福士加代子のプロフィール

福士加代子さんは、長年に渡って日本の陸上界で第一線で活躍し、ずっと支えてきた陸上選手です。

青森県出身で、青森県立五所川原工業高等学校機械科を卒業後に、女子陸上の古豪だったワコールに2000年に入社し、本格的に陸上選手としてのキャリアをスタートさせます。

日本代表として、2002年の釜山アジア大会に初出場し、その後はコンスタントに日本代表として国際大会に出場していきます。

福士加代子さんの主な国際大会での経歴を紹介します。

オリンピックには4回出場しているんです。2002年から2016年まで国際大会に出場し続けている実績は、素晴らしいの一言です。

福士加代子の若い頃から現在までの経歴

福士加代子さんの若い頃から現在までの経歴を見ていきましょう。

若い頃はトラック競技の選手

福士加代子さんは若い頃はトラック競技の選手で、主に5000mと10000mをやっていました。

青森県五所川原工業高校でも陸上競技をやっていましたが、高校時代は特に活躍したわけではありません。

インターハイや国体に出場して決勝には残っていましたが、高校記録を作ったり、優勝したりしたことはなく、高校時代はいわゆる「無名選手」だったんです。

しかし、高校卒業後にワコールに入社してから、メキメキと頭角を現していきます。

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高校時代の福士加代子さんは、今よりも少しふっくらしていてかわいいですよね。笑顔は相変わらず、明るいです。

そして、初めてナショナルチーム入りしたのは2002年です。ワコールに入社した無名の選手が、たった2年で日本代表になったのは本当に素晴らしいです。

横浜国際女子駅伝で初めてナショナルチーム入りして、区間記録で優勝に大きく貢献しました。

その後、釜山で行われたアジア大会に出場し、5000mと10000mで銀メダルを獲得しています。

特に、10000mでは自己ベストを50秒も一気に縮める爆走を見せ、また福士加代子さんの明るいキャラクターとステキな笑顔で、「みちのく爆走娘」と呼ばれるようになりました。

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また、福士加代子さんの若い頃のトレードマークと言えば、このちょんまげスタイルですよね。

走る時には前髪をちょんまげのように結んで走っていたことから、「ちょんまげ娘」とも呼ばれていました。

このちょんまげヘアスタイルで、誰よりも速く走る福士加代子さんは話題を集めました。人気と実力が伴っていた陸上界のニューヒロインでした。

ハーフマラソンで野口みずき選手に勝ったことも

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若い頃は、3000m・5000m・10000mなどトラック競技と駅伝にチャレンジしていた福士加代子さんでしたが、徐々に走る距離を伸ばしていきました。

2006年の丸亀ハーフマラソンでは、ハーフマラソンに初チャレンジしました。

そして初挑戦にも関わらず、ハーフマラソンの日本記録を持っていた野口みずきさんと優勝争いをし、1時間7分26秒という当時のアジア記録で優勝。ポテンシャルの高さを見せつけます。

この頃の福士加代子さんは、国内大会では5000mや10000mは無敵状態でした。

マラソン転向後も活躍している

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ハーフマラソンで野口みずきさんに勝って、ポテンシャルの高さを見せつけた福士加代子ですが、2008年にマラソンに初挑戦します。

しかし、初マラソンはハーフマラソンとは違い、惨敗を喫してしまいました。

初マラソン後も、トラック競技を続けていましたが、2013年頃から本格的にマラソンに転向。

2013年のモスクワの世界陸上ではマラソンで出場し、銅メダルを獲得します。

また、リオデジャネイロオリンピックにもマラソンで出場し、日本人最高の14位となりました。

福士加代子はハーフ？噂と真相

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福士加代子さんは、日本人には珍しく、くっきり二重で目鼻立ちがはっきりしていますよね。

そのため、ハーフなのではないか？という噂がありました。

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確かにお顔立ちだけ見ていると、日本人とアフリカ系のハーフ、日本人と東南アジア系のハーフに見えないこともありません。

また顔立ちだけではなく、あまりのスピード、陸上のポテンシャルの高さなども、ハーフ説が出てきた一因かもしれません。

しかしながら、福士加代子さんのご両親は日本人です。父・福士正幸さん、母・福士ちぎ子さんは2人とも理容師をやっておられるとのことです。

ですので、ハーフっぽい顔立ちではあるものの、ハーフではなく、純粋な日本人になります。

福士加代子が結婚した旦那と子供について

福士加代子さんは明るいキャラクターで、みんなに親しまれてきました。レース後のインタビューもユニークで「福士節」がさく裂していました。

2017年に結婚

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福士加代子さんは、2017年に結婚しています。リオデジャネイロオリンピックが終わった翌年ですね。

オリンピックにマラソンで出場して、陸上選手として一区切りついたことが、結婚のきっかけかもしれません。

福士加代子さんと結婚した旦那さんは、一般男性とのことですので、顔写真や詳細等は公表されていません。

子供はいない

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2017年に結婚した福士加代子さんですが、子供がいるかどうかは気になるところですよね。

2020年時点では、福士加代子さんに子供はいません。

2017年に結婚発表と同時に、東京オリンピックを目指すと公言していますので、子供は計画的に作らないようにしているのでしょう。

東京オリンピックを目指すには、MGC（マラソングランドチャンピオンシップ）の出場権を獲得し、さらにMGCで東京オリンピックの出場権を獲得しなければいけません。

そのため、妊娠して出産している時間は福士加代子さんにはなかったと思われます。

子供については、現役を引退してから考える、というところではないでしょうか。

ただこれについては、夫婦の価値観次第なので、外野がとやかく言えることではありませんね。

福士加代子の今現在

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福士加代子さんが今現在、どうしているのかを見ていきましょう。

福士加代子さんは2020年の東京オリンピックを目指すと宣言し、2019年の名古屋ウィメンズマラソンでMGC（マラソングランドチャンピオンシップ）の出場権を獲得しています。

そして、2019年9月15日のMGCでは7位になっています。ただし7位なので、東京オリンピックのマラソンの出場権は得られませんでした。

2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは途中棄権となり、次のようにコメントしています。

自身の今後については「とりあえず休んでみて、その後どうなるかはわからない。いつも“やめるやめる”と言ってますからね」

 

引用：マラソン福士加代子「とりあえず休む」 競技続行に意欲も | NHKニュース

ただ、東京オリンピックは1年延期になり、2021年に開催される予定です。

福士さん的には、東京オリンピックまでの時間的猶予ができたことになります。

もちろん年齢の心配はありますが、福士加代子さんなら、「マラソンは無理だったので、10000mで狙います！」なんて、東京オリンピックへの出場意欲を示すかもしれませんね。

まとめ

福士加代子さんのプロフィールや若い頃からの経歴、ハーフという噂、結婚した旦那や子供について、今現在をまとめましたが、いかがでしたか？