加勢大周のプロフィール

加勢大周の若い頃①　独立騒動

加勢大周の独立騒動のきっかけはタモさんだった…

加勢大周さんは、芸能界デビューからわずか1年後の1991年、実母を社長にして個人事務所を設立し、前事務所である「インターフェイスプロジェクト」からの独立を画策します。

このことは、やがて裁判沙汰にまで発展する大騒動となります。

ちなみに、若い頃の加勢大周さんをたきつけて、独立騒動に火を点けたのは、「笑っていいとも！」のMCだったタモリさんなんですよね。

まぁ、タモリさんご本人には、全くそんなつもりなどなかったのでしょうけど＾＾；

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当時、吉田栄作や織田裕二と並んで人気絶頂だった加勢はフジテレビ『笑っていいとも！』のオープニングゲストとして呼ばれたという。そこでタモリが加勢に「売れているね。ギャラはいくらもらっているの？」と突然切り出したのだ。

 

加勢はこのとき「17万5000円です」と正直に答えてしまった。それを聞いてタモリは「安すぎだよ！　そんな事務所辞めて独立しちゃえよ」と冗談まじりにけしかけたのだ。加勢は顔をこわばらせながら何も答えなかった。芸能界のしきたりも知らずにただ当時の事務所を信用してついていっただけの加勢にしてみれば、17万5000円という数字が安いか高いかも皆目見当がつかなかった年頃だった。それがタモリの一言で……。

 

その後、加勢の事務所社長は「特別ボーナスを1000万円出す」と言ってきたにもかかわらず、加勢は独立騒動を起こし大トラブルに。

 

引用：加勢大周、転落人生のきっかけを与えたのはタモリだった!?　http://www.excite.co.jp/

前事務所から芸名「加勢大周」の使用停止を求められ裁判沙汰に

加勢大周さんの独立騒動が勃発するや、前事務所「インターフェイスプロジェクト」は、加勢大周さんの芸名の使用停止を求めて裁判所に提訴するという、前代未聞の事態に発展したのです。

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というのも、「加勢大周」という名前は、前事務所の社長が尊敬してやまない「勝海舟」をイメージして名付けた芸名だったそうで、社長にとっては非常に愛着のある名前だったそうです。

その後、加勢大周さんは、1992年の一審では敗訴するものの、翌年行われた二審では勝訴を勝ち取り、「加勢大周」という芸名の使用が認められ、全て解決したかに見えました。

ところが、1993年6月30日の勝訴判決から1週間後のこと、「加勢大周」騒動は新たな展開を迎えることになります。

「新加勢大周」の登場で“新旧騒動”が勃発！

加勢大周さん側の勝訴により、「加勢大周」の使用権を諦めざるを得なくなった前事務所「インターフェイスプロジェクト」が、その判決からわずか1週間後に「新・加勢大周」の芸名で新人俳優をデビューさせるという荒技に出たのです。

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その事実を知らされた時の加勢大周さんの様子がこちら。

それは1993年7月7日のことだった。「あの日、僕は大阪で舞台の制作発表があって、終了後、ワイドショーのリポーターに“シンカセタイシュウさんがデビューしましたが”と言われましてね」

 

そう語るのは、念のために言えば“元祖”の加勢大周（46）である。

 

「初め、よく聞き取れなくて“チンカス”に聞こえたので、なにバカなこと言ってるんだろうとポカンとしてしまったんですが、聞き直してやっと“新加勢”だとわかりました。こういうふうにやってきたか、とびっくりしましたね」

 

引用：2人の「加勢大周」が初めて明かした芸名大騒動の舞台裏　https://news.ameba.jp/

結局、このバカバカしい騒動を心配した、日本俳優連合の森繁久弥さんや二谷英明さんといった大物が、前事務所社長を説得したことで、事態は収束に向かいました。

まもなく「新加勢大周」さんは、“坂本一生”に改名することで、（元祖）加勢大周さんは、無事俳優としての活動を再開することになったのです。

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ちなみに、芸能界に「新・旧の加勢大周」が存在した期間はわずか20日程度なのだとか。

