大麻とは

大麻は麻（アサ）の花冠や葉を乾燥させたり、樹脂化したり、液体化したものを指します。日本では、一般的に「大麻」というと乾燥大麻のことを指すことが多いです。

日本では「大麻」と呼ばれることが多いですが、次のように呼ばれることもあります。

日本では大麻は法律で禁じられている薬物です。THC(テトラヒドロカンナビノール)という成分があるため、多幸感などを引き起こして有害性があるためです。

大麻取締法という法律があり、大麻は研究用以外では、所持しているだけでNGです。栽培もダメです。ただ、使用しているだけでは有罪にはなりません。

大麻は世界的には合法になっていることも

日本では大麻は法律で禁止されていますが、世界には大麻は合法としている国があります。カナダやオランダ、スペイン、南アフリカなどですね。

また、アメリカやインドでは州によって扱いが異なり、合法としている州もあります。

医療用として大麻は用いられている

日本では「大麻＝麻薬・違法薬物・危険」というイメージが強く、絶対に悪いものと思っている人は多いと思います。確かに、そのイメージは間違っていません。日本では法律で禁止されている以上、大麻は悪いものです。

ただ、医療用大麻というものが存在することは知っておく必要があります。癌、AIDS、喘息、緑内障の治療、抗うつ薬、睡眠障害、食欲増進剤、抗けいれん剤、腰痛などの疼痛疾患などに効果があることがWHOが認めていて、医療用大麻の研修を推進しています。

大麻を吸ってた芸能人・有名人：1～10人目

1．高樹沙耶さん

女優の高樹沙耶さんは、2016年に大麻所持の疑いで逮捕され、執行猶予3年の判決を受けています。高樹沙耶さんは2012年ごろから大麻に対して合法化すべきとのスタンスを取っていて、大麻女優とも呼ばれるようになっています。

田口淳之介さんと小嶺麗奈さんが逮捕された時には、人権侵害だと主張しました。

2．沢尻エリカさん

女優の沢尻エリカさんは、2019年にMDMA所持の疑いで逮捕されています。この逮捕で大麻のの所持は認められていませんが、「これまでに大麻やLSD、コカインも使った」と供述していますし、スペインでは大麻インストラクターとの付き合いがあったことが判明しています。

3．田口淳之介さん

元KAT-TUNの田口淳之介さんは、交際相手の小嶺麗奈さんと一緒に大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。小嶺麗奈さんと同じく、懲役6ヶ月執行猶予2年の判決を受けました。

保釈時の報道陣への土下座は話題を呼びました。2019年11月には芸能活動の再開を発表しています。

4．小嶺麗奈さん

元女優の小嶺麗奈さんは、交際している田口淳之介さんと一緒に2019年に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。懲役6ヶ月執行猶予2年の判決となっています。

5．長渕剛さん

長渕剛さんは1995年に大麻取締法違反で逮捕されました。警察としては、もともと覚せい剤取締法違反での逮捕を狙っていたようですが、覚せい剤の使用・所持は認められなかったとのことです。

この逮捕で　国生さゆりさんとの不倫が明るみに出たので、大きなスキャンダルになりましたよね。

6．田中聖さん

元KAT-TUNの田中聖さんは、大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。尿からは陽性反応が出ていますが、ごく微量の大麻が親族所有の車から見つかっただけで、それ以外の証拠がなかったようで、証拠不十分のために不起訴処分となりました。

大麻の使用は大麻取締法の違反ではないんです。

7．研ナオコさん

研ナオコさんは、1977年に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。自宅に大麻を隠し持っていたとのことです。その大麻は内藤やす子さんから譲り受けたものということが判明し、半年間、芸能活動を自粛しています。

8．コロッケさん

ものまねタレントのコロッケさんは、1984年に大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。不起訴処分になっているものの、好感度の高いコロッケさんが大麻で逮捕されていたというのは、ちょっと驚きですよね。

9．錦野旦さん

タレントの錦野旦さんは、1977年に大麻所持の疑いで逮捕されています。その時の大麻はポルノ女優から譲り受けたものとのことで、アイドルとして人気があった錦野旦さんにとっては、致命的ともいえるスキャンダルでした。

10．桑名正博さん

ミュージシャンの桑名正博さんは、1977年に大麻とコカインを所持していた疑いで逮捕されています。さらに、1981年には自宅で大麻パーティーを開いていた疑いで、再逮捕されています。

