オネエ・オカマ・ニューハーフの違いはある？

オネエやオカマ、ニューハーフの違いを知っていますか？これは、厳密には違いがあるのかもしれませんが、この3つの言葉はほぼ同じ意味で使われています。

本来は男性なのに、女性らしい外見をしていたり、女性らしい言葉や仕草をしていたりする人のことをオネエやオカマ、ニューハーフと言っています。

ただ、オネエやオカマ、ニューハーフと呼ばれる人たちの中には、「自分は男」と認識している人もいれば、性同一性障害で「自分は女」と認識している人もいます。

また、恋愛対象が女性の人もいれば、男性の人もいます。男性も女性も恋愛対象に入る人もいます。

オネエ・オカマ・ニューハーフと一括りにすることは簡単ですが、みんなが同じというわけではなく、1人1人違う個性を持っているということは覚えておかなくてはいけません。

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人一覧45名：1-15

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人を45名、一気に紹介していきます！

1．マツコ・デラックスさん

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人と言って、皆さんが最初に思い浮かべる人は、このマツコ・デラックスさんではないでしょうか？女装家でゲイであることを公表しているマツコ・デラックスさんは、いつも的確なコメントをしているので、非常に好感度が高いですね。

この方は、「オネエやオカマ、ニューハーフはうるさくてキャピキャピしている」という印象を変えた人と言えるかもしれません。

2．ミッツ・マングローブさん

タレントのミッツ・マングローブさんは、オネエ・オカマ・ニューハーフの中でも女装家やドラァグクイーンに分類される人ですね。ドラァグクイーンとは男性が女装をしてパフォーマンスする人のことです。

ミッツ・マングローブさんは学習障害を告白していますが、慶応義塾大学法学部卒業、またイギリスに留学経験もありますので、立ち振る舞いが非常に知的ですよね。

3．IKKOさん

ヘアメイクアップアーティストであり美容家であるIKKOさんは、オネエ・オカマ・ニューハーフの中でも一時代を築いた人と言えるのではないでしょうか。「どんだけ～」は流行語にもなりました。

みんなから愛されるキャラクターと的確で参考になる美容知識・メイク技術はすごいですよね。

4．はるな愛さん

タレントのはるな愛さんは、オネエ・オカマ・ニューハーフの中でも性同一性障害を持っていて、性適合手術を受けたタイプの人になります。

はるな愛さんは「ほっしゃん。」にプロポーズされるほどの美貌の持ち主で、芸能界デビューされた時は、「本当に男性なの？オネエなの？」とみんなが驚きましたよね。

5．假屋崎省吾さん

フラワーアーティストとして確固たる地位を築いている假屋崎省吾さんも、オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人ですね。

假屋崎省吾さんの美しい美的感覚は、オネエ・オカマ・ニューハーフだからこそ培われたものかもしれません。

また、オネエのキャラが受けたのではなく、フラワーアーティストとしての名声を得てから芸能界に出てきたのも、好感が持てる1つの要因だと思います。

6．池畑慎之介さん

2018年5月で「ピーター」を卒業した池畑慎之介さんは、女性らしい仕草やメイクなどをしていますので、オネエタレントの1人と言えると思います。実際に、女役を演じることには何の抵抗もなかったとのことです。

ただ、常に女装をしているタイプのオネエや性同一性障害の人とは違うことを自覚しているそうですので、オネエ・オカマ・ニューハーフの人もいろいろなタイプがいるということですね。

7．美輪明宏さん

タレントや歌手として活動している美輪明宏さんは、オネエ・オカマ・ニューハーフのタレントの先駆け的な存在と言えるかもしれません。

以前から女役を演じていて、中性的な風貌だったことで、オネエやオカマのような分類をされることも多いですが、美輪明宏さんはオネエやオカマ、ニューハーフなどのくくりを超えた存在のような気がします。

8．美川憲一さん

歌手でタレントの美川憲一さんも、オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人ですね。完全な女装というわけではありませんが、しっかりとメイクをしていますし、仕草や口調が女性らしいので、オネエのような印象になります。

9．KABA.ちゃん

振付師やタレントとして活躍しているKABA.ちゃんは、オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人ですが、厳密に言うと、現在はれっきとした女性ですので、この分類に入れるのはちょっとおかしいかもしれません。

ただ、性適合手術を受けて戸籍の性別を変える前までは、オネエ・オカマ・ニューハーフの分類に入る方でした。あのdosのKABA.ちゃんがオネエだったなんて！と衝撃を受けた人も多いと思います。

