「デジタル証券株式会社」を率いる実業家で加藤シルビアさんの夫の山本浩平さんが話題です。
この記事では山本浩平さんの年齢や大学など学歴、エリート官僚と弁護士を経て起業した華麗な経歴、加藤シルビアさんとの馴れ初めと結婚と子供、年収と自宅などについてまとめました。
この記事の目次
山本浩平は元金融庁官僚・弁護士の実業家で加藤シルビアの夫

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山本浩平(やまもと・こうへい)さんは、元金融庁官僚、そして弁護士という華麗な経歴を持つ人物で、現在は金融業界に新風を吹き込む実業家として注目を集めています。
山本浩平さんの人生は、知性と行動力、そして愛する家族の支えによって築き上げられてきたと言えます。妻は元TBSアナウンサーの加藤シルビアさんで、公私にわたるパートナーシップもまた、多くの人々の関心を集めています。
ここでは、山本浩平さんの年齢、や東京大学、金融庁官僚、弁護士を経ての起業という華麗なる経歴。そして山本浩平さんが率いるデジタル証券株式会社について、さらに妻・加藤シルビアさんとの馴れ初めから結婚、4人の子供、そして気になる年収や自宅に至るまで、多角的な視点からその人物像について、詳しくまとめていきます。
山本浩平の年齢

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山本浩平さんの生年月日は公表されておらず、正確な年齢は不明です。
しかし、山本浩平さんは2017年1月の中央総合法律事務所の事務所報に掲載された入所挨拶で、「30歳を目前に」金融庁退職を決断したと記しています。
2011年12月に入庁し、財務省出向を経て2015年7月まで勤務していたという経歴から逆算すると、1985年もしくは1986年生まれと推定され、現在の年齢は40歳前後と推定する事ができます。
ただし、これはあくまでも推定であり、正確な年齢は定かではありません。
山本浩平の経歴① 東京大学法学部から慶應義塾大学大学院法務研究科へ

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山本浩平さんの輝かしい経歴の礎となっているのはその最高レベルの学歴です。
山本浩平さんは日本の最高学府「東京大学」を卒業しています。山本浩平さんは東京大学法学部という、法曹界・官界への登竜門を卒業。そしてその後、さらに専門性を深めるべく慶應義塾大学大学院法務研究科(ロースクール)へと進学し、法務博士の学位を取得しています。
山本浩平の経歴② 金融庁のエリート官僚
大学で学んだ後、山本浩平さんは2011年9月に、難関の司法試験に見事合格。しかし、山本浩平さんが最初に選んだ道は弁護士ではなく、国家公務員でした。
同年12月、山本浩平さんは金融庁に法務区分で入庁。配属されたのは、金融庁の中枢である総務企画局企画課でした。ここで金融審議会の事務局や金融商品販売法の照会対応、貸金業法施行令の改正といった、日本の金融行政の根幹に関わる業務に携わっています。
約3年間の金融庁勤務の後、財務省大臣官房総合政策課へ出向。日本銀行の金融政策を担当するという、霞が関の中でも特に重要なポストを経験されています。
まさに、将来を嘱望されたエリート官僚としての道を歩んでいました。
山本浩平の経歴③ 金融庁を辞して弁護士としてのキャリアを積み上げる

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金融庁のエリート官僚として順風満帆なキャリアを歩んでいた山本浩平さんでしたが、30歳を目前にして大きな決断を下しました。
幼い頃からの夢であったという弁護士への道を諦めきれず、金融庁を退職。2015年11月から1年間の司法修習を経て、2016年12月に弁護士として登録し、弁護士法人中央総合法律事務所に入所して法曹界での新たなキャリアをスタートさせたのです。
山本浩平さんは中央総合法律事務所では、金融庁での経験を活かし、金融規制やコンプライアンス、リスク管理といった分野でアドバイスを提供していたと考えられます。
しかし、山本浩平さんの挑戦はここで終わりませんでした。法律事務所に籍を置きながら、株式会社Kyashの最高法務責任者(CLO)も務めるなど、スタートアップの法務にも深く関与していきました。
そして、彼のキャリアにおける最大の転機が訪れました。弁護士としてセキュリティ・トークン・オファリング(STO)に関する金融商品取引法の改正ロビーイングに携わったことをきっかけに、「デジタル証券」という新たな金融の形に可能性を見出したのです。
山本浩平さんは、「自分が心の底から買いたいと思える金融商品」を自らの手で創り出すという強い想いに駆られ、起業を決意。この決断の裏には、妻・加藤シルビアさんの力強い後押しがあったようです。
山本浩平の経歴④ デジタル証券株式会社の設立

