賀集利樹は仮面ライダーで大ブレイクした俳優

仮面ライダーシリーズは、2021年で50周年を迎える長寿番組で、若手俳優の登竜門とも言われています。

その中でも、平均視聴率11.7%という圧倒的な数値を叩き出したのが「仮面ライダーアギト」であり、主演として登場したのが賀集利樹さんでした。

ここからは、俳優デビュー作品でいきなりブレイクを果たした賀集利樹さんのプロフィールを見ていきましょう。

賀集利樹のプロフィール

賀集利樹さんは、2001年に放送された「仮面ライダーアギト」で主人公・津上翔一を演じ、子供はもちろん、一緒に見ていたママたちから絶大な人気を博しました。

所属事務所はプラチナムプロダクションで、同じ事務所には、中村アンさん、トリンドル玲奈さん、若槻千夏さん、加藤晴彦さん、袴田吉彦さんなど有名な俳優や女優が所属しています。

趣味は読書、カメラ、旅行だそうです。

俳優としてコンスタントに注目作品に出演し、2021年で役者デビュー20周年を迎えました。

賀集利樹は三宅健に似てると話題に

賀集利樹さんは、V6の三宅健さんと似ているとよく言われています。

三宅健のプロフィール

三宅健さんは、1995年にバレーボールワールドカップ初の公式応援団「V6」のメンバーに選ばれてデビュー。

俳優としても活動しており、2021年のWOWOWドラマ「黒鳥の湖」では若院役を演じています。

賀集利樹も似ていることを自覚していた

賀集利樹さんと三宅健さんはこれまで幾度となく、似てると話題になりました。

賀集利樹さんが2020年4月28日に更新した自身のTwitterでは、「高校生の時は、自分でも似てると思いましたよー」と、呟いています。

上の画像は、賀集利樹さんのファンがTwitterにアップした、2人の顔画像を比較したものです。

確かに2人は、顔の輪郭、目や鼻などのパーツ、童顔という共通点があります。

三宅健さんも賀集利樹さんも1979年生まれの同級生なので、余計に違和感がないのかもしれませんね。

賀集利樹の若い頃①　モデルとして芸能界デビュー

ここからは、賀集利樹さんの経歴を見ていきましょう。

賀集利樹さんの芸能界入りのきっかけとなったのは、モデル活動でした。

Fineで専属モデルをしていた

賀集利樹さんは兵庫県出身で、県立尼崎北高校を卒業後は美容師の専門学校に通います。

しかし、美容師にはならずに、1999年からモデル活動を開始。

ファッション雑誌「Fine」で専属モデルとして活躍しましたが、目立ちたがり屋という性分から、俳優業にも興味を示すようになったのだとか。

ただし、演技の経験はなかったため、新人でも主演ができる番組を探したところ、「仮面ライダーアギト」のオーディションを発見し、見事合格したのです。

賀集利樹の若い頃②　初出演作品が仮面ライダー＆いきなりブレイク

オーディションで主役・津上翔一役を獲得し、初の出演作品が決まった賀集利樹さん。

ちなみに、津上翔一は仮面ライダーの主役に珍しく、家事能力が長けていて、家庭菜園での野菜作りが趣味という設定でした。

「エプロン姿が似合う仮面ライダー」とスタッフに言われていたそうです。

もちろん、変身する際には津上翔一が持っているフンワリとした雰囲気が一切消えることから、ギャップがすごいと話題に。

子供から大人まで幅広い世代のファンに支持されて、賀集利樹さんもブレイクを果たしたのです。

多忙過ぎて人気の実感が湧かず

仮面ライダーの撮影期間はかなり過酷だったようで、「朝4時に集合して、そのまま翌朝明け方まで撮影なので、いつ睡眠を取っていたのか記憶にない」と当時を振り返っています。

周囲から人気が出たことについて色々と言われたものの、多忙過ぎて、それを実感する余裕が全くなかったのだとか。

そんな中、撮影とトークショーを兼ねたイベントのために訪れた九州の遊園地で、賀集利樹さんが乗ったバスがファンに囲まれて動けなくなってしまったそう。

賀集利樹さんは、この様子を見て「まるでアイドルみたいだな。凄いことになっているな」と茫然とし、初めて自身の人気を実感することができたそうです。

賀集利樹の若い頃③　仮面ライダー後も注目作品に出演

仮面ライダーに出演し一躍有名になった賀集利樹さんは、その後も次々に人気作品に出演します。

ここからは、仮面ライダー以降に出演した注目作品を紹介します。

はぐれ刑事純情派

テレビ朝日の長寿人気番組だった「はぐれ刑事純情派」は、1988年から2005年まで連続ドラマとして放送され、その後は2時間スペシャルの単発ドラマとして不定期に放送されていました。

