日生学園とは

 

 

学校法人日生学園（にっせいがくえん）は、三重県津市白山町の青山高等学校内に本部を置く、1965年12月13日に認可された学校法人です。

 

その当時は、校内暴力が大きな社会問題となり始めていた頃で、日生学園は全国の問題児を受け入れる学校として創立されました。

 

全国から一筋縄ではいかない問題児が集まってくるわけですから、通常の教育では太刀打ちできません。

 

当然その教育方針はスパルタである必要があったわけですが、日生学園のスパルタ教育は度を超えており、現在では到底考えられないものだったようです。

 

一部に「刑務所と変わらない」、むしろ「刑務所よりも厳しい」とまで言われた日本一のスパルタ教育で知られていた日生学園とは、一体どのような学校だったのでしょうか？

 

 

 

日生学園の創立者は青田強

 

そんな日生学園を創立したのは、1986年に亡くなるまで学校の理事長を務めていた故・青田強さんです。

 

「日生学園」という学校名には、「日の精神を生きる」という意味が込められているのだとか。

 

 

出典：https://www.nicovideo.jp/

 

青田強さんは、「一流の人間を育てる」という教育方針を掲げ、日生学園の中でそれを実践していきました。この青田強さんの教育方針に、生徒の保護者は絶大な信頼を寄せていたそうです。

 

また、そんな保護者からの信頼があったからこそ、日本一のスパルタ指導が実現できたのでしょうね。

 

 

そんな日生学園の評判を聞きつけて、全国から生徒が志望者生徒が殺到するようになります。

 

そして、1980年には日生学園第二高等学校、1983年には日生学園第三高等学校と、次第に学園の規模を大きくしていくことになります。

 

 

そんな日生学園の父とも言える青田強さんが亡くなった後、日生学園第二高等学校（現在は「青山高等学校」に改名）のグラウンドの片隅に銅像が建てられました。

 

そして現在も、同学園の行く末を厳しい眼差しで見守っておられるようです。

 

 

出典：http://relax-nikotama.com/

 

 

 

日生学園は全国から問題児を受け入れる全寮制の共学校

 

前述したように、日生学園が開校した1996年は、校内暴力が社会問題となり始めた頃で、日本全国に荒れる高校生が一気に増え始めた時代でもあります。

 

実際、当時はあの戸塚ヨットスクールなど、問題のある子供達を預かり、軍隊式のスパルタ教育で更生させることを目的とした学校はいくつか存在していたようです。

 

 

出典：https://item.mercari.com/

 

日生学園は入学の際には学力を重視せず、一説には「名前さえ書ければ猿でも入学できる」とまで言われていました。また、素行に問題があったり、不登校の生徒も全国から受け入れました。

 

また、日生学園は男女共学の全寮制の学校です。

 

従って、全校生徒が毎日同じ建物の中で寝泊まりし、学校に通う環境が整っていたわけですが、生徒は24時間自由な時間などなかったと言っても過言ではなかったようです。

 

 

出典：https://deskgram.net/

 

 

 

日生学園出身の芸能人①　浜田雅功　

 

スパルタ全寮生活の中で副寮長まで昇りつめた浜田雅功

 

 

まず、日生学園の卒業生として最も有名なのは、ダウンタウンの「浜ちゃん」こと浜田雅功さんですね。日生学園の卒業生の中でも、出世頭と言っても過言ではないでしょう。

 

浜田雅功さんは、日生学園第一高校（現在の「桜丘高校 」）に入学しますが、その後創立された日生学園第二高校（現在の「青山高校」）に転籍し、無事に卒業されています。

 

さらに浜田雅功さんがスゴいのが、そんな日本一のスパルタ教育を誇る日生学園にあって、“副学寮長”の地位にまで上り詰めたことです。

 

さらに浜田雅功さんが在学していた当時は、特に厳しかった時代とも言われています。そこで他の生徒の見本となる副学寮長に任じられていたわけですから、その根性は半端ではありません。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

 

 

浜田雅功が日生学園に入学することになった理由

 

特にスパルタ高校としての認知度が高かった関西では、「そんな悪さばっかりしてると日生学園に放り込むぞ！」この一言で、関西の不良達は震え上がったとも言われている日生学園。

