ストーカー事件衝撃度ランキング：17位　はじめしゃちょーストーカー事件　

ストーカー事件衝撃度ランキング、17位ははじめしゃちょーストーカー事件です。

ストーカー事件の概要

はじめしゃちょ―ストーカー事件は人気Youtuberであるはじめしゃちょーの自宅にストーカーが押し掛け、不法侵入をした事件です。

事件の犯人

12月25日にはじめしゃちょーさんの自宅に押し掛け、無理やり自宅内に侵入した罪で現行犯逮捕されています。犯人は逮捕後の供述で、「クリスマスに会う約束をしていた。」と話しています。

ストーカー事件の背景

この犯人の田畑華子は以前は別のYoutuber のストーカーでした。それで逮捕されたこともあります。逮捕後は、はじめしゃちょーにストーキングの対象を変えたようで、11月21日にはじめしゃちょーの自宅に突撃しています。

この時点で警察から犯人に対してはじめしゃちょーに近づかないように禁止命令が出されていますが、その1ヶ月後に再び自宅に突撃したため、逮捕されました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：16位　菊池桃子さんストーカー事件　

ストーカー事件衝撃度ランキングの16位は菊池桃子さんストーカー事件です。

ストーカー事件の概要

菊池桃子さんストーカー事件は、タクシー運転手に菊池桃子さんがストーカー行為をされて、自宅に押し掛けられるなどの被害を受けた事件です。

事件の犯人

犯人の飯塚博光は、菊池桃子さんの所属事務所にストーカー的なメールを送りつけたり、自宅周辺をうろついたり、自宅のインターホンを押すなどのストーカー行為を繰り返しました。

そのことで1度目に逮捕されて、もう二度と付きまといませんと誓約したのに、またすぐ3ヶ月後にストーカーをして逮捕されています。

ストーカー事件の背景

犯人の飯塚は自分が運転しているタクシーに偶然に菊池桃子さんが客として乗ってきて、自宅に送り届けたため、菊池桃子さんの自宅を知ることになりました。

以前から菊池桃子さんのファンだった犯人は、勝手に「運命」を感じて、ストーカー行為を繰り返すようになったとのことです。

ストーカー事件衝撃度ランキング：15位　小金井ストーカー事件　

ストーカー事件衝撃度ランキング、15位は小金井ストーカー事件です。

ストーカー事件の概要

2016年5月21日に芸能活動を行っていた冨田真由さんが、ストーカーだった岩埼友宏に全身20ヶ所以上を刺されて重体になった事件です。

事件の犯人

被害者のファンを自称していた岩埼友宏は、現行犯逮捕されています。被害者をめった刺しにした犯人は、被害者をかわいそうと思って、自ら救急車を呼んだとのことです。また、犯行後には「生きたいの？生きたくないの？」と声をかけたそうです。

ストーカー事件の背景

以前から被害者のファンだった犯人はTwitterなどを使って被害者に接触しますが、相手にされなかったことに腹を立て、徐々に過激な書き込みをするようになり、脅迫めいたこともしていました。

警察に被害者は相談していましたが、ストーカー専門部署に連絡することはなく、一般相談として受け付けています。

さらに、ライブハウスに犯人が現れた時には被害者は110番していますが、GPSで被害者の位置を確認することなく、自宅に直行したというミスがあり、現場への到着が遅れたという警察の失態もありました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：14位　平野区ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキングの14位は平野区ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

平野区ストーカー殺人事件は、平野区の路上でスナックでアルバイトをしていた井村由美さんが首や腹部など十数か所を刺されて死亡した事件です。

事件の犯人

犯人はスナックの客の松本隆です。犯人の松本は歩道の植え込みに井村さんを押し込み、殴るように包丁で刺したとのことです。犯行から約4時間後にコンビニの駐車場にいるところを発見され、逮捕されています。

ストーカー事件の背景

井村さんが働いているスナックに、犯人の松本が客として訪れます。井村さんに好意を持った松本はストーカー行為を繰り返すようになります。スナック経営者は「今後は店に来ないで欲しい」という旨を松本に伝えますが、ストーカー行為はなくなることはなく、井村さんは警察に相談します。

警察からの警告があると、一度はストーカー行為はなくなりますが、結局は殺されてしまいました。「井村さんさんが好きだった。もう会うことはできない。殺して自分も死んだら、あの世で一緒に暮らせると思った」と供述しています。

この犯人は元妻へのDV容疑で逮捕された過去があります。

ストーカー事件衝撃度ランキング：13位　沼津ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキングの13位は沼津ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

