中武佳奈子のプロフィール

中武佳奈子さんは、フジテレビの人気バラエティ「あっぱれさんま大先生」に第1期メンバーとして、放送スタートの1988年から1996年の卒業までレギュラー出演し、「かなちゃん」の愛称で親しまれた元人気子役です。

あっぱれさんま大先生に出演していた頃の子役時代の中武佳奈子さんは、当時から芸能界の大物だった先生役の明石家さんまさんに対しても遠慮なくズバズバモノを言うスタイルで人気を博しました。

あっぱれさんま大先生を1996年に卒業した後も、マルチタレントとしてバラエティ番組などで活躍されていた中武佳奈子さんでしたが、いつの間にかテレビから姿を消しました。

その後、2022年4月に日本テレビ「しゃべくり007」に出演して明石家さんまさんと13年ぶりの共演を果たし、すでに芸能界を引退し、結婚したが離婚している事などを明かしました。

さらにその後、中武佳奈子さんは2023年7月1日に放送された特別番組「あっぱれさんま大先生2023同窓会スペシャル」にも出演し現在が話題になっています。

中武佳奈子の生い立ち

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中武佳奈子さんの生い立ちについてもみていきます。

中武佳奈子さんは、歳の離れた姉（中武佳奈子さんが小学校低学年の頃に高校生だったとの事）の勧めで芸能事務所に応募して合格し子役として芸能界入りされています。

1988年、6歳の時にドラマのエキストラとして子役デビューし、その年に放送スタートの「あっぱれさんま大先生」の第1期メンバーに抜擢されました。これをきっかけに中武佳奈子さんは子役としてブレイクし、テレビドラマやCM出演、CDデビューや写真集発売など活躍しました。

芸能界での華やかな活躍の一方で、父親は大酒飲みであまり家に帰ってこず、母親はステージママ化して中武佳奈子さんが子役として稼いだ金で毛皮やダイヤの指輪を購入し2年ごとに新車で買い換え、自宅も建て替えるなどしており、家族との関係の面ではあまり幸せな生い立ちではなかったように見えます。

中武佳奈子の昔①　子役時代はあっぱれさんま大先生にレギュラー出演

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生い立ちのところでも触れたように、中武佳奈子さんは1988年にスタートした「あっぱれさんま大先生」の第1期レギュラーメンバーに起用された事で子役としてブレイクしました。

「あっぱれさんま大先生」は、当時も絶大な人気を誇っていたお笑いタレントの明石家さんまさんを先生役に、まだブレイク前の素人同然の子役達を生徒役としたバラエティ番組で、スタジオトークを中心に様々な企画を展開。

中武佳奈子さんは「かなちゃん」の愛称で人気を集め、大人顔負けのトーク力とバラエティ力で明石家さんまさんと息のあった掛け合いを見せ、それが番組の見せ場の1つでした。

中武佳奈子さんは「あっぱれさんま大先生」の第1期終了となった1996年、14歳の時まで8年にわたってレギュラーとして出演し、同じく番組スタートから卒業までレギュラー出演した山崎裕太さん（現在は俳優として活躍）、内山信二さん（現在はタレントとして活躍）と共に番組の顔的存在でした。

中武佳奈子さんは「あっぱれさんま大先生」で絶大な人気を獲得し、特に10歳から12歳頃はひっきりなしにドラマやCM、バラエティ番組の撮影の仕事が入り学校へ行く暇がないほどだったそうです。

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当時の中武佳奈子さんの代表的出演作としては、TBSの特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」（馬場カナ役）、テレビCM日清食品「マグヌードル」などがあります。

中武佳奈子の昔②　子役時代後はマルチタレントとして活動も仕事減少

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中武佳奈子さんは1996年に「あっぱれさんま大先生」を卒業後は、マルチタレントとして活動を続けました。

中武佳奈子さんはこの頃には、TBS系の人気番組だった「世界ウルルン滞在記」に2003年から2006年にかけて合計5度出演したのをはじめ、テレビ東京の情報バラエティ「IT’s アクセス」、テレビ東京のドキュメンタリー「あかたのげん」などのバラエティに出演した他、女優として「ウルトラマンティガ」、「大江戸を駈ける!」、「水戸黄門」などに出演されています。

