脚本家の渡辺千穂さんは人気アナウンサー羽鳥慎一さんの妻として知られていますが、馴れ初めや子供も話題です。
今回は渡辺千穂さんの経歴、出身大学など学歴、旦那の羽鳥慎一さんとの馴れ初めや結婚生活、子供、現在をまとめました。
この記事の目次
脚本家・渡辺千穂のプロフィール＆経歴
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プロフィール
名前：渡辺千穂(わたなべちほ)
生年月日：1972年10月18日
出身：東京都
経歴
大学を卒業後、OLとして一般企業に就職した渡辺千穂さんですが、もともと本が好きだったことから「何か書きたい」と思い立ちました。
偶然、書店で「ふぞろいの林檎たち」のシナリオ本を手に取り読んだのをきっかけに、脚本家の道を志すようになったと言います。
デビュー前に作成した脚本のプロットがテレビ局のプロデューサーの目に留まり、2002年ドラマ「天体観測」で脚本家デビューを果たしました。
現在までにコメディや恋愛ものを多く手掛けていますが、2010年のドラマ「泣かないと決めた日」では女同士のリアルな人間関係から、いじめや人間の裏表を描き、話題を呼びました。
その後、ドラマ「ファーストクラス」では女性の格付け「マウンティング」をテーマに取り上げ、リアルに存在する女性同士のカースト文化を描きこちらも大変注目されました。
渡辺千穂さんは、登場人物を書き分けて1つの物語として構成する手法を得意としていて、作品にりんとした気品があるとも評価されています。
このような高い評価から、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の脚本担当に抜擢され、幅広いジャンルの作品を手掛けています。
プライベートでは2014年8月18日にフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと結婚しました。
また、2016年1月13日に行われた「べっぴんさん」の制作発表会見で臨月であることを公表し、同月下旬に第1子を出産しました。
脚本家・渡辺千穂の出身大学など学歴
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渡辺千穂さんは、脚本家の中でも異色な経歴の持ち主です。
というのも、大学を卒業後一般企業に就職していて、脚本家を志したのは28歳という、比較的遅めのスタートを切りました。
そのため、脚本家になる前の経歴は公表もしていないので、ほとんど分かっていません。
脚本家というと、文章力はもちろん構成や演劇の知識なども必要ですから、高学歴をイメージしますよね。
確かに脚本家を早くから志した人は、文学部や演劇を学べる学部などを選択することが多いですが、脚本家になるための資格があるわけではありません。
ですから極端な話、中卒でも脚本家になることができます。
また理系の学部を卒業した人でも脚本家を目指すこともありますし、一概には言えないのです。
渡辺千穂さんに関しては、東京女子学園出身という噂がありますが、これについても真偽は分かりません。
脚本家・渡辺千穂の話題の作品4選
これまでドラマを中心に多くの作品を手掛けてきた渡辺千穂さんの作品で、特に反響が大きく話題になったものを紹介します。
①天体観測
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脚本家を目指して脚本制作に取り掛かり、テレビ局のプロデューサーから認められ、たった2年で脚本家デビューを果たした渡辺さんのデビュー作となったのがドラマ「天体観測」です。
伊藤英明さん、オダギリジョーさん、小雪さんなど豪華な俳優陣を迎え、大学の天文サークルで出会った7人が25歳になって再会しさまざまなことが起こっていくストーリーでした。
BUMP OF CHICKENが歌う「天体観測」から着想を得たドラマとして、同曲の人気も相まって特に女性から強い支持を集めました。
②ファーストクラス
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主演は沢尻エリカさん、そのほか佐々木希さん、菜々緒さん、三浦理恵子さんなど華やかな女優さんたちが出演しましたが、ドラマでは女性たちの醜さや恐ろしさが描かれました。