賀集利樹さんが出演したのは、第15シリーズです。

賀集利樹さんは、警視庁山手中央警察署に所属する巡査の「林勇作」役を演じました。

NHK大河ドラマ義経

賀集利樹さんがNHK大河ドラマに初出演したのは、2005年に放送された「義経」で、平維盛を演じました。

平維盛は、平家を率いる平清盛の長男・重盛の第1子であり、平家を継ぐ嫡男として将来を有望視されていた人物です。

ドラマでは、俱利伽羅峠の戦いに敗れ、出家後に入水自殺によって命を絶つというショッキングな最期を遂げています。

賀集利樹は30歳で大学に進学している

2009年4月、賀集利樹さんは國學院大學の神道文化学部神道文化学科に入学しています。

芸能人が海外留学するケースは珍しくありませんが、賀集利樹さんが選んだ学科が異色だと話題になりました。

なぜ、30歳を過ぎてから大学で学ぶことを思い立ったのでしょうか。

なぜ神道を選んだのか？

賀集利樹さんはもともと旅行好きで、20代の頃はよく海外旅行に行っていたそうですが、次第に国内の面白さに気が付き、国内ばかりを回るようになりました。

そして伊勢神宮や香川県の金刀比羅宮、青森県の恐山や十和田湖など、歴史的名跡をたびたび訪れたそうです。

そんな中、ふと「日本人なのに日本を知らないな」と感じ、日本文化全体に興味が湧いて、本格的に学びたいと考えるようになりました。

大学進学を決意した賀集利樹さんは2008年秋、國學院大學の社会人枠で、論文と面接を突破。

2009年から5年間かけて、仕事をしながら無事卒業しています。

大学に通いながら葉山で暮らす

國學院大學に通っている間は、静かな生活が送りたいと考え、神奈川県の葉山に借りた敷地50㎡の2階建ての一軒家で生活していたそうです。

庭でトマトを作ったこともあったようで、「実際に住んでみると想像以上に静かな街で、風や雨のにおいを感じることができて、とても気に入っていた」と楽しい生活だったと語っています。

一方で、仕事のために都心に出るのに時間がかかったり、潮風で家が錆びるのを防ぐ対策をしたり、庭の雑草をしょっちゅう抜かなければならなかったりと、苦労もあったそうです。

賀集利樹が結婚した嫁は一般女性

賀集利樹さんは2019年4月、出演したトークバラエティ番組で結婚を発表しました。

嫁はどんな女性なのでしょうか。また、結婚してから2年半が経過した現在、子供はいるのでしょうか。

ここからは、賀集利樹さんの結婚について見ていきましょう。

嫁は一般人

賀集利樹さんが結婚について詳しく語ったのは、2019年4月22日に放送された「有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ長会議」にゲスト出演したときです。