 

後に相方となる“まっちゃん”こと松本人志さんとは、幼馴染みだった浜田雅功さん。

 

まっちゃんは、地元の普通の工業高校である兵庫県立尼崎工業高等学校を卒業しているのに対し、そもそも浜ちゃんだけが日生学園に入学した理由とは？

 

この点について、浜田雅功さんは出演したバラエティ番組の中で次のように語っています。

 

浜田雅功さんが中学生時代、友達に「土曜日に遊びに行くわ」と言っておいたのに、いざ訪ねてみると友達は留守だったそう。

 

どうしても家に入りたかった浜ちゃんは、強行手段に打って出ました。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

あり得ません（笑）

 

当然浜田雅功さんの父親もそう感じたようで、「これは普通の学校へ行かせたらやばい！」と。

 

すると当時の担任の先生から「こんな厳しい学校はどうですか？」と勧められたのが…天下に名だたるスパルタ高校「日生学園」だったそうです。

 

 

 

日生学園出身の芸能人②　今田耕司

 

あまりのスパルタっぷりに中退してしまった今田耕司

 

 

最終学歴は「清風高等学校定時制課程普通科」となっていますが、実は今田耕司さんも、清風高等学校定時制に入る前、浜田雅功さんの2年後輩として日生学園第二高等学校に在籍していました。

 

“在籍していた”と書いたのは、今田耕司さんは浜田雅功さんとは違い、同校を卒業しておらず途中でケツを割って退学しているからなんですよね。

 

今田耕司さんは日生学園を退学するまでの間に、先生や先輩からの厳しい指導（殴る蹴るの暴行）に耐えきれず、2度に渡って学校からの脱走を図っています。

 

 

出典：http://numbers2007.blog123.fc2.com/

 

1度目の脱走は、1年生の秋頃でした。その時は失敗してすぐに連れ戻されたそうです。

 

ちなみに、日生学園では脱走者が出ると学校中にアラームが鳴り響き、脱走した生徒が見つかるまで正座させられるという独特のシステムが採用されているそうです。

 

いわゆる連帯責任ってやつでしょうが、連れ戻された後の制裁が怖すぎますよね。まぁ、それが脱走に対する精神的ハードルの1つにもなってるんでしょうけれど…。

 

 

出典：http://numbers2007.blog123.fc2.com/

 

そんな中、今田さんは2度目の脱走を試みます。2度目の脱走は翌年の夏頃だったそうです。

 

1度目の脱走は発作的な犯行だったのに対し、2度目の脱走はきっちりと計画を練った上での犯行だったようです。

 

消灯後に寮のトイレの窓から脱走した今田耕司さんは、最寄り駅から電車に乗ると脱走が即バレてしまうため、なんと山を2つ越えた先の駅で電車に乗り、大阪の実家にたどり着いたそう。

 

2度目は無事に脱走に成功した今田耕司さんですが、学校側から「退学の手続きをする必要があるので、一度学校に戻って来て欲しい」と告げられ、母親と一緒に学校に戻ったのだとか。

 

 

出典：http://forestsokuhou.blog.jp/

 

すると教師から「学校を続けるって言うまで、今からお母さん、僕はこの子を殴ります。」と言われたのだとか。

 

そして、5～6発殴られたところで、今田耕司さんは「続けます」と答えていたそうです。

 

 

出典：https://twitter.com/

 

しかし、それでも辛い日生学園生活には耐えきれず、結局はその冬休みに帰省したことをきっかけに退学したそうです。

 

そんな今田耕司さんと浜田雅功さんが、後に番組の中でサプライズで日生学園時代の恩師と再会した時の動画が残っていたのでご紹介しましょう。

 

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=BG5tutqvAGc&w=560&h=315]

 

 

浜ちゃんはさすがにまだ余裕があるっぽいですが、今田耕司さんは収録を忘れてガチでビビっていますよね！

 

 

今田耕司のアナザースカイって日生学園じゃないの？

— ニョロモ (@ao_pippi2) 2019年3月22日

 

 

 

 

日生学園出身の芸能人③　長谷川豊アナウンサー

 

