片岡五郎のプロフィール

片岡五郎さんは、1960年代から1990年代にかけて活躍された俳優で現在は、俳優業を続けながら、その経験を活かした独自に構築した｢演劇心理学｣を応用しての経営者やリーダー育成、俳優育成に関わる事業を展開されています。

2007年には、芸人の品川祐さんの母親として知られる、魅力学研究家のマダム路子さんと結婚（共に再婚）し、2人合わせて131歳での結婚が話題になりました。

片岡五郎の身長

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片岡五郎さんの身長は公開されていませんが、若い頃は高身長でスタイルの良い俳優として「体格俳優」とも呼ばれていました。

上の画像は片岡五郎さんと若手俳優の植田恭平さんが並んで座っている画像です。立って並んでいる画像ではないため単純な比較はできませんが、ぱっと見で2人の体格はほとんど変わらないように見えます。

植田恭平さんの公称身長は「181cm」なので、片岡五郎さんもそれに近い身長だと推測されます。推定ですが、片岡五郎さんの身長は176cm〜180cmほどではないでしょうか。

片岡五郎の若い頃①　俳優座養成所第15期生

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片岡五郎さんは、法政大学附属の第二高校の出身で、若い頃の夢は高校教師だったそうです。

しかし高校時代に俳優志望の友人の付き合いで劇団員募集のオーディションを受けて合格したのをきっかけに「若草児童劇団」に入団。しかし当時は俳優にはあまり惹かれず、陸上やラグビーに夢中だったそうです。

その後、片岡五郎さんは法政大学へと進学し、1年生の時にまたしても友人の付き合いで名門の俳優座の養成所の第15期生のオーディションに参加し合格。これをきっかけに片岡五郎さんは本格的に俳優の道を目指すようになりました。

片岡五郎さんの俳優座養成所の同期には、夏八木勲さん、原田芳雄さん、前田吟さん、地井武男さん、秋野大作さんらがいました。

若い頃の片岡五郎さんは、「青春とはなんだ」、「これが青春だ」、「でっかい青春」、「進め！青春」など、日本テレビの青春ドラマシリーズなどで活躍しました。

片岡五郎の若い頃②　悪役俳優として人気に

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片岡五郎さんは迫力のある強面と低く渋みのある声質により、次第に悪役としての起用が増え、1970年代頃から悪役俳優として人気を獲得していきました。

特に当時流行した、時代劇や刑事ドラマでは癖の強い悪役を多数演じ、この時代のドラマになくてはならない存在となっています。

当時の片岡五郎さんは「太陽にほえろ!」、「荒野の用心棒」、「子連れ狼」、「大江戸捜査網」、「Gメンシリーズ」、「大都会シリーズ」など、当時絶大な人気を誇った刑事ドラマ、時代劇ドラマに主に悪役として多数出演されています。

#時代劇悪役選手権
片岡五郎さん
品川庄司・品川祐さんの義父 pic.twitter.com/ht8sHNdU3Y

— ブラウン管のこっち側 (@Saw_1971) June 11, 2023

片岡五郎には1度目の結婚の元嫁との間に2人の子供（娘）がいる

片岡五郎さんの嫁は魅力学研究家として知られる美容家のマダム路子さんですが、実はマダム路子さんと交際を始めた当時、片岡五郎さんは結婚していて嫁と2人の子供がいました。

片岡五郎さんの1度目の結婚の時期は不明ですが、子供は2人とも娘である事がわかっています。

しかし、片岡五郎さんは1990年代半ばにこの元嫁と協議離婚しています。離婚の原因となったのは現在の嫁であるマダム路子さんとの不倫愛でした。

片岡五郎さんと現在の嫁のマダム路子さんの結婚については次の見出しで紹介します。

片岡五郎は嫁のマダム路子と63歳の時に2度目の結婚

片岡五郎さんの現在の嫁は、魅力学研究家の肩書で活動されている美容家のマダム路子さんです。

片岡五郎さんとマダム路子さんの馴れ初めは、1988年5月の所属事務所のパーティでした。その2週間後、ある不動産会社の社長の誕生日パーティがあり、片岡五郎さんがその司会に呼ばれます。そして偶然にもこのパーティにもマダム路子さんが出席しており、この時に距離が縮まったそうです。