大麻を吸ってた芸能人・有名人：11～20人目

11．内田裕也さん

内田裕也さんは1977年に大麻取締法違反で逮捕されました。起訴猶予処分となっていますが、本人はあまり逮捕されたことを反省していない様子で、「その点マリワナは、決して攻撃的にならない。やさしく包んでくれる。そういう意味では、アルコールよりも健康的なわけで、ただそれだけのことだよ」と述べています。

12．井上陽水さん

ミュージシャンの井上陽水さんも1977年に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。井上陽水さんが大麻に手を出した理由は、お酒を飲めないからとのことです。自分はお酒をお飲めないから、代わりに大麻を吸ったということですが、よくわからない理由ですよね。

13．美川憲一さん

歌手の美川憲一さんは、1977年に大麻所持で逮捕されています。その後、1984年には再び大麻取締法違反で逮捕されました。再犯でしたが、実刑判決にはならず、執行猶予の判決となっています。

14．上田正樹さん

「悲しい色やね」などのヒット曲で知られる上田正樹さんは、1977年にソロデビューをした直後に大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。

15．萩原健一さん

俳優の萩原健一さんは、1983年に大麻を所持していた疑いで逮捕されています。その後は大麻で逮捕されたことはありませんが、2005年にテレビで大麻解禁を推奨するような発言をしたため、厚生労働省から注意されたことがあります。

16．いしだ壱成さん

いしだ壱成さんは、2001年に大麻やLSDなどの薬物を所持していた疑いで逮捕されました。この時は初犯だったこともあり、懲役1年6ヶ月執行猶予3年の判決となっています。出演予定だった舞台は降板となり、芸能活動を自粛しています。

17．カルーセル麻紀さん

カルーセル麻紀さんは、2001年に大麻を所持していた疑いで逮捕されています。大麻だけではなく、コカインも所持していたとのことです。

ただ、これは濡れ衣だったとのことで、不起訴処分になっています。

18．鶴見辰吾さん

俳優の鶴見辰吾さんは、薬物とは無縁で健康的なイメージがありますが、実は成蹊大学在学中に大麻取締法違反です。この影響で、スクールウォーズを降板しました。

19．KenKenさん

人気ロックバンドのDragon Ashのサポートメンバーであり、RISEのベーシストだったKenKenさんは、京都にある自宅で女性と一緒にいる時に、自宅に大麻を隠し持っていた疑いで逮捕されています。彼にとって、大麻は日常の一部になるほど常習していたとのことです。

20．成田昭次さん

元男闘呼組の成田昭次さんは、2009年に乾燥大麻を所持していた疑いで逮捕されています。自宅に隠し持っていたとのことで、男闘呼組を結成したころから大麻を使っていたとのことです。

大麻を吸ってた芸能人・有名人：21～30人目

21．イワンさん

元いいとも青年隊のイワンさんは、2006年に大麻所持の疑いで逮捕されました。「友達からもらった。使ったこともある」と容疑を認めています。

逮捕されたのはいいとも青年隊を卒業してからですが、いいとも青年隊現役の頃から、大麻を使用していたのかもしれませんね。

22．中村俊太さん

中村雅俊さんの息子である中村俊太さんは、2009年に乾燥大麻を所持していた疑いで逮捕されました。ただ、初犯であることや所持していた大麻が微量であったことから、起訴猶予処分になりました。この逮捕を機に、芸能界を引退しています。

23．T.O.Pさん

BIG-BANGのT.O.Pさんは、2016年に事務所の女性の練習生と一緒に大麻を吸った疑いで、2017年6月に逮捕されています。この逮捕された時はT.O.Pさんは兵役に入っていました。

また、書類送検された後は、精神安定剤の過剰摂取をして、意識不明の状態で救急搬送されています。

24．DJ KATSUさん

元ヒルクライムのDJ KATSUさんは2017年に大麻を所持していた疑いで逮捕されています。春夏秋冬以来ヒット曲がないことに悩んでいたDJ KATSUさんは、2016年にアメリカのロサンゼルスで、現地スタッフが大麻を吸っていたことから、自分も大麻を吸うようになったとのことです。

25．勝新太郎さん

俳優の勝新太郎さんといえば、ハワイでパンツに大麻（マリファナ）を入れて逮捕されたことで有名ですよね。昭和のスターだったことは間違いありませんが、「ハワイでパンツに大麻」というパワーワードで、残念なイメージがついてしまいました。

