総理大臣の高市早苗氏の名前を使った仮想通貨のサナエトークン。このサナエトークンが、高市政権を揺るがすような大問題になっていますが、このサナエトークンの仕掛人が松井健と言われています。
サナエトークンを主導した松井健とは何者なのか。大学などの学歴や経歴、年収や家族、結婚の有無、高市早苗氏との関係やサナエトークン騒動について、現在をまとめました。
この記事の目次
松井健の年齢などプロフィール

出典:youtu.be
松井健 (まつい けん)
年齢:33歳(2026年3月時点)
出身:長崎県
職業:実業家
松井健とは2026年2月にリリースされたサナエトークンの主導者であり、株式会社neuの経営者・ITエンジニアです。
もともとIT系(Web3)の事業を行っていて、その関係で選挙時の政党へのSNS戦略などを行っていましたが、2025年の自民党総裁選頃から高市早苗陣営とコンタクトを取るようになりました。
松井健の主張によると、自民党総裁選や2026年の総選挙で高市氏の対立候補へのネガティブキャンペーンを行い、その後に2026年2月25日ごろに高市首相を想起させるような「サナエトークン」という仮想通貨を溝口勇児氏のNoBorder DAOと共に発行しました。
このサナエトークンは大きな話題になりましたが、2026年3月2日に高市首相自身がSNSで「サナエトークンとは全く関係がない。承認していない。知らない」とはっきりとサナエトークンとの関係を否定し、松井健側と高市早苗陣営との言い分が食い違うようになりました。
その後、松井健が文春などのマスコミに暴露した内容も真偽のほどが怪しく、一体何が真実で何が嘘なのか、どこまでが嘘なのか、いろいろ憶測が流れ、世間を騒がせています。
松井健(サナエトークン)は大学進学していない

松井健はITエンジニアであり、実業家です。しかも、高市早苗総理陣営にコネクションがあり、今流行りの仮想通貨をリリースするような「やり手」です。
こういうタイプの人は偏差値の高い有名大学に進学しているかと思いきや、そういうわけではないようです。
共同通信や週刊文春では松井健の学歴は専門学校卒と報じられていました。
「自民党副総裁の麻生太郎氏が関係する麻生グループ運営の専門学校卒業後に、同グループ中核企業・株式会社麻生に入社した」
引用:「高市総理も文春もみんな“この男”に踊らされてしまったのか…」誹謗中傷動画を告発したキーマン・松井氏に《深刻な疑義》(河野 嘉誠,週刊現代) – 2ページ目 | 現代ビジネス | 講談社
具体的にどこの専門学校に行ったのかは不明ですが、その後の経歴から次の2つのどちらかではないかと思われます。
・麻生外語観光&ブライダル専門学校(エアライン、ホテル、旅行、ブライダル、英語)
専門学校卒業後は社会人として働いていますので、大学には進学しておらず、最終学歴は専門学校卒業でほぼ間違いないでしょう。
松井健(サナエトークン)の会社・neuとは

出典:youtu.be
松井健は株式会社neuという会社を経営しています。
株式会社neuは2022年に設立されています。
・会社名:株式会社neu
・設立日:2022年11月30日
・住所:東京都港区六本木4-5-3 M.A ROPPONGI BLD 3F
松井健は創業者兼最高経営責任者です。
株式会社neuは主に次世代のインターネットとして注目を集めるWeb3を扱っていて、Web3を通じて設計と実装を通じて、分散・共創・自律が息づく社会基盤をつくることを目指している会社です。
HPに記載されている株式会社neuの実績は2つ。
1つ目は合同会社NoBorderDAOの設立です。実業家の溝口勇児氏が中心になって展開しているBreakingDown・REAL VALUEや日本最大級のメタバース運営チームとタッグを組んで合同会社NoBorderDAOを設立し、YouTubeコンテンツを作成。さらに人材育成をしながら、日本変革を目指すプロジェクトを進めてます。
2つ目は、CPACという全部最大規模の保守系政治家・活動家が集まるカンファレンスにおいて、Web3コミュニティプラットフォームを設計・提案したことです。
また、2023年には総務省から「スマートエイジングを目指す日欧共同仮想コーチングシステムの研究開発」の共同研究に東北大学(代表機関)や早稲田大学などと共に参加していました。
松井健(サナエトークン)の年収

