臼井儀人のプロフィール　【クレヨンしんちゃん作者】

臼井儀人の経歴と作品　【家族は嫁と娘2人】

静岡県で生まれた臼井義人さんさんは、埼玉県春日部市で育っています。

そんな臼井儀人さんは、1977年に埼玉県立春日部工業高等学校を卒業後、アルバイトをしながらデザイン関係の専門学校へ進学しています。

そして専門学校を卒業した1979年、広告関係の会社へ就職し、スーパーマーケットのPOP広告を作成しながら、出版社の賞に佳作で入賞したことで漫画家デビューを果たしました。

その後1990年、『週刊Weekly漫画アクション』で『クレヨンしんちゃん』の連載がスタート。

1992年にはアニメ化され、翌1993年にはアニメ映画化され、社会現象となる大ブームを巻き起こしたのです。

また臼井儀人さんは、いくつかの主題歌や挿入歌の歌詞も提供しており、数本の劇場版では本人役で出演しています。

クレヨンしんちゃんの劇場版に原作者の臼井儀人さんが本人役で声優として出てるの好き。 pic.twitter.com/AsNP0rrQRV

— 令和ネックロム男性@フォロー規制でフォロバ時間かかりそう (@CALAMI_DESTINY) November 10, 2019

映画版クレヨンしんちゃんの臼井儀人 #映画で印象に残っている本人役 pic.twitter.com/is5hlNOj59

— リチウム (@Lithium910322) November 6, 2016

こうして国民的アニメとなった『クレヨンしんちゃん』は、4コマ漫画雑誌『クレヨンしんちゃん特集号』も出版されています。

そんな臼井儀人さんには他にも作品があり、4コマ漫画雑誌『まんがライフ』では『スーパー主婦月美さん』で表紙および巻頭ページを担当しています。

また、雑誌『Jourすてきな主婦たち』では、クレヨンしんちゃんの妹・野原ひまわりを主役とした作品『プッチプチひまわり』を掲載されています。

そんな臼井儀人さんは結婚しており、嫁と娘が2人います。

臼井儀人は2009年9月に滑落事故で死去している…

臼井儀人さんは2009年9月11日、51歳という若さで死去しています。

こうして国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の作者である臼井儀人さんの死は、世の中に衝撃と共に深い悲しみを与えたのです。

臼井儀人の死因は事故死

登山が趣味だった臼井儀人さんは2009年9月11日、妙義荒船佐久高原国定公園の荒船山へ1人で登山へ行き、不慮の転落事故により亡くなっています。

今日7月17日は #漫画の日。臼井儀人。静岡市生まれ、春日部市育ちの漫画家。1990年に連載開始した『クレヨンしんちゃん』が大ヒット。アニメや映画になった。2009年群馬の山中で不慮の死をとげる。https://t.co/VmBEk3nFEd pic.twitter.com/rl6RQVLL71

— 静岡ジン (@szgmt) July 17, 2019

そして。クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人さんの命日。悲しい不慮の事故死…アニメ開始からずっと見てる唯一のアニメ。2009.9.11、あなたの事はこれからも忘れる事はない…大好きです。 pic.twitter.com/wxZQxusW2c

— ハードボイルド・リク️ (@HARDBOILED_RIKU) September 10, 2015

行方不明となり、遺体で発見された臼井儀人　

【荒船山】
山の日ですが事故には注意しましょう
クレヨンしんちゃんの作者臼井儀人さんがなくなった山#荒船山　#群馬県 pic.twitter.com/BEOUetMqDW

— 小山芳姫@南北朝時代の鷲城の姫 (@1000Roku) August 11, 2016

臼井儀人さんは2009年9月11日の早朝、妙義荒船佐久高原国定公園の荒船山へ出発しましたが、翌朝になっても帰宅せず、家族が埼玉県警察春日部警察署へ捜索願を出したのです。

このことは著名な人物の失踪事件として、各種メディアでも報道されました。

人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者臼井儀人さん（５１）が行方不明となり、家族が捜索願を出していることが１６日、分かった。埼玉県警春日部署によると１１日朝に群馬・長野県境にある荒船山（標高１４２２・５メートル）に登ると家族に告げて家を出た後、そのまま戻っていないという。

 

引用：こ遭難かクレヨンしんちゃん作者が行方不明 https://www.nikkansports.com/

臼井儀人さんは、下仁田駅からタクシーで登山口の内山峠へ向かったところまでは目撃されていますが、それ以降、連絡が取れなくなり行方不明となっています。

そして行方不明から8日後の2009年9月19日、群馬県と長野県の境に位置する荒船山の崖下に転落している男性の遺体が発見されたのです。

群馬・長野県境の荒船山（１４２２・５メートル）で１９日午前１０時半ごろ、崖の下に横たわる遺体を埼玉県の登山者が発見した。群馬県警下仁田署によると遺体は男性で、死後数日が経過している。行方不明となっている漫画「クレヨンしんちゃん」の作者臼井儀人さん（５１）＝本名臼井義人＝の可能性もあるとみて、２０日に遺体を引き揚げて調べる。遺体の服装は、１１日に埼玉県春日部市の自宅を出た際のものと似ているという。

引用：顔を損傷した遺体…クレヨンしんちゃん作者か https://www.sponichi.co.jp/

その後、警察に収容された男性の遺体は顔の損傷が激しく、顔からは判別できませんでしたが、最終的に歯形が決め手となり、臼井儀人さんだと判明したのです。

こうして発見された臼井儀人さんは、服装は出かけた日と変わらなかったそうですが、履いていた半ズボンは脱げた状態だったそうです。

しかし、臼井儀人さんの転落死には事件性はなく、警察は事故死と断定しています。

検視の結果、歯型などの特徴が一致。死亡推定日時は１１日午後頃。事件性はないという。遺書などは見つかっていないことから、下仁田署は誤って滑落したものとみている。

 