「気づいたら入っていた」とのらりくらりしていたそうですが、気づいたらハワイでパンツに大麻が入っているなんて、そんなわけはありません。

26．中村耕一さん

元THE JAYWALKのボーカルである中村耕一さんは、1977年に大麻を所持していた疑いで逮捕されました。ただ、この逮捕で大麻を断ち切れたわけではなく、2010年に覚せい剤で捕まった時には、一緒に大麻も所持していました。

27．大森隆志さん

元サザンオールスターズのメンバーだった大森隆志さんは、2006年に大麻と覚せい剤を所持していた疑いで逮捕されています。大麻と覚せい剤を一緒に所持しているケースは意外と多いんです。大麻が覚せい剤の入り口になっているのかもしれません。

28．清水健太郎さん

俳優の清水健太郎さんも覚せい剤のイメージが強いと思いますが、大麻もやっていました。過去には大麻の所持で2回も逮捕されています。

覚せい剤はもちろんですが、大麻でも2回逮捕されているということは、よほど依存性が高いのか、それともモラルが低いのかどちらなのでしょうか。

29．田代まさしさん

田代まさしさんと言えば、覚せい剤のイメージが強いですよね。実際に何度も覚せい剤で逮捕され、ようやくメディアに出演してきた2019年にも、また覚せい剤で再逮捕されています。

ただ、大麻も吸ってるようで、通算4度目の逮捕の時には覚せい剤以外に大麻も所持していました。

30．高知東生さん

俳優の高知東生さんは、2016年に愛人の女性とホテルにいたところを、大麻と覚せい剤を所持していた疑いで逮捕されています。この逮捕に関しては、愛人のホステスがもともと覚せい剤所持で疑われていて、一緒に逮捕されたようです。

この逮捕から約1ヶ月後に、高島礼子さんと離婚しています。旦那が大麻と覚せい剤で逮捕された。しかも、愛人とホテルで一緒だったとなれば、離婚するのも当然ですよね。

大麻を吸ってた芸能人・有名人：31～37人目

31．加勢大周さん

俳優の加勢大周さんは2008年に大麻を9.4グラム所持していた疑いで逮捕されました。大麻と同時に覚せい剤も所持していて、さらに大麻を栽培していたとのことです。2006年以降、週3～4回のペースで大麻を使っていたとのことですので、常習性があったんですね。

32．ミッキー吉野さん

ゴダイゴのメンバーであるミッキー吉野さんは1970年に大麻取締法違反で逮捕されています。ただ、薬物をやめられなかったようで、1992年には今度は覚せい剤で逮捕されていますね。

33．エンセン井上さん

総合格闘家のエンセン井上さんは、2008年に大麻を所持していたところを職務質問され、現行犯逮捕されています。懲役10ヶ月執行猶予3年の有罪判決を受けてています。2010年には総合格闘技の舞台に復帰しています。

34．麻生希さん

AV女優の麻生希さんは、2018年に覚せい剤所持の疑いで逮捕されていますが、同時に覚せい剤だけではなく、大麻などの複数の麻薬や器具も押収されています。覚せい剤だけでなく、大麻やコカインなどいろいろな麻薬をやっていた可能性が高いですね。

35．中島らもさん

小説家の中島らもさんは、2003年に大麻を所持していた疑いで逮捕されています。有罪判決を受け、懲役10ヶ月執行猶予3年となっています。中島らもさんは精神的に追い詰められたり、つらくなったときなどに吸引していたとのことですが、若い時には使用はしていないものの、大麻を栽培していたこともあったそうです。

36．國母和宏さん

スノーボーダーの國母和宏さんは、2019年11月に麻薬取締法違反の疑いで厚生労働省麻薬取締部に逮捕されました。國母和宏さんの場合は、大麻を所持・使用したわけではありません。アメリカから国際郵便で大麻製品を輸入した疑いです。

営利目的で輸入したのではないかと言われています。

37．YOU THE ROCKさん

YOU THE ROCKさんは、2005年に大麻取締法違反の罪で逮捕され、執行猶予判決を受けています。その後、2010年にはまた大麻取締法違反で逮捕され、懲役8ヶ月の実刑判決を受けました。

その後は芸能界を引退していましたが、現在は音楽活動を再開させています。

大麻を吸ってる人の13の特徴

大麻を吸ってる人には、共通する特徴があります。どんな特徴があるのかを見ていきましょう。

1．目が虚ろ

大麻を吸ってる人は、目が虚ろになっていることが特徴です。大麻を吸うと、多幸感を感じるので、ふわふわしたような現実離れしたような感覚になります。そうすると、目の焦点が合わなくなり、目が虚ろになっていくのです。