沼津ストーカー殺人事件は2000年4月19日に、沼津駅北口の自転車置き場で、被害者の大嶽万記さんが犯人に30ヶ所以上を刺されて殺害された事件です。

事件の犯人

犯人は東京在住の平栗秀正でした。被害者の元交際相手で、包丁を突き付けて復縁を迫りましたが拒否されたため、ナイフでめった刺しにしたんです。

ストーカー事件の背景

1999年7月ごろから被害者と犯人は交際を始めましたが、事件の約1ヶ月前に被害者から別れを切り出しています。別れに納得できない犯人は、被害者の女子高生に執拗にストーカー行為を繰り返します。そして、とうとう4月19日に復縁を迫られて断ったところ、犯人は逆上して被害者を殺害しました。

この犯人は以前にも交際相手を包丁で刺してけがを負わせ、実刑判決を受けていたという過去がありました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：12位　新橋ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキングの12位は新橋ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

2009年8月9日に港区西新橋の被害者宅で、秋葉原の耳かきサービス専門店で働く江尻美穂さんと一緒に自宅にいた祖母の鈴木芳江さんが顔や首など数か所を刺されて死亡した事件です。

事件の犯人

被害者宅で2人を殺害した林貢二は、現行犯逮捕され、無期懲役の判決が下されています。現場からは殺害に使われた包丁が見つかり、犯人のカバンからは血の付いたハンマーが見つかりました。

ストーカー事件の背景

耳かきサービス店の店員として働いていた江尻美保さんと犯人の林貢二は、客と店員として知り合います。江尻さんが働いている時間は、林貢二が全部指名して独占するような状態でしたが、食事の約束で行き違いがあり、犯人の林は店を出禁になり、江尻さんから「もう無理です」と告げられます。

その後、犯人は江尻さんのストーカーとなり、自宅近くで待ち伏せしているなどの行為を行うようになり、愛情から殺意が芽生え、殺害に至りました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：11位　日野市ストーカー殺人事件 

ストーカー事件衝撃度ランキングの11位は日野市ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

2014年6月22日に日野市東平山の浅川河川敷で堀田さとみさんの遺体を捜査員が発見しました。犯人は自宅で堀田さんを首を絞めて殺害した後に、河川敷に遺棄した事件です。

事件の犯人

犯人の安保克は自宅で被害者の女性と口論になり、首を絞めて殺した後、キャスター付きのケースに遺体を入れて、河川敷まで運び、遺棄しています。

ストーカー事件の背景

高校時代から堀田さとみさんと安保は交際していましたが、安保の暴力が原因で事件の約1ヶ月前に堀田さんから別れを切り出しています。しかし、犯人の安保は納得せずに、ストーカー行為を行うようになりました。

ストーカー被害に悩んだ堀田さんは、会社の上司に相談しています。その後、ストーカー行為を止めるようにお願いするために、犯人の自宅を訪れたところ殺害されてしまいました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：10位　長崎ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第10位は長崎ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

長崎ストーカー殺人事件は2011年12月16日に、敷地内に止まっていたワゴン車の荷台で山下美都子さんと久江さんが包丁で刺されて死亡しているのが発見されました。

事件の犯人

被害者の2人は娘を元交際相手から引き離そうとしていましたが、それを逆恨みして、元交際相手の祖母と母親を殺害しています。裁判では死刑判決が下りました。

ストーカー事件の背景

もともとSNSで知り合った被害者の娘と犯人ですが、被害者に対して犯人が日常的に暴力をふるい、監禁状態になっていました。

被害者家族は、娘が交際相手から暴力を受けていると警察に相談していました。犯人は娘がが実家に連れ戻されたと思い込み、元交際相手である娘を取り戻すために長崎に向かい、犯行に及んでいます。

ストーカー事件衝撃度ランキング：9位　館林ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキングの第9位は、館林ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

館林ストーカー殺人事件は群馬県館林市のディスカウントストアのトライアル館林子桑原店の駐車場に停めてあった被害者の軽自動車内で、頭を銃で撃たれて死亡しているのが発見された事件です。

事件の犯人

犯人の永井隆央は、栃木県鹿沼市の山中に停車された軽自動車の中で射殺体で発見されています。車内には鈴木さんを殺害した回転式の銃があったため、自殺したものと見られています。

ストーカー事件の背景

2013年7月ごろにキャバクラで働いていた被害者と客として来ていた犯人は出会い、交際に発展します。3ヶ月程度で別れますが、被害者から別れを告げた後は犯人はストーカー行為を繰り返し、暴行事件も起こしています。

