森脇健児のプロフィール

プロフィール

名前：森脇健児(もりわきけんじ)

生年月日：1967年2月5日

出身：大阪府枚方市

身長：171cm

血液型：AB型

経歴

高校2年生の時、「第一回松竹芸能タレントオーディション」に合格し、1984年に松竹芸能に所属。その後、若井はやとさんに弟子入りしました。

1988年からは山田雅人さんとタッグを組んで「ざまぁKANKAN!」や「森脇健児の青春ベジタブル」など、関西ローカルのバラエティ番組を中心に出演し、知名度を上げました。

当時、芸人というジャンルでありながら容姿が良かったため、超人気俳優・吉田栄作さんとCM共演を果たすなど、アイドルタレントのような人気を集めます。

1990年代に入り、東京に進出した森脇健司さん。

バラエティ番組の司会やドラマに出演したものの、レギュラーだった「笑っていいとも！」や「夢がMORIMORI」を降板、番組終了が相次ぎ、東京で思うような活躍はできませんでした。

1999年に関西に戻ると、京都を拠点に再び関西ローカルで活躍し、相変わらず近畿圏では高い人気を集めました。

しかし、レギュラー12本を抱える人気タレントだった森脇健司さんは、突如芸能界から姿を消してしまいました。

その後、「しくじり先生〜俺みたいになるな！〜」に2013年に出演したのをきっかけに、再び知名度を上げた森脇健司さん。

また、「オールスター感謝祭」のマラソンに出演し続け、2017年にやっとの思いで優勝を果たし、すっかり熱い情熱を持ったランナーのイメージが定着しました。

これには並々ならぬ努力があったと本人が語っており、芸能界に返り咲くために、毎日のように走り込み自分の居場所を切り開いたと言えます。

森脇健司の若い頃のイケメン画像や人気がすごいと話題に　

関西で、16時から17時の夕方の1時間番組「4時ですよーだ」という番組の司会を、山田雅人さんとタッグを組んで務めたことにより一気にブレイク。

東京に進出してからも、そのルックスの良さから女性ファンを多く獲得し、その名を全国区にしました。

現在の森脇健児さんは、「関西のおっちゃん」「マラソンの人」と言われることが多く、女性人気の高いタレント、お笑い芸人というイメージは全くと言っていいほどありません。

昔の森脇健児さんを知らない世代には想像できないかもしれませんが、絶頂期の森脇さんの活躍は飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。

当時、CM契約7本、月9ドラマ出演、雑誌の取材オファー殺到など、とにかく売れっ子で大忙しの日々。

海外での仕事には自宅から成田空港までリムジンで移動、飛行機はもちろんファーストクラスという、まさにバブル真っ盛りの芸能界を経験したわけです。

しかし、そんな全盛期は長くは続かず、仕事が激減してしまいました。

この急降下もまた芸能界の恐ろしいところで、1つ間違えば全てが終わりになってしまう厳しい世界であることが分かりますね。

森脇健児の名言を厳選

華やかに見える芸能界の酸いも甘いも経験した森脇健児さんは、これまで様々な名言を残してきました。

森脇さん独特の感性と、経験、そして何より熱い心持ちから人々の心に残る言葉を発信しているので、その一部を紹介します。

名言①　

努力は報われるとは限らない。ただ、成功した人はみんな努力している。

これは、自身がパーソナリティを務めるラジオ「森脇健児のケンケン・ゴウゴウ！」での言葉

で、森脇さんがよく言うセリフの1つだそう。

どんなに努力をしても、その方向性が間違っていたり、周りから評価されなかったりして努力が報われないことはこの世の中沢山あります。

森脇さんは東京で成功を収めた矢先、人生は急降下するように仕事が激減してしまい、それでも諦めずに努力を続けてきました。

その努力の中には、誰の目にも触れず誰からも評価されず、何の結果にも結びつかなかったものもあったでしょう。

それでも森脇さんが今もテレビで活躍しているのは、努力を止めなかったからです。

そして、成功を収めている人も皆同じように人の何倍も努力をしているのです。

才能や生まれ持ったものだけでは決して上へは上がれませんし、限界があることを森脇さんは自分が経験し1番よく知っているからこそ、今もなお努力を続けているのです。

名言②

絶頂とどん底を味わっていい勉強をさせてもらったと思います。

これも森脇さんだからこそ言える言葉ですね。

どん底を味わうことは誰にとっても辛いなはずですが、森脇さんは「いい勉強」だと言っています。それは、どん底から這い上がった人間だからこそ言えることではないでしょうか。