ファッション誌の編集部で働く主人公が、上司や先輩、ファッションモデルから壮絶ないじめに遭い、女性特有の格付け文化いわゆる「マウンティング」をリアルに描きました。
主人公が困難を乗り越え、このマウンティングにおいて着実に、頂点であるある「ファーストクラス」へのし上がるストーリーは、女性たちが深く共感しそして勇気を与えたのです。
衝撃的なドロドロした内容はすぐに話題となり、脚本家として知名度を上げるきっかけとなった作品です。
③戦う！書店ガール
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この作品は、稲森いずみさんと元AKB48の渡辺麻友さんがダブル主演を務めるとあって、放送前から大変注目されたドラマでした。
同じ書店で働く2人は、世代間ギャップやそれぞれの境遇の違いから初めは衝突するものの、次第に互いに認め合いながら仕事や恋愛に向き合っていく姿を描いたストーリー。
しかし、放送前の注目度に比べていざ放送が始まると、人気は右肩下がりで視聴率は低迷し、1話短縮の全9話で打ち切りとなる結果に終わりました。
放送前にAKB48で人気絶頂を迎えていた渡辺麻友さんの女優としての活躍に注目が集まったものの、内容があまり視聴者に届かなかったのが原因のようです。
そのため、脚本を担当した渡辺千穂さんが逆に注目を集める形となった作品です。
④べっぴんさん
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渡辺千穂さんが一流脚本家として知られるようになったのは、何と言っても「べっぴんさん」の脚本家を手掛けたことがきっかけでしょう。
本来、脚本家と言うのは表舞台に立つことはなく、裏方の、しかし最も重要な役割を担うわけで、内容が面白くて話題となり、初めてその名前が知られていくものです。
しかし、渡辺千穂さんの場合は大人気フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと結婚したことで、脚本家としてではなく「羽鳥慎一の妻」として名前を知られるようになりました。
渡辺さんは「脚本家として認められたい」と強く思っていた中で、この「べっぴんさん」で脚本を担当することが決定し、脚本家・渡辺千穂として世にその名を知らしめました。
昭和の兵庫県や大阪府を舞台に子供服に邁進する女性を描いた物語で、「続きが気になる！」「早く知りたい！」と話題になりましたが、後半は「ありきたり」との批判もありました。
ドラマの人気はキャストやキャストの演技力が大きく影響しますが、脚本家は内容1本で勝負ですので、幅広い年齢層が見るNHK連続テレビ小説では、時に厳しい声が挙がることでしょう。
その洗礼を受けた作品となりましたが、少なくとも渡辺千穂さんが一流脚本家として知られるきっかけとなった作品と言えます。
脚本家・渡辺千穂と結婚した旦那・羽鳥慎一の馴れ初め
羽鳥慎一のプロフィール
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名前：羽鳥慎一(はとりしんいち)
生年月日：1971年3月24日
出身：埼玉県上尾市
身長：182cm
血液型：A型
1994年日本テレビに入社し、野球の実況をすることを目標にしていた羽鳥慎一さん。
「ズームインサタデー」「ズームインスーパー」などの司会を務めたことで、朝の顔として人気を集め、念願だったプロ野球中継の実況なども担当。
2011年、40歳となる節目として日本テレビを退社し、フリーに転身。
長年司会を務めた「ズームイン」が終了することも退社を決意するきっかけだったようで、「40という人生の節目に、自分の可能性を試してみようと思い決断しました。」とコメント。
フリー転身後には「情報満載ライブショー モーニングバード」の司会に就任し、日本テレビ時代から担当だった「1分間の深イイ話」「ぐるぐるナインティナイン」には現在も出演中です。
また、「24時間テレビ愛は地球を救う」など、古巣である日本テレビの番組に多く起用されていて、退社後もその存在の大きさを示しています。
「好きな男性アナウンサーランキング」では、長年1位を獲得してきた安住紳一郎アナが殿堂入りした2010年に初の1位を獲得し、広い世代から高い人気を集めています。