「目の前にいるのに、この人と視線が合わないなぁ」という感じだったり、「どこ見ているのかわからない」という感じのことが多いです。

2．情緒不安定

大麻を吸ってる人の特徴、2つ目は情緒不安定です。大麻を乱用していると、精神的に不安定になっていきます。

大麻を吸ってる人は精神的に落ち着かなくなり、周りの人も巻き込んで、トラブルを起こすこともあります。

3．やる気がない

大麻を吸ってる人は、やる気がなくなります。大麻はやる気を奪っていくんです。長年大麻を吸ってると、「無動機症候群」という状態になってしまうのです。

仕事をする気もなくなる。勉強もしなくなる。外出する気力すらなくなる。何もする気が起きない。

だから、重度の引きこもりになり、社会生活が送れなくなってしまうのです。

4．パーティー＆クラブ好き

大麻を吸ってる人の4つ目の特徴は、パーティーやクラブが好きなことです。大麻との出会いは、クラブのことが多いですね。クラブに遊びに行って、そこで大麻を吸ってる人と出会って大麻を勧められたり、クラブ周辺で大麻の売人に声をかけられたりなどですね。

また、パーティーやクラブが好きな人の友達は、大麻を吸ってる人・大麻が身近にある人が少なくありません。

ただ、パーティー好き＆クラブ好きだから、全員が大麻を捨てるというわけではないので、その点は誤解しないようにしてください。

5．同じことも何度も話す

大麻を吸ってる人は同じことを何度も話すことが多いです。大麻を乱用していると、記憶力がなくなったり、集中力がなくなったりします。

そのため、自分が話したことを忘れて、何度も同じことを話すようになってしまうのです。

ある意味、大麻は認知症の高齢者に似たような状態になってしまうことがあるんです。

6．挙動不審

大麻を吸ってる人は、挙動不審になることもあります。大麻を乱用している人は幻覚・幻聴の症状が起こることがあります。

五感が異常に冴えわたることもありますし、お酒に酔ったようにフラフラしたりすることがありますので、大麻を吸ってる本人はそんなつもりはなくても、周囲から見ると、明らかに挙動不審見えることがあります。

7．ニヤニヤしている

大麻を吸ってる人の7つ目の特徴はニヤニヤしていることです。大麻を乱用している人は、常に表情がニヤニヤしていることがあります。

これは幻覚・幻聴の症状が出ている人に多い特徴です。ほかの人には見えないもの・聞こえないものが本人には見えていて、聞こえているのですから、ニヤニヤしていることが多いんです。

さらに、頭がぼーっとしていることも多いので、「ニヤニヤしていると怪しまれる」という思考回路がないこともあります。

8．被害妄想がある

大麻を吸ってる人は、被害妄想に襲われていることがあります。大麻を吸ってると、統合失調症のような症状が出ることがあります。

そのため、「いつも誰かにあとをつけられている」、「いつも見られている」、「盗聴されている」などの被害妄想が出てしまい、その被害妄想から自分の身を護るために、犯罪行為をすることもあるんです。

9．独特のにおいがある

乾燥大麻は独特の甘い匂いがすることが特徴です。お香のような匂いがするとも言われています。乾燥大麻の匂いを誤魔化すために、部屋でお香を焚いている人もいます。

大麻を吸ってる人は、お香のような甘い独特の匂いがすることが多いんです。

10．大麻の良さを力説する

大麻を吸ってる人の特徴は、大麻の良さを力説します。大麻を乱用している人は、「大麻が依存性が少ないし、タバコよりも健康に害はないものだ！医療用にも使われているんだ！」のように大麻の良さを聞いてもいないのにひたすら力説してくることがあります。

大麻を吸ってる人は、自分の罪悪感を消すために、大麻の良さを布教しようとするのです。

11．「大麻は楽勝」というスタンス

大麻を吸ってる人は、「大麻は楽勝」というスタンスを取ることがあります。「大麻は覚せい剤に比べたら、麻薬には入らない！そんなに悪いものじゃないんだよ」のように言って、「大麻くらいでそんなに騒ぐなよ」と思っているんです。

このタイプの特徴は、「大麻を吸ってる俺、すごい！カッコいい」という思いが根底にあります。

12．変なナチュラリストになる

大麻を吸ってる人の特徴、12個目は変なナチュラリストになることです。大麻を吸ってる人は、やたらに自然を愛し、文明を忌み嫌うようなって、田舎や離島に引っ越して、自給自足を目指すことがあります。