松井健の年収はどのくらいあるのか不明です。
松井健の場合、neuなどの会社の業績やプロジェクトの成否によって年収が変わるので、「年収○○円」とはなかなか言えない状況です。
しかし、neu社は2026年で5期目に入っていて、その間にも実業家の溝口勇児氏と組んで政治系YouTubeチャンネル「NoBorder」などのプロジェクトを立ち上げていますし、東北大学などと共に総務省のプロジェクトにも参画しています。
そのため、具体的な数字は不明ですが、「若手実業家」としてそれなりの年収を得ているはずです。
さらに、松井健は過去に宇宙関連企業を立ち上げていて、億単位の資金を集めたと報じられています。さらに、山本一郎氏によると、株式会社neuは2025年には1億4500万円を集めたようです。
松井健さんのneu社、仕上がり15億円で1億4,500万を昨年10月までに調達しているはずなのに、国内暗号資産交換業者のどことも法人ウォレットの認証がないうえraydiumでの権利NFTの立ち上げに必要なクレデンシャルが見当たらないんですが、
この辺のカネはどこに消えちゃったんでしょうか?
引用:facebook.com
ということは、松井健は億単位の資金・資産を持っていた可能性が高いです。
松井健(サナエトークン)の家族・結婚の有無

出典:youtu.be
松井健はサナエトークン騒動の時、33歳でした。年齢を考えるとおかしくはないですが、結婚していたのか、家族はいるのかなどの情報は不明です。
この投稿によると、松井健には妻子がいるようです。
松井健の妻や子供にも
— 裕吾 (@hugo2022v) May 14, 2026
危険が感じるみたいなことを言ってるから恐怖で震えおののいていると思う
今も溝口のところにも相当嫌がらせがあるんだろうね
文春は後に引くつもりはないし
逆に松井健が怖がっているということが
高市陣営の脅威を感じさせてマイナスになる
後は我々がどこまで追い詰めるのか
YouTubeチャンネルのNoBorderの中でも溝口氏は「(松井健の)家族とか子供とか」と発言したことがありますので、結婚して子供がいることはほぼ間違いないでしょう。
松井健(サナエトークン)の経歴

出典:sankei.com
麻生でホテルマン
松井健は長崎県出身です。高校卒業後は福岡県内にある麻生グループの専門学校に進学しました。卒業後は麻生グループの新飯塚ステーションホテルというビジネスホテルに就職しました。
ただ、仕事は長く続かず、たった1ヶ月半で退職したそうです。
’13年に私どもが福岡で営む新飯塚ステーションホテルというビジネスホテルに1ヵ月半だけ在籍しており、同年の5月22日を最後に出勤していません。
引用:「高市総理も文春もみんな“この男”に踊らされてしまったのか…」誹謗中傷動画を告発したキーマン・松井氏に《深刻な疑義》(河野 嘉誠,週刊現代) – 2ページ目 | 現代ビジネス | 講談社
ホテルで働いていたのは2013年のこと。今から13年前ですから、松井健が20歳の頃ですね。
投資トラブルを複数抱える
松井健がビジネスホテルを退職したは2013年5月。その後、どんな仕事をしていたのかはわかっていません。ただ、その後は投資トラブルを複数抱えるようなことをしていました。
わかっているトラブルの中でも最も大きいものが明治天皇の玄孫であり、政治評論家の竹田恒泰氏との仮想通貨の投資トラブルです。
竹田恒泰氏は2018年にある仮想通貨の発行を計画していましたが、金融庁から「ブラックではないがグレーである」と指摘を受けたため、結局は発行しませんでした。
しかし、この計画に途中から松井健が参画しようとしてきました。松井健は元サッカー日本代表の本田圭佑氏とのツーショット写真を見せるなどして出資者を信用させて資金を集め、この竹田氏の仮想通貨発行に投資しようとしたのです。
松井健が集めたお金は2億円以上。それを持って竹田氏のもとに行き投資を持ちかけましたが、竹田氏はこれを拒否します。松井健はその後集めたお金を返金しなかったようで、出資者から竹田氏に問い合わせが来るようになりました。
ただ、竹田氏は松井健から1円も受け取っていないので、これに関しては責任はありません。
SNS上では、この件を巡り、私が松井さんから受けとったお金は1円もないにも関わらず、私が返金していないというような誤解も生まれており、迷惑しています。
引用:サナエトークン「溝口氏と並ぶ謎のキーマン」の正体…竹田恒泰氏が激白「数千万円の現金をボーンと持ってきた」(河野 嘉誠,週刊現代) – 3ページ目 | 現代ビジネス | 講談社
松井健は2億円を集めながらも返金しませんでした。
次の投資トラブルは2020年のこと。松井健は宇宙関連事業を手掛ける「スペースビュー」という企業を立ち上げました。この時も松井健は新規ビジネスのために、億単位のお金を集めましたが、出資者から「スペースビューと連絡が取れなくなった」という声が上がるようになりました。
この投資トラブルも解決したという情報はありません。
国民民主党とも関係あり?
2022年に株式会社neuを立ち上げた松井健は、ドナルド・トランプの元首席戦略官のスティーブン・バノンのように世論操作を行うことを目指すようになります。
・2024年7月の東京都知事選:石丸伸二陣営にSNS戦略をアドバイス
・2024年10月の衆院選:国民民主党のSNS戦略を支援
このように、松井健は選挙戦でのSNS戦略に関わるようになりました。国民民主党の代表の玉木雄一郎氏は松井氏と面識があることを認めていますが、SNS戦略のための動画作成などの指示は出していないとのこと。
また、同時に溝口勇児氏らと共に「合同会社NoBorderDAO」を立ち上げて、YouTubeチャンネル「NoBorder」をスタートさせました。
ただ、このように選挙のSNS戦略をすることで、政界へのパイプを持つようになった松井健は高市早苗陣営に近づいていくのです。
松井健(サナエトークン)は虚偽の経歴を伝えたこともあった
松井健はマスコミに、経歴を盛って話したこともありました。
松井健は専門学校卒業後にビジネスホテルに就職し、すぐに退職しました。しかし、マスコミに伝えていた経歴は次のようなもの。
「自民党副総裁の麻生太郎氏が関係する麻生グループ運営の専門学校卒業後に、同グループ中核企業・株式会社麻生に入社した」
ビジネスホテルは麻生グループなので完全に「嘘」ではないですが、だいぶ「盛った」経歴ではあります。
松井健はこのように自分の経歴などを盛って話すことで、投資のための出資金を集めたのかもしれません。
松井健のサナエトークン騒動と高市早苗総理との関係を解説