2人の馴れ初め
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2012年8月、芸能プロダクション「テイクオフ」の社長が主催した会食に参加した渡辺千穂さんは、羽鳥慎一さんを紹介され、2人は出会います。
11月には交際に発展したという2人は、2013年3月に週刊誌により熱愛がスクープされました。
羽鳥さんは自身が司会を務める朝の情報番組で交際について認め、交際を公にしました。
実は、2012年に羽鳥さんは16年間連れ添った妻と離婚していました。
その後、間を開けずに渡辺さんとの交際が報じられたため、2人は実は羽鳥さんと元妻の婚姻関係がまだ続いていた時からの不倫関係だったのではと噂されたのです。
羽鳥さんの離婚が成立したのは2012年5月で、2人が出会ったのは8月なので、不倫関係だったという情報は完全にデマです。
しかし、離婚から程なくしての熱愛報道に変な噂が飛び交ってしまったのです。
そのような噂を払拭するために、羽鳥さんは自身の生放送番組できちんと交際を認め、真剣な交際であることをアピールしたのでしょう。
羽鳥さんは周囲に、渡辺さんについて「仕事がとてもクリエイティブで、話していると勉強になることが多い」と、渡辺さんの溢れる才能に惚れ込んだと言われています。
ちなみに、離婚した元妻の冬子さんはキャビンアテンダントで、羽鳥さんがフリーに転身したことで生活のリズムが大きく変わりすれ違いが多くなったため、離婚に至ったそうです。
フリーになり、「仕事に打ち込みたい」と話していた矢先の交際報道に、祝福の声ばかりではなく、不倫だ略奪愛だと騒がられるのが芸能界。
仕事に邁進しようという時に出会った渡辺さんの仕事ぶりは、きっと羽鳥さんにとてもいい刺激を与え、切磋琢磨しあえるパートナーになったのでしょう。
脚本家・渡辺千穂と旦那・羽鳥慎一の子供とは
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不倫の噂についてはさておき、2人は2012年8月に出会い11月に熱愛に発展すると、その後2年の交際を経て、2014年8月18日に無事ゴールインを果たしました。
2016年1月には渡辺千穂さんが「べっぴんさん」の制作発表会見に、大きな臨月のお腹で登場し、妊娠の事実が公となりました。
ちなみに、羽鳥さんには前妻の冬子さんとの間に1人の娘さんがいらっしゃいます。
離婚時に親権は冬子さんが持ちましたが、すでに中学生だった娘さんは自身の意思で羽鳥さんにも定期的に会っていると言います。
そして、羽鳥さんとしては第2子となる娘さんが2016年1月下旬に生まれました。
40歳を超えての高齢出産となった渡辺千穂さんですが、1月下旬に出産し、なんと2月下旬には打ち合わせに参加するなど、既に仕事に復帰。
年齢を感じさせない、パワフルでバイタリティのある女性です。
脚本家・渡辺千穂の現在
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多忙を極める羽鳥さんが惚れ込んだ女性なだけに、仕事に対する姿勢は出産を経験した後も変わらず、むしろ出産経験がより渡辺さんの手がける作品に良い影響を与えていると言えます。
テレビの表舞台で活躍する羽鳥さんと、ドラマの裏方を担う渡辺さんは、役割は違えど、より良い作品を作るために最も重要な仕事を担っていることは違いありません。
互いに切磋琢磨し、愛すべき子宝にも恵まれ、羽鳥さんにとっては新しい人生のパートナーとして共に歩み始めたわけです。
渡辺さんも結婚、出産、子育てを経て、より多くの作品にその人生の貴重な経験が生かされ、より人々の心に残るドラマを描き続けてほしいですね。
まとめ
「ファーストクラス」や「べっぴんさん」などの脚本家として知られる渡辺千穂さん。
本来脚本家というのは表舞台に立つことのない職業ですが、2014年に人気フリーアナウンサー羽鳥慎一さんと結婚したことでその名前が知られるようになりました。
脚本家・渡辺千穂として「べっぴんさん」の脚本を担当したことで一流脚本家としての知名度を獲得しました。
その後、羽鳥さんとの間に1人娘をもうけ、公私共に幸せたっぷりな渡辺さんの今後の脚本作品の仕上がりが楽しみですね。
