Coccoのプロフィール

 

 

シンガーソングライターとして、数々の素晴らしい曲を世に生み出してきたCoccoさん。

 

女優・絵本作家・エッセイスト・小説家としても活躍しています。

 

Coccoさんは、昔はプロのバレリーナになることを目指し、数多くのオーディションを受けていたそうです。

 

そんなCoccoさんが歌を始めたきっかけは、高校生の時に同級生に誘われて文化祭で即席バンドのボーカルをやり、言われるがままにフィンガー5やディープパープルを歌ったそうです。

 

それが人前で歌った最初だったそうです。

 

Coccoさんにとって、歌とは毎日頭の中で勝手に鳴っているものであり、意識して創造するものではなく、自然に生まれて翌日には消えてしまうものだったとか。

 

 

その後1996年、『Cocko』名義でbounce records（TOWER RECORDS）より日米でインディーズデビューします。

 

 

 

Coccoさんは、インディーズデビューした翌1997年、シングル『カウントダウン』でメジャーデビューを果たします。

 

 

 

そしてデビューの翌1998年には、2ndアルバム「クムイウタ」がミリオンセールスを記録したのです。

 

しかし、2001年4月に11thシングル『焼け野が原』と4thアルバム『サングローズ』をリリースすると、突然音楽活動の休止を宣言。

 

同月の「ミュージックステーション」出演を最後に、表舞台から姿を消したのです。

 

 

こうして突如として音楽活動を休止したCoccoさんは、休止した理由を『歌が好きになったから』と話しています。

 

Coccoさんが歌を始めた動機は「ミリオンヒットをいくつか出して10億円貯めてとっとと辞めて沖縄に祖父みたいに劇場を作り、死ぬまで毎日踊り続けられたらいいな」という不純なものだったそう。

 

歌が本当に好きになるまでは、歌は10億円貯めるための道具としか考えていなかったんだとか。

 

 

こうして音楽活動を休止していたCoccoさんですが、2006年には5年ぶりのシングル『音速パンチ』をリリースし、本格的に音楽活動を再開したのです。

 

 

 

こうして見事に休止から復活したCoccoさんですが、休止中は絵本作家デビューするなどし、新たな分野へも挑戦していたのです。

 

 

Coccoの壮絶な生い立ちとは～リストカットを繰り返していた過去

Coccoさんは子供の頃から男の子と一緒に走り回っているような元気な女の子だったそうです。

 

そんなCoccoさんは、中学生の頃から男女の体の変化に違和感を感じ始めたと言います。

 

そして自分は、いつか男の子になるんだと思っていたCoccoさんは、女性としての体の成長に心がついていかず、ストレスを抱えるようになったとインタビューで語っているのです。

 

 

心と体のバランスの乱れからリストカットを繰り返すようになったCocco　

以前から、メンヘラではないかと言われてきたCoccoさん。

 

そして、女性としての体の成長に心がついていかなかったCoccoさんは、ストレスのはけ口としてリストカットを繰り返すようになったのです。

 

そんなCoccoさんは、月刊誌『papyrus（パピルス）』でリストカットを告白しているのです。

 

 

 

ちなみに、このノースリーブで撮影されたCoccoさんの二の腕には、「Live（生きる）」と読める傷跡があるそうです。

 

こうしてリストカットという行為により、自らの体を傷つけてストレスを発散してきたCoccoさんですが、以前からファンの間では度々噂されていたようです。

 

そんなCoccoさんは、辛い事があるとお風呂に入ってリラックスではなく、腕を引っかいていた方がいいとも語っています。

 

自分の肉体を傷つけるのは日常生活の一部のような行為だという。「大変なことがあるとお風呂に入ってリラックスっていうよりは、引っかいてた方がいいし」。いずれも治療に専念するつもりだったが、回復の兆しはない。たどり着いたのは「歌っていくしかないんじゃないかって」。１年１０カ月ぶりの音楽作品「こっこさんの台所ＣＤ」が生まれた。

 

引用：Ｃｏｃｃｏ拒食症、自傷など語る https://www.nikkansports.com/

 

 

 

Coccoさんはこれまで治療やカウンセリングを受けてきたそうですが、一向に回復の兆しはなく、『一生治らないと思う』と語っています。

 