それによると、嫁は34歳の一般人女性で、不動産会社に勤務しているようです。ただ、名前や具体的な生年月日、画像など個人を特定するような情報は明かされませんでした。

嫁との交際期間は3年間とのことで、2016年から交際をスタートしたようですね。

馴れ初めは？プロポーズは？

出演したバラエティ番組でも司会者からつっこんで質問されていたのは、嫁との馴れ初めです。

語られた馴れ初めの意外さは、ネットでも話題になりました。

ここからは、嫁との馴れ初めとプロポーズのエピソードについて見ていきましょう。

馴れ初めは居酒屋でナンパ？

2人の出会いは、賀集利樹さん行きつけの居酒屋でした。マスターに間に入ってもらい、紹介してもらったそうです。

すぐに嫁と意気投合して交際に発展したものの、3年間交際しても賀集利樹さんは結婚に踏み切ることができなかったんだとか。

そんな状況でシビレを切らした嫁からは「そろそろどうするの？」と詰め寄られたといいます。

賀集利樹さんは「じゃあ」と優柔不断な返事をしたことで、やっと結婚することに。

結果的には、嫁の方が結婚話を進めたということになりますね。

賀集利樹の結婚生活がヤバイ？

女性に絶大な人気を誇ってきた賀集利樹さんですから、結婚したことを知ってガッカリしたファンは相当数いたはずです。

一方で、結婚生活について賀集利樹さんが語った内容に、スタジオも視聴者もドン引き状態だったことも確かなのです。

ここでは、賀集利樹さんの結婚生活エピソードを紹介します。

魚の骨まで嫁に取ってもらう

賀集利樹さんは言わずもがな、独身時代はかなり女性にモテてきました。

「道を歩くだけで女性から声をかけられる」「3ヶ月おきに違う女性と交際していた」そうで、女性に困らない人生を歩んできたことが分かります。

周囲の女性が何でもやってくれるので、自身で積極的に動くことがなくなってしまったそうです。

例えば、魚料理が出てくると、そのままお皿を嫁に渡して骨を取ってもらうのだとか。

また、普段から優柔不断のようで、外食先では自分でメニューをなかなか決められず、とにかく時間がかかって嫁に呆れられてしまうそうです。

これらのエピソードを聞いていた高嶋ちさ子さんは、苦々しい表情で「そのうち捨てられるパターン」とバッサリ。

SNSでも、「やだーー。賀集利樹のイメージが変わる」、「この間カッコイイ賀集利樹みたばかりなのに、酷すぎる」と厳しい声も寄せられていました。

賀集利樹と嫁の間に子供はいる？

賀集利樹さんと嫁との間に子供が生まれたという情報は、今のところまだありません。

2021年現在、嫁の年齢は36歳なので、今後おめでたい報告があるかもしれませんね。

賀集利樹の現在①　仮面ライダーの葛藤を語る

賀集利樹さんは2021年の誕生日で42歳になりましたが、現在も変わらず若々しい風貌を保っています。

ブレイクしたきっかけになったデビュー作品「仮面ライダーシリーズ」は、2021年で50周年となります。

賀集利樹さんはインタビューで、当時明かせなかった思いを赤裸々に語りました。

どこへ行ってもアギトと呼ばれた

シリーズの中でも歴代1位の視聴率を誇った「仮面ライダーアギト」を演じた後、イメージが定着してしまい、俳優として葛藤を感じた期間があったことを明かしています。

放送終了後も、街を歩くと「アギト」と呼ばれ続け、俳優としても爽やかな青年の役ばかりが回ってきたのです。

ずっと「僕は仮面ライダーじゃない、役者なのに」という気持ちを抱え、自分の中の仮面ライダーと戦い続けてきたのだとか。

30歳を越えたあたりから、「これだけ愛される作品が代表作品というのは、役者冥利に尽きるのではないか」と次第に考えが変わっていきました。

不思議なもので、自身の気持ちが変わるとオファーされる役柄も少しずつ幅が出てくるようになり、刑事ドラマの犯人も演じ切っています。

賀集利樹の現在②　納豆嫌いを克服

2020年7月、賀集利樹さんは「新婚さんいらっしゃい」に出演し、結婚生活の近況を語りました。

納豆嫌いを克服したものの、どうやら新たな課題が見えてきたようです。

最後は、食べ物に関するエピソードを紹介します。

次の試練は辛い食べ物

出典：https://freekapi.net/

嫁との結婚生活は順調に見えましたが、1つだけ重要な問題がありました。

賀集利樹さんの嫁は納豆が大好物で、賀集利樹さんが「食べられない」と拒否したところ、嫁から「納豆が食べられない人とは一緒にいられない」と言われてしまったのだとか。

そこから涙ぐましい努力をして、納豆嫌いを克服した賀集利樹さん。現在は、Twitterにおススメの納豆を紹介するなど、むしろ好物になっているようですね。

ところが、嫁から「今度はこれを食べてみようか」と出された料理は、賀集利樹さんの苦手な辛い物だったそう。

番組の中では、嫁が大好きだという辛いカップラーメンを脂汗をかきながら食べる様子を披露しました。

どうやら、こちらはまだクリアには程遠いようです。頑張れ、賀集利樹さん！

まとめ

賀集利樹さんは、「仮面ライダーアギト」の主役のオーディションに合格して俳優デビューしました。

それまで演技経験はなかったものの、整った甘いマスクから、主に女性からの支持を受けて大ブレイク。ただ、当時は人気を実感する暇がない程、毎日仕事に明け暮れていたそうです。

仮面ライダーシリーズの出演が終わると、「はぐれ刑事純情派」、NHK大河ドラマ「義経」など様々な作品に出演。

30歳の時には、國學院大學神道文化学部に社会人枠で入学し、5年間学んだことも話題になりました。

プライベートでは、2019年に一般人女性との結婚を発表。2人の間に子供はいませんが、今でも嫁との仲は良好のようです。

2021年現在、42歳になった賀集利樹さん。これからの活躍にも期待しましょう。