黒石高大はTHE OUTSIDER出身の俳優

強面俳優として知られる黒石高大さんは、総合格闘技大会である「THE OUTSIDER」で格闘家として活動してきました。

学生時代は、ヤンキーとして荒んだ時代があったそうです。

まずは、やんちゃだった黒石高大さんについて振り返ってみましょう。

黒石高大のプロフィール

2008年に「THE OUTSIDER」でリングデビュー。2015年までインパクトのある闘いを繰り広げました。

キャラクターが立っていたので、芸能界からオファーが来て、2010年から俳優活動も開始。

格闘技を引退後は、俳優とタレント業をメインに行っています。

黒石高大の若い頃や関東連合の関係

愚連隊長をしていた経歴を疑われた

中学生の時に一通りの法に触れる悪い行いをしてきたと明かしている、まさに札付きの悪だった黒石高大さん。

地元横浜の中沢高等学校普通科に通い、バスケットボール部に入部していたのですが、喧嘩の方が忙しくて試合には1回しか出ていませんでした。

地元で愚連隊を立ち上げ、隊長として更に悪の道を極めていきました。ヤンキーになった目的は「周囲に怖がられること」だったと語っています。

眉毛を剃り落とし、大きな声で威嚇することが基本なのだとか。横浜ではかなり有名な人物でした。

こういった経歴から、関東連合との関わりを疑われている黒石高大さんですが、事実ではありません。噂が先走りしていただけのようです。

自身もクズだったと振り返るヤンキー時代

学生時代は手のつけようのないワルで、少年院送りになったこともあるほどヤンチャな生活を送っていたことを、2019年に出演した「しくじり先生」で明かしています。

自身でもクズだったと明かす、ヤンキー生活の実態とはどのようなものだったのでしょうか。

しくじり先生に出演した黒石高大さんによると、地元の怖い先輩に「お前は今日からギャングだ」と言われ、素直にどんどん悪い道を極めていったそう。

生活も不規則になっていき、お昼に起きて、朝食兼昼食を摂った後はヤンキー仲間とたむろして夢を語ること4時間。その後は、「街をパトロール」という名目で喧嘩を売っていたそう。

