紅音ほたるさんは“潮吹きクイーン”の異名をとった人気セクシー女優ですが、引退理由や死因が話題です。
今回は紅音ほたるさんの本名やセクシー女優時代、引退理由、彼女の遺体の第一発見者となった彼氏、死因の病気をまとめました。
この記事の目次
紅音ほたるのプロフィール
プロフィール
・名前:紅音 ほたる(あかね ほたる)
・別名: 秋月 杏奈、秋本彩
・愛称: 紅(べに)
・生年月日: 1983年10月25日
・没年月日: 2016年8月15日
・没年齢: 32歳
・出身地: 大阪府
・血液型: O型
・身長: 157 cm
紅音ほたるの経歴
“潮吹きクイーン”としてセクシー業界で一時代を築いた紅音ほたる
紅音ほたるさんは、19歳だった2004年に「秋月杏奈」名義でセクシー業界にデビューし、後に改名すると、瞬く間にトップセクシー女優の地位に上り詰めました。
“潮吹きクイーン”の異名をとった紅音ほたるさんは、数多くの作品に出演して世の男性を魅了。
セクシー業界の一時代を築いた存在と言えるでしょう。
出典:https://www.nhk.or.jp/
そんな紅音ほたるさんは、2008年11月にセクシー女優をあっさりと引退した後、タレント業のかたわらHIV予防啓発活動などにも携わり、若者の性意識の改革に努めていました。
また、2010年には一般社団法人「つけなアカンプロジェクト」を立ち上げます。
同団体代表理事に就任し、コンドームの大切さを広める“伝道師”として、東京・渋谷の路上でコンドームを手渡し配布するなどの活動を精力的にこなしていました。
出典:https://ameblo.jp/
また、紅音ほたるさんは男性ファンだけでなく、女性ファンが多いことでも知られており、自身のブログが書籍化された他、ポールダンサーとしての実力も高く評価されていました。
最近では、ステージの構成などを考える仕事もしていたようです。
紅音ほたるの本名は「藤本志穂」
紅音ほたるの死後に明かされた本名
紅音ほたるさんは、セクシー女優時代には「秋月杏奈」や「秋本彩」という名義を使用していた時期もありますが、やはりそのいずれも本名とは全く違った名前だったようです。
出典:https://www.dmm.co.jp/
そんな紅音ほたるさんの本名は…
藤本志穂 (ふじもと しほ)
と言い、彼女の死後に初めて明らかにされました。
紅音ほたるがセクシー女優から引退した理由① 肉体の酷使
引退時「あれは演技。肉体的に辛かった」と告白した紅音ほたる
セクシー女優として一世を風靡していた頃の紅音ほたるさんは、”潮吹きクイーン”と呼ばれ多くの男性を虜にしていましたが、引退する際、次のように告白し結構な話題になりました。
「あれは演技だった、肉体的に辛かった」
出典:https://twitter.com/
セクシー女優としての最大のウリであった“潮吹き”というプレイは、実は尿道が裂けるような激痛を伴っていたことを告白しているんですよね。
また、あまりにも激しい潮吹きにより、脱水症状も現れていたんだとか。
そのため、撮影現場には常に2リットルボトルのスポーツドリンクが用意され、1回の撮影で5リットルも飲んでいたとも言われています。
そんな肉体的な苦痛により、紅音ほたるさんの引退理由の1つになっていたようですが、それ以上に彼女を引退へと追い詰めたのは、ファンからの“ある一言”だったと言われています。
紅音ほたるがセクシー女優から引退した理由② ファンからの言葉
紅音ほたるが引退を考え始めたファンの一言とは
紅音ほたるさんは19歳でセクシー女優としてデビューしてからは、激しい演技でたちまちセクシー業界のトップスターへと駆け上がりました。
紅音ほたるさん自身、好きで始めた仕事だったそうですし、もちろん自分の仕事に誇りを持っていたと言います。
出典:https://iflyer.tv/
しかし、“潮吹きクイーン”と呼ばれた紅音ほたるさんの過激な演技により、世の多くの男性に“潮吹き”プレイが女性に快感をもたらす…との誤った認識が広まってしまうことになりました。
その誤った認識はたちまち実践され、パートナーに潮を吹かせようとする男性が急増したことで、それに悩む女性も比例して増えていくことに…。
そのことについて、あるファンが次のように訴えたそうです。
「あなたの演技が誤解を与え、若い人を傷つけている。」
出典:https://www.nhk.or.jp/
