エッセイストで直木賞作家の林真理子さんの夫の東郷順さんが話題です。
この記事では、東郷順さんのプロフィールや林真理子さんとの馴れ初めから結婚まで、不妊治療を経て誕生した子供である娘さんや現在の生活や夫婦の仲などについてまとめました。
この記事の目次
東郷順（林真理子の夫）のプロフィール
エッセイストで直木賞作家の林真理子さんの夫は東郷順さんという方です。
東郷順さんは一般の方のため、詳しいプロフィールは公開されていませんが、林真理子さんの5歳年上で、一橋大学出身で東証1部上場企業（結婚当時）の千代田化工建設株式会社に勤務するエリートサラリーマンである事などを、林真理子さんとの結婚発表当時に一部のメディアが報じていました。
東郷順は林真理子のコラム記事が原因で会社をリストラされたという噂も
一流企業である「千代田化工建設」に勤めるエリートサラリーマンだった東郷順さんですが、2000年3月に40代の頃にリストラにあってしまい、以降は林真理子さんの「ヒモ」状態になってしまったという噂がネット上で囁かれています。
ネット上の噂によると、林真理子さんが週刊文春で連載しているコラムに、夫が上場企業である「千代田化工建設」に勤めている事は世間に知られているにも関わらず「世間は不景気で、夫の会社も危ないらしい」などと書いてしまったため「千代田化工建設」の経営陣が怒り、その報復として東郷順さんをリストラにしてしまったのだそうです。
ただ、これはあくまでも噂なので本当かどうかはわかりません。ネット上には、東郷順さんは妻の林真理子さんの収入が大きかったため、早期退職者を募っていた千代田化工建設に退職を勧められてそれに応じたのが真相だとする情報も出ています。
また、東郷順さんは千代田化工建設を自主退職した後は、しばらく休暇を取り、その後は別の会社に再就職したという情報も出ています。
いずれにしても、ネット上には林真理子さんが「林家は代々男に貢ぐ」と言って、ヒモになってしまった東郷順さんを甘やかし、高級外車を何台も買い与えているだとか、東郷順さんが仕事をリストラされた後に六本木合唱団に入団して悠々自適な日々を送っているだとか、色々と批判的な内容が書かれているようです。
これらの内容は、林真理子さんのアンチの人々が書いている情報のようなので、話半分に捉えておいた方が良さそうです。
東郷順（林真理子の夫）の妻の林真理子のプロフィール
林真理子のプロフィール
生年月日：1954年4月1日
出身地 ：山梨県山梨市
東郷順さんの妻である林真理子さんは、山梨県の出身で、日本大学藝術学部文芸学科を卒業後にコピーライターとして活動をはじめ、1981年に東京コピーライターズ新人賞を受賞し、28歳だった1982年に発表した初エッセイ「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになり、エッセイストとして女性からの絶大な支持を得ました。
その2年後の1984年には、自身初の小説作品である「星影のステラ」が直木賞候補に選ばれた事をきっかけに専業の作家になり、翌1985年に発表した「最終便に間に合えば」、「京都まで」にて、1986年の第94回直木賞を受賞しました。
その後も、1995年に「白蓮れんれん」で「第8回柴田錬三郎賞」、1998年に「みんなの秘密」で「第32回吉川英治文学賞」など活躍し、2000年には直木賞選考委員に就任しています。
近年も活躍を続けており、2013年に「アスクレピオスの愛人」で「第20回島清恋愛文学賞」を受賞。2018年には芸術部門の功労者に国から授与される「紫綬褒章」を受賞されています。
2020年には、女性としてはじめて日本文藝家協会理事長に選ばれています。また、同年には「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」がギネス記録として認定され大きな話題を呼びました。
東郷順（林真理子の夫）と林真理子の馴れ初め
出典：https://auctions.c.yimg.jp/