そんなCoccoさんが活動休止したのも、ストレスが原因のようです。

 

しかし、Coccoさんは活動休止期間中に『ゴミゼロ大作戦』に参加したことや『SINGER SONGER』でのお金抜きで歌ったり人前に出たりしていたそう。

 

このことがリハビリとなり、活動再開に大きな影響を及ぼしたと言います。

 

 

Coccoの病気と障害とは～拒食症とパニック障害

リストカットも精神的なものから来る病気ですが、Coccoさんはリストカット以外にも病気を患っていたのです。

 

Coccoは『拒食症』だった！

月刊誌『papyrus（パピルス）』でリストカット癖をカミングアウトしたCoccoさんですが、実は『拒食症』を患っていることも告白しています。

 

 

 

『papyrus（パピルス）』での痩せ細ったCoccoさんを見ると、拒食症とカミングアウトされなくても、大抵の人は拒食症では！？と思うかもしれませね。

 

そんなCoccoさんは、2007年5月から食事が摂れなくなったそうで、全国ツアー中はチョコレートや黒糖などでカロリーを補っていたそうです。

 

一昨年の５月から食事がとれなくなり、全国ツアー中はチョコレートや黒糖でカロリーを補ったという。そんな状況と相反するように、同誌にはオリジナルの雑穀料理レシピを中心にしたエッセーを連載。今月「こっこさんの台所」（同）として書籍化された。ほほえましいエピソードを交えた一冊だが、きっかけは回復のため「食」を見つめ直すためだった。

 

引用：ニュース：Cocco拒食症、自傷など語る*追記アリ http://stilldreaming.blog14.fc2.com/

 

 

Coccoは拒食症だけではなく、パニック障害も患っていた！？

リストカットと拒食症をカミングアウトしたCoccoさんは、実は精神疾患であるパニック障害も患っていたそうです。

 

Coccoのミステリアスさが気になります

ジャニーズもパニック障害多いし大変そうですね芸能界…

— 🥳さゆで🎃🧸 (@miina_19) 2019年10月18日

 

そして、2007年にイギリスで暮らしている時に、精神疾患の治療をしていたようです。

 

 

Coccoは結婚している？旦那の噂も紹介

 

 

リストカットや拒食症など、壮絶な生い立ちのCoccoさんですが、実は結婚して旦那がいるという噂が浮上しています。

 

そんなCoccoさんの旦那とは、どんな方なのでしょうか？

 

これだけ有名なCoccoさんなので、結婚していればニュースやインターネット上などで噂になってもおかしくないのですが、過去にニュースにもなっていないのです。

 

それだけに、Coccoさんの結婚・旦那については不明のままでした。

 

そんなCoccoさんの旦那に関しては、様々な憶測が飛んでいます。

 

①Coccoの旦那は音楽関係者！？

シンガーソングライターとして活躍するCoccoさんですので、旦那も音楽関係者なのでは？という噂が飛んでいます。

 

まず身近から疑えと言いますので、音楽関係者とも考えられますよね。

 

②Coccoの旦那はボクサー！？

Coccoさんの旦那が音楽関係者ではないかという噂は納得できますが、なぜかボクサーではないかという噂まで流れているのです。

 

なぜボクサーという噂が流れたのか、発端は不明です。

 

③Coccoの旦那はすでに他界！？

もしCoccoさんが結婚していたとして、これだけ旦那の情報がないのもおかしな話ですよね。

 

そんな事からも、Coccoさんの旦那はすでに他界しているのではないか？という噂も流れているようです。

 

リストカットや拒食症など、壮絶な生い立ちのCoccoさんだけに、死別したとも考えられないことはないですね。

 

 

Coccoに息子「koto（こうと）」がいたことが判明し話題に

最終的に、Coccoさんの旦那については分からないままでしたが、なんとCoccoさんには息子がいたのです。

 

そんなCoccoさんは1999年4月、22歳の時にお子さんを出産しているのです。

 

22歳での出産、旦那の情報が一切ないことからも、Coccoさんは未婚の母の可能性が高そうです。

 

 

Coccoの息子は「koto（こうと）」

1994年4月に誕生した息子の名前は、「koto」と書いて、“こうと”さんと呼ぶそうです。

 