高樹沙耶さんは、まさにこのタイプですね。

13．放浪の旅に出ることがある

大麻を吸ってる人は、突然放浪の旅に出ることがあります。オシャレで大麻を吸ってるのではなく、本気で大麻の虜になってしまった人は、日本では思うように大麻を吸えないことに悩むようになります。

その結果、スペインやカナダなど大麻が合法とされる国にフラッと行ったり、インドやネパールなど比較的自由に大麻を吸える国に放浪の旅に出ることがあるんです。

大麻の症状

大麻を吸っていると、次のような症状が現れるようになります。

大麻の煙を吸った時の症状

大麻を吸った時の症状はこちらです。

大麻はダウナー系であり、サイケデリック系の麻薬なので、簡単に言うと、「ぼんや～りと楽しくなる」という症状が出るんです。

バッドトリップすることも

大麻を吸った時の症状を見ると、「なんとなく楽しそう。やってみたい」と思うかもしれません。でも、バッドトリップすることもあるんです。

バッドトリップとは、不安や恐怖や落ち込みなどの不快な症状が出ることです。

大麻を長期間乱用した時の症状

大麻を長期間乱用すると、大麻精神病になってしまうことがあります。大麻精神病とは統合失調症のような状態のことです。

大麻を長期間使用していると、大麻精神病になり、廃人と同じような状態になりかねないのです。

大麻は危険？危険じゃない？

大麻は危険か危険じゃないかという議論が日本でも巻き起こっています。大麻は危険なのか、大麻は危険ではないかを考えてみましょう。

大麻は危険！

大麻は危険です。これははっきり言うことができます。大麻を乱用していると、先ほど説明したような大麻精神病になるリスクがあるのですから、大麻が危険でないはずがないですよね。

大麻は頭をボーッとさせてしまうので、大麻を使用した後8～12時間は車の運転が正常に行うことができず、交通事故を起こす可能性があります。

単独事故であなたがケガをするだけならまだいいです。自己責任ですから。ただ、交通事故で死亡するケースもあります。また、あなたがほかの人を巻き込んで事故を起こして、他人の命を奪ってしまうこともあるんです。

だから、大麻は危険です。そもそも大麻が危険でなければ、法律で禁止されることはないですよね。危険な薬物だから、法律で禁止されていますし、世界中の多くの国で非合法とされているんです。

大麻は危険じゃないは嘘！

大麻は危険ではないと主張する人もいます。その人たちが主張する根拠は次のようなものがあります。

これは確かにその通りです。医療用大麻が使われるくらいですから。ただ、大麻には身体的な依存はありませんが、精神的な依存はあります。

身体的な依存とは大麻の効果が切れると、血圧が上昇したり、頭痛がしたりなどの身体的な症状が出てくることです。精神的な依存は大麻が切れると、不安になったり、大麻が欲しくてたまらななくなることです。

大麻は精神的な依存はあります。だから、大麻を乱用していると、大麻が欲しくて欲しくてたまらなくなり、大麻をやめることができないんです。

大麻をやめられなくなったら、先ほど紹介したような危険が常について回ることになります。

医師や薬剤師がきちんとその効果などを経験し、慎重に治療に用いれば、大麻は危険ではないかもしれません（それでも日本では禁止されていますが）。でも、素人が自分の楽しみのために大麻を使うのは危険なんですね。

ゲートウェイ理論もある

大麻は身体的な依存はないし、発がん性はないから危険ではないという主張があります。確かに、危険性で言えば、覚せい剤よりは危険はないと思います。

ただ、大麻に安易に手を出してしまうと、大麻を入り口にして、麻薬・違法薬物にどんどん手を出して、取り返しがつかなくなることもあるんです。

大麻を吸ってる人は、大麻の売人に接触しますよね。大麻の売人は次は覚せい剤やコカインなどを売りつけてくる可能性はあります。

また大麻を吸ってる人も、「大麻でこのくらいなら、覚せい剤をやっても大丈夫でしょ」という考えが出てくるんです。

だから、大麻はほかの麻薬・違法薬物への入り口になりかねない怖くて危険な薬物ということになるんです。

まとめ

大麻を吸ってた芸能人・有名人と大麻を吸ってる人の特徴、症状、大麻の危険性についてまとめましたが、いかがでしたか？

大麻は危険ではないと主張する人もいますが、それは間違いです。大麻は危険な薬物ですので、いくら人に勧められても、あなた自身が興味を持っても手を出さないようにしましょう。