当時、片岡五郎さんは結婚していて嫁と2人の子供（共に娘）がいたのですが、結婚生活はうまくいっていませんでした。

麻布十番のクラブでの二次会の場で、片岡五郎さんとマダム路子さんは意気投合して盛り上がり、片岡五郎さんはマダム路子さんに「愛をください」などといって口説きにかかり、2人でダンスをしたりしたそうです。

実は、この二次会の席には片岡五郎さんの当時の嫁も出席しており、嫁を無視して別の女性を口説いてダンスをする片岡五郎さんに周囲から冷たい視線が注がれたそうです。

しかし、そんな冷たい視線をモノともせずに片岡五郎さんとマダム路子さんは盛り上がり、それから5ヶ月後には不倫交際がスタート。当時、片岡五郎さんは45歳、嫁のマダム路子さんは48歳でした。

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片岡五郎さんのロケにマダム路子さんが同行したり、片岡五郎さんは嫁に隠れてマダム路子さんと連絡を取るために自動車電話を購入して毎月の通話料が16万円にもなったりとやりたい放題し、道ならぬ恋に2人で燃え上がったようです。

それから5年後、片岡五郎さんは嫁と娘2人をすてて自宅を出て、マダム路子さんとの同棲をスタートさせています。そして、1990年代の半ば頃に嫁との協議離婚が成立。

しかしそれから約10年間、片岡五郎さんとマダム路子さんは正式に結婚はせずに、ずっと事実婚関係を続けていました。

実は、マダム路子さんは1965年に山野美容専門学校を創立した山野愛子さんの次男の山野凱章さんと結婚するも、うまくいかず1977年に離婚していました。この1度目の結婚失敗が、マダム路子さんに男性の戸籍に入る事への抵抗へと繋がっていたようです。

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また、マダム路子さんには前の旦那さんとの子供が4人おり、特に娘さん2人は大学に通っていたため、その卒業を待ってから結婚しようと考えていた部分もあったようです。

しかしその後、子供達から「もう2人ともいい年齢だし、片岡五郎さんのためにもちゃんとした方が良い」と言われ、マダム路子さんも結婚を決意。

ただ、条件として、片岡五郎さんがマダム路子さん側の品川家に婿入りするという形での結婚となりました。そうして2人は2007年に結婚を発表し、2人合わせて年齢131歳での高齢結婚として話題になりました。

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片岡五郎さんとマダム路子さんは、京王プラザホテルで結婚式を挙げています。仲人は国際弁護士の舛井一仁さんご夫妻だったそうです。

片岡五郎の子供①　義理の息子（次男）は芸人の品川祐（品川庄司）

片岡五郎さんと現在の嫁のマダム路子さんの間に実の子供はいませんが、マダム路子さんの前の旦那さんとの4人の子供とは義理の親子として良好な関係を築かれているようです。

片岡五郎さんの義理の子供としてよく話題になっているのが、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さんです。

品川庄司がまだ若手の頃には、片岡五郎さんが義理の父親としてドッキリの仕掛け人としてテレビで共演した事もありました。この時は、品川祐さんの後ろに全身刺青姿のペイントをした片岡五郎さんが立って驚愕させ爆笑を生み出しています。

最近でも品川祐さんが出演したテレビ番組で“3番目の父親”（マダム路子さんは片岡五郎さんの前にも別の男性と不倫していた）として、片岡五郎さんを紹介するなどよくネタにされていて、現在も義理の親子として関係は良好なようです。

片岡五郎の子供②　義理の息子（長男）は品川一治

片岡五郎さんのもう1人の義理の息子が、クリエイティブ・ディレクター、プロデューサーとして活躍されている品川一治（かずはる）さんです。品川祐さんの実兄にあたります。

品川一治さんは、1995年にアメリカのロサンゼルスにテレビCM、雑誌、グラフィックの制作やコーディネートを手がける「Kaz Coordination Inc.」を設立し、アメリカの大手企業の多言語CMの制作プロデュースに携わりました。

2010年に日本に帰国した後は、海外の案件に強みを持つ広告企画制作会社「株式会社トボガン」を立ち上げ、日本の企業と海外の企業との広告やプロモーション業務における橋渡し役としてその手腕を発揮されています。