出典:zakzak.co.jp
世間を騒がせ、高市政権を揺るがすほどの問題になっている仮想通貨「サナエトークン」の発行。そのサナエトークンを主導したのが松井健です。
松井健はどのようにサナエトークンに絡み、どのような問題を引き起こしたのかを見ていきましょう。
総裁選を前に秘書と連絡を取る
選挙でのSNSの活用で世論操作をしたいと思い、2024年頃から都知事選の石丸伸二陣営や総選挙での国民民主党のSNS戦略を支援してきた松井健は、2025年春ごろに高市陣営のブレーンの1人である藤井聡氏を通じて、高市早苗氏の公設第一秘書の木下剛志と連絡を取るようになりました。
秘書から依頼があったとしてSNSでのネガキャンを展開
そして、2025年秋の自民党総裁選を前に、木下氏は松井健にオンラインミーティングでSNS支援を依頼されました(と松井健が主張している)。
依頼を受けた松井健は短期間で効率的に結果を出せるという理由から、対立候補である小泉進次郎と林芳正に対するSNSでのネガティブキャンペーンを展開します。
松井健は独自に開発したAIシステムを使って、SNSに300個のアカウントを作成し、1000~1500本のショート動画を作成して次々に投稿していきます。
そして、印象が悪くなるのを防ぐため、投開票日にアカウントを削除しました。
高市早苗氏が見事自民党総裁に当選すると、松井氏は秘書から電話で感謝されたそうです。
総裁選に勝利した後、秘書から「松井さんのおかげで勝てた」と電話で何度も感謝され、「次回の選挙でも協力をお願いします」と頼まれたと振り返る。
2026年の衆院選でも松井健は木下氏から依頼を受け、中道改革連合へのネガキャン動画を投稿して、自民党圧勝に貢献し、再び木下氏から感謝されています。
これらの高市早苗陣営へのSNS支援は1000万円以上かかっていますが、すべて無償で請け負ったそうです。
サナエトークンをリリース
高市早苗氏の自民党総裁選のSNS支援を無償で請け負い、高市陣営(木下秘書)とつながりを持った松井健は、2025年12月に木下氏とオンラインミーティングを行い、仮想通貨「サナエトークン」発行の説明をします。
そして、2026年2月に松井健や溝口勇児氏らが立ち上げた合同会社NoBorder DAOが「サナエトークン」を発行したのです。
サナエトークンを発行したNoBorderのWebサイトには高市早苗氏の画像をイラスト化したものが使われていましたし、「サナエトークン」という名前からも総理大臣の高市早苗氏が承認していると思う人が続出。
そのため、サナエトークンの価値は一気に高騰し、一時期は40倍の価値になり、時価総額数十億円にもなりました。
高市早苗が即座に否定
すごい勢いで価値が高騰したサナエトークンですが、発行から約1週間で風向きが一気に変わります。高市総理がサナエトークンには全く関与していないと断言したのです。
SANAE TOKENという仮想通貨が発行され、一定の取引が行われていると伺いました。…
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) March 2, 2026
この高市総理の関与否定発言により、サナエトークンは大暴落。そして、NoBorderは大炎上しました。
高市総理の発言から3日後の2026年3月5日にサナエトークンのプロジェクトは中止されることが発表され、後日にサナエトークンのホルダーには返金・補償されることが発表されています。
松井健(サナエトークン)は文春・共同通信に暴露するも虚偽の可能性大!