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山本浩平さんは妻の加藤シルビアさんの後押しもあり、2020年11月12日にデジタル証券準備株式会社を設立しました。
その後、金融商品取引業のライセンス取得に向けた準備期間を経て、2025年5月に商号をデジタル証券株式会社に変更しています。
このデジタル証券株式会社が手掛けるのは、ブロックチェーン技術を活用して発行・管理される有価証券である「デジタル証券(セキュリティ・トークン)」のプラットフォーム事業です。
山本浩平さんは、日本の「貯蓄から投資へ」が進まない原因を、単なる金融リテラシーの問題ではなく、日本人の安定志向に合った金融商品が提供されてこなかった点にあると分析。そこで、プロが選んだ優良な不動産などの資産を小口化し、個人投資家でもアクセスしやすく、かつ安定したリターンが期待できる商品の開発を目指しました。
デジタル証券株式会社の革新的なサービス「renga(レンガ)」
デジタル証券株式会社の中核サービスが、デジタル証券「renga」です。これは、これまで機関投資家しか投資が難しかった大型不動産などを裏付け資産とし、ブロックチェーン技術を用いて1口10万円単位から投資を可能にするものです。
「renga」の最大の特徴は、単に商品を提供するだけでなく、日本で初めて投資家同士が直接デジタル証券を売買できるマーケットプレイスの仕組みを構築した点にあります。これにより、従来は難しかった運用途中での換金性を高め、投資のハードルを大きく下げることに成功しました。
山本浩平さんはこの仕組みを「金融商品のコンビニ」と表現し、プロが目利きした良い商品が誰でも気軽に手に取れる世界の実現を目指すとしています。
デジタル証券株式会社の成長性と将来
デジタル証券株式会社は、その革新的なビジネスモデルで多くの大手企業から注目を集めています。SBIホールディングス、三菱商事、三菱UFJキャピタル、常陽銀行、丸紅、オリックス銀行など、名だたる企業から次々と資金調達を成功させ、累計調達額は12億円に達しています。
機関投資家向け事業では、既に500億円規模の預かり資産(AUM)を積み上げており、その実績と信頼を元に、個人投資家向け市場の開拓を本格化させています。まさに、日本のフィンテック業界を牽引する存在として、その成長に大きな期待が寄せられています。
山本浩平と加藤シルビアの馴れ初め

山本浩平さんのキャリアを語る上で、妻である加藤シルビアさんの存在は欠かせません。
山本浩平さんと加藤シルビアさんの馴れ初めについてですが、恋愛感情が育まれるまでに、長年にわたる友人関係が基盤としてあったようです。2016年に結婚を発表した際、加藤シルビアさんは自身のブログで、相手が「長年友人関係だった、同い年の一般男性」であると報告しています。
どのような経緯で友人となったのか、具体的な馴れ初め、出会いの場所や時期については公にされていませんが、同い年であることから、共通の知人などを介して知り合った可能性が考えられます。結婚までの交際期間は3ヶ月ほどだったと報じられています。
長い時間を友人として過ごす中で、互いの人柄や価値観を深く理解し、それがやがて恋愛感情へと発展し、生涯を共にするパートナーとしての信頼に繋がっていったのではないでしょうか。
山本浩平と加藤シルビアの結婚