中高一貫の名門進学校から日生学園へ入学した長谷川豊

 

 

アナウンサーらしからぬ毒舌キャラを売りにしている長谷川豊アナも、実は日生学園の卒業生なんですよね。

 

実は、長谷川豊アナは中学校は教育熱心だった父親に勧められるまま、京都の最難関校として有名な私立洛星中学校に進学し、卒業しています。

 

ちなみに洛星中学校は中高一貫校ですが、長谷川豊アナは同校の高等部に進学しませんでした。

 

「自分の人生は自分で切り開く！」との信念の下、スパルタ高校として知られていた日生学園第一高等学校に自ら足を踏み入れました。

 

もちろん成績に問題があったわけではありませんでした。実際、当時の担任教師には「考え直せ」とかなり慰留されたそうです。

 

ただ、この辺りに今日の長谷川豊アナの毒舌キャラの根っこがあるような気がするんですよね。

 

 

出典：https://ma-bank.jp/

 

ちなみに長谷川豊アナは、日生学園で厳しい3年間の高校生活を過ごした後、大学は私立の名門である立命館大学産業社会学部に合格しています。

 

学歴では見事に一流路線に復活できた長谷川豊アナですが、社会人での道の踏み外しっぷりを見ると、長谷川豊アナの日生学園への進学という選択は間違いだったのかも知れませんね。

 

 

まぁ…信じられないでしょうが、実話です。
浜田先輩のころは私の時代よりもさらに厳しかったので。
私は修学旅行もいけたし、月に一度は帰省できました。
ただ、一か月後に家に帰ったら、ソ連は崩壊してました。あれは驚いた。

https://t.co/3PAnHfpKro

— 長谷川 豊 (@y___hasegawa) 2017年2月19日

 

以上、ここまで日生学園の卒業生や在籍した経験のある芸能人を見てきました。

 

日生学園の当時の驚くべきスパルタ教育っぷりがここまでクローズアップされたのも、そんな芸能人たちの証言があったからだと言われています。

 

 

 

日生学園のスパルタ教育エピソード①　マンガで紹介

 

卒業生である浜田雅功の驚くべき証言をマンガ化！

 

浜田雅功さんが以前、関ジャニ∞の丸山隆平さんとMCを務めるバラエティ番組「ふり返れば同級生がいる！」で、浜田雅功さんの地獄の全寮制高校生活をふり返ったことがあります。

 

 

 

この回は、同郷の同級生である女優の南果歩さんを迎えての放送だったのですが、VTRを観た南果歩さんは終始驚きの表情を隠せない様子でした。

 

その際、浜田雅功さんの証言をそのままマンガ化したものが放送されたのですが…その内容があまりに強烈で面白かったので、たっぷりのキャプチャーショットとともに紹介しましょう！

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

こんな前置きに流された映像が…。

 

 

起床時間はまだ夜明け前の午前4時

 

日生学園の寮では、平日は夜もまだ明けやらぬ午前4時に起床する決まりになっていました。

 

「全力」がモットーの日生学園ですから、起きた瞬間から全力です！

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

 

常に返事は全力の大声で！

 

日生学園では返事をする時、校歌などを歌う時は常に全力の大声で！と指導されていました。

 

どのくらい全力なのかと言うと、ほとんどの生徒は入学して3日もすると声が枯れてしまうくらいの全力なのだとか。

 

 

 

精神鍛錬のための心行（しんぎょう）

 

日生学園は精神鍛錬の一貫として、心行（しんぎょう：正確には「晨行」と書くそうです）という修行を全力で行います。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

心行とは創立者の青田強さんが考案したもので、早朝に一心に床を磨くことにより、雑念を取り払い、自己の集中力を養う修行です。

 

簡単に言えば“雑巾掛け”なんですが、その雑巾掛けが普通のものとは一線を画すものなのです。

 

足を一杯に開いて膝をつかないように床を水拭きし、かつ、磨いている最中は全員が大声で「ワッショイ！ワッショイ！」とかけ声をかけなければなりません。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

この「心行」は、起床後に自室と各階の廊下、登校すれば体育館、下校後、下校後のマラソンの後と、1日に何度も行っていたのだとか。

 