このファンからの一言が、紅音ほたるさんがセクシー女優からの引退を考える最初の一歩になったそうです。
「全然意識が違うんですよ、(AVを)作っている側と見る側の。 それをはっきり分かったときに、これはすごい大変なことなんだなと思って。 あれを自分の性生活に取り入れちゃうとか、彼女にしたりしたら、もちろん心も傷つくし。なので絶対にAVを教科書にしないでくださいと、いつも伝えています。」
引用:クローズアップ現代 – アジアが泣いた AV女優の死 ~歪んだ“性”と闘う~ https://www.nhk.or.jp/
自分が植え付けてしまった、性に対する男性の間違った認識によって傷ついている多くの女性の力になりたい…。紅音ほたるさんは、いつしかそればかりを考えるようになっていたそうです。
紅音ほたるの引退理由は正しい性知識を発信する啓発活動をするため
セクシー業界の一時代を築いたとも言われている紅音ほたるさん。
これまでセクシー女優として多くの男性を虜にしてきたわけですが、その一方で、作品を通して間違った性知識を広めてしまったことを実感することになりました。
出典:https://yamachan01.com/
しかし、元セクシー女優として、その影響力を逆手にとることで、正しい性知識を発信することができるんじゃないか?そう考えて、啓発活動を始めようと決心したそうです。
AV女優を辞めるかどうか悩んでるときに、「私、AV辞めてなにがしたいんだ?何ができるんだ?」って考えたのがきっかけですね。そんなときに、ある方から「今の若い女の子たちって、オープンに見えて性のことで悩んでるんだよ」って話を聞いて、「私って、もしかしたら、そんな子たちの助けになれるんじゃない?」と思ったんです。
引用:exciteニュース – AV引退の紅音ほたるが語る「今後の夢」と「あのブログ事件」 https://www.excite.co.jp/
出典:http://blog.livedoor.jp/
紅音ほたるが突然死去して話題に/遺体を彼氏・原敏史が発見
2016年8月15日、自宅で冷たくなっている紅音ほたるを彼氏が発見
2016年8月15日の朝、自宅で倒れて冷たくなっている紅音ほたるさんを、当時同棲していた彼氏・原敏史さんが発見しました。
すぐに救急車を呼ぶも、既に死後硬直が始まっており、まもなく死亡が確認されました。
出典:https://www.tokyo-sports.co.jp/
原敏史さんは、紅音ほたるさんが在籍していた所属事務所「メイドバイジャパン」の社長であり、9年前から紅音ほたるさんと交際していた彼氏でもあります。
紅音ほたるさんが亡くなった2週間後の2016年8月29日、原敏史さんは自身のフェイスブック上で紅音ほたるさんの死去を報告しています。
VIPPER速報 【悲報】亡くなった元AV女優 紅音ほたるさんの彼氏がfecebookに投稿した内容がヤバイ・・・ https://t.co/i2K3p7B1Rg : pic.twitter.com/45zFwS8hPv
— VIPPER速報 (@vippersjp) 2016年8月29日
紅音ほたるの死因は病気(喘息)の発作による窒息死
紅音ほたるさんの彼氏・原敏史さんは、常々「飲んだ時は帰ってくるな」とキツく言われていたそう。
遺体発見の前日は飲みに行っていたこともあり、翌朝7時になるのを待つようにして帰宅したそうです。
原敏史さんが帰宅後、紅音ほたるさんの遺体を発見した時の生々しい状況は次の通りです。
「彼女の部屋に入ったら、パジャマ姿で床にあおむけで倒れていて。たまに床で寝てたりしていたから、またかな?と思っていたんです」
だが、いつもと様子が違う。すぐに「死んでいる…」と悟ったという。
「息もしておらず、体は冷たく、硬くなっていて…。両目は開いたままでした」
ただちに救急車を呼んだが、すでに死後硬直が始まっていたという。
「遺書もなければ外傷もない。違法なクスリの使用もない。そんなのがあれば、僕も逮捕されていますから」と、力なく笑った。
「おそらくですが、たばこを吸い終わった後にイスから立ち上がり、かなりひどいぜんそくが起きて、ベッドに行く直前にしゃがみこんだ。そのまま窒息状態になって倒れたのかもしれない。ぜんそくによる窒息で死ぬ方もいるようですから」
引用:元セクシー女優・紅音ほたるさん急死 婚約者が告白した「死の深層」と「最後の言葉」 https://www.excite.co.jp/