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山本浩平さんと加藤シルビアさんが結婚したのは2016年10月15日の事でした。
当時、山本浩平さんは金融庁を退職し、司法修習生という、いわば「何者でもない期間」でした。安定したキャリアを捨てた男性との結婚は、当時人気アナウンサーであった加藤シルビアさんにとっても大きな決断であったと思われます。
山本浩平さんが起業の岐路に立たされた際、加藤シルビアさんが放った言葉として、「国家公務員を続けてたら結婚してません」、「(弁護士事務所のパートナーになるか迷っていた夫に)すぐやめろ。あなたは人の言うことを聞ける人じゃないから絶対に自分でやった方がいい」というものだったそうで、この言葉が、迷っていた山本氏の背中を強く押し、独立、そして起業へと導いたとされています。
2025年9月に行われたイベントで夫婦初共演を果たした際、山本浩平さん自らがこのエピソードを披露し、加藤シルビアさんが彼のキャリアにおける「最高の投資家」であったことを明かしています。
山本浩平と加藤シルビアの子供は1男3女の4人

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山本浩平さんと加藤シルビアさんの子供は1男3女の4人です。
2017年に1人目の子供となる長男、2018年に2人目の子供となる長女、2021年に3人目の子供となる次女、そして、2025年4月に4人目の子供となる三女が誕生しています。
4人の子供を育てながら、互いのキャリアを尊重し、支え合う夫婦の姿は、多くの人々にとって理想のパートナーシップの形として映っているようです。
山本浩平の年収
山本浩平さんの正確な年収は公開されていません。
しかし、しかし、複数のキャリアパスからその収入源を推測することは可能です。
山本浩平の年収推定① デジタル証券株式会社CEOとしての役員報酬
企業の成長フェーズや資金調達額、株主構成などによって大きく変動しますが、急成長を遂げるフィンテック企業のCEOであれば、数千万円から1億円以上の年収(年間報酬)を得ている可能性は十分に考えられます。
山本浩平の年収推定② 弁護士としての収入
山本浩平さんは自身の法律事務所も設立しており、弁護士としての顧問契約や法律相談などによる収入もあると考えられます。金融分野に強い弁護士の報酬は高額になる傾向があります。
山本浩平の年収推定③ 創業者利益(キャピタルゲイン)
山本浩平さんは自身が創業したデジタル証券株式会社の株式を保有しており、将来的なIPO(新規株式公開)やM&Aが実現すれば、莫大な創業者利益を得る可能性があります。
- これらを総合的に勘案すると、山本浩平さんの現在の年収は少なくとも数千万円、あるいは1億円を超える水準にあると推測するのが妥当でしょう。ただし、スタートアップのCEOとして、自らの報酬を抑えて事業の成長に再投資している可能性も考慮すべきです。
山本浩平と加藤シルビアの自宅
山本浩平さんと加藤シルビアさん、そして4人の子供たちの自宅に関する情報は、プライバシー保護の観点から公表されていません。
デジタル証券株式会社の本社は東京都港区赤坂にあり、4人の子供を育てる生活環境を考慮すると、都内の閑静な住宅街に自宅を構えている可能性が考えられますが、あくまで推測の域を出ません。
まとめ
今回は、東京大学から金融庁・財務省というエリートコースを歩み、弁護士を経て、フィンテックのスタートアップ企業「デジタル証券株式会社」を率いる実業家で、加藤シルビアさんの夫としても知られる山本浩平さんについてまとめてみました。
山本浩平さんは、金融行政の最前線で感じた「自分が心から買いたいと思える金融商品がない」という問題意識から、その課題を解決するために、「デジタル証券株式会社」を立ち上げました。
その挑戦の陰には、常にその決断を信じ、力強く背中を押し続けた妻・加藤シルビアさんの存在があり、2人の絆は、単なる夫婦という関係を超え、互いの人生を切り拓く最高のパートナーだといえます。山本浩平さんと加藤シルビアさんの間には4人の子供も生まれ幸せな家庭を築かれているようです。
金融の世界に「デジタル証券」という新たな選択肢を提示し、誰もが安心して資産形成できる社会を目指す山本浩平さんの挑戦はまだ始まったばかりです。山本浩平さんの描く未来が、日本の金融、そして人々の生活をどのように変えていくのか今後も注目していきましょう。

















