劇的ビフォーアフターの失敗とその後!訴訟・裁判のトラブルも総まとめ

「大改造!!劇的ビフォーアフター」の最大の失敗事例としては「アキレス腱を切る家」が有名で、後に裁判沙汰のトラブルにも発展しました。

 

劇的ビフォーアフターのこれまでの失敗例や問題点とその後についてまとめました。

「劇的ビフォーアフター」とは

 

出典:http://www.appbank.net/

プロフィール

 

番組名:大改造!!劇的ビフォーアフター

ジャンル:建築情報・ドキュメンタリー番組

制作局:朝日放送テレビ(ABC)

企画:岩田潤(朝日放送テレビ)

演出:高橋章良(総合演出)

プロデューサー:井口毅ほか

出演者:所ジョージ、江口ともみ他

ナレーター:加藤みどり

オープニング:松谷卓 「Inscrutable Battle」

 

 

「劇的ビフォーアフター」の概要と趣旨

「大改造!!劇的ビフォーアフター」は、テレビ朝日系列で放送されている建築情報・ドキュメンタリー番組です。

 

大切な家をリフォームしたいけど、どの建築士に頼めばいいの?そんな人のために、匠と呼ばれる腕利きの建築士を厳選し、予算の範囲内で、依頼人の思いに寄り添った“あっ!と驚くような感動のリフォーム”を実現する番組です。

 

公式サイトに掲げられている、「大改造!!劇的ビフォーアフター」の“番組趣旨”は次の通りです。

 

家族の問題を「リフォーム」で解決しませんか?

“老朽化・狭小などの理由からくる生活の不便”を「匠」が解消します。

“ビフォーからアフターへ”

見た目を改造するだけが「匠」ではありません。

大改造を通して、再び”家族の絆&やすらぎ”を取り戻す。

笑いあり、感動ありの家族応援バラエティ。それが「ビフォーアフター」です。

引用:大改造!!劇的ビフォーアフター SEASONⅡとは http://www.asahi.co.jp/

 

「大改造!!劇的ビフォーアフター」のMCを所ジョージさん、アテンダントを江口ともみさんが担当し、何より、この番組の顔とも言える、「なんということでしょう」でお馴染みの、あの特徴的なナレーションを務めているのは、サザエさんの声優でも知られている加藤みどりさんです。

 

出典:https://miima.jp/

 

また、リフォームする際の費用は依頼者持ちではあるのですが、その中には“匠”のデザイン料は含まれていないため、素晴らしいリフォームを割安な費用で実現できる点も、この番組企画の最大の特徴と言えますね。

 

番組で表示している工事費には、「匠」のデザイン料は含んでいません。「匠」に番組の主旨をご理解いただき、ご協力をお願いしています

引用:大改造!!劇的ビフォーアフター よくある質問 http://www.asahi.co.jp/

 

 

「劇的ビフォーアフター」放送の歴史

 

2002年にレギュラー放送が始まり、大変な人気番組になりました。しかし、アスベスト関連法の施行により、リフォーム工事に従来よりも多くの時間かかるようになったため、2006年から3年間ほど不定期放送に変更されることに……

 

出典:http://music-book.jp/

 

しかし、視聴者から多くの再レギュラー化の要望が寄せられたこと、また、その問題の克服によって、2009年4月から再びレギュラー番組として放送が始まります。

 

しかし、2016年11月に最終回を迎え、一旦は14年という「ビフォーアフター」の歴史にピリオドが打たれましたが、2017年4月からは、不定期で再放送がされているようです。

 

 

!劇的ビフォーアフター」のレギュラー放送が終了した理由

 

「大改造!!劇的ビフォーアフター」が終了した理由としては、長引く東日本大震災の復興や、2020年に控える東京オリンピックのための建設工事の影響で、どうしても工事が遅れるようになり、レギュラー放送が難しくなったから……とされているようです。

 

出典:http://karadamente.co.jp/

 

しかし、多くの人の見方によると、実はそれだけではなく、番組中に行われた様々な“匠”によるリフォームは成功ばかりではなく、実は失敗とも呼べるものも少なくなかったようなのです。しかもその中には、裁判沙汰になっているトラブルまであるのだとか!