片岡五郎さんが品川一治さんに初めて会ったのは、まだ品川一治さんが若い頃で、当時はハリウッドの映画制作スタジオで働かれていたそうです。片岡五郎さんはこの頃の品川一治さんの頑張りをよく見られていたようで、「器の大きい良い男」と義理の息子である品川一治さんの事を高く評価されているようです。

品川一治さんはアメリカで結婚して2人の子供にも恵まれています。片岡五郎さんと嫁のマダム路子さんは2人の孫に会うために当時よく渡米されていたそうです。

片岡五郎の子供③　義理の娘（長女）は魅力学研究家の中原晴美

片岡五郎さんは、マダム路子さんと結婚された事で義理の娘も2人できました。

片岡五郎さんの義理の娘のうち長女は、魅力研究家として活躍されている中原晴美さんです。

中原晴美さんは24歳にして1人でアメリカ・ニューヨークへと渡り、ファッションの最先端であるマンハッタンでヘアスタイリストとして働きました。

中原晴美さんは、このニューヨーク生活の中で、エイズの蔓延に苦しむアメリカで生まれたホリスティックヘルスの概念に出会い、本当の美しさを引き出すための身体的アプローチとしてホリスティック・ライフスタイルを提唱。

ホリスティック・ビューティスタイリストとして、ヘアメイク、ヨガ、ナチュラルダイエット、メンタルカウンセリングなどの分野で活躍し約5000人のクライアントや受講生を受け持ちました。

中原晴美さんは18年間ニューヨークで活躍後、2006年に日本へと戻って「魅力学®アカデミー」を設立し、母のマダム路子さんが長年提唱してきた魅力学に自身の視点を加えてさらに発展させ、2012年に「一般社団法人魅力アカデミー」を設立。現在も心と身体の美容法を精力的に発信されています。

片岡五郎さんはそんな義理の娘の中原晴美さんとの関係も良好で、イベントやYouTubeでも共演されています。

片岡五郎の子供④　義理の娘（次女）品川実花さんは悪性腫瘍で他界

片岡五郎さんのもう1人の義理の娘は、次女の品川実花さんです。

品川実花さんはライターとして活躍されていた方で、映画解説の連載も持っていた他、舞台脚本も手がけ、1999年には「29歳が終わるとき」という著作も発表されています。

2010年の2月、品川実花さんは42歳の時に悪性の脳腫瘍が見つかり余命4ヶ月の診断を受け、それから約2年間の闘病の末、44歳（享年42歳）の若さで亡くなりました。

品川実花さんの悪性腫瘍が判明した際には、アメリカに拠点を置いていた長男の品川一治も日本へ戻り、結婚をして関西にいた長女の中原晴美さんも東京へ移住し、当時はすでにお笑い芸人として人気を確立していた品川祐さんも集まって、片岡五郎さんと嫁のマダム路子さんも含め家族全員でサポートされたそうです。

お笑いコンビ・品川庄司の品川祐（４３）が２３日、母で美容師のマダム路子さん（７５）とＴＢＳテレビ「私の何がイケないの？」（月曜、後７・００）に出演。品川の姉の実花さん（享年４２）が２０１２年１月に悪性脳腫瘍がもとで他界したことや、その闘病生活の中で家族が一つになっていた様子を涙で明かした。

 

引用：品川祐　次姉の死を号泣告白

片岡五郎と嫁のマダム路子の自宅は神奈川県相模原市内

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片岡五郎さんと現在の嫁のマダム路子さんは、神奈川県相模原市内に自宅を構えられているようです。

片岡五郎さんの「X」のプロフィールに所在地として「神奈川県相模原市」と記載があり、オフィシャルブログでも以下の記載が確認できます。

以前に受診したことのある自宅から近い
【独立行政法人国立病院機構相模原病院】に搬送された。

 

引用：片岡五郎のブログ　人生は劇場！　#片岡五郎・高熱と震えで緊急搬送された！

「独立行政法人国立病院機構相模原病院」の所在地は「相模原市南区桜台」です。片岡五郎さんはこの病院が自宅から近いと書かれているので、自宅は神奈川県相模原市内にある可能性が高いと思われます。