出典:youtu.be
サナエトークンの暴落・中止によって、松井健は大炎上することになりました。
そして、松井健の主張と高市総理・木下秘書側の主張が食い違うことに注目が集まりました。
そのような中で、松井健は2026年5月18日にNoBorderのYouTube生配信に出演し、高市陣営やサナエトークンとの関わりを説明し、さらに共同通信や週刊文春の取材にも応えました。その中で、自身の経歴を盛って話しただけでなく、選挙時のSNS支援をしたことすらも虚偽の可能性が浮上しました。
どうやら、ネガティブ・キャンペーンの動画をアップした形跡がないようです。
ご言及いただきありがとうございます🙏 松井氏は文春記事で「私たちは結果が出たその日のうちに、ほぼ全てのアカウントを消去し、痕跡を消しました」といってはいるんですが、実際にやっていたら、アカウントを消しても何らかの痕跡は残るはずだと思うんですよね….。松井氏しか検証できない話です https://t.co/l7UYKAKOka
— 河野嘉誠 / ジャーナリスト (@Os01cs) June 15, 2026
共同通信や週刊文春は一度、この松井健が取材に答えた記事をアップしましたが、その後に虚偽の可能性があるため削除しました。削除したということは、虚偽の可能性が高いと認めたことになりますよね。
松井健は自分の正当性を伝えるために取材に答えたものの、裏目に出てしまったことになります。
松井健(サナエトークン)はサナエトークンの全責任を負う?

松井健はサナエトークン発行の主導者と言われています。実際に自分のSNSのアカウントでも「自分が経営する株式会社neuが主体となり責任を負ってきた」と発言し、責任の所在は自分にあるとしています。
「SANAE TOKEN」に関する責任の所在について@NoBorder_info の「Japan is Back」プロジェクトの一環として発行された「SANAE TOKEN」につきましては、トークンの設計および発行に至るまでの一切の業務について、私が運営する株式会社neuが主体となって行い、その責任を負ってまいりました。…
— Ken Matsui (@neu_ken_matsui) March 3, 2026
しかし、松井健はサナエトークンの全責任を負わされて、トカゲのしっぽ切りをされたのではないか?と言われています。なぜなら、このアカウントは2026年3月に作られているからです。
責任を負う目的でこのアカウントは作られた可能性があります。さらにサナエトークンは溝口勇児氏も関与しているのに、松井健が前面に出てきています。(溝口氏も責任は認めているが)
無名だった松井健にできるだけ責任をかぶせようとしている人たちがいるのではないかと思えてきます。
松井健(サナエトークン)の現在:海外に逃亡?

出典:bunshun.jp
松井健は現在、逃亡しているのでは?と言われています。SNSの情報によると、現在はアメリカにいるようです。
サナエトークン騒動以降、松井健は炎上して誹謗中傷を受け、メンタルをやられてしまったとのこと。
そして、一緒にサナエトークンのプロジェクトを立ち上げた溝口氏ですら、弁護士を通じてしか連絡を取れない状況になっています。その溝口氏はNoBorderの中で「(松井氏)は日本にいないみたい」と発言していました。
ただ、松井健氏のSNSアカウントは7月29日にNoBorderの投稿をリポストしているので、完全に逃亡したわけではなく、サナエトークンの責任は取ろうとしているように見えます。
松井健(サナエトークン)のまとめ
サナエトークンを主導した松井健のは何者なのか?大学進学の有無などの学歴や経歴や株式会社neuや年収について、家族や結婚の有無、サナエトークンや高市早苗氏との関係や現在の逃亡の噂などをまとめました。
何が真実で真相はどこにあるのかが見えてこないこのサナエトークン騒動。松井健は本当に自民党総裁選でネガティブキャンペーンをしたのか、サナエトークンを本当に主導したのか気になります。

