パトロールに飽きるとファミレスに仲間と集い、明け方まで楽しみ、朝7時頃に就寝するというメチャクチャな生活を送っていたそうです。

交番に襲撃をかけて少年院送り

血気盛んな16歳の頃、警察官を怖がらせてやろうと思い立ち、交番を襲撃して少年院送りになりました。

少年院でも全く更生しなかったようで、出所後に愚連隊の隊長に就任、ますますグレしてしまいました。

通っていた学校側からも「もう本当に面倒見きれないので、黒石君の未来のためにも、自主的に退学をしてもらえないか」と打診されてしまう程だったのです。

そんなある日、目を覚ますと、母親が枕元に包丁を突き付けた状態で佇んでいたそう。

「お前がこれ以上人様に迷惑をかけるなら、母としてお前を殺して自分も死ぬ」と呟く尋常でない母親の様子に、黒石高大さんはかなり慌てたといいます。

そして、このままでは駄目だと気が付き、高校をきちんと卒業しようと決意。

改心した後の黒石高大さんは、学校を無遅刻無欠席できちんと通い、学校側にも反省文を毎日提出する日々を送っていたそうで、留年することなく高校を無事に卒業しています。

黒石高大の弱い噂と戦績

地元横浜で「濱の狂犬」という異名を取るほど喧嘩が強かったという黒石高大さん。

総合格闘技「THE OUTSIDER」に名乗りを挙げたのは、不良の喧嘩大会があると聞いて、血が騒いだからでした。

しかし、いざ入ってみると周囲が強すぎて強烈な挫折を味わうことになるのです。

最速KO負けで笑い者に

元プロレスラー・前田日明さんがプロデューサーを務める総合格闘技大会「THE OUTSIDER」。

大会の存在を友人から聞き、後輩からも「黒石さんも参加してイキがっている奴らを潰しちゃってくださいよ」と頼まれたことがきっかけで参戦を決めました。

ただ、申込みをしても、日頃喧嘩で負けたことがなかったので、身体を鍛える発想はなかったようです。

実際、デビュー戦の相手だった保育士をしている秋山選手は、見るからに強そうではありません。

しかし、いざデビュー戦が始まると、あっさりと1ラウンドでジャーマンスープレックスを食らい失神。まさかのKO負けを喫したのです。

第2試合も、開幕すぐに相手選手からストレートパンチを受けてKO負け。この時、試合開始2秒で負けるという驚きのスピード負けが話題になりました。

これまで「濱の狂犬」の異名を取ってきただけに、あっという間に動画が拡散し、笑い者になってしまいました。

黒石劇場の異名で愛される

すっかり笑い者になってしまった黒石高大さん。

もう後が無いと焦りながら3試合目に臨んだところ、気合が入りすぎてゴングが鳴る前にパンチを相手に繰り出してしまいました。そのため、無効試合という判定になりました。

黒石高大さんによると、会場に応援に来ていた昔の仲間達がドン引きしている様子がリングから見て取れたそうです。もはや、強いか弱いか以前の問題になってしまいました。

そして、いつしか「黒石劇場」という新たな異名が付いてしまい、違う意味で「THE OUTSIDER」を盛り上げる存在に。

人気者になるのは悪いことではありませんが、黒石高大さんはこのままでは引き下がれないという気持ちになったのだとか。

心を入れ替え、練習に励む

ヤンキー時代は喧嘩で負けたことがなかった黒石高大さんでしたが、格闘技デビュー後は自身の実力の低さを認めざるをえませんでした。

そこで黒石高大さんは格闘ジムに入会。日々稽古にしっかり取り組む覚悟を決めたのです。

ジムに入るだけではなく、造園・建築関係の会社で職人としての仕事も始めました。

それまでは昼過ぎに起床してダラダラと過ごしていましたが、朝4時に起床後、トレーニングをしてから出社というストイックなスケジュールに変更。

仕事を夜までこなした後に道場で稽古、これが終わると自主練習と、どれだけ早くても午前1時までは就寝せずに時間を惜しんで鍛えていったのです。

「しくじり先生」に出演した際、当時は、練習相手にあばら骨を折られることもしばしばあったと語り、スタジオからは「そこまでやるの？」と驚きの声が挙がりました。

黒石高大さんは、「練習相手に対してムカつくと思ったこともあったが、ブチのめそうにも、僕が弱いから仕方がないですよね」と、悔しい思いをしたことを明かしています。

自身の弱さに向き合い、ひたむきに練習を重ねた結果、徐々に勝ち星を取れるようになっていきました。

OUTSIDERを引退！戦歴は？

次第に勝ち星を重ねるようになり、周囲から目を引く存在になった黒石高大さん。2015年に引退するまでに18戦を戦い抜きました。

最終戦績や引退の理由について見ていきましょう。

相手を射るような鋭い眼光を持ちながらも、周囲からは笑顔が可愛いという評価もある黒石高大さん。不思議な魅力がありますよね。

いつしかファッション雑誌の表紙を飾ったり、映画に出演したりするなど、芸能活動の仕事が舞い込んでくるようになりました。

そのため、造園業の職人を辞め、芸能事務所に所属して芸能活動と格闘家の2足のワラジを履く生活が続きました。

悩んだ末に芸能活動の道を選んだ黒石高大さんは、2015年12月のリングを最後に引退を表明。

引退試合の対戦相手は、THE OUTSIDERの旗揚げから支えてきた黒石高大さんの友人である啓之輔さんでした。

友人との最後の試合に向けて「殺す気でいく」と、並々ならぬ闘争心を剥き出しにして挑みました。

結果は、1Rで黒石高大さんのタックルを避けつつ、首を取った啓之輔さんがギロチンチョークを炸裂。残念ながら、KO負けで最後の試合を終えました。

黒石高大さんは「俺、これからは芸能界で派手に喧嘩かましてくるんで！　応援よろしくお願いします！」と黒石節全開でリングを降りたのです。

最終的な戦績は、7勝8敗2引き分けの1無効試合です。

序盤は練習をしなかったために連敗が続いたり、ゴング前にパンチを繰り出すという無効試合があったりと酷いものでした。しかし、後半は勝ち越していることになります。

本気で取り組んだ結果がきちんと出ていますね。

黒石高大の母親は刑務所にいるという噂

黒石高大さんの母親は刑務所で服役しているという噂がありますが、本当でしょうか。

母親は何者なのか、刑務所の噂が立つ理由について調査しました。

インタビューの発言から噂が浮上

母親が刑務所に入っていた証拠となる情報は見当たりませんでした。

インタビューを受けた際、母親について聞かれた黒石高大さんは「社会不在で母親が家にいなかったので親戚に育てられた時期もあった」と話していたことがあります。

黒石高大さんが使った「社会不在」という言葉がどういう意味なのか不明ですが、当時この言葉から、「刑務所に入っていて家にいないのでは？」という憶測が飛びかったのです。