出典:https://tamakishokuhin2.ti-da.net/
原敏史さんの言葉にもあるように、確かに厚生労働省によると、ぜんそくの発作による窒息死、いわゆる“ぜんそく死”は年間 1,500人に上るとの発表もあるようです。
喘息を発症するも治療を受けず、タバコも吸い続けていた紅音ほたる
また、彼氏・原敏史さんによると、紅音ほたるさんは亡くなる数ヶ月前頃から激しく咳き込むことがよくあったのだとか。
しかし、大の病院嫌いで知られていた紅音ほたるさんは、彼氏に説得されて渋々病院で検査を受けたものの、検査結果すら聞きに行かず、市販の咳止め薬でなんとかごまかしていたそうです。
さらに紅音ほたるさんは、女性には強めと言われるマールボロ・アイス・ブラストを1日1箱は空ける愛煙家で、ぜんそくという呼吸器に持病を持つ人には致命的な生活習慣だったようです。
出典:https://twitter.com/
もちろん彼氏・原敏史さんは、紅音ほたるさんにタバコを控えることはもちろん、ぜんそくをちゃんと治療するよう懇願していたそうですが、結局聞き入れられることはありませんでした。
そんな紅音ほたるさんについて、彼氏・原敏史さん次のように語っています。
「性格的に破天荒なところもありましたから。たばこを吸っちゃいけないのに、吸い続けて。ワイルドに逝ってしまったのかな…」
引用:元セクシー女優・紅音ほたるさん急死 婚約者が告白した「死の深層」と「最後の言葉」 https://www.excite.co.jp/
紅音ほたるの最後のツイートが“意味深”だと話題に
セクシー女優を引退後は、タレント業やポールダンサー、DJなどとして活躍していた紅音ほたるさん。
ですが、実は、それらは本当にやりたいことではないことを、亡くなる約1ヶ月前の7月13日にツイッターで呟いています。
出典:http://www.officiallyjd.com/
出典:http://www.officiallyjd.com/
奇しくも、これが紅音ほたるさんの最後のツイートとなったことから、ネットを中心に“意味深”だと話題になっていたんですよね。
ただ、彼氏・原敏史さんは、この言葉は一時的な感情をそのまま投稿しただけで、ポールダンスを極めることは間違いなく紅音ほたるさんの目標の1つだったと断言しています。
さらに、原敏史さんは、紅音ほたるさんの突然の死について、次のようにも語っています。
僕が皆さんに言いたいのは「病んで自●した」とか「元AV女優の不幸な顛末」などと、どうか思わないでいただきたいということ。彼女は確かに目標に向かって生きていたし、日々様々なことに葛藤し、怒ったり泣いたり笑ったりしていた。僕も彼女のその姿に刺激を受けながら自分の仕事を頑張りたかった。だからこそ、本当に残念でした…(目頭を抑えて涙)。
引用:急逝した紅音ほたるのマネージャー兼婚約者が彼女と生きた9年間を激白 – オトコ – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] https://wpb.shueisha.co.jp/
この写真には次のようなコメントが添えられていました…。
「7月31日の隅田川花火大会の時に友達に隠し撮りされたものです。この帰りに俺の酒の量について彼女が俺の体を心配して泣いたりもして…」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめると…
・死後明かされた紅音ほたるの本名は「藤本志穂」
・紅音ほたるがセクシー女優を引退した最大の理由は、あるファンからの「あなたの演技が誤解を与え、若い人を傷つけている」との一言だった
・紅音ほたるは2016年8月15日、自宅で亡くなっているところを同棲していた彼氏・原敏史に発見された
・紅音ほたるの死因はぜんそく発作による窒息死、いわゆる“ぜんそく死”だと言われている
・紅音ほたるはぜんそくという病気を持ちながら、治療も受けず強いタバコを吸い続けて最期までワイルドに逝ってしまった…
出典:http://www.officiallyjd.com/
最後に、紅音ほたるさんの彼氏・原敏史さんは、紅音ほたるさんの人生について次のように語ってます。
「ネットで『自ら死を選んだ』とか『最後まで不幸だった』とか書かれた。でもそれは違う。元セクシー女優でも、彼女は他の人と同じように幸せでした」
紅音ほたるさんのご冥福を心よりお祈り致します。