引用：臼井さんの遺体をヘリで搬送、家族が確認 https://www.sponichi.co.jp/

臼井儀人は事故ではなく自殺？真相は？

遺体発見当時、警察は事故と自殺の両面で調査を進めていましたが、最終的に事件性はないことから事故と断定されています。

しかし、臼井儀人さんの死には、「自殺ではないか？」という声も挙がったようです。

臼井儀人が自殺している説がどうやら濃厚らしいってこと

— HRWD (@HRWD_) June 9, 2016

そんな臼井儀人さんは、信仰している宗教をめぐり家族と対立し、自殺したのではとも囁かれています。

一部では信仰している新興宗教をめぐり、家族と対立し、自殺したのでは？との憶測も飛んでいたが、遺体発見現場付近や所持品から遺書のようなものは発見されていない。

 

引用：滑落遺体は「しんちゃん」作者・臼井儀人さんだった！事故と自殺の両面で捜査 https://www.daily.co.jp/

臼井儀人の家族が自殺説をきっぱり否定

自殺説も浮上した臼井儀人さんでしたが、臼井儀人さんの家族が「宗教の教義上、自殺はありえない」ときっぱり否定しています。

臼井さんは登山を趣味としており、リフレッシュのため頻繁に出かけていた。山歩きには慣れていることも考えると、「自殺ではないか」との憶測も飛びかった。
だが家族は「信仰している宗教の教義上、自殺はありえない」とその憶測を否定した。

 

引用：登山中に滑落……『クレヨンしんちゃん』作者の死亡事故 https://www.excite.co.jp/

臼井儀人はエボバや創価学会と関係があった？

臼井儀人さんは、家族が“信仰している宗教上自殺はない”と断言しましたが、インターネット上では臼井儀人さんがエボバの証人だったと言われています。

ちなみにエボバとは、1870年にアメリカで設立されたキリスト教系の新宗教です。

クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人先生がエホバの証人の信者だったというのは、悪い冗談のようだけど本当の話。

下品だから見てはいけないと言われてましたが、原作マンガ描いてるのエホバの証人ですからwww https://t.co/awZwe2LFh8

— ナオ (@exjwnao) March 28, 2019

去年亡くなったクレしん作者の臼井さんは、エホバの証人だったんだ。

— (@fal48) November 12, 2010

こうしてエボバの証人だったと言われている臼井儀人さんは、嫁がもともとエボバの証人だったことから、結婚を機に入所したと言われています。

また一方では、親族に創価学会信者でいることから、創価学会から嫌がらせを受けていたとも噂されているようです。

クレヨンしんちゃんの作者　臼井儀人さん
臼井義人さんの肉親の一人がもともと創価学会信者で、
臼井さんと奥さんは創価学会が嫌でエホバに宗旨替えをして、
そのことで創価学会から度重なる嫌がらせをされて自殺したらしい。

— 集団ストーカー被害記録 (@syuusuto0712) January 2, 2018

臼井儀人の遺書が発見された？噂と真相

臼井儀人さんの死について、警察は遺書がなかったことを発表しています。

しかしその後、臼井儀人さんが書いたと言われている遺書が発見されたとして、メディアでも大きく取り上げられました。

このクレヨンしんちゃんの画像には、しんちゃんのイラストと共に「かあちゃーーー」などの文字が書かれており、下に「ごめんね」「おらもうー」と書かれているのです。

このように自殺をほのめかす言葉だったことから、自殺説が再浮上しました。

しかしその後10月4日、インターネット上に『臼井儀人さんの遺書の真相』のタイトルでブログがアップされ、遺書とされた赤いクレヨンしんちゃんの画像と共に「おれが作った」と暴露。

これにより、この遺書とされた画像はいたずらだと判明しています。

臼井儀人は「最後の写真」により事故死と断定された

自殺説も浮上した臼井儀人さんの死ですが、臼井儀人さんが残した最後の写真により事故死と断定されたようです。

そんな臼井儀人さんが発見された際、現場ではデジタルカメラが発見され、30枚以上の画像が残されていたそうです。

そして一番最後の写真が『荒船山の絶壁から下を見下ろす写真』だったことから、転落死と断定する決め手となったようです。

マンガ「クレヨンしんちゃん」作者・臼井儀人さん（５１）が群馬・長野県境の荒船山で遺体で発見されたことを受け、出版元の双葉社は２１日、現場で回収された臼井さんのデジタルカメラには、登る途中の景色を撮った３０枚以上の画像が残され、最後は荒船山の艫岩（ともいわ）の絶壁から下を見下ろす写真だったことを明らかにした。

 

引用：「しんちゃん」作者のカメラ、最後は絶壁見下ろした写真 https://www.asahi.com/

下を覗き込んでいた時に、バランスを崩して転落した可能性が高いようですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は『クレヨンしんちゃん』の作者として知られている臼井儀人さんの死の真相や遺書、最後の写真などについてまとめました。

国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』で社会現象を巻き起こした臼井儀人さんは、2009年9月11日に趣味の登山の途中で転落し、事故死しています。

ただ臼井儀人さんの死については、自殺説や宗教絡みなど様々な噂もありますが、最後の写真が事故死と断定する決め手となったようです。

臼井儀人さんは亡くなってしまいましたが、『クレヨンしんちゃん』はこれからもずっと国民に愛され続けるに違いありません。

最後に、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。