そんなkotoさんも既に20歳を迎えています。

 

 

 

現在20歳を迎えているkotoさんですが、2016年の17歳である高校生の時に、雑誌『Numero』でCoccoさんと親子共演を果たしているのです。

 

そして、雑誌のインタビューでは、Coccoさんが子育てについても語っています。

 

そんなCoccoさんは、子育てはスパルタだったと語っています。

 

しかし、息子であるkotoさんは、母親であるCoccoさんを尊敬しているようです。

 

そんな母との関係についてKotoさんに尋ねると、「完璧に近いと思ってる」との答えが。

Koto「僕にとって母は、とにかくかっこいい女性。母を超える女の人には、まだ出会えていないですね。今は離れて暮らしているけれど、母がインターネットをしないので（郵便で）手紙のやりとりをしているんです」

 

引用：Coccoが愛息と初共演 Tiffany T Twoが結ぶ二人の絆 https://numero.jp/

 

こうして仲良しなCoccoさんと息子のkotoさんは、ティファニーの広告でも共演しているのです。

 

 

 

 

Coccoの人気曲10選まとめ　

息子のkotoさんも尊敬している母であるCoccoさんは、抜群の歌唱力の持ち主です。

 

そんなCoccoさんは伸びのある歌声が魅力でもあります。

 

ここでは、Coccoさんの人気曲を見ていきたいと思います。

 

 

1：強く儚（はかな）い者たち 

 

 

こちらの1997年にリリースされたCoccoさんの2ndシングル『強く儚い者たち』は、ハワイ旅行のキャンペーンソングにもなった曲です。

この曲でCoccoさんがブレイクしています。

 

 

2：樹海の糸

 

 

こちらの1999年にリリースされたCoccoさんの5ndシングル『樹海の糸』は、NHKドラマ『運命に似た恋』の主題歌にも選ばれ、今もなお人気の曲です。

 

そんな話題のこちらの曲は、変則的なリズムとキャッチーで綺麗なメロディが印象的で、意味深な歌詞で話題にもなりました。

 

そして、オリコン週間チャートでは3位と、Coccoさんにとってシングル最高順位を記録した曲なのです。

 

 

3：Raining

 

 

こちらの1998年にリリースされたCoccoさんの3rdシングル『Raining』は、フジロックで神曲と話題になりました。

 

このRainingは、学校でのいじめや苦悩から逃れるための自傷行為、そして母への想いを歌った曲だと言われています。

 

そんなCoccoさんの歌声をフジロックで聞いた人は、『涙が止まらなかった』などの感想も多数挙がったのです。

 

他にも、このRainingには、Coccoさんのリストカットを連想させる歌詞があり、同じリストカットに苦しんでいる人に共感も与えたようです。

 

「髪がなくて今度は　腕を切ってみた　きれるだけ切った」というフレーズです。
私はこの部分がかなり衝撃的でした。
リストカットの理由は人それぞれでしょうけど、この詩が胸にとても深くのこり、人には言えないリストカットだったり、好きな人への異常なまでの執着や逆に突き放したりともう一人の自分をそこに見たような気がしました。

 

引用：coccoの歌詞が大好きコミュのリストカット https://mixi.jp/

 

 

 

 

4：雲路の果て

 

 

こちらの1998年にリリースされたCoccoさんの4thシングル『雲路の果て』は、Coccoさんの心の心底から湧き上がる切ない想いに胸が締め付けられ歌詞で話題になりました。

 

この雲路の果ては、悲しい愛に苦しむ心の叫びを歌った曲なのです。

 

 

 

5：焼け野が原

 

 

こちらの2001年にリリースされたCoccoさんの11thシングル『焼け野が原』は、活動休止前の最後のシングルとなったのです。

 

『武道館で1曲目にこのイントロが流れてきた時点から涙が止まらなかった』という感想があるほど、人の心を揺さぶる曲なのです。

 

そしてこの焼け野が原は、Mステである事件も起こりました。

 

それは、Coccoさんが歌い終わった後、感情が込み上がってしまったのか、マイクを床に置いて号泣しながら、裸足でスタジオを走って出ていってしまったのです。

 

 

