芸能界は流行り廃りが激しいですが、月9ドラマの主演まで務めたのに突然消えたのが西内まりやさんです。西内まりやさんはライジングプロダクションの怒りをかって干されたという噂があります。
西内まりやさんは何したのか、干された＆消えた理由とされるビンタ事件とその真相、現在をまとめました。
この記事の目次
西内まりやは干された＆消えた女優・モデル
出典：oricon.co.jp
西内まりや
生年月日：1993年12月24日
出身：福岡県福岡市中央区
身長：170cm
所属：元ライジングプロダクション
活動：女優、歌手、モデル
西内まりやさんは、モデル出身の女優・歌手です。
2007年にモデルとしてデビューして以降、10～20代の女性を中心にカリスマ的な人気が出て、活動の幅を広げていきました。
月9ドラマの主演も務めるほど人気になりましたが、2017年の後半からはメディア露出がなくなり、「西内まりやは消えた？」とか「干された？」と噂されるようになりました。
2018年には所属事務所のライジングプロダクションから独立しましたが、それ以降も特に目立った活動はなく、芸能界を干された状態が続いていました。しかし、2021年ごろから少しずつ女優活動を再開しています。
西内まりやの経歴
福岡県福岡市出身の西内まりやさんは、2006年に福岡市内でライジングプロダクションからスカウトされます。それをきっかけに芸能活動を始め、2007年7月からはローティーン向けのファッション誌「二コラ」の専属モデルになりました。
＜西内まりやのモデル活動＞
・2007年～：二コラの専属モデル
・2010年～：Seventeenの専属モデル
Seventeenのモデルになり、一気にブレイクした西内まりやさんは2011年3月号で表紙を飾ります。また、2015年にSeventeenを卒業する時には、パシフィコ横浜で行われたSeventeenのイベント「「Seventeen夏の学園祭2015」の中で「卒業式」が大々的に行われました。
モデルとして人気になる前から女優としての仕事を始めていた西内まりやさんですが、女優として「良い役」が来るようになったのは、2010年代になってからです。
＜西内まりやの女優活動＞
・2008年：ライラの冒険 黄金の羅針盤（映画・主役のライラの吹き替え）
・2008年：正義の味方
・2008年：スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜
・2010年：さよなら、アルマ〜赤紙をもらった犬〜
・2011年：スイッチガール!!
・2012年：スイッチガール!!2
・2012年：GTO
・2013年：山田くんと7人の魔女（主役）
・2014年：Smoking Gun〜決定的証拠〜（主役）
・2015年：かぶき者 慶次
・2015年：レインツリーの国（映画）
・2015年：ホテルコンシェルジュ（主役）
・2016年：CUTIE HONEY -TEARS-（映画・主役）
・2017年：突然ですが、明日結婚します（主役）
西内まりやさんはもともと安室奈美恵さんに憧れていてダンス系歌手志望だったこともあり、歌手活動もしています。2014年に「LOVE EVOLUTION」でデビューし、7枚のシングルを出しています。2015年の3枚目のシングル「ありがとう Forever…」は作詞作曲をリリースしています。
そのほか、イベントに出席したり、多くのCMに出演したりしています。
西内まりやは干された＆消えた理由は？何した？
西内まりやさんは2017年1月～3月にフジテレビの月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」に出演して以降、目立った活動はなく、メディア出演がなくなりました。
それまで、西内まりやさんは「事務所からごり押しされている」と噂されるほど、いろいろなメディア・イベントに出ずっぱりの状態だったのに、突然パタッと出なくなったことで、「西内まりやは消えた？」、「西内まりや、何したの？干された？」と言われるようになりました。
そのような中、2017年11月に週刊文春が西内まりやさんのビンタ事件をスクープしたのです。
西内まりやのビンタ事件とは？
2017年11月に週刊文春が「西内まりや 事務所社長ビンタ事件 期待の月9女優に何が？」というタイトルで、西内まりやさんのビンタ事件の記事を出しました。
この週刊文春のスクープによると、2017年10月3日に西内まりやさんは所属事務所のライジングプロダクションの社長にビンタをしたというのです。
10月3日、東京・原宿にある芸能事務所「ライジングプロ・ホールディングス」（以下ライジング）のオフィスに緊張が走った。社長がタレントと打ち合わせしていた応接室から突如「バチーン！」という大きな衝撃音が響き渡ったのだ。
社員が固唾を呑んで見守る中、泣きながら部屋を飛び出したのは、所属タレントの西内まりや（23）だった。