 

そこで今回、「大改造!!劇的ビフォーアフター」が抱える闇の部分にスポットライトを当てて、リフォームの失敗例やトラブルのその後などをまとめてみました。

 

 

「劇的ビフォーアフター」で起きた失敗例

 

劇的ビフォーアフターは、その名の通り依頼者の大切なマイホームが、“匠”の技と創意工夫によって劇的に変化する過程をドキュメンタリー仕立てで放送する番組です。

 

出典:https://kenzai-digest.com/

 

そして、番組のラストには、“匠”の魔法によって劇的な変貌を遂げた我が家に、依頼者がサプライズ的に訪問し、感動の声を上げる様子をつぶさに撮影するという、ある意味とてもよくできた番組でした。

 

実際、匠へのデザイン料はかかりませんが、それ以外のリフォーム費用は全て依頼者の自腹で支払わなければならず、しかもやはりリフォーム費用ですから、半端な金額ではありません。それにも関わらず、番組への依頼は非常に多かったそうです。

 

そんな、多くの人が夢を希望を託していた劇的ビフォーアフターですが、実はその裏で様々な問題も起きていると言われています。それはまさかの“匠によるリフォームの失敗”なんですよね。実は、匠や番組に対して不満やクレームが上がることも少なくなかったようです。

 

出典:https://www.dailymotion.com/

 

そこで、まずは「大改造!!劇的ビフォーアフター」でのリフォームが、最終的には裁判にまで発展することになった、大失敗例から見ていくことにしましょう。

 

 

「劇的ビフォーアフター」で起きた大失敗例「アキレス腱を切る家」

 

劇的ビフォーアフターに応募して、実に2,100万円もの費用をかけて、“空間方程式の芸術家”とよばれる匠、滝澤俊之さんにマイホームのリフォームを依頼した、中野区に住むラーメン店を経営する中薗尚秋さん。

 

2009年11月に放送された劇的ビフォーアフターの依頼タイトルは「アキレス腱を切る家」でした。

 

出典:http://rr.img.naver.jp/

 

というのも、10年前に購入した中古住宅の中に、70cmもの段差があり、仕方なく階段を使って上がり下りしていたところ、踏み板が狭く、奥さんが転倒した挙げ句にアキレス腱を切ったことがきっかけで、リフォームを決断し、番組に依頼を出したのだとか。

 

で、その問題の70cmの段差というのがこちら。

 

出典:http://www.yu-ma-blog.com/

 

相当な段差ですよね。これだけの段差があると一息にはとても上がれません。中薗尚秋さんは仕方なく、この場所に階段を作って上がり下りしていたのだとか。

 

従って、リフォームに当たっての、中薗尚秋さんの最大の望みは、この異常な段差をなくすことにあったことは言うまでもありません。

 

が、しかし!

 

実際のリフォーム結果はご覧の通りです。

 

出典:http://www.yu-ma-blog.com/

 

リフォームが完成した我が家に入り、「どんな素晴らしい工夫であの段差が解消されているんだろう?」なんて胸をはずませながら、問題の段差がある場所に行ってみたところ、こんな目を疑うような光景が広がってたんですよね!

 

なんということでしょう!

 

リフォームに当たって「あの段差を無くしてほしい」と切望していたにもかかわらず、段差がそのまま残っているではありませんか!

 

出典:https://academic-box.be/

 

おもわずこう漏らした中薗尚秋さん。それも当然ですよね。2,100万円もの大枚をはたいてリフォームした結果がこれでは、中薗尚秋さんに押し寄せた絶望感は計り知れません。

 

何よりも段差を解消することが第一の望みだったにもかかわらず、そんな依頼者の気持ちを華麗にスルーした上、「段差を有効利用してみました」なんて平然と言ってのける匠、恐るべし!