身の危険を感じた被害者は引っ越しをして、さらに住民票の閲覧制限も申請しています。

それでもあきらめない永井は、鈴木さんの家族の車に覚せい剤を仕込んだり、GPSを取り付けるなどをして、被害者の居場所をつかみ犯行に及びました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：8位　函館ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第8位は函館ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

2007年11月26日に、母親が運転する車に乗り込んだ被害者は犯人の車に進路をふさがれ、車から引きずり出されながら、首や胸など数か所を刺されて死亡しました。

事件の犯人

犯人の中原哲也は被害者を殺害し、さらに止めに入った被害者の母親にけが負わせて逃走しましたが、事件から20分後に自分で110番をして逮捕されています。

ストーカー事件の背景

教育実習先が被害者と同じで、そこで被害者に一方的に好意を抱き、ストーカー行為を繰り返していました。職場に押しかけてくることもあり、被害者は大学にも相談していたところで、その矢先に殺害されました。

「好きだ、好きだ」と言いながら、車から引きずり出しての犯行だったとのこと。これはもう防ぎようがないストーカー事件かもしれません。

ストーカー事件衝撃度ランキング：7位　西尾市女子高生ストーカー殺人事件　

ストーカー事件衝撃度ランキングの第7位は、西尾市女子高生ストーカー殺人事件です。これは女子高生が未成年からストーカーされて殺害された衝撃的な事件でした。

ストーカー事件の概要

1999年8月9日に国道23号バイパスの側道で女子高生の永谷英恵さんが倒れているのが発見されました。病院に搬送されましたが、胸など数か所を刺されていて、出血性ショックで死亡しています。

事件の犯人

事件発生当時は犯人は未成年だったため、実名報道はされていませんが、現行犯逮捕されて、懲役5年以上10年以下の不定期刑となっています。

ストーカー事件の背景

西尾市女子高生ストーカー殺人事件は、中学1年生の頃から犯人は被害者に好意を抱いていましたが、被害者から相手にされなかったため、性的嫌がらせの手紙をげた箱に入れたり、跡をつけたり、嫌がらせの電話をするなどのストーカー行為をしていました。

そして、自転車で登校途中の被害者を殺害しています。

刑期を終えて出所してきた犯人は30歳の時に見知らぬ女性に因縁をつけて、傷害事件を起こし、再び逮捕され、実名報道されています。

ストーカー事件衝撃度ランキング：6位　平野区ストーカー母娘殺人事件　

ストーカー事件衝撃度ランキングの第6位は、平野区ストーカー母娘殺人事件です。

ストーカー事件の概要

2011年6月24日に在日韓国人の山下香代子さんと山下裕美さんが裕美さんの元交際相手である犯人にナイフで数十回も刺されて死亡した事件です。

事件の犯人

この事件の犯人は、在日朝鮮人で裕美さんの元交際相手の文原青児でした。2011年7月8日に逮捕され、無期懲役の判決が下されています。

ストーカー事件の背景

この平野区ストーカー母娘殺人事件は、元交際相手の犯人が裕美さんに大量の嫌がらせメールを送り付けるなど執拗にストーカー行為を繰り返していました。そして、犯人は母娘が住むマンションに押し入り、2人をめった刺しにして殺害したんです。

この在日韓国人2人が殺されたことについて、韓国政府は「公正かつ迅速な捜査をしてほしい」との声明を発表し、韓国のマスコミは日本で韓国人が殺されたことについて「また韓国人が殺された」と日本を非難するような報道を繰り返しました。

ただ、逮捕された犯人が在日朝鮮人だったことで、そのような報道はされなくなりました。

ストーカー事件衝撃度ランキング：5位　同志社女子大ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第5位は同志社女子大ストーカー殺人事件です。このストーカー事件はちょっと特殊なストーカー事件です。

ストーカー事件の概要

被害者の荒川孝二さんは2012年9月21日に午前0時頃に「変な人が包丁を持っている」と110番通報しています。その後、荒川さんの声がうめき声に変わり、警察官が駆け付けたところ、胸など数か所を刺されて倒れているのが発見されました。

事件の犯人

犯人の天野祐一は事件から約1週間後に殺人容疑で逮捕されています。懲役18年の実刑判決を受けましたが、控訴しています。

ストーカー事件の背景

この同志社女子大ストーカー殺人事件は、犯人の天野が被害者の荒川さんにストーカーしていたわけではありません。

天野と同志社女子大の職員の女性が不倫関係にありました。その女性が別れを切り出したところ、天野がストーカー行為を繰り返すようになったため、女性がストーカー行為について荒川さんに相談していたのです。

