緑こと有安杏果23歳が、ももクロ時代から支えてもらった25歳年上48歳の心療内科医との交際宣言したわけだけど
— oddfailure (@oddfailure) February 7, 2019
年齢差以前に、メンタルヘルス系の医者が患者に手を出すって時点で相手の男がどれだけやべえ奴かがわかるよね
有安杏果の現在
出典:https://www.cinra.net/
ももクロ卒業から1年後の2019年1月15日、SNSで「音楽活動や写真活動などを通して表現し伝えていく活動を始めます」と活動再開を発表した有安杏果。
旦那となった医師の男性が設立した個人事務所で、自分のペースで活動することを報告しました。
音楽活動としては、2019年3月にEX THEATER ROPPONGI、なんばHatchで復帰後初となるライブ「有安杏果 サクライブ 2019 ~Another story~」を開催しました。
また、写真展を開いており、2019年6月には阪急百貨店うめだ本店のアートステージ、7月8月には銀座プレイスで「有安杏果 写真展 a song of Hope ~ヒカリの声~」を開催しました。
現在は新婚ホヤホヤで幸せ真っ只中の有安杏果。
旦那が個人事務所の代表を務めているため、今後も自分のペースで活動を続けていくと思われます。
まとめ
ももクロの元メンバー・有安杏果の現在を紹介しました。
医師の旦那と結婚し、芸能活動もやりたいことを自分のペースで自由にやるという理想的な人生を送っている有安杏果。
人妻となったこれからの有安杏果にも注目です。