また、18歳だった2000年12月には歌手としてもデビューし、デビューシングル「約束」が全国高校サッカー選手権大会のイメージソングに起用されています。（ただし、中武佳奈子さんの歌手としての活動はこの1曲のみ）

しかしその後、子役出身者の宿命として、大人のタレント、女優へのイメージチェンジがうまくいかず、次第に仕事が減少していきました。

中武佳奈子さんは子役としてデビューしてすぐに「あっぱれさんま大先生」のレギュラーに抜擢され、瞬く間にブレイクしたため下積み時代を経験しておらず、売れていない現在の自分を受け入れる事ができなかったそうです。

また、ステージママ化していた母親も中武佳奈子さんの凋落を受け入れる事ができず、中武佳奈子さんの子役時代の収入に依存していた生活も貧しくなって家族との間に亀裂も生まれたのだそうです。

中武佳奈子は28歳の時に引退で理由は事務所のトラブルに巻き込まれた事

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中武佳奈子さんは、28歳の時に芸能界を引退されたということです。

ただ、中武佳奈子さん引退の理由については「事務所のトラブルが原因」と説明されています。

中武佳奈子さんによると、ある時を境に当時所属していた事務所と突然連絡が取れなくなり、当時決まっていた番組出演を飛ばしてしまう事態にまでなってしまったそうです。

その後、ようやく事務所と連絡が取れたものの、何らかの理由により内情が大きく変わっており、中武佳奈子さんに仕事を回してくれていた知り合いのスタッフが1人残らず退社してしまっていたのだそうです。

これによって中武佳奈子さんはますますタレントとしての仕事がなくなり、そのまま逃げるようにして芸能界を引退する事になったのだそうです。

中武佳奈子は実家と絶縁状態になり一時はホームレス状態も経験

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中武佳奈子さんは芸能界を引退後、実家の両親とは絶縁状態になった事を明かされています。

中武佳奈子さんは芸能界を引退した28歳の頃に結婚されていて子供も生まれたものの、子供が4歳の時に離婚しています。

この離婚の際に、母親から「芸能界で売れなくなって恥ずかしい思いをさせられて迷惑をかけられているのに、これ以上迷惑をかけるな」などという理由で離婚に反対されたそうです。

しかし中武佳奈子さんは旦那さんの希望もあって離婚する事になりシングルマザーとなり、日雇いのアルバイトで何とか生活していたものの困窮し、電気や水道も止められて、公園で水を汲み、雑草や昆虫やザリガニを食べて食い繋ぐような生活になってしまったのだとか。

中武佳奈子さんは実家の母親に電話で援助を頼んだそうなのですが、「そんな話なら二度とかけてくるな」と言われて、そのまま実家とは絶縁状態になってしまったのだそうです。

この頃、中武佳奈子さんは一時は公園で寝泊まりするホームレス状態も経験したと語られていますが、この時にまだ小さい子供はどうしていたのかは明かされていません。

中武佳奈子の家族①　母親とは絶縁状態になりコロナ禍で死去

中武佳奈子さんの家族についても見ていきます。

中武佳奈子さんの母親は、子役時代の中武佳奈子さんが「あっぱれさんま大先生」でブレイクした事でステージママ化し、大人気子役の母親として周囲からチヤホヤされたようです。生活も派手になり、子役時代の中武佳奈子さんが稼いだ金でダイヤのアクセサリーを購入したり、自宅を建て替えたり、毛皮のコートを買ったり、2年ごとに新車に買い替えたりとやりたい放題していたようです。

しかし、その後、子役時代を終えた中武佳奈子さんの人気が低迷すると、こうした派手な生活ができなくなったばかりか、周囲からチヤホヤされる事もなくなりました。結果として母親と中武佳奈子さんの関係は悪化し、最終的に絶縁状態になったようです。

上でも書いたように中武佳奈子さんは、離婚後に家族と絶縁状態になった事を明かされていますが、そのまま関係が修復される事なく母親はコロナ禍の時に亡くなってしまった事も明かされています。