西内まりやさんは、2017年夏にアメリカに短期留学をしていて、帰国したところでした。そして、今後の仕事について事務所の所長と打ち合わせをするために、ライジングプロダクションの事務所を訪れました。
しかし、西内まりやさんは事務所を訪れた時から興奮状態で、ライジングプロダクションの春日隆社長が「話は聞くから」と2人で応接室に入ったら、いきなり社長の首辺りをビンタしたようです。
ライジングプロダクションの事務所関係者の証言によると、社長が「アメリカはどうだった？」と言おうとしたら、西内まりやさんはいきなり社長にビンタをしました。
「最初から手がつけられない興奮状態で、春日隆社長が『話は聞くから』ととりなして応接室に入った。ところが数分もたたないうちに、西内が応接室から飛び出してきて泣き叫んだ。中では、社長が顔を手で覆うようにしてうずくまっていた」（ライジング関係者）
そして、応接室から出てきた西内まりやさんは、社員の前で次のように泣き叫んだとのことです。
・『自分はこの会社のために働いてきた！』
・『私はアンタたちのためにこんなに頑張っているのに、なんで認めてくれないの』
・『月9の主演もしたのに、何もわかってくれない！』
・『私の心を返して！もう死んでやる！』
西内まりやさんは完全に興奮状態でした。あまりにも興奮していて、過呼吸状態になったため、医師が呼ばれるほどでした。
西内まりやのビンタ事件でライジングプロダクション社長は全治一か月
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西内まりやさんにビンタされたのは、ライジングプロダクションの社長である春日隆氏です。
ただ、西内まりやさん側はビンタはしていないとビンタ事件を否定していました。しかし、ライジングプロダクション側は確かに社長がビンタされて、全治一か月のけがを負ったと主張しています。
西内氏が弊社関連会社であるライジングプロダクションの春日隆氏を殴打し、ケガを負わせたことは紛れもない事実です
週刊文春によると、春日隆氏のけがは全治一か月ですから、西内まりやさんのビンタがいかに強烈だったのかがわかりますね。
同時期に横綱日馬富士の暴行事件が報じられました。日馬富士に殴られた暴行被害者は全治2週間のけがでした。つまり、西内まりやさんは横綱よりも強いのでは？という噂が出ていたんです。
大相撲の横綱日馬富士関が貴ノ岩関を殴るなどの暴行を加え、貴ノ岩は頭を骨折、全治2週間の怪我をしたというニュースが旬なため、どうしても比較してしまいますが、西内はビンタだけで加療1カ月というのにはやはり驚きです。
どれだけ強くビンタしたら、全治一か月のけがになるのでしょうか・・・。
西内まりやはビンタ事件以降は干された状態に
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西内まりやさんはこのビンタ事件の後、10月下旬に来年4月（2018年4月）以降にはライジングプロダクションとの契約を更新しないという通知を出しました。
そして、2018年3月31日にライジングプロダクションとの契約が満了となり、独立しています。
改めて、同事務所と契約満了となったことを報告し、今後について「実は一度、表現する道を歩む事を諦めようと考えたのですが、何度も心と話し合い、もう一度チャレンジしたいと思いました」と再始動に意欲を示している。
ただ、芸能界のドンと言われるライジングプロダクションの社長にビンタをして、一方的に契約更新をしないという通知を送り付けたこともあり、独立した後は仕事がほとんどありませんでした。
2018年2月には引退説も噂されるほど、干された状態でした。
西内は「女性自身」（光文社）の突撃取材を受け、「引退ですか？ 少なくともいまは引退は考えていません」と明言。
引用：西内まりや、“ビンタ事件”から引退説否定も「誰だっけ」「もう需要ない」と冷ややかな声(2018/02/20 15:00)｜サイゾーウーマン
2017年10月にビンタ事件を起こして、引退説は否定したものの、ライジングプロダクションとの契約を満了して独立をして以降に公の場に現れたのは2018年11月になってからのことです。
独立から半年以上、公の場に現れず、仕事がなかったということになります。しかも、この久しぶりに公の場に出る仕事もシャンパンメーカーのプレスイベントでした。
それまで、西内まりやさんは「事務所のごり押し」と言われるほど、いろいろな仕事・イベントに出ていたので、完全に「干された」、「消えた」状態になりました。
西内まりやのビンタ事件の真相はすれ違い？
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西内まりやさんがビンタ事件を起こした真相は、西内まりやさんとライジングプロダクションのすれ違いと言われています。