どん底を知っているからこそ、絶頂の自分を第3者の目線で冷静に見ることができるようになるし、ふんぞり返って調子に乗っていた自分を省みることができます。

ずっと絶頂にいる人間には、どん底で人が味わう痛みを知ることはできません。

その痛みや苦しみを知り、それでも諦めなかった森脇さんだからこそ、今芸能界に再び自分の居場所を築くことができたと言えます。

森脇健児が結婚した嫁・佐季さんとは

森脇健児さんと言えば、人気絶頂期にはイケメンともてはやされ、とにかく女性人気も高くアイドルのような存在でした。

それに加えて、お笑い芸人としてトーク力もあって、女性からモテないわけがありませんよね。

そんな森脇さんの奥様はとっても美人で有名なのですが、一体どんな方なのでしょうか。

森脇健児さんが結婚したのは1994年7月10日。森脇さんが、ちょうど東京で全盛期を迎えていた頃です。

いろんな芸能人に囲まれてモテモテだった森脇さんは、女性も選び放題だったに違いありませんが、森脇さんが選んだのは佐季さんという一般女性でした。

画像で見てもとても美人さんで、しっかりした女性という印象を受けます。

お笑い芸人さんが下積み時代から長年支えてくれた女性と、ようやく仕事が軌道に乗り出した頃に結婚するというのはよくある話ですが、森脇さんと佐季さんもそのパターンなのでしょうか。

一般女性ということで、2人の馴れ初めや、佐季さんの年齢、出身地など全く情報がありませんでした。

ただ、人気絶頂の中で結婚していることを考えると、関西ローカルの時代から苦楽を共にし、支えとなってくれた彼女にケジメの意味で結婚したというところでしょう。

とても美人でしっかり者な印象を受ける女性ですから、森脇さんを売れない時代から東京で人気に火がつき、そして仕事が激減してからもずっと森脇さんを支えてきたのかもしれません。

森脇健司の子供は2人～息子の倖平くん・娘の侑さん

そんな森脇健児さんと嫁である佐季さんとの間には、2人のお子さんがいます。

息子は倖平(こうへい)くん、娘は侑(ゆう)さんと名付けられたようですが、誕生日などは公開されていません。

先ほどの写真は、家族みんなでマラソン大会に出場した際の写真で、息子さんはイケメン、娘さんもとってもかわいらしいです。

イケメンの森脇さんと、美人の奥様から生まれた子どもたちなので、美男美女なのも納得ですね。

また、息子の倖平さんは父親と同じく陸上部で、現役選手として活躍しています。

そんな倖平さんが家族でマラソンに挑戦した際にテレビに映ると、視聴者からは「イケメン！」と注目を集め、嵐の相葉雅紀さん似であると瞬く間に話題になりました。

たしかに、若い時の相葉さんに似ていますね。

2017年の時点で摂南大学の陸上部だったようなので、現在も現役大学生が、もしくは卒業されている可能性もあります。

娘の侑さんについては情報が少ないですが、とってもかわいらしいので、森脇さんとの親子共演なども期待したいところですね。

森脇健児が芸能界を干された4つの理由とは【タモリ・笑福亭鶴瓶・三宅裕司・ダウンタウン】

全盛期にはレギュラー12本、CM7本を抱え、大忙しの日々を送っていた森脇さんでしたが、東京で仕事を失い、関西で1から出直すこととなるまでにはそれほど時間はかかりませんでした。