東郷順さんと妻の林真理子さんの馴れ初めについては、1990年1月14日にお見合いで知り合い、その1ヶ月後には早くもプロポーズを受けて、馴れ初めからわずか4ヶ月後の5月にスピード結婚されています。（この時点では入籍はまだしておらず、結婚式を挙げただけ）
結婚を発表した当時、林真理子さんはこの馴れ初めの時に、東郷順さんが「かわいい、かわいい」と言ってくれて、「ずうっと愛し続けて、ずうっと幸せにしてあげるからね」と約束してくれた事なども惚気気味に明かされていました。
また、東郷順さんは長く海外赴任していたため、当時日本国内で人気を集めていた林真理子さんの事を馴れ初めの当時は知らなかったのだそうで、この点も林真理子さんにとって新鮮に感じられたようでした。
東郷順（林真理子の夫）と林真理子の結婚
出典：https://chie-pctr.c.yimg.jp/
東郷順さんと林真理子さんは、1990年5月18日に、東京都千代田区の歴史ある教会「東京カトリック神田教会」で結婚式を挙げられています。
この結婚式の当時は、東郷順さんが41歳、林真理子さんが36歳でした。当時、林真理子さんは女性にとても人気の高い作家・エッセイストだったので、テレビのワイドショーや週刊誌でもこの結婚式の様子が大々的に報じられていました。
東郷順と林真理子の豪勢な披露宴も話題に
東郷順さんと林真理子さんは、結婚式の後にホテルニューオータニ内のレストラン「トゥールックダルジャン」を貸し切りにしての豪勢な披露宴も開催し、これも大きな話題を呼びました。
林真理子さんのがこの時に着用したドレスは、人気ファッションデザイナーの森英恵さんがデザインし、それを有名写真家の篠山紀信さんが撮影するなど、各方面からの注目を集めた結婚式でした。
東郷順と林真理子は結婚式からしばらくの間入籍していなかった
豪勢な結婚式が話題を集めた東郷順さんと林真理子さんでしたが、実はこの時点では入籍をしておらず、その後もしばらくの間、正式に結婚はされていませんでした。
これは、当時の一般常識的な感覚で見れば異例だったため、偽装結婚説や不仲説などの様々な憶測を呼ぶ事になりましたが、林真理子さんが夫婦別姓にしたいという気持ちがあった事が本当の理由だったようで、林真理子さん本人が結婚式から半年後の1990年11月に「この2～3年は、夫婦別姓でいこうと思っています」と、入籍しない理由を説明されていました。
そして、1991年1月17日に、林真理子さんと東郷順さんは突如入籍を済ませて、正式に結婚されています。林真理子さんは2年から3年は入籍はしない旨を話されていたのですが、予想外に早い婚姻届提出に驚いた関係者も多かったようです。
なお、この時に婚姻届を提出しに行ったのは、東郷順さんの母親だったそうです。当時、林真理子さんも東郷順さんもとても多忙だったため、母親に頼んだという経緯だったようです。
この経緯から、東郷順さんの母親がメディアの取材を受けているのですが、林真理子さんと東郷順さんが突然入籍した理由については語られず、「頼まれたので婚姻届を出しに行っただけ」とだけ話されていました。
東郷順（林真理子の夫）と林真理子の子供は娘が1人
東郷順さんと林真理子さんの子供は1人で、1999年2月4日に生まれた娘さんです。
林真理子さんは結婚当初から子供を望まれていたそうですが、なかなか子宝に恵まれず、40歳の頃から不妊治療に取り組まれていたそうです。
しかし、不妊治療はなかなかうまく進まず、体外受精をするしか方法がないという状況になったのだそうです。
ところが最初、東郷順さんが体外受精に難色を示し反対されたのだそうです。そんな東郷順さんを林真理子さんは「私はこれまで、こうしたいと思ったらそれが実現できるようにできるだけの努力をしてきた。そして、今の自分がある。だから、子供が欲しいと思ったら、子供を得るための最大限の努力をしたい。結果がどうであれ、努力をしないであきらめるのだけは嫌だ」と言って説得。