西内まりやさんは女優よりも歌手活動をしたかったのに、休みを返上してまで女優の仕事をさせられたことに不満を持っていた。
それに対し、ライジングプロダクションは歌手では売れないから女優の仕事を優先させていたし、大きな仕事が入れば休みを返上して仕事を入れたけれど、その後はきちんと休みを与えていた。
それぞれこのような主張をしています。どちらの言い分も理解できるものです。でも、それぞれの主張で折り合いがつかなかったから、ビンタ事件が起こってしまったのでしょう。
西内まりやのビンタ事件の真相①：西内まりや側の主張
西内まりやさん側はビンタ事件を否定しています。週刊文春の取材に対して、西内まりやさんの代理人は「西内氏が春日氏を殴打し、怪我を負わせたという事実はございません」としています。
「西内さんが春日氏を殴打し、ケガを負わせたという事実はございません。それ以外のご質問には、現時点では回答を控えさせていただきます」
また、西内まりやさん側としては、「ライジングプロダクションが悪い」という主張をしているようです。西内まりやさんにとって有利な情報を集めてみました。
西内まりやとライジングプロダクションの方向性が違った
西内まりやさんは、もともとは安室奈美恵さんに憧れていて、ダンスミュージック系の歌手になりたいと思っていたようです。少なくとも、女優の活動は自分の意志ではなかったと言われています。
また、安室奈美恵にあこがれダンスミュージックをやりたがっていた西内と事務所の考える音楽性に齟齬が生じていたことが、不満を抱いた原因だというのだが…。
ダンスミュージックをやりたいと思っていて、レッスンも真面目に受けていたけれど、歌のヒット曲に恵まれず、事務所と西内まりやさんの間に溝ができてしまったのかもしれません。
西内まりやさんのマネージャーはもとは安室奈美恵さんを担当していた敏腕マネージャーでしたが、このマネージャーが西内まりやさんをうまくフォローしていたそうです。
しかし、このマネージャーは2016年に退社してしまい、違うマネージャーが西内まりやさんを担当することになりました。この新しいマネージャーは西内まりやさんのフォローをうまくできなかったようです。
歌手か女優かどっちつかずの状況に不満を抱えていた西内は、事務所との間でダブルスタンダードを振る舞っていたという新マネに不信感を募らせていったようです。
自分のやりたいことができず、事務所の意向に沿った仕事をしていて、精神的なストレスが溜まり、追い込まれてしまったのかもしれません。
西内まりやは体調不良だった
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西内まりやさんは2016年～2017年にかけて、精神的に不安定になっていたと言われています。過換気症候群（過呼吸）やパニック障害になっていたことを告白しました。
これまでなかなか言うタイミングが無かったのですが、ブログを始めたので、思い切って打ち明けます。私も一時期パニック障害に悩まされていました。今は克服しています」とかつてパニック障害に苦しんでいたことを告白した。
引用：西内まりや パニック障害に悩まされた過去告白「誰だってなりうる症状…頑張る事を一度やめてみよう」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
それなのに、西内まりやさんはどんどん仕事を入れられて、追い込まれていったものと思われます。また、安室奈美恵さんを担当していたマネージャーが退社してしまったことも、西内まりやさんが精神的に不安定になり、体調不良になった一因と言われています。
ビンタ事件の時に西内まりやさんは「私はアンタたちのためにこんなに頑張っているのに、なんで認めてくれないの」と叫んだと言われていますが、体調不良の中、自分の意向とは違う仕事を頑張っていたら、このように叫びたくなる気持ちはわかります。
実際に、過呼吸などの体調不良で仕事を休んだりすることも多かったようです。
ドラマの撮影に入ったころから、西内はたびたび過呼吸の症状を起こした。トイレで1時間以上休むことがあった。5月に福岡ソフトバンクホークスのイベントをドタキャンした際は『ウイルス性腸炎』と発表したが、このときも実際は過呼吸を心配したからだった。
やりたくない仕事＆体調不良なのに、笑顔を振りまかなければいけないのは、本当につらいことだったと思います。
休みを返上していた
西内まりやさんは、体調がすぐれなかったこともあり、2017年初めから3ヶ月間、アメリカに短期留学をする予定で仕事を入れていませんでした。しかし、事務所が西内まりやさんにドラマの予定を入れてしまったんです。
フジが主演に内定していた竹野内豊に断わられ、急遽脚本を変え、留学のためスケジュールを空けていた西内に、白羽の矢を立てた。
「西内も一度はオファーを断わったが、結局引き受けた」（番組関係者）
ようやく休めると思っていたのに、仕事をしなければいけないとなれば、ストレスは溜まります。