その他のインタビューでは、母子家庭だったと語っていることから、社会不在は父親が不在だったという言葉を言い間違えたのではないかという説もあります。

母親が美人だと有名に！

一緒に買い物に行ったり、レストランで食事をしたりするなど、母親との関係はかなり良好なようです。

また、インスタに2ショット写真がアップされていたり、Youtubeで共演していたりもしていて、仲の良さが窺えますね。

俳優に転向した後は、出演した作品を全部チェックして、後で感想を教えてくれる間柄だそうです。

月曜ドラマスペシャル「十津川警部シリーズ江ノ電に消えた女～十津川警部への挑戦状～」に出演した際、チンピラ役を演じた黒石高大さん。

女性を海岸から拉致して暴行の末に殺害するという悪人役を演じたのですが、放送後に珍しく母親から電話が来なかったそうです。

気になって電話をかけたところ、母親からは「ドラマ見たわ。クズで涙が出た」と言われてしまったんだとか。

役者として褒められていることになるのか、複雑な気持ちになったそうです。

黒石高大の妹が可愛いと話題に

妹とのツーショットを披露

黒石高大さんには、1歳下の妹がいます。名前は麻里さん。度々インスタやブログに登場し、車で出かけたり、一緒に釣りを楽しんだりしている様子が公開されています。

ファンからは、とても美人だと絶賛するコメントが寄せられています。

そんな麻里さんは水商売に就いています。黒石高大さんの妹がキャバ嬢であることを知らない客が「黒石高大は弱い」と話しているのを聞いて、麻里さんは激怒。

その発言をした客に水をかけ、「お兄ちゃんは弱くない！」と客と大喧嘩を繰り広げたのだとか。

帰宅した妹が母親に「今日は店で腹立たしい事件があった」と愚痴をこぼしているのを偶然耳にし、妹が自分をかばって客と喧嘩したことを知った黒石高大さん。

聞いていることを知られないようにそっと部屋に戻り、妹に対する申し訳なさで布団の中で涙を流したと語っています。

黒石高大の性格

素直で家族思い

黒石高大さんの性格の特徴は、自身の実力を認めて周囲から良い点を吸収するという素直な点ではないでしょうか。

格闘技に参戦してコテンパンにやられた時も、日々の鍛錬が大事なのだと気が付き、軌道修正するところからも分かりますよね。

家族とも仲が良く、一緒出かけたり、母の日にサプライズ企画を仕掛けて喜んでいる様子に幸せを感じるとブログにアップするなど、家族への優しさが特徴ですね。

黒石高大の年収

2015年以降、格闘家を廃業して俳優で生計を立てている黒石高大さん。気になる年収について調査しました。

年収は非公開

黒石高大さんは自身の年収データを公開していません。

出演している作品は、CMは「ジョージア」、それ違法だよのセリフで有名な日本民間放送連盟、映画は「テラフォーマーズ」、「キングダム」など有名作品が多数あります。

主役ではないにせよ、きちんとしたギャラが支払われているだろうということから、ネットでは、概ね500万円～700万円程になるだろうと見られています。

黒石高大の愛車

愛車はベンツの可能性が高い

黒石高大さんは、自身のブログで車の車検に行ったという、エピソードを公開しています。車の一部しか見えていないのですが、車の形から察するにベンツを愛車としているようです。

黒石高大の現在①　彼女や結婚情報

2021年現在、34歳の黒石高大さん。気になるのは結婚や彼女の存在ではないでしょうか。

石黒高大さんの様子について見ていきましょう。

まだ結婚していない！

黒石高大さんが結婚しているという情報は見られません。極秘結婚していなければ独身でしょう。

ブログには、妹以外の女性と一緒に写っている写真がアップされています。とても楽しそうな様子で、彼女ではないかと噂になったことがありました。

しかし彼女ではなく、マネージャーの「わみさん」という女性であることが判明しています。

ブログなどSNSで彼女の存在についての記載も見当たりませんが、彼女を隠している可能性も捨てきれませんね。

黒石高大の現在②　Youtuberとしても活動中

母親と一緒にライブも！

黒石高大さんは、俳優業の傍らでYoutuberとしても活動しています。

チャンネル開設は2020年4月30日で、まさに緊急事態宣言真っ最中。お家時間というテーマで母親とトークしたり、家庭菜園をしたり、1人キャンプしたりと密を避けて楽しんでいます。

チャンネル登録者数は2021年1月現在1万5千人と、まだまだ伸び代がありそうです。

ライブ動画では多数のコメントが寄せられていて、ファンとの交流を楽しんでいる様子が窺えます。

まとめ

黒石高大さんは、「THE OUTSIDER」出身の俳優です。学生時代は、地元の横浜で手の付けられない札付きの悪でした。

毎日喧嘩に明け暮れて、いつしか「濱の狂犬」という異名を付けられました。ヤンキー時代には、交番を襲撃して少年院に入った過去も持っています。

関東連合との関係を疑われたこともありましたが、噂レベルであり、繋がりに関しては確かな情報はありません。

周囲に勧められて、練習を一切せずにTHE OUTSIDERに挑んだところ、連続KO負け。デビュー2試合目の開始2秒で失神KOした様子から、「弱い」と揶揄されることになりました。

その後は心を入れ替えてトレーニングに邁進、最終的な戦績は7勝8敗2引き分け1無効試合で現役を退きました。

引退後は、俳優業をメインにYoutuberとしても活動しています。家族と仲が良いようで、インスタや動画に母親がゲスト出演することも。

現在はまだ独身で、彼女に関する噂も入っていません。今後、熱愛の噂も耳に入るのでしょうか。

これからも黒石高大さんの動向から目が離せませんね。