 

しかも、リフォームによって二階の部屋が狭くて暗いものになっていたり、一階が以前よりも寒くなってしまうなど、リフォーム前に比べてなにがしかの改善点が見られるどころか、改悪点ばかりが目についた仕上がりになっていたそうです。

 

中薗尚秋さんの口をついて出てくる言葉は、もはやこんな言葉しかありませんでした。

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

テレ朝に抗議するも取り合ってもらえず裁判へ

 

中薗尚秋さんは、日本建築検査研究所の岩山健一さんに、リフォーム後の自宅を診断してもらったところ、次のような診断結果が出ました。

 

「リフォーム以前の建物より、品質が悪くなっているという点。基礎、耐力壁、断熱、防火など、あらゆる箇所で瑕疵が見受けられます」(日本建築検査研究所岩山健一氏)

 

2,100万円もの費用をかけてリフォームしたはずが、欠陥住宅にされてしまった中薗尚秋さんは激怒。当然、テレビ朝日に対して抗議し、誠意ある対応を求めますが、全く取り合ってすらもらえなかったのだとか。

 

出典:http://www.yonaisk.co.jp/

 

やがてしびれを切らした中薗尚秋さんは、裁判を起こすことを決意します。さらに週刊文春に対して実名での告発に踏み切りました。その時に報じられた内容は次の通りです。

 

彼は築48年の中古住宅を10年前に購入したが、敷地に高低差があり、一番大きいのは70㎝もあった。階段を作って上り下りしていたが、踏み板が狭く、妻が転んでアキレス腱を切ったこともあり、改造に踏み切ったのだそうだ。

 

見積もりは2100万円。リフォームにしてはかなりの高額である。しかも見せられたのは手書きの見取り図だけで、滝澤氏と中薗氏が完成までに会ったのはたった2回。

 

できた家に入って中薗氏はビックリ仰天する。70㎝の段差はそのまま残り、外壁の色が違い、二階の部屋は狭く暗くなるし、1階は以前より寒くなってしまったというのだ。

 

そこで局側と話し合い、第三者に調査を依頼すると、「リフォーム以前の建物より、品質が悪くなっているという点。基礎、耐力壁、断熱、防火など、あらゆる箇所で瑕疵が見受けられます」(日本建築検査研究所岩山健一氏)

 

引用:「劇的ビフォーアフター」住めなくなった我が家!週刊文春で実名告白 http://www.j-cast.com/

 

この記事からすると、2,100万円もの大金を使ったリフォームだったにもかかわらず、中薗さんがこのリフォームを担当した匠である滝澤さんと面会したのは、たった2回だったってのは驚きですね!

 

しかも、事前に見せられたのは手書きの見取り図だけだった…って、いくら業界では名の知れている匠とは言え、リスクが高すぎると言わざるを得ません。

 

しかも、しかるべき機関による住宅診断で、欠陥住宅との診断が下だされているにもかかわらず、朝日放送側が中薗さんの抗議に一切取り合わないという姿勢も、報道局としてありえませんよね。

 

出典:https://twitter.com/

 

ちなみに、中薗さんが提訴した裁判は、現在もまだ続いているそうで、テレ朝側が折れない限り、決着までにまだまだ時間がかかると見られています。早くなんとかしてあげてください、テレ朝さん。

 

 

その他にも失敗例はもりだくさん

 

この中薗尚秋さんの事例のように、裁判沙汰にまでなるほどの明らかな失敗ではないものの、劇的ビフォーアフターの中には、視聴者が見ていて「これはあきらかにおかしいでしょ!」と、思わず笑ってしまうような不可思議なリフォームも少なくないんですよね。

 

次に、そんな「これって失敗じゃね?」なんて話題になった、劇的ビフォーアフターの事例について、簡単に見ていくことにしましょう。

 

 

「劇的ビフォーアフター」のその他の失敗例

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例① クローゼットに謎の「CAFE BOW」

 

出典:http://up.gc-img.net/

クローゼットに付けられた「CAFEBOW」という謎の装飾

 