6：カウントダウン

 

 

こちらの1997年にリリースされたCoccoさんの1thシングル『カウントダウン』は、『撃ち殺す』などの暴力的な歌詞が話題となりました。

 

#cocco #Mステ #カウントダウン

20年前なのに全然そんな気がしない。
『撃ち殺す』だの『その鼻をへし折る』だの暴力的な位に強烈な女の情念は何年経とうとも決して風化しないのかもね…。
COCCOさん怖い…けど美しい✨ pic.twitter.com/U1pSP9VvoN

— FUNA96 (@toru_t13) 2017年3月31日

 

このカウントダウンとは、浮気をした女心を歌った曲で、浮気をした相手を撃ち殺すまでのカウントダウンのことだったのです。

 

 

7：有終の美

 

 

こちらの有終の美は、2016年にリリースされたCoccoさんの9thアルバム『アダンバレエ』に収録されている曲です。

 

この曲は、恋人の夢を叶えるために別れを選んだ女性の歌なのです。

 

 

8：もくまおう

 

 

こちらは2001年にリリースされたCoccoさんのベストアルバム『ベスト+裏ベスト+未発表曲集』に収録されている曲で、『もくまおう』とは木麻黄という樹の名前だそうです。

 

そんなもくまおうは、大切な人と離れてしまった女性の心情が歌われているのです。

 

 

9：遺書

 

 

こちらは1997年にリリースされた『カウントダウン』のカップリング曲に収録されている曲で、もし自殺してしまったら…という心情が込められた歌なのです。

 

これを聞いたファンは、それぞれに何かを想い、涙する人が多かったようです。

 

 

10：ポロメリア

 

 

こちらは1999年にリリースされたCoccoさんの6thシングルで、ポロメリアとはキョウチクトウ科の植物だそうです。

 

そんなポロメリアは、可愛さと残酷さが入り混じった曲で、ファンを惹きつけたのです。

 

 

Coccoの現在　

リストカットや拒食症に苦しんできたCoccoさんですが、現在は少しずつ病状も落ち着いていると言われています。

 

2017年に20周年を迎えたCocco

 

 

そんなCoccoさんは、2017年にはデビュー20周年を迎え、ベストアルバムを発売し、武道館で2日間ライブも行っています。

 

Coccoがデビュー20周年記念ライブ「Cocco 20周年記念 Special Live at 日本武道館 2days ～一の巻×二の巻～」を、7月12日と14日に東京・日本武道館にて開催した。

 

引用：「身に余る素敵な人生をありがとう」Cocco、万感の20周年記念武道館ライブ https://natalie.mu/

 

Cocco 20周年武道館聞いた。やっぱり脳みそが震える。ドラムは向山さんしかいない、ヘヴィで大きい流れで、２・４が少し伸びるようなグルーヴ凄く好き。

— naomi (@ebidums) 2017年12月13日

 

 

2019年久しぶりにMステに登場したCocco　

2017年に20周年を迎え、現在も精力的に活動しているCoccoさんは、2019年10月に放送された「Mステ3時間生放送スペシャル」に登場し、話題となりました。

 

Coccoさんが最後にMステに登場したのが、2001年の活動休止前なので、18年ぶりということになるのです。

 

 

 

こうして、久しぶりにCoccoさんの歌声を聞いたファンからは賞賛の声が相次いでいました。

 

MステのCocco観たー！歌の上手さがずば抜けている。一瞬でもっていかれる。

— トムヤム (@pakuchipakuchi) 2019年10月19日

 

この前、MステにCoccoが出てて泣いた。中学生の頃病みまくっててよく聴いてたから懐かしい。

— sasa (@hitorigoto_cccc) 2019年10月19日

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

抜群の歌唱力、そして独特の世界観でファンを魅了するCoccoさんの生い立ちから現在、そして病気などの噂の真相についてまとめました。

 

Coccoさんは、リストカットや拒食症に苦しんでいたようですが、現在はだいぶ回復傾向にあるようです。

 

そんなCoccoさんには、すでに20歳になる息子kotoさんがおり、現在でも仲良し親子であることが話題になりました。

 

現在も歌手として精力的に活動しているCoccoさん。今後の更なる活躍を期待しましょう。