事件の2～3日前には被害者と犯人、ストーカー被害を受けていた女性の3人で車の中で1時間以上も話し、被害者が犯人にストーカー行為を注意したことを逆恨みして、殺人事件に発展しました。

犯人の天野は犯行後も、ごく普通に大学に来て、緊急会議にも出席し、上司と事件について何食わぬ顔で話していたとのことです。

ストーカー事件衝撃度ランキング：4位　目黒ストーカーバラバラ殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第4位は目黒ストーカーバラバラ殺人事件です。

ストーカー事件の概要

勤務先を無断欠勤し連絡が取れなかった被害者の中元志織さんを心配した会社が警察に相談し、犯人で元交際相手を事情聴取したところ、事件が発覚しました。

事件の犯人

犯人は被害者の元交際相手だった佐賀慶太郎です。被害者が24歳会社員であるのに対し、犯人は50歳無職（元社労士）ということに、いろいろ考えてしまいます。

犯人は女装して被害者の自宅前で待ち伏せし、被害者宅に押し入って、ガムテープで手足を縛った上で、果物ナイフで刺して殺害します。

その後、遺体をバラバラにして、荒川や利根川に遺棄しました。

ストーカー事件の背景

2015年11月に被害者と犯人は知り合い、交際を始めます。最初は不倫関係でしたが、犯人の佐賀は翌年の9月には離婚しました。

2016年3月ごろまでは2人は同棲していましたが、5月ごろには別れて、被害者は目黒のマンションに引っ越しています。

その後、犯人からストーカー行為をされ、さらに身に覚えのないのに借金を返せと内容証明を送られるなどがあったために、被害者は警察に相談します。7月には被害者は犯人に暴力を振るわれ、犯人は一度逮捕されたということもありました。

ストーカー行為は終わることなく、2016年9月16日には、マンション前で黒髪のカツラをなびかせ、女性用のシャツを着用した犯人が待ち伏せしていて、部屋に上がり込み殺害。

しかも、犯人は被害者の中元志織さんの遺体を10ヶ所程度にバラバラにして、川に捨てています。被害者の遺体は見つかっていません。

ストーカー事件衝撃度ランキング：3位　三鷹ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第3位は三鷹ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

三鷹ストーカー殺人事件は、2013年10月8日に元交際相手の犯人が被害者宅に忍び込み、被害者を待ち伏せして、ナイフでめった刺しにして殺害した事件です。

事件の犯人

三鷹ストーカー殺人事件の犯人は元交際相手の池永チャールストーマスです。犯人の池永は、被害者に復縁を求めますが、拒否されたことで、ストーカー化しました。被害者宅に忍び込んで、被害者の部屋のクローゼットに忍び込み、帰宅した被害者をめった刺しにします。

被害者は最後の力を振り絞って、自宅から外に逃げますが、路上で犯人に捕まり、馬乗りの状態になってめった刺しされました。

犯人は事件から約1時間半後に逮捕され、裁判では懲役22年の実刑判決が下っています。

ストーカー事件の背景

2011年ごろにFacebookで知り合い、交際を始めましたが、被害者が語学留学するのを機に別れ話を切り出します。語学留学から帰国後、犯人の池永は執拗に被害者に復縁を迫りますが、被害者はそれを拒否し、音信不通状態になりました。

その後、犯人は被害者に対しストーカー行為を行います。被害者は学校や警察にストーカー行為をされていることを相談しています。

殺害された10月8日には午前中に両親と共に警察にストーカー被害の相談に行っていますが、警察から帰宅後にクローゼットに潜んでいた犯人に殺害されてしまいました。

この三鷹ストーカー殺人事件で問題になったのは、リベンジポルノです。犯人は被害者の裸の画像をインターネットに流出させていました。

しかも、事件後にはネットユーザーが面白半分で被害者の画像をダウンロードしたり、拡散させたりしたことで、リベンジポルノが問題視され、リベンジポルノ被害防止法が成立するきっかけになっています。

ストーカー事件衝撃度ランキング：2位　逗子ストーカー殺人事件

ストーカー事件衝撃度ランキング、第2位は逗子ストーカー殺人事件です。

ストーカー事件の概要

逗子ストーカー殺人事件は2012年に神奈川県逗子市のテラスハウスで、被害者の三好梨絵さんがナイフで刺された状態で死亡していて、犯人が首をつっている状態で発見された事件です。