それは、当時一気にブレイクを果たした森脇さんの横柄な態度や自身の才能にかまけて努力を怠った結果だったのです。

なぜ森脇さんが芸能界から干されることとなってしまったのか、その大きなきっかけとなった出来事が3つありました。

①タモリを激怒させた　

「しくじり先生　俺みたいになるな！」に出演した森脇さんは、芸能界を干された理由の1つとして「温厚な大物芸能人を怒らせた」と赤裸々に告白しました。

その人物というのが、かつて森脇さんもレギュラーを務めた「笑っていいとも！」の司会者タモリさんだと言われています。

芸能界で仏のようだと言われるほど温厚なタモリさんですが、なぜ森脇さんに激怒することがあったのでしょうか。

その激怒事件は、ある高級焼肉店で起こったそうで、「笑っていいとも！」のメンバーでの食事会で焼肉店を訪れた際、森脇さんが先頭に立ってお肉を焼き始めました。

網いっぱいにお肉を並べて焼けたものを順にみんなのお皿へ渡して行った森脇さんに、タモリさんが激怒したそうです。

高級焼肉店でのお肉をハイペースで焼き、しまいには火があがってお肉が黒こげになってしまうほど、ガサツに焼き肉を仕切っていたことに腹を立てたようです。

食通で知られるタモリさんには、自分のペースで絶妙の焼き加減のお肉が食べられないことは大変な苦痛だったようで、お肉の焼き加減を人に任せることも嫌だったそう。

スタッフたちが凍りつくほどタモリさんが激怒し、その後、森脇さんはレギュラーだった「笑っていいとも」を降板する羽目になりました。

お肉ぐらいで…と思う方もいるかもしれませんが、焼き加減や食べ方の問題だけでなく、そもそも先輩後輩という上下関係を無視し、森脇さんが空気も読まずに行動したことが問題です。

タモリさんも急に激怒したわけではなく、おそらく初めはきちんと伝えたはずです。

それでも森脇さんが調子に乗って場を仕切り、タモリさんの怒りのボルテージが上がっていくのを感じ取らなかったため、番組降板になるほどタモリさんの逆鱗に触れてしまったと言えます。

②笑福亭鶴瓶を激怒させた

森脇さんが芸能界を干される原因となった2つ目の出来事は、笑福亭鶴瓶さんを激怒させたことでした。

こちらもかなりの大御所芸能人ですが、一体なぜ激怒させてしまったのでしょうか。

笑福亭鶴瓶さんは森脇さんの事務所の大先輩ですが、2人がラジオで共演した際に事件は起きます。

本来ならば鶴瓶さんが場を回し仕切るところを、勝手に森脇さんが仕切り役となり回し始めたかと思うと、ネタもほとんど考えていない状態で内容はグダグダに。

これに激怒した鶴瓶さんは、番組終了後に森脇さんを呼んで説教したと言われています。

「しくじり先生」に出演した森脇さんは干された当時の自分を思い出して「勘違い男だった」と話しています。

一躍ブレイクを果たし大人気を集めたことで、自分は面白い、人気者だと思い込みその才能にかまけて初歩的なことさえも怠ったことで招いたことです。

大先輩に失礼な態度をした挙句、ラジオも内容はグダグダで、プロの仕事としては最低ですね。

③三宅裕司を激怒させた　

そして3つ目の大きな出来事は、これまた大物芸能人である三宅裕司さんを激怒させたというものです。

当時、三宅裕司さんと森脇健児さん、そして上岡龍太郎さんの3人でレギュラー番組をやっていました。

その番組の打ち上げで、森脇さんは酔っ払ってなんと全裸で店内を走り回っていたと言います。

三宅さんは大阪から上京した森脇さんの今後を案じて、どうしたら東京で成功できるのかと語っていた時だったそう。

森脇さんの奇行を見た三宅さんは「健児！お前がどうしたら（東京で）売れるか、今真剣に考えてるんだ！何やってるんだ！」と大激怒。

せっかくかわいがってくれていた先輩に迷惑をかけるような飲み方をして、先輩からの厚意を台無しにしてしまいました。

④ ダウンタウンなどその他の芸能人とも確執が？

これだけの大物芸能人を怒らせてしまった森脇健児さんですが、実は上記の3人以外の芸能人とも確執があるそうです。

まず名前が挙がっているのが、お笑いコンビ・ダウンタウン。

森脇さんが関西で大人気を博していた頃、同時に関西で爆発的な人気を集めていたのがダウンタウンです。

吉本の先輩である島田紳助さんがダウンタウンの漫才を見て、絶対に勝てないと思い、コンビを解散して司会業の道に進むことを決めたというほど、その才能は高く評価されていました。

同じように人気を集めていた森脇さんでしたが、そのお笑いは全く種類の違うもので、お互いにライバルとして意識していたと言われています。

ほぼ同時期に東京進出を果たし、ブレイクした森脇さんとダウンタウンでしたが、ダウンタウンは当時のお笑い界を担う存在として、先輩からも一目を置かれ、そして今の地位を築きました。

それに対して、森脇さんは調子に乗って芸能界の大御所たちを怒らせて一気に転落人生を歩むこととなったのです。

大阪時代からダウンタウンの2人は森脇さんの笑いが嫌いだったそう。

のちに、番組「ガキの使いやあらへんで」のクイズ企画のコーナーで「面白くない芸人は誰でしょう？」という質問に対し、松本人志さんはじめ解答者が揃って「森脇健児」と回答。