もっと長い間、実に下らないことで揉めていた印象があるのですが、実はそんな短い間だけだったんですね！まぁ、それだけインパクトがあったってことかも知れません。

こうして加勢大周さんは元通り「加勢大周」として、元・新加勢大周さんは「坂本一生」として心機一転、芸能活動を再開するのですが…。

その後の坂本一生と加勢大周は？

その後の坂本一生さんは、タレントとしては鳴かず飛ばずって感じで、呼ばれる番組と言えば運動会的なものばかりで、今なお「新しい方？古い方？」と言われ続けているようです。

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また、元祖・加勢大周さんも、裁判沙汰にまでなった独立騒動や、もはや笑い話とも言える新旧「加勢大周」騒動の影響からか、かつての二枚目路線からはすっかり外れてしまいました。

1995年頃からは主役を張ることも難しくなり、助演としての出演が目立つようになりました。

ちなみに、そんな2人のイケメン俳優を振り回し、その後のキャリアを台無しにしたと言っても過言ではない、「インターフェイスプロジェクト」の社長は、1997年に亡くなられています。

加勢大周の若い頃②　結婚・隠し子騒動による離婚　

2000年に一般女性と結婚するも、隠し子報道により2年足らずで離婚

そんな加勢大周さんは、2000年2月に元OLの一般女性と結婚しています。

しかし、結婚相手が一般女性だったためか、加勢大周さんが俳優として下り坂だったためかは分かりませんが、それほど大きなニュースにはなりませんでした。

が、しかし！加勢大周さんについての大きなニュースは、実は結婚後に待っていたのです。

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加勢大周さんが結婚して間もなくのこと、加勢大周さんと学生時代の同級生との間に隠し子がいた…という内容のスキャンダルが報じられたのです。

加勢大周さん本人は、隠し子の存在を否定するのですが、奥様の疑いは解けなかったようで、結婚から2年も経たないうちに離婚となってしまいました。

新婚早々、降って沸いたスキャンダルに嫌気が差してしまったのかも知れませんね。

その後、加勢大周さんは元嫁に対して多額の慰謝料を支払わなければならなくなり、一時は家賃10万円の賃貸に住み、慰謝料を払い続けていたようです。

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わずか10年前には「トレンディ御三家」として、様々なトレンディドラマに主演し、愛を囁いていたイケメン俳優のその後としては、なんだかとっても切ない顛末だと言えますね。

その後も結婚を考えた女性と半同棲するも2008年に破局

そんな加勢大周さんですが、2007年秋には、新しい交際相手がいること、そしてその女性と既に半同棲状態であることを公表しています。

ちなみに、この時の女性も一般女性だったようで、名前や素性、顔写真など詳細は一切不明のようです。

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加勢大周さんはその女性と真剣に交際しており、結婚も真剣に考えていたようで、親しい友人にもその女性を紹介していたそうなのですが、2008年春頃には破局してしまうんですよね。

関係者の話によると、その当時の加勢大周さんは、相当落ち込んでいたとも言われており、この彼女との破局による傷心が、その後の逮捕に繋がっている可能性が指摘されているようです。

加勢大周の若い頃③　違法薬物により逮捕される

そんな不幸が重なりながらも、地道な俳優活動を続けていた加勢大周さんでしたが、2008年10月4日、東京都世田谷区の自宅マンションにて、違法薬物により現行犯逮捕されてしまいます。

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東京世田谷区にある加勢のマンションに踏み込んだ捜査員たちは部屋からふうとうに入った覚醒剤、巾着袋に入った乾燥大麻、吸引パイプ、注射器などを発見。

 

またクローゼットからはプランターで育てられていた背丈40CMにも及ぶ大麻草と栽培のため照明器具も見つかった。

 

引用：加勢大周の大麻に手を染めた転落人生！裏切られた家庭の苦悩　https://anaenta.com/

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この逮捕により、当時、加勢大周さんが出演していた昼ドラ「キッパリ!!」が打ち切りになるなど、芸能界に波紋が広がりました。