事件の犯人

事件の犯人は被害者の元交際相手である小堤英統です。別れてから6年も経過しているにも関わず、執拗にストーカー行為を繰り返し、最終的には三好梨絵さんを殺害した後に、自殺しました。

ストーカー事件の背景や経過

被害者の三好梨絵さんと犯人の小堤英統は、2004年から交際を始めますが、2006年には三好さんの方から別れを切り出して別れています。ただ、この別れを犯人は全く納得していませんでした。

その後、犯人はストーカー行為を始めます。2008年には被害者は結婚して東京から神奈川県の逗子市に引っ越します。

2010年ごろに犯人は被害者のSNSを発見し、そこから三好さんが結婚したことを知って、ストーカー行為がエスカレートし、「刺し殺す」等の内容のメールが1日に80通〜100通届くようになりました。

ストーカー行為で犯人は2011年に逮捕されますが、この逮捕する時に逮捕状に記載されていた被害者の住所やなどの個人情報を読み上げてしまい、犯人は被害者がどこに住んでいるかを知るきっかけとなりました。

そして、2012年11月6日に被害者宅に犯人は侵入し、被害者を殺害して自殺します。

被害者はストーカー対策をしっかりしていたし、度々警察にも相談して、警察もストーカー行為があったことは把握していたにも関わらず、最悪の事態を防ぐことができなかったのです。

ストーカー事件の衝撃度ランキング：1位　桶川ストーカー殺人事件　

ストーカー事件衝撃度ランキング、第1位は桶川ストーカー殺人事件です。この桶川ストーカー殺人事件によって、ストーカー規制法が制定されました。

ストーカー事件の概要

桶川ストーカー殺人事件は、1999年に起こりました。被害者の女子大生の猪野詩織が桶川駅前で左胸とわき腹をナイフで刺され、出血多量で死亡しました。

ストーカー事件の犯人

桶川ストーカー殺人事件は、当初は通り魔による犯行とされていましたが、家族や友人の証言からストーカーによる殺人事件であることが判明しました。

この桶川ストーカー殺人事件の犯人は、逮捕されることなく、自殺した状態で発見されています。

また、この自殺した犯人の小松和人に協力・殺害を実行した容疑で4名が逮捕されていて、兄の小松武史には無期懲役、実際に殺害をした久保田祥史には懲役18年、見張り等をしていた2人は懲役15年の判決が下されました。

ストーカー事件の背景や経過

被害者の猪野詩織さんは、1999年1月ごろから犯人の小松和人と交際を始めます。この時、小松和人は自分の年齢や職業を偽っていました。

交際を開始した後、早い段階で被害者は犯人の異常性に気づくようになります。部屋にビデオカメラを仕掛けられていたことを指摘すると、犯人は激高して、脅迫してきたことがあったり、家族への危害を加えることをほのめかしてきたため、別れたいけれど、別れられないという状態が続いていました。

犯人グループが自宅に押し掛けてきたり、被害者の誹謗中傷が書かれたビラを配られたりしたため、被害者は思い切って警察に相談します。

父親や母親も一緒に、何度もストーカー被害を受けていることを埼玉県警上尾署に相談しますが、まともに取り合ってもらうことができず、それどころか告訴を取り下げるように言われます。

そんな中で、被害者の猪野詩織さんは白昼の駅前で殺害されました。

殺人事件が発生後も、きちんと捜査せず、犯人の潜伏先をつかんだのは写真週刊誌の記者でした。週刊誌の記者がスクープをものにせずに、警察に情報提供をしたにもかかわらず、なかなか逮捕されないという事態すらあったようです。

また、警察がマスコミへの情報提供をする際に、印象操作をして、被害者のことを「ブランド狂いだった」「風俗店に勤務していた」など事実とは違うことを報道させたこともあります。

主犯の犯人は自殺してしまったということもあり、後味が悪いストーカー事件でした。

まとめ

ストーカー事件の衝撃度ランキングをまとめましたが、いかがでしたか？ストーカー事件にはいつ何時巻き込まれるかわかりません。

もし、ストーカー被害に遭ったら、迷わずに警察に相談しましょう。最近は世論の関係で、桶川ストーカー殺人事件の時とは違い、警察もしっかりと対処してくれるはずです。もし、警察がきちんと対応してくれないのであれば、お金はかかっても、弁護士同伴で警察に行きましょう。