依頼者である真弓さんの趣味がカフェ巡りであったことから、匠の粋なはからいで、真弓さんの部屋のクローゼットに付けられた装飾なのだとか。

 

「CAFEBOW」の由来は、「CAFE(カフェ) + BOW(弓)」という造語なんだとか。「真弓」の「弓」を取ったわけですね。依頼者も、まさかクローゼットに自分の趣味と名前をもじった看板が付けられるとは思っていなかったに違いありません。

 

果たして今もこの装飾はあるのでしょうか?もし「大改造!!劇的ビフォーアフターのアフター(その後)」という企画があれば、一番に訪ねていただきたいところではあります。

 

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例② リビングを埋め尽くす巨大円形ソファ

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

これ、パリ編の劇的ビフォーアフターだったらしく、パリならではの小振りなリビングに巨大な円形ソファーがデン!と設置されて、字幕のとおり「なんということでしょう」な仕上がりでした。

 

よくファミレスにもこんな感じのソファー席がありますね。ただ、真ん中のテーブルが小さ過ぎて、グラスやカップを置くくらいしかできないような……掃除もめんどうそうですしね。

 

実際、この時の依頼主だった男性も、この様子を目の当たりにした瞬間、険しい表情を浮かべていたらしく、次のような意見も残っています。

 

 

 

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例③ 庭にナスカの地上絵が出現!

 

出典:http://articleimage.nicoblomaga.jp/

 

ここまでくるともはや芸術ですね。凡人には到底理解できません。折角の広い庭なんだから、こんなことにお金かけるんだったら、芝でも敷き詰めてもらう方がよっぽどありがたいような……まさに、なんということでしょう!

 

 

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例④ 寝室のデッドスペースにデッドな書斎が…

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

ベッドサイドに作られた小さな書斎なんだそうな。備え付けられた丸椅子にちんまりと座って、夜な夜な残業をしているお父さんを想像すると切なくなってきちゃいます。

 

子どもの頃に憧れた秘密基地的なノリでしょうか。これだったら、扉か何かを付けて収納にしてしまった方がよっぽどスッキリするし、デッドスペースが活きると思うんですが……

 

 

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例⑤ 庭に出現したゴミ山が150万円也

 

出典:http://www.yu-ma-blog.com/

 

なんと廃材を利用して、庭に小さな山を作ったものなんですが……これを作るのに要した費用がなんと150万円也。

 

他にもっと有効なお金の使い途がありますよね。庭の小山を見る度に、その下にゴミが埋まってるんだよなぁ~なんて、そっとため息をつく依頼主が目に浮かぶようです。

 

 

「ビフォーアフター」失敗と噂された事例⑥ 室内ブランコという斬新試み

 

出典:http://www.yu-ma-blog.com/

 

なんということでしょう!家の中に大人も乗れるブランコを作っちゃいましたよ。依頼主も嬉しそうだし、横で見ている子どもは羨ましそうです。って、この手のものって最初だけで、すぐにみんな見向きもしなくなるんですよね。

 

 

 

「劇的ビフォーアフター」の番組側と建設会社との間で裁判沙汰も

 

ここまでは、主に番組側と依頼主とのトラブルや気まずい結果になってそうな事例についてご紹介してきましたが、実は、「大改造!!劇的ビフォーアフター」は、番組側とリフォームの施工業者である建設会社との間にもトラブルを起こしているようです。

 

しかも、追加工事を行った建設会社と番組側との間の金銭トラブルで、金額的にも多額であったため裁判に発展しました。その事例とは、「孫がハイハイできない家」というタイトルで、2014年7月に放送されたものです。

 

出典:http://sharetube.jp/

 

当初は2,200万円の予定だったリフォーム費用が、建築士や製作会社の指示で、追加工事が発生し、それによって5,000万円以上にまで膨れあがったにも関わらず、追加分の工事費用が建設会社に一切支払われなかった……というものです。

 

しかも、番組内では「予算内に収まった」というテロップを流したことから、事実とは異なる内容を放送したとして、BPO(放送倫理・番組向上機構)へも申し立てを行っているようです。