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「キッパリ!!」の撮影現場では、加勢大周さんに特に変わった様子はなかったとのこと。

しかし、2008年8月19日に行われた同番組の制作発表記者会見の席上で、加勢大周さんは激やせしたことを告白していました。

会見では冗談交じりに「役のことを考えていたら5kgも体重が落ちた」とコメントしていたのですが、もしかするとこの時すでに薬物の影響が現れていたのかも知れませんね。

また、それまでの加勢大周さんの芸能活動でも、違法薬物による異常な様子等は見られなかったようなのですが、関係者の中には次のような証言をする人も…

「数ヶ月前、加勢さんが台湾を案内するという内容の番組の収録があったんですが、この時異常なハイテンションだったそうです。すごく早口で、少しオネエっぽい感じの話し方。ウォーとか叫んで、いちいちリアクションが大きかった」（テレビ局関係者）

 

引用：加勢大周の大麻に手を染めた転落人生！裏切られた家庭の苦悩　https://anaenta.com/

海外ロケってことで、少し気が緩んでいつもより多目に…って感じだったとか？

そして、2008年12月10日、東京地裁で行われた初公判での、検察による冒頭陳述は次の通り。

加勢被告が高校時代に初めて覚せい剤と大麻を使用し、０６年からは週に３、４回のペースで大麻を使用していたと指摘。また、５月から１０月の間、都内の自宅で大麻草を２７本栽培し、大麻の発芽直後には知人に写真付きメールで「芽が出た」と報告していたことも明かされた。

 

引用：加勢大周被告高校から覚せい剤、引退表明　https://www.nikkansports.com/

これに対し、加勢大周被告は涙をぬぐいながら「間違いありません」と起訴事実を認めました。

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この逮捕により、加勢大周さんは実兄と経営していたプロダクションは解散。

「現時点では、芸能界から身を引こうと考えています。田舎の親元に戻ってやり直したい」と引退の意向を明らかにしています。

そんな加勢大周さんに対して、2008年12月18日の判決公判で、懲役2年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。

加勢大周の現在①　都内でバーテンダーとして働いている

現在バーテンダーの仕事にやりがいを感じている加勢大周

その後、ほとんど音沙汰の無かった加勢大周さんは、初公判で語った通り、当初は地元函館に戻っていたようですが、その後再び東京に来て、現在はバーテンダーとして働いているようです。

バーテンダーになったのは1年半ぐらい前で、いまの店は、知り合いの紹介で今年の春から働き始めたんです。バーでの仕事にはやりがいを感じているようですけど、本人は芸能界に復帰したい気持ちもあるようですね」（加勢さんの知人）

 

引用：加勢大周　バーテンダー転身　記者直撃に「まじめに働いてる」　https://www.news-postseven.com/

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加勢大周さんは、現在もなおこれだけのイケメンですから、実は様々な芸能界復帰のオファーがあるそうです。

ただ、この記事には芸能界に復帰したい気持ちもある…なんて証言が掲載されていますが、実際は、加勢大周さん自身、芸能界には未練はなく、全てのオファーを断っているそうです。

加勢大周の現在②　2度目の結婚をしていた

芸能界に未練が無いと語る加勢大周さんには実は理由があって、加勢大周さんは現在、新しい奥さんと結婚されているようで、今の平穏な生活にとても満足されているそうです。

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なんでも加勢大周さんは、奥さんから厳しい門限を言い渡されているんだとか。

バーの常連さんからは「早く帰らないと奥さんに叱られちゃうんじゃない？」などと、いつもからかわれている…なんて証言もあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

加勢大周さんの若い頃に注目して、タモリさんが火を付けたと言われる独立騒動の経緯や顛末、1度目の結婚、隠し子騒動からの離婚、さらに違法薬物による逮捕騒動を紹介しました。

その後は芸能界を引退して、バーテンダーとして働いているという現在の加勢大周さんについてもまとめてみました。

こうやって改めて振り返ってみると、芸能界にいた頃は災難続きでしたが、現在はバーでの仕事にやりがいを感じ、結婚もされて充実した毎日を過ごされているようですね。

めでたしめでたし。