しかも、西内まりやさんが主演した月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」の評判はあまり良くなく、視聴率も芳しくありませんでした。
西内は昨年1月にフジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で主演を務めるも、全話を通しての平均視聴率が6.7％と、当時までの月9視聴率のワースト記録を更新。
視聴率が低いと主演俳優・女優がバッシングされますよね。休みを返上してドラマのオファーを引き受けたのに、視聴率が悪く、それを自分のせいにされたら、心はぽっきりと折れてしまうのは仕方がないことかもしれません。
西内まりやのビンタ事件の真相②：ライジングプロダクション側の主張
西内まりやさんのビンタ事件の真相、次はライジングプロダクション側の主張・ライジングプロダクション側に有利な情報を見ていきましょう。
勝手に主題歌を作った
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西内まりやさんはダンスミュージックの歌手志望でした。
月9ドラマの「突然ですが、明日結婚します」の主役が決まった後、主題歌を勝手に制作したようなんです。
ところが彼女はここでも自分の主張を通し、主題歌の制作を親しい音楽スタジオの関係者（元ソニーミュージック幹部）に発注してしまったのです。これには事務所も呆れるしかありませんでした
しかも、この主題歌「Motion」はヒットせずに、初登場18位・初動4000枚という惨敗でした。
ライジングプロダクションとしては、まずは西内まりやさんを女優として成功させて知名度を上げようと思っていたようです。売れない歌手で終わらせるなら、女優をやらせたいという事務所の意向は納得できますよね。
休み＆給料を与えていた
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2017年1月から3ヶ月間、アメリカに留学する予定だったのに、月9ドラマの主役の話が来たために、留学せずに仕事をすることになってしまった西内まりやさんでしたが、ライジングプロダクションはドラマ撮影が終わった後に8月から仕事を休んでアメリカに行っていました。
しかも、休業中も給料200万円は支払われ、さらに留学費用として100万円ももらっていたんです。
そこでライジングは、8月から彼女を休養させ、希望していた米国留学を許可。その間も月200万円の給料を払うだけでなく、留学費用として100万円を上乗せした
ライジングプロダクションとしては、西内まりやさんに十分な配慮をしていたのかもしれません。
西内まりやが干された＆消えた理由は男性関係も一因か？
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西内まりやさんはビンタ事件で干されましたが、西内まりやさんの男性関係も原因の1つではないか？とも言われています。
西内まりやさんはモデルの呂敏さんとの交際が報じられていました。2016年に女性週刊誌が西内まりやさんと呂敏さんとの交際を報じました。この交際報道の後、ライジングプロダクションは呂敏さんと別れるように西内まりやさんに忠告したようですが、西内まりやさんはこれを拒否しています。
しかも、西内まりやさんは2017年8月からのアメリカ留学に呂敏さんを連れて行ったようなんです。これは事務所としては、西内まりやさんをマネジメントできないと思っても仕方がないかもしれません。
この西内まりやさんの熱愛報道とその後の対応に加えて、ビンタ事件が起こったから、干されてしまったと思われます。ほかの芸能事務所もライジングプロダクションを敵に回してまで、問題児の西内まりやさんのマネジメントをしたいとは思わなかったものと思われます。
西内まりやの現在
2017年のビンタ事件をきっかけに西内まりやさんは芸能界を干された形になりました。その後、目立った活動はありませんでしたが、2021年になってようやく少しずつ表立った芸能活動をするようになりました。
・2021年：「全裸監督シーズン2」にサヤカ役で出演
・2021年：写真集「月刊西内まりや」を出版
・2023年1月：日中合作の音楽劇『李香蘭 -花と華-』で主演
また、モデルとしてバナナリパブリックやカルバンクラインなどファッションブランドのPRなどをインスタグラムにアップしています。これから少しずつ、西内まりやさんの芸能活動が増えていくかもしれませんね。
西内まりやのまとめ
西内まりやさんが干された＆消えた原因とライジングプロダクションの社長へのビンタ事件の真相や現在をまとめました。
西内まりやさんがビンタ事件を起こした時には、精神的に追い込まれていたはずなので、長い目で見れば、取り返しがつかなくなる前に一度芸能界と距離を置くことができて良かったのかもしれません。