10．おすぎさん

映画評論家でタレントのおすぎさんは、次に紹介するピーコさんと一卵性双生児ですが、2人ともオネエ・オカマ・ニューハーフですね。

おすぎさんの場合は、仕草や口調などはおねえですが、メイクや女装などはしていないタイプのオカマ・ニューハーフになります。

11．ピーコさん

おすぎさんと一卵性双生児であるピーコさんもオネエタレントの1人ですね。ピーコさんも、おすぎさん同様にメイクをしたり、女装をしたりすることはないタイプのオカマ・ニューハーフタレントになります。

一卵性双生児のオネエ2人が、それぞれ映画とファッションの業界で成功するのは、本当にすごいですよね。

12．クリス松村さん

フィットネスインストラクターで、ヘキサゴンなどでも活躍していたオネエ・オカマ・ニューハーフタレントのクリス松村さんは、女装やヘアメイクを女性らしくすることはないものの、口調やしぐさなどは女性らしくしているタイプですね。

13．楽しんごさん

タレントのほかに、整体師としても成功している楽しんごさんは、幼少期から女性らしく「なよなよした」感じの立ち振る舞いをしました。小学校の時は、それが原因でいじめられたこともあったとのことです。

口調や立ち振る舞いは女性らしいですが、メイクや髪型、ファッションなどは男性らしいタイプのオネエタレントですね。ただ、闇営業疑惑で吉本興業は解雇されています。

14．山咲トオルさん

漫画家でオネエタレントの山咲トオルさんは、オフィシャルブログのタイトルが「おネエ’s LIFE STYLE」なので、自他ともに認めるオネエの芸能人と言って良いでしょう。

山咲トオルさんも、服装やメイク、髪型などは男性らしいもので、口調や仕草が女性らしいタイプのオカマ・ニューハーフですね。

15．きよ彦さん

着物デザイナーでタレントのきよ彦さんも、仕草などがオネエっぽい芸能人です。「元祖おネエキャラ」、「おネエタレントの古株」などと言われることもありますが、御結婚されて娘さんもいらっしゃるので、ゲイというわけではなく、ただ女性らしさがあるオカマと言えるかもしれませんね。

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人一覧45名：16-30

16．槇原敬之さん

ミュージシャンの槇原敬之さんは、明らかなオネエ・オカマというわけではありません。ただ、槇原さんはゲイであることが判明していますし、仕草や口調などがちょっと女性らしさを感じる部分がありますよね。

どこからが「オネエ」なのかという基準もないので、オネエかオネエじゃないかははっきりとは言えませんが、オネエっぽい芸能人と言うことはできると思います。

17．植松晃士さん

ファッションプロデューサーの植松晃士さんは、仕草や口調がオネエ・オカマの有名人ですね。外見やファッションは男性らしいものになっています。

オネエの人は美的感覚が優れているのか、ファッション業界や美容業界で活躍している人が多いですね。

18．小椋ケンイチさん

「おぐねー」の愛称で親しまれている小椋ケンイチさんは、ヘアメイクアーティストとして活躍されていますが、仕草や口調がオネエですね。ただ、髪型やファッションなどは男性らしいものにしています。

元カレはGENKINGさんという事実もなかなかすごいですね。

19．GENKINGさん

タレントのGENKINGさんは、元オネエの芸能人と言っても良いかもしれません。GENKINGさんは性同一性障害で2018年に性適合手術を受け、戸籍の性別も変えたことを告白しています。

そのため、現在は正真正銘の女性ですので、「元オネエ・オカマ・ニューハーフ」というわけですね。

20．佐藤かよさん

タレントでモデルの佐藤かよさんも、元オネエの芸能人だと思います。佐藤かよさんも性同一性障害に苦しみ、15歳ごろからホルモン治療を受けていたそうです。

以前に雑誌のインタビューで、「戸籍以外はほぼ女性になった」と答えていますので、性適合手術は受けていると思われます。戸籍はこのインタビュー当時は男性のままですが、現在は女性になっているかもしれません。だから、「元」オネエの芸能人なんです。

21．椿彩菜さん

椿彩菜さんも元オネエ・オカマの芸能人です。椿彩菜さんも、性同一性障害に苦しんでいた人で、2006年に性適合手術を受けています。戸籍も女性に変えていることを告白していますので、「元」オネエの芸能人なんです。