片岡五郎さんは現在、嫁のマダム路子さんとYouTubeの運営をされていますが、このYouTubeは主に自宅で撮影されているそうです。というのも、片岡五郎さんは現在79歳で左目の失明があって要介護2の認定、嫁のマダム路子さんは「変形性膝関節症」などの持病があり、要支援1の認定を受けており、2人でどんな活動ができるのかと考えた時に自宅でのYouTube撮影ならば無理なくできると考えられたのだそうです。

2人で身体状況に合わせ、何がどこまでできるか考えました。
それが、自宅でユーチューブ収録だったのです。

 

引用：マダム路子のブログ　マダム路子#要支援①片岡五郎#要介護②でも活きる道はある！

片岡五郎の現在①　俳優の仕事は減らし講演活動や後進育成、教育に注力

片岡五郎さんは現在は俳優業も続けられていますが、年齢や身体の事（緑内障や糖尿病などの持病があり要介護2認定）もあって俳優として映画やドラマに出演する機会は減っており、講演活動や嫁のマダム路子さんと夫婦2人でのイベントMC、劇団の運営、自身で構築した「演劇心理学」を活かした経営者やリーダーの育成、若手の俳優の育成、子供達の教育などの活動に力を入れられています。

特に、片岡五郎さんは現在は子供や若者達の教育や支援に力を注がれており、学校や家庭、地域の中に居場所を見出せない子供らや若者達が集まれる場所として「特定非営利活動法人フリースペースたまりば」を1991年に設立し現在も運営されています。

直近では、この「たまりば」の若者や子供らによる「五郎劇団」の舞台上演が決まっており、その演出や指導を熱心にされている様子です。この五郎劇団の舞台は、2024年3月に片岡五郎さんが主催されるイベント「たまりフェスティバル」にて上演されるという事です。

片岡五郎の現在②　嫁のマダム路子とのYouTubeチャンネル運営

片岡五郎さんは現在は、嫁のマダム路子さんと共同でYouTubeチャンネル「マダム路子チャンネル」も運営されています。

片岡五郎さんはこのチャンネル内で自身の番組「片岡五郎の人生は劇場」、「片岡五郎のぼやき散歩」、「片岡五郎の人生並木道」などいくつかの番組に出演されている他、マダム路子さんが出演する動画の撮影や演出なども手がけられているという事です。

片岡五郎さんは現在は自身が出演するよりも、嫁のマダム路子さんが出演する動画を撮影したりのサポートの方に回られているようです。

まとめ

今回は、1960年代から90年代にかけて主に悪役俳優として人気を集めた片岡五郎さんについてまとめてみました。

片岡五郎さんは高身長（推定170cm半ばから180cm）とスタイルの良さで若い頃は「体格俳優」とも呼ばれ、その強面や渋い声色で時代劇や刑事ドラマの悪役として活躍されました。

片岡五郎さんは若い頃に1度結婚し2人の子供（共に娘）を儲けましたが、現在の嫁のマダム路子さんとの不倫が原因となって離婚しています。

その後、片岡五郎さんはマダム路子さんと長年の事実婚関係を経て2007年に正式に結婚しています。マダム路子さんには前の旦那さんとの間に生まれた4人の子供（息子2人と娘2人）がおり、片岡五郎さんは一気に義理の息子と娘が4人できました。

片岡五郎さんは義理の子供達とも良い関係を結ばれています。片岡五郎さんの息子2人は、お笑い芸人として活躍する品川祐さんとクリエイティブディレクター、プロデューサーの品川一治さん、娘2人は魅力学研究家の中原晴美さんとライターとして活躍された品川実花さん（2012年に44歳で他界）です。

片岡五郎さんの自宅は、ご本人のSNSなどの投稿から神奈川県相模原市内になると思われます。嫁のマダム路子さんと運営されているYouTubeチャンネルもこの自宅で撮影される事が多いようです。

片岡五郎さんは現在は、緑内障や糖尿病などの持病もあって要介護2の認定を受けており、俳優としての仕事は減らし、講演活動や後進の育成に力を注がれているようです。また、嫁のマダム路子さんとのYouTube「マダム路子チャンネル」の運営にも携わられています。