これにより両者の確執が明らかとなり、それ以降共演NGとなっています。

なぜダウンタウンが森脇さんを嫌っているのか詳細は不明ですが、大阪時代に「ざまぁKANKAN!」で共演した際、森脇さんがダウンタウンを潰しにかかって確執ができたと言われています。

また、ダウンタウン以外にも、爆笑問題・太田光さんとも共演NGとなっている森脇さん。

「櫻井有吉アブナイ夜会」に出演した太田光さんは、同期である森脇健児さんのことが「大嫌い」と告白。

その理由は過去に、森脇さんが司会を務める番組にゲスト出演した太田さんは、「森脇うるせー！馬鹿野郎！」などとかなり攻撃的にMCの森脇さんに向かって野次を飛ばし続けたそう。

番組の雰囲気が潰れてしまうような状況になり、その後、森脇さんから「共演NG」が出たと明かしました。

この過去について森脇さんは、「ガンガン来られるのが(当時は)嫌だった」「怖かった」と語っているものの、共演NGにした記憶はないんだとか。

ただ、太田さんは「共演NGが出されている」とマネージャーから聞かされたと言います。

どちらが悪いと言われればこれについてはお互い様な気がしますが、これだけ多く芸能人といざこざがあるという時点で、森脇さん自身の態度や仕事ぶりに少なからず問題はあったはず。

今ではそんな自分をきちんと反省し、低い姿勢でコツコツと努力を続ける大切さを学んだようです。

森脇健児の現在～年収や仕事など

森脇健児が現在は汚れキャラで再ブレイク？！

森脇健児さんの全盛期を知っている世代には、現在の森脇健児さんのキャラクターはかなりギャップを感じるのではないでしょうか。

お笑い芸人でありながら、その端正なルックスから女性人気が高く、アイドルのような扱いを受けていた森脇さん。

しかし現在では、熱くて、小さくて、滑ってる関西のおじさんというイメージです。

もはや、2枚目どころか周りからいじられ、自虐し、汚れキャラそのものです。

ブレイクした当時、自分は面白い！と勘違いし、スタッフや共演者にも横柄な態度を取り完全に調子に乗っていた森脇さんは、その間違いに気づきました。

そして、当時の同期や後輩が、落ちぶれてしまった自分を番組に呼んでくれたり、番組でエピソードを紹介したりしてくれたおかげで、今の自分のキャラクターを確立できたと話しています。

森脇健児の現在の年収や仕事

当時の自分を反省し、周りへの感謝の心を持ち、そして誰よりも努力することで、現在再ブレイクを見せている森脇さん。

「オールスター感謝祭」や「しくじり先生」、「炎の体育会TV」や「ナカイの窓」など、単発の仕事も含めると、低迷期よりかなり露出も増えました。

関西のローカル番組にも積極的に出演し、関西では老若男女問わず幅広く認知されています。

人気絶頂期には年収は8000万円にも上り、低迷期には600万円まで落ち込んだそうです。

現在は850万円ほどの年収があるそうなので、細々ではありますが、森脇さん本人も今の活動に満足しているようです。

全てのレギュラー番組を失った時、もう走ることしか残されていなかった森脇さんは、なんの目的もなくただ走り続けていました。

すると「オールスター感謝祭」からオファーがきて、森脇さんは「あの心臓破りの坂の向こうに自分の芸能界で生きていく道がある」と根拠のない自信を抱いていたそうです。

そして、毎日地獄のような走り込みを続けた結果、東京マラソンや大阪マラソンにも呼ばれるようになり、陸上関係の仕事も増えるようになりました。

まさか陸上がこのような形で生きてくるとは夢にも思わなかったでしょうが、努力が繋いだ結果です。

現在の森脇健児さんの活躍は、大きな失敗と挫折を乗り越え、努力を重ねて勝ち取った成功と言えますね。

まとめ

森脇健児さんと言えば、かつてはダウンタウンと肩を並べ、アイドル並みの人気を誇ったタレントでした。

しかし、ブレイクしたのをきっかけに横柄な態度を取り、多くの共演者を怒らせて芸能界を干されることとなったのです。

大きな挫折を味わった事で自分と向き合い反省し、小さなことからコツコツと努力を重ねるようになりました。

その結果、現在は憎めないいじられキャラが定着し、懸命にマラソンに励む姿も人々の心を打っています。

再ブレイクを果たしつつある森脇さんの、これからの活躍が楽しみですね。