一時はゲーム廃人のようにゲームにのめり込んでいたこともあって、最近はゲーム関係の仕事を多く行っているようです。

22．IVANさん

メキシコ国籍でモデルとして活動しているIVANさんも、元オネエ・オカマの芸能人になります。2013年にテレビ番組でオネエであることを告白しています。

そして、2018年に性適合手術をしたことを告白しています。メキシコ国籍なので、日本に戸籍はないですから、戸籍上も女性になったというわけではなく、メキシコの制度的にどうなのかはわかりませんが、元オネエ芸能人であることは間違いありません。

23．日出郎さん

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で脚光を浴び、ダンサーや歌手として活躍している日出郎さんは、1990年代を代表するオネエ芸能人であり、ニューハーフタレントの先駆け的な存在と言えると思います。

ドラァグクイーンとしても活動していますし、新宿二丁目ではバーを数件経営している実業家でもあります。

24．米良美一さん

もののけ姫の主題歌を歌ったことで一躍有名になった米良美一さんは、日本を代表するカウンターテナーです。それと同時に、ちょっとおもしろいオネエ系の芸能人ですよね。

あの素晴らしい歌声とオネエ系のキャラのギャップが面白いですよね。

25．志茂田景樹さん

作家でタレントの志茂田景樹さんは、奇抜なファッションやヘアカラーが特徴で、柔らかい口調でお話されるので、ちょっとオネエ・オカマっぽい印象がある芸能人・有名人ですよね。

ただ、奥様がいらっしゃいますし、ゲイであることをTwitterで否定されています。

@ikemenbakkibaki 僕はゲイではありません。でも、異性愛が健康的で、同性愛が不健康的という見方には中学時すでに反発を覚えていました。当時、背がスラリと高く、トラックをいつも疾走していた上級生に憧憬していました。「走れメロス」を繰り返し読んでいた時期でもあります。

— 志茂田景樹 (@kagekineko) November 24, 2010

そのため、オネエっぽい芸能人・有名人と言えるのではないでしょうか。

26．カルーセル麻紀さん

タレントのカルーセル麻紀さんは、元オネエタレントです。カルーセル麻紀さんは性同一性障害で2004年には戸籍を女性に変更しています。

そのため、以前はニューハーフタレントでしたが、現在は正真正銘の女性になっていますので、「元」オネエタレントです。

27．真島茂樹さん

マツケンサンバの振付師として知られる真島茂樹さんも、オネエ・オカマキャラの芸能人・有名人ですね。真島さんの場合は、仕草や口調などは女性らしいですが、外見は男性らしさを保っているタイプのオネエになります。

28．坂本ちゃん

『進ぬ!電波少年』の企画「電波少年的東大一直線」に出演したことで有名になった坂本ちゃんも、オネエ系の芸能人ですね。

坂本ちゃんもメイクはしないし、坊主頭で服装も男性らしいのに、仕草や口調はオカマ・オネエらしいのが特徴です。「電波少年的東大一直線」ではオネエキャラなのに、坊主の学生服と言うのが受けていましたよね。

29．尾木直樹さん

尾木ママの愛称で親しまれている尾木直樹さんも、ちょっとオネエが入っている有名人ですね。女性のような物腰や柔らかい口調が受けて、明石家さんまさんから「尾木ママ」と呼ばれるようになりました。

尾木ママはご結婚されて、お子さんもいらっしゃるので、完全なオネエというわけではなく、ただ物腰や口調が女性らしいというだけですね。

30．前田健さん

2016年に虚血性心疾患で急逝した前田健さんは、ゲイであることを告白していました。また、芸を告白した後は、時々オネエ・オカマのような口調や仕草になることもありましたよね。

ただ、あややのものまねをする時以外は、特別なメイクをすることはなく、ファッションも男性らしいものを好んでいました。

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人一覧45名：31-45

31．ダイアナ・エクストラバガンザさん

マツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさんと親交のあるダイアナ・エクストラバガンザさんは、女装家であり、銀座でホステスもしています。ただ、「大学は相撲部出身」をネタにしていて、そのギャップがとても面白いですね。

32．肉乃小路ニクヨさん

パンチのある名前と外見が印象的な肉乃小路ニクヨさんはコラムニストとして活躍しているオネエ・オカマの有名人です。

こんな外見をしてると、「え？何？」と思うかもしれませんが、実は慶応大学卒業の超エリートで、平日は証券会社に勤めているという方なんです。

平日と週末のギャップがスゴいですよね。どちらか一方の姿だけを知っている人にとっては、もう一方の姿を見ても肉乃小路ニクヨさんとは思わないですよね。

33．ブルボンヌさん

ブルボンヌさんは1994年にドラァグクイーン集団「アッパーキャンプ」を結成し、女装パフォーマーとして活動しています。日本初のLGBT賞であるTokyo SuperStar Awardsの司会も務めていて、日本のLGBTの活動においては、重要な役割を担ってきたオネエ・オカマの有名人ですね。