 

 

 

 

もちろん便所掃除も全力！

 

日生学園の生徒はトイレ掃除の際、ゴム手袋はもちろん、ブラシや雑巾などの掃除用具など一切使わず素手で便器を磨かなければなりません。

 

この「素手でのトイレ掃除」は、日生学園のスパルタエピソードとしてよく語られるのですが、やはり事実だったようです！

 

 

 

 

 

 

 

ホースでトイレに水を撒きながら、心行と同じように「ワッショイ！ワッショイ！」と大声を出しながら素手で便器を磨きます。

 

ちなみに、便器にこびりついた汚れは、爪で削って落としていたそうです！

 

 

 

日生学園のスパルタ教育エピソード②　実写動画を紹介

 

そんな想像を絶するスパルタ教育を実践していたという日生学園。

 

「そんなバカな～浜ちゃんの証言って、いくらなんでも大げさでしょ～」なんて思った貴方に、日生学園のスパルタっぷりを記録した実写動画を見つけたので紹介しましょう。

 

やはりバラエティ番組がわざわざマンガ仕立てにしただけあって、かなりショッキングな映像も含まれておりますので、くれぐれも閲覧注意でお願いします。

 

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=5CBlSDSi7rA&w=560&h=315]

 

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=8agh6oNfBEU&w=560&h=315]

 

 

「動画なんて怖くて見られないよ～」って人のために、キャプチャーショットでも紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左上の時計（放送された時の時刻）を見ていただければわかりますが、朝4時の点灯からなんとたったの1分で整列が完了しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん大声でかけ声をかけ合いながら全力ダッシュで登校します。

 

 

 

先頭の生徒は大きな旗を掲げています。

 

 

 

前述したマンガが、決して大げさでないことがお分かり頂けたのではないでしょうか（驚）

 

 

 

日生学園のスパルタ教育エピソード③　楽しみは一切なし

 

かつての日生学園には学校行事が一切無かった

 

かつての日生学園には体育祭や文化祭、修学旅行などの普通の学校では行われるような楽しい学校行事は皆無だったそうです。

 

ただ、その代わり？月に1度、20キロを走るマラソン大会があったのだとか…。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

 

 

娯楽物は一切厳禁！厳しい持ち込み検査と横行する“密輸”

 

日生学園では学校・寮ともに、娯楽物の持ち込みは一切許されていませんでした。

 

タバコや酒の持ち込みが禁じられるのはもちろんですが、マンガや雑誌、食品類など、学校で提供されるもの以外は全面禁止だったそうです。

 

下校時には厳重な荷物チェックが入り、家族や友達からの郵便物も厳しい検閲が入ったそう。

 

 

出典：http://mamopage-photo2.blog.so-net.ne.jp/

 

ただ、今田耕司さんは出演した「水曜日のダウンタウン」の中で、「親から送ってもらう枕の中にいちごミルクの飴をしのばせてもらった」などと、密輸していたことを告白しています。

 

もしも見つかった時は、没収された上に当然厳しい体罰が待っていたわけですから、本物の“密輸”と同じくらいスリリングだったそうです。

 

この今田耕司さんの体験談を聞いた東野幸治さんは思わず…。

 

 

出典：https://www.youtube.com/

 

さらに、千原兄弟は…

 

 

出典：https://twitter.com/

 

と、ナイスなツッコミを入れスタジオを沸かす場面も。

 

 

 

スパルタ指導が下火になった「日生学園事件」とは

 

以上のように、にわかには信じがたいスパルタ教育を実践していた日生学園ですから、過去には学内や寮内で生徒や教師による暴力事件が頻発していたと噂されています。

 

 

出典：https://twitter.com/

 

ちなみに、「学校法人日生学園」のWikipediaには次のような記述がありました。

 

 

過去の暴力事件

 

1970～1980年代には、日生第一、第二高校の学内及び寮内で生徒や教師の暴力事件が多発するとともに、生徒の自殺や不審死、脱走事件が相次いだ。

 