東郷順さんはそんな林真理子さんの気持ちに打たれて、体外受精に挑戦することを了承。何度かの挑戦を経て、林真理子さんが44歳の時に待望の子供に恵まれています。
東郷順さんと林真理子さんの子供である娘さんについては、詳細なプロフィール情報は公開されていませんが、青山学院初等部に入学後、青山学院中等部、青山学院高等部と内部進学を経て、青山学院大学を卒業されたと言われています。
林真理子さんは娘さんの事をよくメディアでも話されています。
林真理子さんは中高6年間、娘さんのお弁当を毎日作っていたそうなのですが、高校生の最後に娘さんから最後の5日間のお弁当の画像と「6年間、ありがとう」というメッセージを送られたそうで、それがとても嬉しかったのだそうです。
林 うちの娘は今、大学3年。中高6年間はお弁当だったのですが、最後の頃は私も張り切って、海苔で娘が好きな韓流スターの名前をハングルで書いたり、キャラ弁を作ったり。そうしたら娘が、最後の5日分のお弁当の写真を1枚に加工して、「6年間、ありがとう」という言葉を添えてメールで送ってくれたの。嬉しくて、今もその写真を、スマホの待ち受けにしていますよ。
また、林真理子さんは2022年1月14日に「徹子の部屋」にゲスト出演した際に、娘さんが大学を卒業して社会人になった事を明かし、娘さんから初めてのボーナスでストールをプレゼントされた事を嬉しそうに話されていました。
44歳で出産して手塩にかけて育てた一人娘の話題も。社会人になった娘の成長は特別な感慨があったと語り、初めてのボーナスでプレゼントしてくれたというストールを披露する。
こうしたエピソードから、林真理子さんと娘さんの良好な関係が伝わってきます。
なお、ネット上には東郷順さんと林真理子さんの子供が障がい者といった噂が拡散されているようですが、根も葉もない噂でデマ情報です。
東郷順（林真理子の夫）の現在…死亡説はデマで定年を迎えて家にいる
東郷順さんの現在については、既に死亡しているなどという噂がネットにあるようですが、これは完全なデマ情報です。
東郷順さんは現在は70歳を超えていてご高齢ですが、元気にされているようです。
林真理子さんは、2020年の女優の鈴木保奈美さんとの対談記事で、東郷順さんが定年を迎えて毎日家にいる事を話されていました。
林 でもせっかく介護が終わったのに、今は夫が定年を迎えて、毎日家で見張られているみたいで、ものすごくストレスです。
上の記事では、東郷順さんが現在は定年退職して家にいる事について「毎日家で見張られているみたいで、ものすごくストレス」と話されていた林真理子さんですが、2022年1月に「徹子の部屋」に出演された時には、「夫はジムに通って、自分でメニューを考えて体調を維持したりと、とても真面目」、「（夫は）浅田次郎さんのファン」など、東郷順さんについて色々と話されていたので、何だかんだ夫婦仲は良い様子です。
まとめ
今回は、エッセイストで直木賞作家の林真理子さんの旦那さんの東郷順さんについてまとめてみました。
東郷順さんは一般の男性なので詳しいプロフィールは公開されていませんが、林真理子さんとの結婚発表当時は、一橋大学出身で千代田化工建設に勤めるエリートサラリーマンで、林真理子さんの5歳年上である事などが明かされていました。
東郷順さんと林真理子さんの馴れ初めについては、1990年1月にお見合いで知り合い、その1ヶ月後にはすぐに結婚を決め、4ヶ月後の1990年5月には結婚式を挙げられています。この時の豪勢な披露宴も話題になりました。
東郷順さんと林真理子さんには子供が1人いますが、2人は長く子宝に恵まれず、不妊治療を経て体外受精によって1999年2月に誕生しています。
東郷順さんと林真理子さんの子供は娘さんで、青山学院大学を卒業後、現在は社会人として活躍されているようです。
東郷順さんの現在については、会社を定年退職されて家で過ごされているようです。林真理子さんによれば、ジムに通って体調管理をするなど、悠々自適の生活をされているという事でした。