 

これに対する朝日放送側の対応は次の通りです。

 

朝日放送は「追加工事の多くは、建設会社の現場管理に問題があった」と主張。「金額の根拠には多くの疑義がある。請求の法的根拠も明らかにされていない」と真っ向から反論している。

引用:テレ朝「劇的ビフォーアフター」に捏造疑惑 尽きないトラブル http://news.livedoor.com/

 

このように真っ向から争う姿勢を見せているわけです。ただ、この争いによって、「大改造!!劇的ビフォーアフター」での仕事を請け負う建設会社が激減したとも言われており、レギュラー放送終了の引きがねの一つになった可能性も指摘されています。

 

 

「劇的ビフォーアフター」で失敗やトラブル発生する理由

 

もちろん「大改造!!劇的ビフォーアフター」では、リフォームの成功例がほとんどで、依頼主の多くは番組で放送されている通り、リフォームに満足されている方が大部分なのでしょう。

 

しかし、その一方で、これまでご紹介したような失敗事例が起きていることも事実なんですよね。では、なぜこういった失敗事例が起こってしまうのでしょうか?その理由として第一に挙げられるのは、番組の性質上の問題です。

 

出典:http://www.officiallyjd.com/

 

家族が安心して暮らす大切な家に手をかけるリフォームには、どうしても大きなお金が動くので、単に“失敗しました”で済む問題ではありません。失敗できないからこそ、通常は依頼主と施工業者は、綿密に何度も打ち合わせを重ねて工事を進めていくわけです。

 

ところが、「大改造!!劇的ビフォーアフター」では、中薗さんの事例でもそうだったように、ほとんど打ち合わせは行われません。依頼主はリフォームの大元になるコンセプトを提示できるだけで、具体的な設計から施工まで、その全ては匠に委ねられているんですよね。

 

注文者としては不便に感じている点や困っている点を設計者である匠に伝えるだけで、最後まで完成形を知ることはできないので、あとは匠の手腕に任せるしかない。

 

注文者にとっては著名な設計者を自己負担なしで利用できるというメリットはあるが、高額な工事費は自己負担であるわけだから、仕上がりはお任せという、ある意味ではリスクのある契約となっている。

 

引用:住宅リフォームで残念なビフォーアフターとならないための注意点 及川修平(司法書士) http://blogos.com/article/185490/

 

もっとも、通常のようにしっかりと打ち合わせをしてしまっては、番組の肝であるサプライズ性が損なわれてしまう以上、この点については仕方のないことなのですが……

 

しかし、そう考えると、「大改造!!劇的ビフォーアフター」で失敗やトラブルが発生するのは、番組コンセプト上の宿命であると言わざるを得ませんね。

 

出典:http://terradesign.co.jp/

 

また、そうなってくると、依頼主からすると、もう担当する匠のセンスを信じる他ないわけですが、“匠”と一口に言っても色んな人がいるわけで、中には庭にナスカの地上絵を書いてみたり、ゴミの山を作ってみたり、部屋の中にブランコを作ってしまうツワモノまでいる始末。

 

その辺りのことは、もはや番組側の匠の選別に全てがかかってくるわけですが……噂によると、匠の選考についても電話一本で気軽に決めていたなんて話もあるようです。

 

 

劇的ビフォーアフターの失敗例についてのまとめ

・ビフォーアフターは失敗例と噂された事例が6つあった


・番組側と建設会社との間で裁判沙汰もあった


・劇的ビフォーアフターで失敗やトラブルが発生するのは番組の性質上

 

いかがでしたでしょうか。

 

「大改造!!劇的ビフォーアフター」の最大の失敗事例としてよく知られており、しかも、朝日放送側の対応のまずさにより、遂には裁判沙汰にもなった「アキレス腱を切る家」を中心に、劇的ビフォーアフターの問題点とその後についてまとめました。

 

劇的ビフォーアフターに噂される失敗事例は少なくありませんが、こうやって見ていくと、番組のコンセプト上、起こるべくして起こった事例だと言えそうですね。

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