中武佳奈子の家族②　父親は大酒飲みでほとんど家にいなかった

中武佳奈子さんは父親については、大酒飲みでほとんど家にいなかった事を明かされています。

中武佳奈子さんは子供時代、ほとんど酩酊状態の父親として会っていなかったそうで、父親との良い記憶は皆無のようです。

中武佳奈子さんはYouTubeで、子供の頃の家族旅行で旅先で父親と待ち合わせをしていたものの、父親が現れずに母親が激怒して最悪の家族旅行になったという地獄のようなエピソードを明かされていました。

中武佳奈子さんは父親とのエピソードはこれ以外には明かされておらず、良い思い出は何もないようです。また、現在この父親がどうしているのかも明かされおらず、中武佳奈子さん本人も把握していないのかも知れません。

中武佳奈子の家族③　10個くらい歳の離れた姉

中武佳奈子さんは家族については、10個くらい歳の離れた姉の存在も明かしています。

中武佳奈子さんが芸能界入りしたきっかけは姉に勧められて芸能事務所のオーディションを受けた事だったそうです。

中武佳奈子さんはこの姉とは仲が良くいい姉だったと話されていました。姉は結婚して子供もいるそうです。

中武佳奈子は結婚して子供も生まれるも数年で離婚

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中武佳奈子さんは28歳の時に芸能界を引退し、その後すぐ後に一般男性と結婚されています。

結婚後は大阪へ移住し、旦那さんの実家に住みながら子供を出産されています。しかし、子供が4歳になる頃に離婚されています。

離婚の理由について中武佳奈子さんは、「旦那さんは中武佳奈子さんが金持ちだと思い、自分の夢を叶えてもらえると思って結婚したが、私（中武佳奈子さん）が子供を出産して働けなくなったため、旦那さんは夢もうまくいかなくなりイライラしたり怒鳴ったりするようになり、最後は旦那さんの方から離婚を求められた」との内容を明かされています。

中武佳奈子の現在①　おおがみ呉服でアルバイトをし生活

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中武佳奈子さんは現在は、「おおがみ呉服」という大阪の呉服店でアルバイトをして生計を立てられているようです。

お店の方は中武佳奈子さんが昔人気子役だった事や特殊な生い立ちや家族との絶縁状態、結婚歴やシングルマザーである事などの種々の事情を知った上で色々と助けてくれているようです。

中武佳奈子の現在②　YouTubeチャンネル「中武佳奈子は生きている」

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中武佳奈子さんは2023年に「あっぱれさんま大先生2023同窓会スペシャル」に出演した際に再開した明石家さんまさんに「YouTubeやってみたら？」と勧められたのを機にYouTubeチャンネル「中武佳奈子は生きている」での活動をスタートされています。

YouTubeの運営については、「あっぱれさんま大先生」の動機である山崎裕太さんに色々と教えてもらっているのだとか。

山崎裕太さんのYouTubeにも中武佳奈子さんがゲスト出演し話題になっていました。

まとめ

今回は、「あっぱれさんま大先生」の1期生で元人気子役の中武佳奈子さんについてまとめてみました。

中武佳奈子さんの生い立ちについては、4歳の頃から子役として芸能界入りし、6歳になった1988年にその年スタートの「あっぱれさんま大先生」のレギュラーに抜擢され一躍人気子役になりました。

中武佳奈子さんの昔の子役時代は、「あっぱれさんま大先生」の人気メンバーとして活動の幅を広げ、テレビドラマやテレビCM出演をはじめ、学校に行く暇がないほど活躍されていました。

1996年に「あっぱれさんま大先生」を卒業した後は、中武佳奈子さんはマルチタレントとして芸能活動を続け「世界ウルルン滞在記」や「水戸黄門」などに出演し、CDデビューも果たしていますが、次第に仕事を減らし28歳の時に芸能界を引退されています。

中武佳奈子さんが芸能界を引退した理由は、事務所のトラブルで内部事情が変わり、中武佳奈子さんの知り合いのスタッフがいなくなり、さらに仕事が減少してしまった事だったそうです。

中武佳奈子さんは芸能界引退後、結婚して子供も出産していますが、子供が4歳の時に離婚となり、同時期に実家の家族とも絶縁状態になったそうです。生活は困窮し一時はホームレス状態になって、雑草や昆虫を食べて飢えを凌ぐような状態だったそうです。

現在、中武佳奈子さんは呉服店でアルバイトをしながらYouTubeでも活動されています。