1985年には、教師による荒れた学園内の内部告発が週刊誌に掲載され、全国的な社会問題として取り上げられるようになった。こうした事態を受け、国会議員による国政調査が行われ、参議院文教委員会及び決算委員会にて事件の報告が行われたほか、三重県も日生学園に対し、私学助成金交付に関連した行政指導を講じている。

 

引用：学校法人日生学園 – Wikipedia　https://ja.wikipedia.org/

 

今回、具体的にどのような暴力事件や不審死があったのかについて調べてみたのですが、その詳しい内容についてはわかりませんでした。

 

ただ、卒業生によると、普通の暴力や脱走は日常茶飯事だったものの、生徒の自殺は数年に1回程度、暴力も事件になるほどのひどいものは数える程度だったそう。

 

たとえ数える程度でもあること自体問題なのですが…Wikipedhiaにあるような“相次ぎ”と言うほど頻繁ではなかったようです。

 

 

出典：https://www.invidio.us/

 

とは言え、その異常な実態があったことは事実のようで、1985年には、遂にその実態が世間に知られることになります。

 

それは、現役教師による匿名の内部告発が「週刊現代」に掲載されたからなんですよね！

 

この「週刊現代」の記事をきっかけに、日生学園の実態が広く知られることになると、それはやがて社会問題へと発展。

 

この事態を重く見た行政により、日生学園に国の調査が入り、適切な教育が行われるまでは補助金をストップするなど、厳しい行政指導が行われました。

 

そしてこれを機に、日生学園のスパルタ指導は徐々に緩やかになっていったと言います。

 

 

 

日生学園の現在

 

現在は改名している日生学園

 

かつて日本一のスパルタ高校として恐れられていた日生学園。

 

2015年4月1日に、第一高等学校は「桜丘高等学校」、浜田雅功さんが卒業した日生学園第二高等学校は「青山高等学校」、日生学園第三高等学校は「自由ヶ丘高等学校」に改名し、現在も残っています。

 

 

出典：http://blog.livedoor.jp/

 

また、その独特の指導スタイルも、前述の行政指導が入ったことにより、現在では普通の高校とさほど変わらないようです。

 

ただ、頭髪や服装など、生活面の指導については、他の高校と比べると厳しいようですが…。

 

 

「高校生クイズ2017」では開成高校を破って優勝する快挙

 

ただ学校の偏差値的には、38～42と、日生学園事件当時と大差ないようです。

 

と言うのも、日生学園は現在でも素行に問題のある生徒や不登校の生徒も積極的に受け入れているので、偏差値がなかなか上がってこないのも仕方ないようです。

 

が、しかし！

 

日生学園に入学する生徒の中には、学力は高いもののいじめなどの理由により不登校になった生徒も少なくなく、大学への進学実績もあります。

 

実際、「高校生クイズ2017」では、桜丘高等学校（日生学園第一高等学校から改名）のペアが開成高校のペアを破って優勝しています。

 

 

出典：http://jin115.com/

 

 

出典：http://livedoor.blogimg.jp/

 

しかも、3年連続で出場しての初優勝なので、決してこのペアが特別な生徒だったわけじゃないんですよね！

 

ちなみに、この時、優勝を争った高校の偏差値は次の通り。

 

 

さらに、翌年に行われた「高校生クイズ2018」でも、桜丘高校は2連覇を果たしています。

 

 

出典：http://blog.livedoor.jp/

 

高校生クイズってこんなに青春を表した番組だったのですか。

って思っていたら、桜丘高校はかつての日生学園で浜田雅功さんが学生生活を過ごした刑務所のような学校が母体と知って、笑いが止まらないhttps://t.co/FQ7HHsXDUU

— Sohta Sakurai (@sohta_sak) 2017年9月1日

 

また、浜ちゃんの母校である日生学園第二高等学校が改名した、青山高等学校も現在はこんな感じに！浜ちゃんが在学していた頃からは考えられない光景ですね。

 

 

出典：https://deskgram.net/

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

あの浜田雅功さんの母校であり、日本一のスパルタ高校として有名だった日生学園の常軌を逸するレベルのスパルタっぷりと、日生学園事件、そして現在の日生学園について紹介しました。

 

特に最後の画像は現在の日生学園を知る上で、象徴的な1枚と言えそうですね。