34．ナジャ・グランディーバさん

ドラァグクイーンのナジャ・グランディーバさんは、大学受験のために移住した大阪で夜遊びをするためのファッションを研究したからと言われています。

ドリカムのMVにも多数出演していますし、ショーパブに出演することもありますが、現在はタレント業を主にして活動しているオネエ芸能人ですね。

35．ぺえさん

オネエタレントのぺえさんは、タレント活動をしつつも、原宿の竹下通りでアパレルショップ「WC」で店員もしています。

マッシュルームカットとビビットなカラーのファッションが印象的なオネエ芸能人ですよね。

36．ゆしんさん

オネエタレントのゆしんさんは、18歳まではいわゆる「ノーマル」だったそうです。18歳の時に女性に失恋したことをきっかけに、オネエデビューをしたとのこと。女性恐怖症から、オネエデビューをすることもあるんですね。

37．ピカ子さん

オネエのメイクアップアーティストとして脚光を浴びているピカ子さんは、写真を見るとわかるように、かなりのイケメンでスタイルが良いですよね。早稲田大学在学中には、モデルとして活躍していたほどなんです。

有名なメイクアップアーティストにはオネエが多いのは、男性の感性と女性の感性の両方を持っていて、美的感覚が優れているからかもしれません。

38．チャーリー礒崎さん

ロートアイアンアーティストのチャーリー磯崎さんは、日本テレビの「おネエ☆MANS」にレギュラー出演していたオネエ有名人ですね。オネエというと、肉体派ではなくインドア系のイメージがありますが、チャーリー磯崎さんは元マウンテンバイク世界選手権日本代表選手というすごい経歴の持ち主なんです。

39．三ツ矢雄二さん

キテレツ大百科のトンガリ役やタッチの上杉達也役などで知られる三ツ矢雄二さんは、以前からオネエキャラとしてバラエティ番組に出演していましたが、20代の頃に男性と同棲していたことをカミングアウトしています。

40．フェミニーナさん

大坂を中心にドラァグクイーンとして活動し、ショーパブなどで活躍しているフェミニーナさんも、オネエ系の有名人ですね。詳細な身長はわかりませんが、身長が高いので、非常に迫力があり、ドラァグクイーンとして映えるタイプだと思います。

41．カトゥーさん

お笑いタレントのカトゥーさんは、新宿二丁目のカトリーヌというオネエキャラを演じているオカマ芸能人です。

本当にオネエキャラなのか、芸のためにオネエキャラを演じているのかは不明です。

42．KINYAさん

KINYAさんは西野バレエ団にスカウトされたり、由美かおるさんのバックダンサーなどをして下積みをし、24歳で新宿二丁目にオカマバーをオープンさせています。

その後は、オカマタレントとして人気となりテレビに出演していましたが、現在は温泉旅館の専属ショータレントとして活躍しています。

43．たけうち亜美さん

たけうち亜美さんは、写真を見ると女性そのものに見えますが、実はニューハーフのグラドルなんです。オネエやオカマというよりも、「オトコの娘」といったほうが良いかもしれませんね。

44．大島薫さん

オトコの娘としてAV女優として活躍していて、堀江貴文さんとの関係を週刊誌にスクープされたこともある大島薫さんも、ある意味オネエの芸能人ですね。オトコの娘はオネエ・オカマとはちょっと違いますが、大島さんの場合は性同一性障害ではなく、性自認は男性だそうです。

45．如月音流さん

如月音流さんは、『おネエ★MANS』にITのカリスマのキャッチコピーで出演していたオネエ芸能人・有名人ですね。ニューハーフや性的少数者の社会的地位向上を目的としたウェブ制作会社の代表でもあり、実業家としての一面も持つオネエ・オカマの方です。

まとめ

オネエ・オカマ・ニューハーフの芸能人・有名人をまとめましたが、いかがでしたか？オネエ・オカマ・ニューハーフの人たちは、美的感覚が優れていて、とてもファッションや美容業界で成功している人が多いように感じます。

ただ、セクシュアル的なことも関係してきますので、全員を「オネエ・オカマ・ニューハーフ」と一括りにできないところがちょっと難しいですね。